最近SNSで見かける「イージーパーマ」ってどんなメリットがあるんですか?
髪をボリュームダウンさせて、タイトな仕上がりを叶えたり、扱いやすさを高められたりできます。
イージーパーマとは、海外で人気のメンズ向けパーマ技術の一つです。
立ち上がりやすい髪を、パーマの効果でタイトなシルエットに整えて、手入れしやすくできます。
まだ日本では、登場したばかりの施術なため「どんなメリットがあるの?」「どうやるの?」と疑問に感じる人もいるでしょう。
本記事では、
をご紹介します。
「イージーパーマに興味がある人」は、ぜひ参考にしてくださいね。
短くさわやかなバーバースタイルは、男性に人気な髪型です。
しかし「髪を短くすると髪が立つ」「扱いづらい」と、悩む人が多いのも事実。
イージーパーマを併用すれば、髪質に影響されずに好きな髪型を楽しみやすくなります!
イージーパーマとは、毛流れに沿って髪を寝させるようにパーマをかける施術のことです。
簡単にいうと「髪をボリュームダウンできる施術」のこと!
髪質や生え癖の影響で「短くカットすると髪が膨らむ」「毛が立って扱いづらい」と悩む人もいるでしょう。
イージーパーマの施術を受ければ、メンズの方にありがちな根元の立ち上がりを防ぎ、ボリュームや毛流れに関する悩み解消につながります。
ヘアスタイルの扱いやすさを求めるために、用いられることが多いです。
イージーパーマの魅力は、毛流れや髪質に影響されにくくなり、スタイリングが楽になる点です。
日本人は「くせ毛」「太くて硬い髪質」の人が多く、髪を短くカットした際に浮きやすい傾向にあります。
実際に「短くしたいけど、髪が浮くからできない」とやりたい髪型諦める人も多いです。
イージーパーマの施術を受ければ、扱いづらいと感じる「坊主」「クロップヘア」でも、理想的なタイトなシルエットに仕上げられます。
イージーパーマがトレンドになっている背景は、新しいパーマ剤が登場したことが影響しています。
これまでのパーマ剤は、髪への作用が強く「極端にボリュームがなくなってしまう」「不自然にな見た目になる」ことがデメリットでした。
しかし最近は、適度なパワーバランスの薬剤が登場し、自然な仕上がりを叶えられることが多くなっています。
元々「ボリュームダウン」の需要は高いため、クオリティがともなった今現在、イージーパーマが注目を集めるようになったのだと思われます。
イージーパーマは、ダウンパーマのジャンルのうちのひとつです。
「フェード」「クロップ」などのバーバースタイルにダウンパーマをする際は「イージーパーマ」と、呼び分けられることが多い傾向にあります。
そもそも、ダウンパーマとはボリュームを抑えるためにかけるパーマのことです。
髪質や生え方が影響して、根元が浮くのを防ぎ「スタイリングしやすくする」「髪を扱いやすくする」といった目的を叶えます。
イージーパーマも、目的は同じため、ダウンパーマとの大きな違いはありません。
イージーパーマの大きなメリットは、髪を短くしても髪の毛がまとまりやすいことです。
髪質によるスタイル制限がなくなるため「髪を短くすると、毛が立つからカットできないと悩んでいる人」にとっては、メリットに感じるでしょう。
また、毛流れやボリュームを自由に調整できるため「坊主」「クロップ」などのシンプルなスタイルでもおしゃれな雰囲気を楽しめます。
イージーパーマは、ボリュームダウンが目的です。
元々「ボリュームの悩みがない人」は、イージーパーマをしても変化を実感できないため、特に必要がないでしょう。
また「猫っ毛で髪が細い人」の場合、イージーパーマをすることで、ぺたんとしたシルエットに仕上がるため、髪が少なく見えるリスクが高まります。
スタイリングで大きく悩んでいない場合は避けたほうがいいでしょう。
イージーパーマは、通常のパーマとは少し特徴の異なる施術です。
通常のパーマのように、髪を専用の棒(ロッド)に巻く必要がないため、施術にかかる値段や時間が変化します。
ここからは、イージーパーマの値段や施術時間の目安をご紹介します。
イージーパーマの値段相場は、4,000円です。
通常のパーマと違い「ロッドへ髪を巻く」「アイロンを通す」といったデザイン作りが必要なく、短時間で施術できるため、低コストでの施術が可能になります。
ちなみに、通常のパーマだと相場は7,000円くらい!
