酸性パーマって髪への負担が少ないって聞いたので興味あります。
過去にパーマをしたけど髪がチリチリになって💦酸性パーマなら髪がチリチリにならないの?
今話題の酸性パーマは髪への負担が少ない、髪がほとんど傷まないと言われています。
従来のアルカリ性の薬剤を使用したパーマと比べて、酸性パーマは本当に髪が傷まないのか?
パーマのダメージは、美容師さんの技術力が関係しているので、酸性orアルカリ性の違いは無関係だと思っています。
その証拠に、SENJYUチームはアルカリ性のパーマを年間1000人担当していますが「髪が傷んだ」との声を聞いたことがありません。
SENJYUからすると「酸性パーマは髪への負担が少ないor傷まない」は、伝説みたいな理論だと思っています。
もし「酸性パーマだから髪への負担が少ないor傷まない」と言う伝説の理論を信じている方がいたら、本記事を読むことで、そもそもパーマとはなにか?美容師が提供する技術とはなにか?
そして、薬剤が酸性orアルカリ性であることがいかに小さな問題なのかを知ってほしいと思い、この記事を書かせて頂きました。
目次
従来のパーマ薬剤はアルカリ性が主体でしたが、酸性パーマの薬剤は、アルカリ性と相反する「酸性」で構成されています。
しかし、酸性パーマ薬剤にも僅かですがアルカリ性薬剤も含まれているので、100%酸性と言う訳ではありません。
細かな違い沢山ありますが、お客様目線だと気にする必要ないことばかりなので割愛します。
細かな違いは沢山ありますが、お客様目線だと気にする必要ないことばかりなので割愛します。
髪の毛は酸性の領域で構成されているので、相反するアルカリ性は非常に相性が悪く、髪にとってアルカリは害となる成分なのです。
そのため、酸性で構成されている髪と、アルカリ性で構成されている従来のパーマ剤は相性が悪いので髪を傷めてしまう、と言うのが理論的な話し。
酸性パーマは髪と同じ弱酸性の領域で構成されているので髪への負担が少ない、と言うのが理論的な話しとなります。
しかし、髪への相性の良し悪しは、髪のダメージと無関係。
酸性パーマも薬剤を使用する以上、髪が傷んでしまいます。
どっちも髪が傷むんだったら、アルカリ性のパーマと酸性パーマなにが違うの?
それは、確率論では酸性パーマの方が髪への負担が少ないことだと思います。
まず1人の美容師さんが、全く同じ髪質のお客様10人にアルカリ性パーマと酸性パーマを提供したとします。
例として美容師さんの技術力は(中)
↑アルカリ性は理論的に酸性より負担が大きいので、髪が傷んだと思うお客様の比率が多くなる。
↑酸性は理論的にアルカリ性より負担が小さいので、髪が傷んだと思うお客様の比率が少なくなる。
酸性パーマの方が髪への負担が少ないので、ダメージリスクが低いと言えます。
確率的には酸性パーマの方が髪が傷むリスクが低いってことね。
確率的に酸性パーマの方が髪が傷むリスクが低いなら、酸性パーマの方が安心だと思いますが?
確かにその通りですが、美容師さんの技術力が違った場合はどうでしょうか?
先ほどと違い、アルカリ性パーマと酸性パーマを提供する美容師さんが全く別の人で、技術力も全く違うとします。
前者は髪が傷むリスクが高いとされるアルカリ性のパーマですが、パーマのプロフェッショナル
後者は髪が傷むリスクが低いとされる酸性パーマですが、パーマの素人
お客様が理想のパーマをしてもらうとき、どちらの美容師さんを指名しますか?
もちろん、技術力が高い美容師さんが提供するアルカリ性パーマです!
ただ1つだけ言えるのは、アルカリ性は決して悪では無いということ。
美容業界ではアルカリ性(剤)がなにかと悪者にされがちですが、アルカリ=悪と考えるのは、ちょっとおかしいのです。
なぜなら、SENJYU森越チームはアルカリ性の薬剤を使用したパーマを年間1000人に提供していますが、髪が傷んだとの声を聞いたことが無いからです。
なぜ、髪が傷まないと感じるの?
