パーマには様々な種類があり、時代と共に新しいパーマも誕生しています。
数多くのパーマがある中で
↑などの疑問があると思います。
今回は、パーマの種類を1つずつご紹介し、効果や仕上がりの違いを比較したいと思います。
しかし、本記事で最もお伝えしたいことは、パーマを種類で選んではいけないことです。
パーマをかける際に大切なことは種類ではなく「美容師さんの技術力」なのです。
↑種類で選んでも結果は変わらないと思って下さい。
今回は、年間5000人担当美容師SENJYUチームが、パーマの種類別の特徴、そして美容師さんの技術の方が大切である理由を詳しく解説します。
目次
ここでは、よく聞くパーマの種類と効果や特徴を解説します。
カテゴリー | ベーシックパーマ |
値段 | 3000〜6000円 |
施術時間 | 1.5〜2時間 |
コールドパーマは最も一般的なパーマであり、パーマと言ったら「コールドパーマ」を指す場合が多いです。
仕上がりは、髪が濡れているとウェーブが強くなり、乾くとゆるくなる特徴があります。
特別な機材を使用せず、薬剤だけでパーマをかけることができるので、多くの美容院でメニュー化されています。
髪に熱を加えないので、デジタルパーマより髪にやさしいと思われますが、熱を加えない分、残留薬剤のリスクも高くなるので、決して髪にやさしいとは言えない側面もあります。
コールドパーマをかけると髪の構造が変わってしまうので、コールドパーマを繰り返しかけると縮毛矯正やストレートパーマがかからない髪になってしまう可能性があります。
カテゴリー | ホットパーマ |
値段 | 6000〜8000円 |
施術時間 | 2〜2.5時間 |
デジタルパーマは薬剤と熱の力でウェーブを作りだすホットパーマの1つです。
簡単に例えると、縮毛矯正をパーマ化させたメニューだと思って下さい。
仕上がりは、髪が乾いているときにウェーブが強くなり、濡れるとゆるくなります。
特殊な機材を使用するので、やや大掛かりなパーマと言えます。
髪に熱を加えるのでダメージが大きいと言われますが、熱処理を加える分、残留薬剤のリスクが低いので、むしろ髪にやさしいとも言えるのです。
また、50℃前後の低温でもパーマがかかるようになったので、髪に加わる熱ダメージがほとんどない場合もあります。
デジタルパーマは縮毛矯正を応用させた技術なので、パーマをかけた後でも縮毛矯正&ストレートパーマをかけることができます。
カテゴリー | ホットパーマ |
値段 | 6000〜8000円 |
施術時間 | 2〜2.5時間 |
エアウェーブは温風(空気)と水の力でウェーブを作りだすホットパーマの1つメニューです。
原理がデジタルパーマと似ているので、デジタルパーマの親戚みたいなメニューだと思って下さい。
デジタルパーマ同様、髪が乾いているときにウェーブが強くなり、濡れるとゆるくなります。
髪に与える熱は50℃前後と低温なので、髪へのダメージは少なめですが、その分強いウェーブを作るのも難しくなります。
カテゴリー | ベーシックパーマ |
値段 | 3000〜5000円 |
施術時間 | 1.5〜2時間 |
コスメパーマは髪への浸透性が低いため、薬剤ではなく「化粧品」として扱われている点が大きな特徴です。
通常のパーマ薬剤よりパワーが弱く、髪への負担が少ない点がメリットですが、しっかり強めのパーマがかからないデメリットもあります。
カテゴリー | ベーシックパーマ |
値段 | 3000〜6000円 |
施術時間 | 1.5〜2時間 |
本来、パーマ薬剤「アルカリ性」でしたが、酸性パーマは「酸性の薬剤」を使用している点が大きな特徴です。
酸性の薬剤を使用することで、髪への負担が少ない言われます。
しかし、従来のパーマと比べると薬剤の性質が大きく異なるので、扱いが難しいメニューになっています。
また、放置時間も長めに設定しないといけないので、単価(値段)も高くなりがちです。
カテゴリー | ベーシックパーマ |
値段 | 3000〜5000円 |
施術時間 | 1.5〜2時間 |
ツイストパーマは髪の捻ってパーマをかけるメニューです。
小さく波打った仕上がりになるのが特徴です。
スパイラルパーマ小さい&細いロッドに、髪をらせん上に巻き付けてパーマをかけるメニューです。
ツイストパーマほどではありませんが、波打った仕上がりになるのが特徴です。
ツイスト&スパイラルパーマは、メンズ(男性)のお客様が行うイメージがあります。
パーマって色々な種類がありますけど、私の髪にはどのパーマが向いているのでしょうか?
