年齢とともに、髪にボリュームがないのが気になります。
白髪染めもしたいけど、痛みそうだし…。
両方するなら、カラーとパーマのどっちを先にすればいいでしょうか?
ダメージや仕上がりを考慮するなら「パーマ→カラー」の順番がベストです。
カラーだけでなく、パーマもする場合、施術の順番に悩みますよね。
もし、間違った順番で施術を受けると「施術の持ちが悪くなる」「髪が痛む」といったリスクが高まります。
せっかく施術を受けるなら、どちらの仕上がりも100点を目指したいですよね!
本記事では、
を解説します。
「カラーとパーマのどちらもしたいけど、髪が痛むのは避けたい人」や「失敗のリスクをなくしたい人」は、ぜひ参考にしてくださいね。
同じ施術を受ける場合でも、順番や間隔が違えば、結果が変わります。
100点の仕上がりにするには、注意点を知り、正しい方法で施術を受けることが大切です。
知識をつける事は、最終的に失敗のリスクを避けることにつながります。
目次
カラーとパーマなら、どっちを先にするべきでしょうか?
「パーマ→カラー」の順番がベストです。
カラーとパーマの両方をする場合、パーマからかけるようにしましょう。
なぜなら、カラーのあとにパーマをすると、薬剤の性質により色落ちを早めてしまうリスクがあるからです。
逆に、あとからカラーをするケースでは、パーマの仕上がりにほとんど影響がありません。
カラーとパーマを別日に施術するケースでも、順番は「パーマ→カラー」にしましょう。
たとえ店舗で施術を受ける日を変えても、パーマの薬剤が髪に触れると、カラーの色落ちを早めてしまいます。
どうしてもカラー後にパーマをしたいなら、髪色が完全に色落ちしてからするのがおすすめです。
パーマ後にカラーをする場合は、1週間ほど期間を空けることが大切です。
なぜなら、同時施術は髪のダメージを大きくしてしまうから!
どちらの薬剤にも、髪に薬剤を浸透させやすくするために「アルカリ剤」という成分が含まれています。
施術するためには必要な成分ですが、キューティクルを無理やり開くため、ダメージが大きくなるんです。
短期間で何度も髪がアルカリ成分に触れると、ダメージが蓄積して痛みやすくなるため、1週間は期間を空けて施術を受けるようにしましょう。
パーマとヘアカラーを同時施術できるのは、
両方の条件にあてはまるケースです。
カラーとパーマの薬剤による作用は、髪にとってダメージとなります。
施術前の髪がダメージに耐えられる状態であり、さらに刺激が少ないパーマの方法であれば、同時施術でも髪が痛みすぎることなく、きれいな仕上がりになるでしょう。
パーマとカラー、誰でも同時施術できるのでしょうか?
いいえ。条件によっては「同時に施術ができないケース」もあります。
カラーとパーマの同時施術は可能ですが、必ず日を分けないといけないこともあります。
ここからは、パーマとカラーを同時にできないケースを理由とともに解説します。
薬剤を安全に使用するために定められた「薬機法」では、医薬部外品を同時に複数使用することを禁止しています。
「医薬部外品」の薬剤って、どんなものがあるんですか?
