クセが気になるなら縮毛矯正!っておすすめされたけど、どのくらい効果が持つんだろう?
ぴんぴんになる・傷むとか悪いうわさを聞くから、怖いなぁ…。
クセ毛に悩んでいる人からすると、うねりのないまっすぐなストレート髪に憧れますよね。
縮毛矯正はクセ毛を伸ばせる優秀なメニューですが「値段が高い」「傷むからやめたほうがいい」など、マイナスな意見もあります。
さまざまな情報を見て「実際、縮毛矯正はやめたほうがいいの?」「縮毛矯正をするなら、頻度はどれくらい必要になる?」と迷っている人へ、先に結論をお伝えします。
SENJYUチームは、クセ毛さんの縮毛矯正に大賛成です!
縮毛矯正にマイナスな意見もあるのは事実ですが、髪質を見極めて正しく施術できれば、問題ありません。
この記事では「縮毛矯正がどのくらい持つか知りたい」「最適な頻度は?」といった、縮毛矯正初心者さんが気になることを解説します。
縮毛矯正をやってみたい」「値段や頻度を知りたい」という人は、ぜひ参考にしてくださいね。
うねりの気にならない状態をキープしたいなら、3〜4ヶ月ペースでの縮毛矯正がおすすめです。
ただし髪型やクセの状態次第では、3〜4ヶ月以上効果が持つ人もいるんですよ!
記事内では、髪型ごとにおすすめの施術頻度も解説しているので、ぜひ最後までご覧くださいね。
目次
縮毛矯正は、どのくらいの頻度で行うべきですか?
値段も高い施術だから、目安として知っておきたいです。
結論からいうと、3〜4ヶ月ペースがおすすめ!
縮毛矯正を初めてあてる場合、どのくらいの頻度で行うべきか疑問に感じますよね。
髪型やクセの具合によって差はありますが、基本は3〜4ヶ月おきの縮毛矯正がおすすめです。
3〜4ヶ月おきの縮毛矯正をおすすめする理由は、クセの主張が強まるタイミングだから!
根元から伸びてきたクセの部分が3cm未満だとまだうねりが少なく、クセの主張は少なめです。
しかし、3cmを超えてくると、髪がS字にうねったり膨らみが目立ったりし始めます。
3〜4cm伸びる頃には「少し扱いづらい…」と感じ始めるでしょう。
なるべくクセ毛のストレスなく過ごせるよう、少し気になり始める3〜4ヶ月ペースをおすすめします。
縮毛矯正って1ヶ月でとれるんですか?
前に友達が、すぐとれるからやめたほうがいいって言ってました。
いいえ。縮毛矯正の効果は半永久的です。
「縮毛矯正は時間が経ったらとれる」と、聞いたことがある人もいるかもしれません。
しかし実際は、縮毛矯正が時間の経過でとれることはほとんどありません。
一度施術した部位は、半永久的にとれることがないので、縮毛矯正をあて直す必要もないでしょう。
「縮毛矯正がすぐとれる」という人は、リバウンドのことを勘違いしているのかもしれません。
縮毛矯正のリバウンドとは、一度ストレートにしたクセ毛が、少しずつ戻ってくる現象のこと。
もともとうねりの強い人や、やさしめの薬剤で伸ばした人に起こりやすいお悩みです。
リバウンドした髪は元のクセ毛よりうねりがゆるい状態なので、根元を縮毛矯正する際に、弱い薬剤でほんの少し伸ばしてあげれば気にならなくなりますよ。
ただし、縮毛矯正後の薄毛っぽい・まっすぐすぎる状態が気になる場合は、あえてリバウンドを残して自然な仕上がりにもできます。
先ほど縮毛矯正の頻度は、目安として3〜4ヶ月ペースがおすすめと伝えました。
ただし、クセの種類などの髪質や髪型によって異なります。
たとえばクセ毛の種類には、くるくるとしたクセだけでなく、ふわふわとボリュームが出るものもあります。
くるくるとしたクセはうねりの主張が強い分、少し伸びただけで存在が目立ちやすく、縮毛矯正の頻度は高めになるでしょう。
一方でボリュームが出るクセは、3cm程度の伸び具合ならそこまで目立たないので、縮毛矯正の頻度は低く抑えられる傾向です。
このように一般的な目安は3〜4ヶ月でも、なかには6ヶ月・12ヶ月と効果が持続する人もいます。
実際にあなたの髪に最適な縮毛矯正の頻度は、担当の美容師さんに聞いてみるのが一番ですよ。
人によって頻度が違うなら、1〜2ヶ月であてたほうがいい場合もあるんですか?
