白髪ぼかしハイライトは、終わりの見えない白髪染めをやめることができる「脱白髪染め」の手段として注目を集めています。
SENJYUチームも白髪ぼかしハイライトを「脱白髪染め」の手段として、多くのお客様に提供しています
しかし、ブームの一方で白髪ぼかしハイライトの注意点や失敗例もがあります。
↑これはなぜか?
今回、年間3500人のカラーを担当するSENJYUチームが、白髪ぼかしハイライトの注意点や失敗例について詳しく解説します。
脱白髪染めをメニュー化している美容師だからこそ、この記事を書かせて頂きました。
目次
白髪ぼかしハイライトは、髪の一部分をハイライトで明るくすることで、白髪をぼかすカラーです。
全体にハイライトを入れることで白髪と黒髪の境界線がぼやけて、白髪が目立たなくすることができます。
白髪染めと違って、白髪を活かした白髪対策と言えます。
ハイライト=派手髪のイメージもありますが、白髪ぼかしハイライトは性別世代を選びません。
↑なぜこのような失敗が発生するのか?
ここでは、白髪ぼかしハイライトの失敗例が急増している原因を詳しく解説します。
↑年代が上がるほど、白髪に悩む方が多くなることはご存じの方も多いはず。
そして、年代が上がるとエイジング毛でお悩みの方も多くなります。
簡単に言うと「髪の老化」であり、ダメージ毛とはまた異なる髪の異常事態。
エイジング毛の特徴は以下の通り。
↑くせやうねりに関しては、不自然縮れていて、スタイリングで活かすことのできない「損するくせ毛」である場合が多いです。
↑以上の2つを頭に入れてから、次の項目に行きたいと思います。
エイジング毛へのハイライトは難易度が高く、必然的に成功率は下がります。
なぜ、エイジング毛へのハイライトは難易度が高くなるんですか?
「ダメージに強い健康毛」と「ダメージに弱いエイジング毛」どちらがブリーチで受けるダメージが多いか?結果は明らかです。
エイジング毛にハイライトをしたとき、過度なダメージを受ける可能性が高いってことね?
↑結果失敗する
ダメージが原因のハイライトの失敗と言えます。
白髪ぼかしハイライトを必要としている世代に限って、白髪ぼかしハイライトと相性が悪くなるのは致命的な弱点と言えます。
確かに気を付けないといけませんね。
これが結論です。
残念なことに、白髪ぼかしハイライトの失敗例はさらにあります。
ダメージでバサバサに広がるのを通り越して、断毛にまで悪化してしまった失敗例。
ブリーチは美容師さんの技術力で髪のダメージが大きく異なるので、ブリーチが苦手な美容師さんが担当すると1回のハイライトで断毛する可能性があります。
近年は、髪のダメージを抑えたケアブリーチが登場しましたが、それでもブリーチである以上髪は傷んでしまいます。
ケアブリーチでも、従来の白髪染め以上に髪を傷めるリスクが高いメニューなのです。
ハイライトはブリーチを使用して髪を明るくする他、白髪の量が多くなるほどハイライトを入れる箇所も多くなります。
白髪が多くて目立つ方は、明るめのハイライトを入れたことによって、思った以上に髪が明るくなってしまう場合があるのです。
さらに、ブリーチの放置時間が長すぎたり、ブリーチパワー強すぎたりすることで、ハイライトが白髪っぽくなってしまう失敗例もあります。
仕上がりは自然な明るさだったけど、色落ちをしたらギラギラのオレンジ色になってしまうケースもあります。
ブリーチの脱色が上手くいかないと、色落ちしたときの髪色が汚くなってしまうのです。
アッシュが色落ちすると、アッシュの青色染料とベースカラー(元の髪色)の黄色が混じり合って、髪が緑色になってしまう可能性があります。
色落ちによって発生する緑色は、くすんだマット感のあるお世辞にも綺麗とは言えない髪色で、しつこく髪に残り続けてしまいます。
ハイライトにアッシュ系のカラーを入れる際は、アフターケアに気を付けましょう。
白髪ぼかしハイライトは、人を選ぶメニューであることから失敗する可能性が高いと言えます。
本記事では「エイジング毛でも白髪ぼかしハイライトはできる」と断言したいのですが、
深刻なエイジング毛でも、綺麗な白髪ぼかしハイライトを再現できる美容師さんは本当に一握りだと思います。
(例として河上紘之さんなど)
そのため、白髪ぼかしハイライトは求めている方ほど、失敗確率も比例して上がってしまうと思って下さい。
しかし、逆に言うと、健康毛であれば成功率は高いので、条件を満たせば白髪ぼかしハイライトは最高の白髪対策になるのです。
↑以上の項目に当てはまる方であれば、白髪ぼかしハイライトの失敗確率は大幅に下がります。
ハイライトカラーは通常の白髪染めより難易度が高く、美容師さんによって技術に差があります。
だからこそ、白髪ぼかしハイライトを行う際は、近所の美容師になんとなく行くのではなく、下調べをしてから美容室に行きましょう。
SENJYUチームは白髪ぼかしハイライト失敗直しを提供しています。
思っていたカラーと違った、ダメージを受けた、などの白髪ぼかしハイライトの失敗のお直しを行っています。
期間が経ちすぎると、綺麗に落とせない可能性があります。
失敗をいち早く直したい方は、早めの対処をおすすめします。
白髪ぼかしハイライトと相性が悪い方は、SENJYUチーム得意のファイバープレックス・白髪ぼかしファッションカラーをおすすめします。
白髪ぼかしハイライト以外にも、脱白髪染めの方法は沢山あります。
SENJYUチームは、白髪ぼかしファッションカラーを「脱白髪染め」のイチオシメニューとしておすすめしています。
通常のカラー(オシャレ染め)を使用した白髪染めであり、髪全体を明るくすることで白髪を目立たなくします。
白髪ぼかしハイライトよりも、人を選ばず万人向けの「脱白髪染め」の方法でもあります。
でも、エイジング毛だからダメージが心配…
ダメージが心配な方は、ファイバープレックスとの併用がおすすめです。
ファイバープレックスは、ケアブリーチの代表格であり、ブリーチやカラーと併用することで、ダメージを感じないヘアカラーを再現します。
ファイバープレックスとカラーを併用すると、ダメージどころか髪質が良くなる場合もあります。
ファイバープレックスを使用した白髪ぼかしファッションカラーで、脱白髪染めを目指しましょう!
¥2,200(税込)
カラーは別料金です。
今回は「白髪ぼかしハイライトの失敗」と言うネガティブな内容になりましたが、SENJYUチームは白髪ぼかしハイライトを否定している訳でありません。
メディアやSNSではメリットが大々的にクローズアップされがちな傾向がありますが、メリットしか知らないのはよくないこと。
白髪ぼかしハイライトを提供する美容師からすると「デメリットや失敗例もしっかり把握するべき」と言うのが本音なのです。
その他、白髪ぼかしハイライトついて分からないことがあればなんでもご相談下さい。
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