「カラー剤」「パーマ剤」です。
美容室で使用する薬剤は、配合されている成分や濃度の違いで「化粧品」と「医薬部外品」に分類されます。
ほとんどのカラー剤やパーマ剤は「医薬部外品」に分類されるため、法律により同時施術が禁止されているんです。
ただし、最近は「化粧品」のパーマ剤も登場しているので、同時施術できるケースも増えています。
ハイダメージ毛の場合は、同時施術することで仕上がりが悪くなるリスクがあります。
ブリーチや縮毛矯正などの施術で内部組織が破壊されていると、パーマ剤による刺激に耐えられない可能性が高めです。
髪がチリチリになったりパサパサな仕上がりになったりするため、ブリーチや縮毛矯正で痛んだ髪に無理に施術を受けることは避けましょう。
パーマとカラーの同時施術は可能ですが、デメリットがあることを知っておきましょう。
ここからは、パーマとカラーを同時にするデメリットを2つ解説します。
パーマとカラーを同時にすると、一度に髪へ与える刺激が大きくなり、ダメージにつながります。
特に、痛みを蓄積しやすい毛先は「ダメージが原因でざらつく」「絡まる」といった変化を感じやすいでしょう。
薬剤が髪内部に作用する際に、パーマやカラーの施術の効果を弱めるリスクがあります。
先にパーマをするケースでは、カラーによる影響で多少カールがゆるまるものの、スタイリングをしづらくなるほどの変化ではないため、効果が落ちたと感じることは少ないでしょう。
しかし、カラーのあとにパーマをする順番だと「色落ちが早くなった」と感じやすいため注意しましょう。
パーマとカラーを同時にすることは、デメリットばかりではなく、人によってメリットに感じる点もあります。
ここからは、パーマとカラーを同時にするメリットを2つご紹介します。
パーマとカラーを別の日にすると、美容室に行かなくてはいけない回数が増えてしまいます。
仕事や育児などで忙しい人なら、なるべく一度にすべての施術を済ませてしまいたいですよね。
パーマとカラーの同時施術なら、来店回数は一度で済みます。
美容院での滞在時間は長くなりますが、何度も足を運ぶ手間は省けるため、人によってはメリットに感じるでしょう。
カラーとパーマの施術ごとに別々の美容院・美容師を利用される方もいるでしょう。
しかし、その度に何度も髪質や悩みをしっかり伝えなければ失敗にリスクを高めてしまうため、手間がかかってしまいます
同時施術なら同じ美容師に担当してもらえるため、一度だけのカウンセリングで済み、手間を省けるでしょう。
また、毎回担当が同じであれば、あなたの好みを理解したうえで、最適な提案をしてくれるメリットもあるんです。
髪のダメージを考慮するなら、パーマとカラーの施術を別の美容院にしないほうがいいでしょう。
美容院を分けると、担当の美容師がこれまでに負った髪のダメージを把握できず、仕上がりに影響が出るためです。
たとえば、過去に使用した薬剤が何かわからないまま施術すると、薬剤同士の相性が悪かった際に「髪の毛がチリチリになってしまう」「うまくパーマがかからない」といったリスクが高まります。
同じ美容院での施術なら、カルテに薬剤の記録が残るため、失敗のリスクを下げられるでしょう。
パーマとカラーの施術が終わったあとも、きれいな仕上がりをキープしたいなら髪へのケアも大切です。
ここからは、パーマとカラーの施術後に意識したいヘアケアポイントを4つご紹介します。
施術を受けた当日は、シャンプーを控えましょう。
パーマやカラーをした髪は、薬剤の影響でふやけたような状態(膨張)になり、不安定になります。
さらに、髪が安定していない状態で水に濡れると「カールがゆるくなる」「色落ちが早くなる」などのリスクが高くなりがちです。
施術から48時間は、間隔を空けるようにしましょう。
施術後、シャワーやドライヤーの温度が高いと「熱で髪が痛む」「色落ちが早まる」リスクがあります。
髪への負担を軽減したり、仕上がりをキープしたりするためにも、毎日のシャワー・ドライヤーを適切な温度に設定しましょう。
目安として、シャワーの温度は38℃を目安に使用し、ドライヤーを髪から離して使うことが大切です。
お風呂上がりは、なるべく早めにドライヤーで乾かすようにしましょう。
髪の毛が濡れていると、キューティクルが開きっぱなしの状態になり、ダメージや色落ちが早まるリスクがあります。
また、パーマ後の髪は、ドライヤーをあてすぎたり自然乾燥が進むと、パサパサとした見た目になるため注意が必要です。
パーマやヘアカラー後の髪は、薬剤の影響でキューティクルが剥がれている可能性があります。
髪を痛めないためには、風を上から下に向かって当てて、髪の毛が同じ方向に向くように、手ぐしを入れながら乾かしましょう。
髪の生え方に逆らうようにドライヤーの風をあてると、キューティクルがめくれてしまい、ダメージやざらつきの原因になってしまいます。