それは、SENJYU森越チームは本物のパーマを提供してるからです。
パーマをすると髪が激しく傷むイメージを持つ方もいますが、これは大きな間違い。
正しい薬剤の知識と、正しい工程を元にパーマを行えば、髪はほとんど傷まないのです。
つまり、SENJYU森越チームはなにか裏技は使っている訳ではなく、正しい薬剤の知識と、正しい工程で行う、本物のパーマを提供してるから髪が傷まないと感じるだけなのです。
(絶対髪が傷まない訳ではありません)
担当する美容師さんがパーマ薬剤を使いこなせない場合は、薬剤の違いなんて関係ないと思って下さい。
以上の点を意識してパーマが上手い美容師さんを探しましょう。
ハイダメージ毛には、アルカリ性のパーマより酸性パーマの方がパーマをかけやすいと言われていますが、
SENJYU森越チームのデジタルパーマもハイダメージ毛にかけることができます。
もちろん、SENJYUのデジタルパーマはアルカリ性
やっぱりハイダメージ毛へのパーマも、美容師さんの技術が関係しているんですよね。
SENJYU森越チーム個人の意見としては「酸性だからハイダメージ毛でもパーマができる」 と言う理論にも待ったをかけたいのが本音。
SENJYU森越チームは、ダメージを最小限に抑えたデジタルパーマを年間1000人のお客様に提供しています。
そして、本来難しいとされるハイダメージ毛へのパーマも、酸熱トリートメントと組み合わせることで可能にしています。
使用する薬剤はアルカリ性ですが、圧倒的な技術力と経験によって、髪をほとんど傷めないダメージレスパーマを再現しています。
お客様にパーマを提供する際に重視しているのは、カウンセリングと髪質診断。
また、SENJYU森越チームは「長持ちするから」と言う理論的な理由でデジタルパーマを提供している訳ではありません。
デジタルパーマが得意かつ、自信があるからほぼ全てのお客様にデジタルパーマを提供しているのです。
もちろん、理論を全否定する気はありません。
しかし、理論は目に見えず、実感することもできないので、お客様が目で見て、実感することのできる「結果」を重視しているのです。
結果、お客様が心から喜んでくださるパーマを提供しています!
デジタルパーマ以外にも、コスメパーマやノンアルカリパーマなど、多数のパーマ薬剤を使用しています。
SENJYU森越チームのパーマに関してさらに詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせください。
酸性パーマについてもう少し解説したいと思います。
この項目で解説する内容は、よく聞く酸性パーマのメリット。
酸性パーマはトリートメント成分が主体なので髪への負担が少ないと言われています。
トリートメント成分主体なので、仕上がりはパサツキずらく、しっとりした仕上がりになります。
パーマは1回目の薬剤を付けたら「加温」と言って髪を温める工程があります(無い場合もある)
酸性パーマは加温する際の温度が低温なので、熱による髪へのダメージが少ないと言われています。
アルカリ性のパーマと酸性の酸熱トリートメントは、酸性とアルカリ性のため当日の同時施術ができません。
しかし、これが酸性パーマになると、酸性同士の酸熱トリートメントと当日の同時施術が可能になる場合もあります。
以上のように、酸性パーマにはアルカリ性のパーマにはない独自のメリットがあります。
しかし、ここまで解説した酸性パーマのメリットは裏を返せばデメリットになる場合もあります。
まず、薬剤の力が弱いと言うことは、それだけパーマを作る力も弱いと言うことになります。
もしかしたら「酸性パーマはゆるく柔らかな仕上がりになる」を説明されるかもしれません。
しかし、それは裏を返せば「アルカリ性のパーマよりかかりが悪い」と言うことなのです。
ちなみに、アルカリ性のパーマでも薬剤の力を弱めれば、髪への負担は小さくなります。
例として肉を焼くときも、弱火だと中が焼けるまで時間がかかると思います。
同じような理由で、酸性パーマも低温で髪の負担を抑えている結果、加温時間が長くなってしまうのです。
従来のパーマと縮毛矯正は、薬剤がアルカリ性同時なので同時施術が可能とされています。
しかし、これが酸性パーマになってしまうと、酸性とアルカリ性で相性が悪くなり、同時施術不可能になってしまう可能性があります。
酸性パーマの方がパーマのかかりが弱く、持ちも短いと言うことが分かります。
あ、結局どっちも一長一短なんですね。
今回は、内容的に酸性パーマをネガティブに扱っているような感じになってしまいましたが、酸性パーマを否定する気はありません。
酸性パーマも素晴らしい技術だと思っています。
なぜなら、素晴らしい技術で無い場合、そもそも話題になるはずがないからです。
全然根拠のない意見ですが、とりあえず酸性パーマを否定するつもりで書いた記事ではないことを、お伝えさせて頂きます。
薬剤の違いではなく美容師さんの技量でパーマの結果は大きく変わります。
以上を求めるならば、パーマの種類はいったん置いて、パーマが上手い美容師さんを探しだしましょう。
パーマが得意な美容師さんであれば、お客様が望んでいる理想のパーマを再現してくれるはず。
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