前髪のうねりが気になるのですが、部分縮毛矯正と全体縮毛矯正のどちらが良いでしょうか?
髪全体のうねりが気にならないなら「部分縮毛矯正」でも、効果を実感できますよ。
くせ毛で髪のまとまりが悪いと、縮毛矯正を検討する人もいるでしょう。
基本的には、縮毛矯正は全体にかけるほうが仕上がりがきれいになりますが「前髪以外のくせ毛は強くない」「顔まわりのうねりだけが気になる」場合は部分縮毛矯正でも十分効果を実感できます。
本記事では、
について解説します。
「縮毛矯正を全体にかけるか部分的にかけるか悩んでいる人」は、ぜひ参考にしてくださいね。
部分縮毛矯正は、コストやダメージが抑えられるメリットがあります。
ただし、くせの状態や悩みによっては、全体縮毛矯正のほうが向いていることも!
記事内では、部分縮毛矯正が向いている人についても紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
部分縮毛矯正とは「前髪のみ」「ハチ上のみ」など、部分的にストレートをあてるメニューです。
一般的な縮毛矯正は、髪全体のうねりを伸ばすのに対し、部分縮毛矯正は特にくせが気になるところをポイントでストレートにできます。
ちなみに、リタッチは部分縮毛矯正ではありません!
髪が伸びたところにだけ縮毛矯正をあてる「リタッチ」を、部分縮毛矯正だとまちがえる人がいますが、リタッチは頭全体への施術になるため全体縮毛矯正になります。
ある美容院で「部分縮毛矯正5,000円」と書いてありました。
前髪と襟足をあてたいのですが、5,000円でかけられますか?
一箇所につき5,000円という意味なので、前髪と襟足をあてたいのなら、料金は10,000円です。
美容院によっては「部分縮毛矯正 〇〇円」という形で、価格が掲載されていることがあります。
このような施術メニューをみて「同じ料金でどこまでかけられるの?」と、疑問に感じますよね。
基本的には「掲載料金=一箇所に対する料金」になるため、同じ料金でかけられるのは一箇所の決まった範囲内のみです。
サロンによっては、複数箇所の部分矯正でセット割引になるケースもあるため、予約する前に確認してみてください。
部分縮毛矯正の料金相場は、一箇所につき5,000〜8,000円程度です。
料金に幅がある理由は、同じ部分縮毛矯正でも施術箇所によって範囲が違うからです。
例えば、範囲が小さい前髪は5,000円で施術可能ですが、範囲が大きい襟足は8,000円ほどかかります。
サロンによって料金設定が違うため、実際に施術してもらう美容室に確認してみましょう。
ここからは、部分縮毛矯正で施術できる範囲と料金相場について解説します。
前髪 | 5,000円 |
顔周り | 8,000円 |
ハチ上 | 8,000円 |
襟足 | 8,000円 |
前髪部分の縮毛矯正は、範囲が小さく料金も比較的リーズナブルなのが特徴です。
「前髪がぺたんこになるのが気になる人」には、前髪の内側だけなどさらに細かく分けて縮毛矯正を行うこともあります。
ちなみに、前髪の縮毛矯正の範囲におくれ毛が含まれているかどうかは、サロンによって異なります。
前髪部分の縮毛矯正がおすすめなのは、下記3つにあてはまる人です。
前髪は、視界に入りやすい場所にあるため「少しでもうねっているとストレスを感じる」という人が多いでしょう。
特に、前髪を作るヘアスタイルの方は、軽さでうねったり浮き上がりやすかったりするため、扱いづらく感じてしまいがちです。
縮毛矯正をあてれば、うねりが落ち着きまとまりやすくなるため、ヘアセットへのストレスがなくなります。
前髪だけうねりが気になる方や、毎日アイロンで前髪をセットしている方におすすめです!
