髪がパサパサしてるのが悩み。なんとかしたい!
髪質改善トリートメントがいいって聞いたけど、効果あるのかな…?
騙されたっていう人もいるから、心配です。
くせ毛によるうねりや、ダメージによるぱさつきがあると、毎日のスタイリングに苦労しますよね。
これまで髪質の見た目を改善する方法は、縮毛矯正やサロントリートメントが主流でした。
しかし、この数年で「髪質改善トリートメント」という施術が人気に!
縮毛矯正ほどわざとらしくなく、サロントリートメントより変化が得られると話題になりました。
ただ「意味がなかった」「効果がなく騙された」という、マイナスな意見もあります。
髪質改善トリートメントに興味がある人からすれば「効果があるのかないのか、どっち?」と気になりますよね。
結論からいうと、髪質改善トリートメントは効果があります!
ただし、条件に合っていないと、正しく効果が得られないことも…。
マイナスな意見が出る理由は、お客さまの髪と髪質改善トリートメントの相性や条件が悪かった可能性があります。
本記事では、
について詳しく解説します。
「髪質改善トリートメントで自分の悩みを解決できそうか」「失敗を回避するにはどうすればいいか」を知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
髪質改善トリートメントは、相性がいいとされる髪質がかぎられます。
10人に施術して、全員が同じ効果を得られるものではありません。
逆に、条件が合っていれば、しっかり艶のあるきれいな髪になれるんですよ!
目次
そもそも髪質改善トリートメントとは、髪の見た目や質感がきれいになるメニュー全般を指します。
「髪質改善トリートメント」というメニューがあるわけではないんですね。
その通り。髪質改善トリートメントはジャンル名なんです。
髪の見た目・質感を変化させるメニューはすべて髪質改善トリートメントといえるので、実際の施術内容はサロンごとに異なります。
「髪質改善トリートメント=どこの美容院でも同じ施術」ではないので、まちがえないようにしてくださいね!
ちなみに美容業界では「髪質改善トリートメント=酸熱トリートメント」との認識が強いです。
そのため本記事では、髪質改善=酸熱トリートメントとして解説していきますね。
髪質改善トリートメントは、髪内部の補修を目的としたメニューです。
髪はダメージを負うと、内部にダメージホールという空洞ができてしまいます。
イメージするなら、健康な髪は新築の柱・ダメージした髪はシロアリに侵食されて弱くなった古い柱!
空洞がある髪は形がゆがみやすく、うねり・ぱさつきが目立ちやすくなってしまいます。
髪質改善トリートメントは、ダメージで生まれた空洞部分に新たな結合を作り、穴を埋める効果があります。
ダメージで失ったものを補うことで、痛みを感じない髪へ近づけられるんですよ。
結果として、ダメージによるうねりを解消したり、ハリ・コシを復活させたりすることが可能になります。
髪質改善トリートメントの内容はサロンごとに違いますが、大きく分けて下記4つの種類があります。
どれも髪の見た目・質感がきれいになる点は同じですが、アプローチの仕方が違います。
例えば、一般的なトリートメントは髪表面をコーティングして手触りをメインに施術するのに対し、縮毛矯正は髪内部・外部にアプローチして見た目をメインに施術します。
実際にどのようなアプローチをするのかはサロンによって異なります。
施術内容や効果が気になる人は、直接お店に確認してみるのがおすすめです。
SENJYUでは、髪質改善メニューとして
を導入しています。
悩みや髪質に合わせて提案するので、ぜひカウンセリングで理想の状態を教えてくださいね。
| 髪質改善トリートメント | 縮毛矯正 |
目的 | 髪内部を補修する | くせ毛を伸ばす |
得られる効果 | ダメージが原因のうねりのみ伸びる | 髪がしっかりストレートになる |
縮毛矯正と髪質改善トリートメントには、どちらもくせ毛を伸ばす効果があります。
しかし、それぞれでくせ毛をストレートに伸ばせる条件が違うんです。
縮毛矯正はどんなくせ毛にも対応できるのに対し、髪質改善トリートメントはダメージが原因のうねりにしか効果がありません。
例えば、健康な髪の人が髪質改善トリートメントでくせ毛を伸ばしたいと思っても、縮毛矯正のようなストレートヘアにするのは難しいです。
目的によって、それぞれを正しく使い分けることが大切です。
髪をストレートにしたいなら縮毛矯正、ダメージを補修し艶やかな髪にしたいなら髪質改善トリートメントのほうがいいでしょう。
| 髪質改善トリートメント | ストレートパーマ |
目的 | 髪内部を補修する | パーマを落とす |
得られる効果 | ダメージが原因のうねりのみ伸びる | パーマのないストレートになる |
ストレートパーマといえば、縮毛矯正と同様にくせ毛を伸ばす効果があると思われがちです。
しかし、これはまちがい!