ここまで、パーマの種類別での効果や特徴を解説しましたが、お客様はパーマの種類はあまり気にしないでほしいです。
パーマのかかり具合、成功率、デザインの再現性は美容師さんの技術で決まります。
つまり、パーマをかける上で一番大切なことは、パーマの種類ではなく「美容師さんの技術力」なのです。
パーマの種類でも効果や仕上がりが若干異なりますが、それ以前に美容師さんの技術がないと全く話になりません。
それぞれ、3つの産地から採れた同じ野菜があるとします。
産地が違うので、同じ種類の野菜でも若干味が異なります。
↑地域の気候、土俵の違いで味に違いがでる。
では、この野菜を使って料理をするとします。
「A県」「B県」「C県」の野菜を使った料理、どれが一番美味しい料理になると思いますか?
もちろん「A県」の野菜を使った料理です。
なぜ「A県」の野菜を使った料理の方が美味しいのでしょうか?
それは、プロの料理人が作っているからです。
そうですよね!これは、パーマにも同じことが言えます。
パーマにおいて最も大切なことは、綺麗にウェーブがでている?デザインができているかです。
ウェーブがでていない、デザインができていない状態では、どんな種類のパーマでかけてもお客様は納得しません。
↑パーマの種類にも同じことが言えて、パーマの種類で良し悪しを決めてはいけないのです。
また、全種類のパーマは「髪にウェーブを作りだす」効果は変わらないので、多少仕上がりが違っても、あまり気にするポイントではないのです。
さらに、パーマをかけてからスタイリング剤を使ってセットをしたら、プロの美容師さんでもどんなパーマをしたのか?もはや識別は不可能です。
では、パーマはなにを基準にして選べば良いのでしょうか?
パーマをかけるときは「美容師さんの技術力」で選んで下さい。
パーマは難易度の高いメニューなので、美容師さんによって得意&不得意が分かれます。
もし、パーマが苦手な美容師さんが担当してしまうと、失敗される可能性があるのです。
近年は「〇〇パーマは髪にやさしい」などのフレーズを聞きますが、それ以前に担当する美容師さんの技術の方がはるかに大切なのです。
パーマが上手い美容師さんってどうやって見つけるのでしょうか?
詳しく解説した別記事があるのでぜひご覧下さい。
SENJYUチームは髪がほとんど傷まない「ダメージレスパーマ」を得意にしています。
正確には低温デジタルパーマです。
SENJYUチームは高品質な薬剤の使用、高度な技術力を駆使して髪の傷みを感じないダメージレスパーマを提供しています。
その効果は「パーマをかけたら髪が傷む」の常識を覆すほどで、お客様からもパーマをかけたた髪質が良くなったとの声も頂きます。
パーマの種類は年々増えていますが、1つだけ変わらないことがあります。
それは、どんなパーマでも美容師さんの技術力がないと成功しない、お客様の理想は叶わないことです。
そのため、パーマの種類に関しては「こんなパーマもあるんだ?」程度に覚えて頂ければと思います。
お客様が注目してほしいポイントは「美容師さんの技術力」です。
これは、パーマだけでなくヘアカラー、縮毛矯正にも同じことが言えます。
その他、パーマに関して分からないことがあれば、SENJYUチームになんでもご相談下さい。
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相談することは「希望」を叶える第一歩です。
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