前髪の部分縮毛矯正にかかる値段は、5,000円程度です。
範囲が狭いため、カットと合わせて10,000円以内で施術できるでしょう。
顔周りの部分縮毛矯正は、フェイスラインの髪へおこなう施術です。
生えぐせが強かったりはねやすかったりなど「顔周りの収まりが悪い」と感じる際に施術することがあります。
前髪+顔周りの施術は、特に人気が高いです!
顔周りの部分縮毛矯正は、耳の付け根から前側の髪をストレートにできます。
正面からのシルエットがきれいに整い、髪の扱いやすさも高まるため、毎日のスタイリングにかかる手間やストレスを軽減できるでしょう。
顔周りの部分縮毛矯正がおすすめなのは、下記の3つにあてはまる人です。
「顔周り以外のうねりは強くない人」「毎日のスタイリングにかかる時間を短縮したい人」は、縮毛矯正をあてることでかなり手入れがしやすくなるでしょう。
顔周りの部分縮毛矯正にかかる値段は、8,000円程度です。
前髪の縮毛矯正を含める場合は、10,000円〜12,000円になります。
複数箇所の施術では、セット割引によりコストが抑えられることがあります。
ハチ上の部分縮毛矯正は、髪表面への施術です。
主に、ハチマキを巻く位置から上の部分を指します。
髪の見た目に影響する表面部分を真っ直ぐにすることで、パサつきが改善して統一感あるきれいな仕上がりになります。
「髪表面のうねりやパサつきだけが気になる人」や「ボリュームダウンさせたくない人」におすすめです。
ハチ上の部分縮毛矯正がおすすめなのは、下記の3つにあてはまる人です。
ハチ上部分に縮毛矯正をかけると、髪の表面の大部分をストレートにできるため、見た目が整い艶やかな髪に仕上がります。
「髪表面のくせ毛だけ気になる人」や「もともとうねりが強くない人」は、部分縮毛矯正をハチ上だけかけても十分ストレートの効果を実感できるでしょう。
また、通常の縮毛矯正よりも少ない範囲への施術で済むため、時間やダメージを抑えることも可能です。
ハチ上の部分縮毛矯正にかかる値段は、8,000〜10,000円程度です。
前髪と比べると範囲が広くなるため、やや値段が高くなります。
襟足の部分縮毛矯正は、耳から下の範囲への施術です。
特に、襟足の内側のうねりが強いと「ボリュームが出る」「シルエットがまとまらない」などの悩みがありますよね。
襟足をストレートにすれば、髪のシルエットがコンパクトにまとまるため、ボリュームが多く膨らんでしまう悩みが軽減されます。
顔周りの部分縮毛矯正がおすすめなのは、下記の2つにあてはまる人です。
襟足部分のくせ毛は、毛流れの影響を受けやすいため、大きく立体的なうねり・くせ毛になってしまうことが多いです。
うねりが強いと後頭部のシルエットが膨らみやすいため、毛量が多くなったと感じる人もいます。
部分縮毛矯正でくせを落ち着かせれば、タイトなシルエットに落ち着き、毛量が気になりづらくなるでしょう。
襟足の縮毛矯正にかかる値段は、8,000円程度です。
ただし、全体ではなく「襟足の下側のみ」など、さらに範囲が小さくなれば、コストを抑えられることもあります。
部分縮毛矯正のメリットは、大きく分けて3つあります。
ここからは髪全体への縮毛矯正ではなく、部分的に縮毛矯正をかけるメリットについて解説します。