いいえ。3ヶ月未満での縮毛矯正は、おすすめしません。
髪のクセが強いと「なるべく早く縮毛矯正をあてたい!」と考える方も多いでしょう。
しかし、3ヶ月未満での施術はやめたほうがいいんです。
根元があまり伸びていない状態で施術すると、毛先に薬剤がつくリスクがあるからです。
クセを伸ばすために使用する薬剤は、ブリーチと同じくらい髪へダメージを与える性質があります。
縮毛矯正をあてたことのある毛先に、効果の強い薬剤がついてしまった場合、負担に耐えきれずチリチリになってしまうことも。
塗布する面積が小さいほど、毛先に薬剤がつきやすくなるため、根元が短い3ヶ月未満の施術は避けるようにしましょう。
縮毛矯正をあてた部分は、半永久的にストレートな状態が続きます。
しかし髪が伸びてくると、髪型全体の見た目は少しずつ変化していくんです。
ここからは、縮毛矯正当日の髪型を「効果100%」としたときに、1〜3ヶ月後にどのような見た目に変わるのか解説していきます。
縮毛矯正から1ヶ月のタイミングでは、髪のシルエットに大きな変化はなく、あてたてと同じくらい効果が続きます。
根元をよく見ると、伸びた分の1cmはうねりがありますが、アイロンやスタイリング、ブローは必要ありません。
効果を数字で表すなら「90%」くらい!
縮毛矯正から2ヶ月経つころには、根元が少し伸びてきているので、強いクセ毛の人はうねりが気になり始めるかもしれません。
とはいえ髪型が崩れるほどではないので、乾かすだけでも髪のまとまりやシルエットには満足できるでしょう。
効果を数字で表すなら「75%」くらい!
縮毛矯正から3ヶ月のタイミングでは、効果の感じ方がクセ毛の種類や髪型によって異なります。
わかりやすく表にまとめてみました。
気になり始めるケース | 気にならないケース | |
クセの状態 | 細かいクセ | うねりではなくボリュームが出るタイプのクセ |
髪型 | ショートヘア・短い前髪 | ミディアム〜ロングヘア |
効果 | 50% | 75% |
基本的にうねりが強いタイプ・短い髪型は、3ヶ月目でクセが気になり始めます。
一方で、うねりが弱い人や長い髪型の人は、クセがあまり目立たないので気にならないということも多いでしょう。
個人差はありますが、効果を数字で表すなら「70〜50%」くらい!
縮毛矯正をあてる頻度は、髪の長さによっても変わります。
ここからは、髪型別に縮毛矯正をあてるおすすめの頻度を解説します。
クセの状態によってややタイミングは前後するので、あくまで目安として参考にしてくださいね。
髪型 | 頻度 |
前髪のみ | 3ヶ月 |
ショートヘア・メンズ | 3ヶ月 |
ボブ | 3〜4ヶ月 |
ミディアムヘア | 4〜6ヶ月 |
セミロングヘア | 6〜8ヶ月 |
ロングヘア | 6〜12ヶ月 |
前髪の縮毛矯正は、3ヶ月ペースでの施術がおすすめです。
おでこの広さにもよりますが、生え際から目までは約5〜7cmほどの長さがあります。
3ヶ月経つころには、前髪の大半をクセが占めることになり、まとまりの悪さ・うねりが目立ち始めます。
特に前髪は一番視界に入りやすいので、うねりのある状態が見えるとかなりストレスになるでしょう。
扱いやすさ・ストレスカバーのためにも、うねりが気になり始める3ヶ月のタイミングで縮毛矯正をあてるのがおすすめです。
ショートヘア・メンズの人は、3ヶ月ペースでの縮毛矯正がおすすめです。
髪が短い分クセの主張が目立ちやすく、ほかの髪型と比べると、早いタイミングでシルエットが崩れやすくなります。
髪全体のシルエットが膨らみ、まとまりが悪くなり始めるため、3ヶ月目で縮毛矯正をあて直すのがおすすめです。
ボブの人は、3〜4ヶ月ペースでの縮毛矯正がおすすめです。
シルエットが大きく崩れることはありませんが、髪の長さがあるトップやサイドと比べ、襟足部分は短い分うねりが大きく出始めます。