パーマやカラーをすると、薬剤の作用により髪が乾燥してしまい、摩擦などの刺激に弱い状態になります。
洗い流さないトリートメントは、髪表面を保護しながらうるおいを補充する効果があるため、ダメージ予防だけでなくヘアケアとしても有効です。
最近では、熱と反応して補修効果を高める成分が配合されたアイテムもあるため、トリートメントの中身にも注目してみましょう。
パーマとカラーを同時に施術した場合、料金相場は以下の通りです。
カット+パーマ+カラー | カット+パーマ | カット+カラー | |
料金相場 | 15,000〜20,000円 | 6,000〜10,000円 | 8,000〜10,000円 |
カット+パーマ+カラーの料金相場は、15,000〜20,000円です。
髪の長さや、パーマの種類によって、価格に数千円ほどの差が出ることがあります。
また、サロンにもよりますが、同時に施術することで割引が適用されるケースもあります。
カット+パーマの料金相場は、6,000〜10,000円です。
パーマをあてる範囲が狭いメンズやショートヘアの場合は、相場より安くなることもあるでしょう。
逆に、熱処理が必要なデジタルパーマや、特殊な工程が必要になるツイスト・スパイラルパーマは、相場より高くなることもあります。
カット+カラーの料金相場は、8,000〜10,000円です。
髪が短いメンズやショートヘアは相場より安く、逆に髪が長いロングヘアは高くなることもあります。
また、ブリーチも必要なカラーなら、追加で5,000〜6,000円ほど必要になります。
SENJYUチームでは、理想のスタイルに近づけられるよう、お客さまの要望を叶える髪型を提案をしています。
ここからは、髪の長さ別にパーマ&カラーでできる、人気のスタイリングを4つご紹介します。
立体的なウェーブが全体にある、洗練された雰囲気が際立つスタイルです。
カラーはダークブラウンで、大人な見た目に仕上がっています。
「トレンドを押さえたおしゃれな髪型にしたい人」「髪がぺたんこになりやすい直毛や猫っ毛の人」におすすめです。
ボブとミディアムの間のレングス「ロブ」に、レイヤーを入れて軽く仕上げたパーマスタイルです。
高めの位置からレイヤーを入れれば、トップがふんわり立ち上がり、華やかさが増します。
「大人で上品な髪型が好きな人」「髪表面に動きがほしい人」におすすめです。
セミロングとミディアムの間のレングス「セミディ」に、巻き髪風のパーマをあてたスタイルです。
カラーは落ち着きのあるナチュラルな色味ですが、髪に動きがプラスされれば、重すぎない華やかな雰囲気に仕上がります。
「髪を巻いてもすぐ落ちてしまう人」「華やかでフェミニンな雰囲気が好きな人」におすすめです。
胸下まで伸びるスーパーロングヘアに、大きな立体カールをつけたパーマスタイルです。
髪の重みで、トップにボリュームが出づらくなりがちなロングヘアですが、大きめのカールを毛先に作れば、立体的なシルエットに仕上がります。
カラーはチェリー系ピンクで、上品さと女性らしい華やかさをプラスしています。
「重すぎない動きのあるシルエットが好みな人」「愛らしいカラーを求めている人」におすすめです。
パーマとカラーの施術が原因で、髪がはげることはありません。
しかし、間違った方法で何度も施術を受けると、頭皮が炎症を引き起こしてしまい、薄毛につながる可能性はあります。
「必要以上に薬剤を頭皮につける」「刺激の強い薬剤を使用する」といった方法を、避けて施術してもらうようにしましょう。
パーマ後のカラーは、1週間以上間隔をあけるのが理想的です。
短い期間に薬剤を何度もつけると、もともと弱酸性の髪の毛がアルカリ性に偏ってしまうため、ダメージに弱くなってしまいます。
髪はアルカリに偏るほど、もろくなる性質があるんです。
1週間ほどで自然と弱酸性に戻るため、7日を目安にカラーの施術を受けるようにしましょう。
カラーとパーマの施術をどちらとも受ける場合は、先にパーマからしましょう。
なぜなら、カラー後にパーマをすると、薬剤の影響で色落ちが早まるリスクがあるからです。
髪の状態などの条件によっては、同時施術が可能なケースもありますが、その場合でも順番は「パーマ→カラー」にすることが大切です。
SENJYUチームでは、髪質を見極めた薬剤選びで、必要以上にダメージを与えない工夫をしています。
髪を痛ませない方法なら、カラーとパーマの両方をしても、きれいな髪でヘアスタイルを楽しめます!
「カラーとパーマどちらもしたい人」「なるべくダメージをさせない方法を選びたい人」は、ぜひSENJYUチームにご相談ください。
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