猫っ毛やエイジング毛など細くてやわらかい髪質の人は、全体縮毛矯正をかけると「ボリュームが落ちてぺたんこになった」と感じがちです。
全体縮毛矯正と比べると、部分縮毛矯正はくせを残せる分、ボリュームダウンしすぎずに自然な仕上がりになります。
全体縮毛矯正は、施術に3時間半ほどかかるため、まとまった時間が取れない人にとってはデメリットに感じるでしょう。
一方で、部分縮毛矯正なら、施術範囲が少ない分時間が短縮できるため、2時間〜2時間半と短い時間で済みます。
前髪など狭い範囲なら、1時間程度で終えることも可能です。
どんなにやさしい施術方法でも、縮毛矯正をかけると髪にとってはダメージとなります。
髪が傷みやすい猫っ毛やハイダメージ毛の人にとっては「少しでもダメージを減らしたい!」と思いますよね。
部分縮毛矯正なら、施術範囲が狭いため、髪のダメージを最小限に抑えられます。
「今以上に髪を傷ませたくない人」や「すでにブリーチやヘアカラーでダメージを負っている人」には、メリットに感じるでしょう。
ここからは、全体縮毛矯正よりも部分縮毛矯正の方がおすすめな人の特徴を、3つ解説します。
縮毛矯正は施術料金が高いメニューなため、なるべくコストを抑えたいと思う人もいるでしょう。
部分縮毛矯正なら、全体縮毛矯正の半額程度の費用に抑えられます。
費用を抑えながらストレートにしたい人は、部分縮毛矯正をうまく活用してみましょう。
髪全体ではなく、部分的にうねりが気になるという人もいるでしょう。
くせが気にならない部分にまで縮毛矯正をかけると、シルエットがタイトになりすぎるデメリットもあります。
くせ毛やうねりの気になる部分が「前髪だけ」「顔周りのみ」の場合は、部分縮毛矯正でも十分な効果が期待できます。
毎日ヘアアイロンを使ってスタイリングしている人には、部分縮毛矯正がおすすめです。
くせが強い部分や、なるべく形を崩したくない部分にだけ縮毛矯正をかければ、朝のスタイリングにかかる時間がかなり軽減されるでしょう。
ヘアセットの時間を短縮すれば、朝の時間を有効活用できるようになりますよ!
メリットの多い部分縮毛矯正ですが、注意点もあります。
ここからは、施術前に知っておきたい部分縮毛矯正の注意点について3つ解説します。
縮毛矯正をかける部分・かけない部分にボリュームの差があると、不自然な仕上がりになることがあります。
例えば、前髪のみの部分縮毛矯正をする場合、くせを残す部分に対して前髪だけがぺたんこだと違和感ある仕上がりになりがちです。
施術前に「くせを残す部分と違和感のない仕上がりにしたい」「自然な質感にしたい」など、完成イメージを伝えておきましょう。
部分縮毛矯正は、一箇所に対して施術料金が決まっていることが多いです。
施術を受けたい範囲が複数になる場合は、全体縮毛矯正と同じ料金がかかることもあるため注意しましょう。
例えば、全体縮毛矯正が20,000円のサロンで「前髪+顔周り」「襟足」の部分縮毛矯正をしてもらう場合、
となり、全体縮毛矯正と同じ料金になってしまいます。
部分縮毛矯正の箇所を減らすべきか、全体に縮毛矯正をかけたほうが良いか、あらかじめ美容師と相談してみましょう。
全体縮毛矯正と比べると、部分縮毛矯正をかける頻度は2〜3ヶ月と高頻度になります。
なぜ早めになるんでしょうか?