髪全体のボリュームが増え、うねりが気になり始めるタイミングで、縮毛矯正をあて直しましょう。
髪の長さが肩から鎖骨くらいのミディアムヘアは、4〜6ヶ月ペースでの縮毛矯正がおすすめです。
全体的に髪が長いので、ショートやボブに比べ大きくシルエットが崩れることはありません。
ただし、4〜6ヶ月経つころには、トップが膨らみ、収まりが悪い状態になるため、このタイミングで縮毛矯正をあてるのがおすすめです。
髪の長さが鎖骨下から胸上くらいのセミロングヘアは、6〜8ヶ月ペースでの縮毛矯正がおすすめ。
髪の重みのおかげで、クセの部分が伸びてきてもうねりが主張されることなく、なじみやすい傾向です。
6〜8ヶ月経つまでにうねりが気になる場合は、髪全体ではなく表面の髪をだけ軽くアイロンでストレートに整えるだけで、形が整いやすいでしょう。
ただし6〜8ヶ月経つころには、トップが膨らみ頭が四角く見えてしまいがちなので、このタイミングで縮毛矯正をあてるのがおすすめです。
長さが胸下のロングヘアは、6〜12ヶ月ペースでの縮毛矯正がおすすめです。
ウルフヘアのようなトップが短いハイレイヤースタイルでない限り、ロングヘアなら6ヶ月経つまでは髪型のシルエットが大きく崩れることはほとんどありません。
髪の重みでうねりがカバーされ、ある程度整った状態をキープできるでしょう。
ただし6〜12ヶ月経つころには、トップのうねりが原因で髪がパサつく・汚く見えてしまうリスクが高まります。
見た目のメンテナンスも兼ねて、6〜12ヶ月を目安に縮毛矯正をあてるのがおすすめです。
縮毛矯正でさらさらのストレートヘアになったら、なるべく長くキープしたいですよね。
縮毛矯正の効果を長持ちさせるには、アフターケアの方法も重要です。
ここからは、縮毛矯正の持ちを良くするために、意識したいアフターケア方法を5つご紹介します。
縮毛矯正では一度髪のうねりを切り、まっすぐな状態で固定するという2つの工程があります。
たとえるなら、骨折した足をギプスで固定するようなもの。
縮毛矯正当日は、まだ髪の状態が不安定なので、濡らしたり擦ったりするとまっすぐな状態が崩れるリスクがあります。
形が崩れるのを防ぐために、縮毛矯正当日はシャンプーをしないように注意しましょう。
縮毛矯正後の髪は、薬剤の影響でやや乾燥した状態になっています。
高温のドライヤーで髪を乾かす場合、熱の影響でさらに乾燥し、ぱさつきやごわつきの原因になることも。
髪に負担を与えないためにも、低温のドライヤーを使用して、毛流れに沿うように乾かすことが大切です。
縮毛矯正の薬剤が髪の油分を奪ってしまうため、施術後は乾燥しがちになります。
乾燥した状態が続くとダメージの原因になるだけでなく、新たに生えてくる髪のうねりが強くなるリスクも増えます。
つややかなストレートヘアをキープするためにも、トリートメントやオイルで根元のうねりを抑えつつ、髪を保湿するよう心がけましょう。
縮毛矯正は髪内部の構造に作用し、うねった状態の髪の結合をまっすぐに整え、再結合する効果があります。
施術後1週間経つまでは結合が不安定な状態なので、髪を結んだり耳にかけたりすると、うねりの形がついてしまう可能性も。
これらの行動で必ず形が崩れるわけではありませんが、リスクはなるべく避けたほうが良いですよね。
ヘアアレンジするタイミングは、仕事や運動など必要最小限にとどめるよう心がけましょう。
髪は濡れた状態だと摩擦や刺激に弱く、ダメージを負いやすくなります。
健康な髪と比べると、縮毛矯正をあてた髪は特に繊細なので、より傷みに敏感です。
髪へのダメージを抑え、きれいな状態をキープするためにも、お風呂あがりはなるべく早めに乾かすようにしましょう。
年々ストレートの髪が似合わなくなってきて…そろそろやめたいんです。
縮毛矯正をやめるには、どうすれば良いですか?