比べると少し安いイメージですね。
イージーパーマの施術時間は、平均1時間です。
施術工程は、
というシンプルな内容です。
通常のパーマと違い、1回目・2回目の薬剤処理の間の工程がシャンプーしかないため、早い場合だと30分ほどで仕上がることもあるでしょう。
ここからは、イージーパーマの人気スタイルを5つご紹介します。
スタイル選びの参考にしてくださいね。
坊主にイージーパーマを施術したスタイルです。
短く、立ち上がりやすい坊主スタイルですが、イージーパーマでボリュームダウンすることで、頭の形に沿ったタイトなシルエットに仕上がります。
「コンパクトでナチュラルな雰囲気に仕上げたい人」におすすめです。
フェードにイージーパーマを施術したスタイルです。
下から上に向かって徐々に刈り上げられたバーバーヘアですが、トップのボリュームを抑えると海外で人気のストリートスタイルに仕上がります。
ほぼスタイリングいらずで形が整うため「スタイリングでジェルを使わないとまとまらない人」におすすめです。
クロップにイージーパーマを施術したスタイルです。
クロップ特有のシャープで直線的な仕上がりを際立たせ、洗練された雰囲気に仕上げています。
「ストリート・カジュアルな雰囲気が好きな人」におすすめです。
トップのボリュームを残し、膨らみやすいハチ下部分にイージーパーマを施術したスタイルです。
下半分がタイトに仕上がり、くびれ感が強調されるため、髪型全体のシルエットにメリハリ感が生まれます。
「韓国風のタイトシルエットが好きな人」におすすめです。
韓国風マッシュショートに、イージーパーマを施術したスタイルです。
ボリュームが出やすい襟足やサイドをタイトになるよう調整して、首元が細くすっきり見えるように仕上げています。
「タイトななかに動きをプラスしたい人」は、イージーパーマと毛流れパーマを併用した施術もおすすめです。
イージーパーマは、ナチュラルでおしゃれな髪型を楽しめるため、芸能人や有名人にも人気です。
ここからは、イージーパーマを取り入れている芸能人・有名人をご紹介します。
お笑い芸人・松尾駿さん(チョコレートプラネット)は、イージーパーマの施術を受けられているようです。
立ち上がりやすい髪質ですが、イージーパーマをすることでタイトに仕上がっています。
「しっとり仕上がって、施術後2〜3日が1番なじんで状態が良い!」と、YouTube内で語られています。
劇団EXILEのSWAYさんは、イージーパーマを取り入れたおしゃれクロップヘアです。
通常なら、この長さだと髪が立ち上がりやすいですが、イージーパーマを組み合わせることで、頭の形に沿ったタイトなシルエットに仕上がります。
清潔感があり、さわやかな雰囲気ですね!
韓国ドラマ「梨泰院クラス」で人気のパク・ソジュンさんは、イージーパーマを取り入れたクロップスタイルです。
ほかの髪型と比較すると、ドラマ内での髪型はタイトでまとまりのいいシルエットなのがよくわかります。
さわやかな好青年のような雰囲気が魅力的ですね!
YouTuber・コムドットのやまとさんは、イージーパーマ(ダウンパーマ)をしているのだと思われます。
動きが控えめのサラッとした黒髪ヘアで、韓国スタイルのような垢抜けた雰囲気に仕上がります。
トレンド感あるおしゃれヘアが好きな人におすすめです。
イージーパーマは、やり方次第で仕上がりの雰囲気が大きく変わります。
ここからは、失敗しないイージーパーマのオーダー方法をご紹介します。
海外では主流のイージーパーマですが、日本ではまだ知名度が高くありません。
イージーパーマをオーダーする前には、SNSでイメージに近い画像を探しておきましょう。
画像を用意しておくと、言葉で伝えるより完成イメージを美容師に共有しやすくなり、理想の仕上がりに近づきやすくなります。
Instagramを活用する場合は「#easyperm」と検索すると、海外のヘアスタイルがたくさん見つかりますよ。
イージーパーマをオーダーする際は「髪を寝かせるような仕上がりにしたい」と伝えましょう。
さらに「髪が寝ないことでどのようなことに悩まされているか」も伝えられれば、求めているイメージが美容師に伝わりやすくなります。
イージーパーマをかけると、特別なスタイリングはほとんど必要なくなりますが、少し工夫するだけでクオリティが高まります。
ここからは、イージーパーマのヘアセット方法をご紹介します。
イージーパーマをかけた髪を乾かす際は、髪の毛を潰すようにスタイリングしましょう。
下や前から風をあててような乾かし方は、髪の毛が逆立ってしまうためNGです。
髪を乾かす際は毛流れに沿って上から下に風をあて、ボリュームが出やすい部位は手で押さえながら乾かすことがポイントです。
イージーパーマは、頭の形に沿ってタイトな仕上がりにすることがポイントです。
スタイリング剤は、髪をまとめやすい「オイル」「ジェル」を使うと良いでしょう。
濡れ髪に仕上がるスタイリング剤なら、根元が伸びてきても、膨らみや立ち上がりが気になりづらいメリットもあります。
イージーパーマのセルフ施術は、おすすめしません。
イージーパーマは、薬剤が頭皮に触れる施術です。
美容院での施術なら、薬剤のパワーを低く抑えられるため、頭皮への刺激を抑えられます。
しかし、セルフの場合は、刺激の強い市販のパーマ剤を頭皮に触れさせることになります。
強い薬剤が肌に触れると、炎症や髪のダメージにつながるためやめましょう。
タイトな仕上がりを求めるなら、定期的に施術を受けましょう。
イージーパーマは、根元のボリュームを抑えてシルエットを作ります。
2週間ほど経つと、根元が伸びて収まりが悪く感じ始めるため、再施術が必要です。
イージーパーマをやめる場合、特に注意することはありません。
2週間経つと、髪がイージーパーマをかける前の状態に戻るため、ショートやミディアムヘアに伸ばしていけます。
イージーパーマで使用する薬剤は、縮毛矯正と同じものです。
ただし、縮毛矯正ほどのパワーは必要ないため、薬剤の作用力や刺激性は低く抑えられています。
イージーパーマの工程は、ストレートパーマと同じです。
1回目の薬剤をつけて、髪のボリュームを落としたあと、2回目の薬剤をつけて固定します。
イージーパーマは、毛流れに沿って髪を寝かせるダウンパーマのひとつです。
髪を短く切ることで起こりがちな「髪が膨らむ」「毛が立って扱いづらい」といった悩みを解消できます。
「髪質に影響されずに、好きな髪型を楽しみたい人」にはおすすめです。
イージーパーマができるサロンは少ないため、やってみたい人は事前に美容院へ問い合わせてみましょう。
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