「うねりが残った部分の扱いづらさが気になる」ことが影響しています。
高頻度での施術が必要なら、効果が長持ちする全体縮毛矯正が向いているかもしれませんね。
髪の長さや髪質にもよりますが、人によっては全体縮毛矯正のほうが向いていることもあります。
どちらが向いているかは、美容師にあらかじめ相談して確認してみましょう。
ドラッグストアなどでは、ヘアカラー剤と同じように、縮毛矯正用のパーマ剤が販売されていますが、セルフによる施術はやめましょう。
市販のパーマ剤は「髪をストレートにする力が弱い」「ダメージが大きい」ため、仕上がりに満足できずサロンでのやり直しが必要になるケースが大半です。
既に髪が傷みすぎている場合は、やり直し自体ができないこともあります。
コスト面で見ると魅力的ですが、リスクが大きいためプロに任せることをおすすめします。
部分縮毛矯正は手軽なイメージがありますが「くせ毛を残す部分」「ストレートにする部分」のバランス感が重要になるなど全体縮毛矯正よりやや難易度が高い技術です。
ここからは、部分縮毛矯正を成功させるコツを3つ解説します。
失敗を避けるには、縮毛矯正を得意としている美容師に施術してもらいましょう。
髪の状態や理想とするスタイルを聞いたうえで、今より扱いやすい状態にするにはどうすればいいかプロ目線で判断してくます。
「イメージを伝えづらいと感じる人」は、写真で理想のスタイルを共有するのがおすすめです。
縮毛矯正をかけたあとのヘアケアは、縮毛矯正の持ちに影響します。
「当日はシャンプーをしない」「1週間はヘアアレンジを控える」など、正しいホームケアを心がけましょう。
縮毛矯正の施術方法は、サロンによって様々です。
ダメージが大きい薬剤を使用することもあれば、質の良い薬剤でダメージを抑えながら施術することもあります。
失敗を避けたい場合は、髪にやさしい低ダメージの薬剤を使用した縮毛矯正を選ぶことが大切です。
SENJYUチームは、髪への負担を軽減し自然な仕上がりにできる「ダメージレス縮毛矯正」を得意としています。
ここからは、各部位の部分縮毛矯正ビフォー&アフターをご紹介します。
前髪の部分縮毛矯正です。
特に内側のうねりが強く、まとまらないことにお困りでした。
縮毛矯正をかけると汗や湿気でうねらないため、スタイル崩れのストレスから解放されます。
ハチ上の部分縮毛矯正です。
うねりが弱いタイプですが、ハチ上のくせ毛が膨らむとシルエットが四角く見えることにお困りでした。
縮毛矯正をかけることで、タイトでまとまりのあるシルエットに仕上がります。
襟足の部分縮毛矯正です。
浮き上がる生えぐせとうねりぐせがあり、首まわりがもさつくことにお悩みでした。
縮毛矯正をかけて膨らみを抑えることで、引き締まったメリハリのあるシルエットに仕上がります。
一般的には、耳の付け根より前の部分を「顔回り」としているサロンが多いです。
美容院によって基準が違うため、正確な範囲は施術をお願いする際に聞いてみてください。
前髪はほかの部位と比べると「髪が細くダメージを受けやすい」「前髪だけストレートだと、違和感が出やすい」といったリスクがあります。
そのため、失敗を避けるためにしないほうが良いといわれることもあります。
しかし、正しく施術ができていれば「扱いやすくうねりに悩まされない」などメリットに感じる点のほうが多いです。
部分縮毛矯正は、メンズにもおすすめです。
メンズが全体縮毛矯正をかけると、髪が短いためヘルメットをかぶったような見た目になり、ヘアスタイルが崩れるリスクが高まります。
部分縮毛矯正なら、気になる部分だけ落ち着かせることができ、ナチュラルな仕上がりになります。
くせの状態と縮毛矯正をかける部位によっては、不自然になることもあります。
きれいで自然な仕上がりにするには、残す部分とストレートにする部分のバランスを正しく判断することが大切です。
デザイン力が求められる施術のため、縮毛矯正を得意としている美容師に施術をお願いして、失敗を避けましょう。
部分縮毛矯正のメリットは、以下の3つです。
基本的には、仕上がりに統一感が出る「全体縮毛矯正」がおすすめです。
ただ「前髪だけ」「顔周りだけ」など、くせ毛が気になる範囲が広くない場合は、部分縮毛矯正でも十分効果を感じられるでしょう。
どちらが良いか迷う人は、ぜひSENJYUチームへご相談ください。
SENJYUチームの「ダメージレス縮毛矯正」なら、ペタッとなりすぎない自然なストレートヘアを叶えられます。
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