ストレート部分を切って、なくしていきましょう。
「ストレートの髪型に飽きた」「髪のダメージが気になる」などの理由で、縮毛矯正をやめたいと思うこともあるでしょう。
縮毛矯正をやめるには、ストレート部分を切りながら、クセ毛の部分を伸ばしていく方法が理想です。
しかし、縮毛矯正をやめるうえで一番気になるのが、根元のうねりとストレートヘアのギャップをどう乗り越えるかですよね。
SENJYUチームがおすすめする乗り越え方は、以下の3つ!
これらの対策で、ストレートな髪とクセ毛のギャップを埋められるでしょう。
少しスタイリングの手間が増えますが、ストレート部分がなくなるまで、根元を毎日アイロンで伸ばすのもおすすめです。
縮毛矯正をいきなりやめて地毛に戻すのではなく、縮毛矯正→髪質改善→地毛の順にやめる方法もあります。
髪質改善とは、SENJYUチーム独自のクセ毛を少しボリュームダウンさせるメニューのこと。
縮毛矯正ほど施術部分・クセ毛のギャップが強くないので、最小限のストレスでやめていけると思いますよ!
縮毛矯正をあてる頻度について、よくある質問をまとめました。
縮毛矯正をあてるうえで、不安や疑問がある人はぜひ参考にしてくださいね。
全体縮毛矯正の値段の相場は、カット込みで15,000〜20,000円です。
ちなみに、安いサロンだと10,000円以下、高いサロンだと25,000円以上するところも。
値段の違いは、施術にかけられる時間や材料費によるもので、見た目のナチュラルさや髪の手触りなどクオリティに影響します。
「ぴんぴんになりすぎた」「傷んでしまった」など、思わぬリスクを避けるためには、値段の安さだけ選ばないことが大切です。
縮毛矯正でのデメリットは、大きく分けて5つあります。
縮毛矯正は工程が多いメニューのため、コストや施術時間の負担が大きい傾向です。
とはいえ、費用に見合ったメリットがあるのも事実!
毎朝のスタイリングが楽になる・梅雨時期もうねりに悩まされなくなるといった、メリットもあるんですよ。
効率や再現性を求める人には、デメリットよりメリットを実感できるでしょう。
3〜5のデメリットは、必ず全員があてはまるわけではありません。
美容師の技術次第では、髪のダメージを感じさせずナチュラルにまっすぐ整えることも可能です。
あくまで可能性としてこれらのデメリットもあると、知っておいてくださいね。
縮毛矯正はクセ毛のうねりを伸ばすのが目的ですが、ストレートパーマはパーマによるカールをまっすぐに戻すことが目的です。
ストレートパーマでは、クセ毛のうねりをまっすぐにすることはできません。
一度縮毛矯正をあてた髪は、ストレートの効果が半永久的に持続します。
しかし、根元が伸びてくるとうねりが気になり始めるので、下記の頻度で縮毛矯正をあて直すようにしましょう。
髪型 | 頻度 |
前髪のみ | 3ヶ月 |
ショートヘア・メンズ | 3ヶ月 |
ボブ | 3〜4ヶ月 |
ミディアムヘア | 4〜6ヶ月 |
セミロングヘア | 6〜8ヶ月 |
ロングヘア | 6〜12ヶ月 |
また、ストレートな状態をきれいにキープするためには、下記のアフターケアを実践しましょう。
縮毛矯正の施術では、約15,000〜20,000円ほどのコストがかかります。
ただ毎朝のスタイリングから解放される・湿気に負けない状態を作れるなら、値段以上のメリットを実感できるはずですよ!
SENJYUチームでは、髪質にあった薬剤選びでナチュラルかつ長持ちする縮毛矯正を提供しています。
縮毛矯正は難易度が高く失敗率が高いため、ぺたんこになる・傷むというマイナスなイメージがついているかもしれません。
しかし誤解してほしくないのは、縮毛矯正は悪いメニューではないということ!
正しく薬剤を理解し扱うことで、つい触りたくなるようなさらさらヘアを作れるんですよ。
縮毛矯正で毎日のストレスから解放され、うねりのないきれいなストレートヘアになりましょう!
SENJYUチームは、あなたをクセ毛の悩みから解放します。
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