ストレートパーマは、くせ毛ではなくパーマを落とすことが目的なんですよ。
本来はパーマをあてた髪を、まっすぐな状態に戻すために用いられるメニューです。
ただし最近では、ストレートパーマを弱めの縮毛矯正として、施術しているサロンもあります。
なぜなら、くせ毛にストレートパーマをあてた場合、うねりは残るけどボリュームを落とせる可能性があるから。
「今より少しでいいから、扱いやすくなりたい」「うねりより膨らみが気になる」という人は、ストレートパーマも選択肢の一つに入れていいかもしれませんね。
| 髪質改善トリートメント | 一般的なトリートメント |
目的 | 髪内部を補修する | 髪のコーティング |
得られる効果 | ダメージが原因のうねりのみ伸びる | キューティクルの補修 |
一般的なトリートメントは、髪外部の保護がメインです。
たとえるなら、ハンドクリームのような位置づけ!
内部にも多少の効果がありますが、外側のコーティングがメインなので、髪のダメージが変化することはありません。
「髪の絡まりを解消したい」「手触りの良い髪にしたい」など、保湿や保護が目的の人におすすめです。
髪質改善トリートメントをしたけど、何も変わらなかったと聞いたことがあります。
効果がないなら、やめたほうがいいのかな?
髪質改善トリートメントは、正しく扱えればしっかり効果を発揮してくれます!
髪質改善「トリートメント」という呼び方なので、失敗のリスクなく簡単に効果が得られるものだと思いますよね。
しかし、髪質改善トリートメントの施術には、高度な知識が必要になるんです。
正しく扱えないと、効果を感じられない・むしろ痛んだように感じることも。
ここからは、髪質改善トリートメントに意味がない・騙されたと感じる理由と対処法を解説します。
髪質改善トリートメントは、一般的なトリートメントのように誰でも同じように効果があるわけではありません。
そのため、髪質改善トリートメントで得られる効果と、髪質や悩みがマッチしていない場合は、変化を実感できないんです。
過去に髪質改善トリートメントをして変化を感じれなかった人は、効果と髪質・悩みがマッチしていなかった可能性大!
対処法としては、髪質改善トリートメントの知識や経験のある美容師を選ぶこと!
髪質の見極めは、美容師でも難しいと感じる技術です。
高い効果を実感するためには、髪質改善トリートメントを得意としている美容師に、カウンセリング・施術をしてもらいましょう。
髪質改善トリートメントは、すべてのくせ毛に対して、必ず効果が得られるものではありません。
施術して髪のくせが伸びるのは、ダメージが原因でうねる場合のみです。
また、髪質改善トリートメントによるくせの伸び方は、人それぞれ異なるため完全なストレートヘアにならないこともあります。
縮毛矯正をあてたときのように、くせが完全に伸びると思っていた人は「思ったよりくせが治らなかった」と感じるかもしれません。
くせのないまっすぐな髪を目指すなら、縮毛矯正がおすすめです。
どんなうねりでもしっかりストレートにできるので、理想とする状態に近づけられるでしょう。
SENJYUの縮毛矯正では、髪質に応じた薬剤選定でダメージレス施術が可能!
「薄毛っぽくなるのが不安」「まっすぐになりすぎそうで怖い」という人でも、施術のやり方次第で解決できるんです。
髪質改善「トリートメント」という名前から、髪が痛むことはないと思いますよね。
しかし実際は、髪へのダメージがまったくないわけではありません。
髪は弱酸性(pH4.5〜5.5)の性質ですが、この領域から大きく外れると痛みやすくなります。
例えば髪がアルカリに傾くと、キューティクルが開いてしまいもろくなりがち。
ブリーチは、pH12とかなりアルカリ性寄りの薬剤なので、ダメージも強くなってしまうんです。
一方で髪が酸性に傾くと、キューティクルが閉じます。
キューティクルが適度に閉じる分には、ハリ・コシが戻るメリットがありますが、必要以上に閉じると髪が硬くごわごわした質感になります。
結果として、手触りが悪くパサパサするため、痛んだと感じてしまうんです。
痛んだ質感の髪の毛にならないためには、弱酸性の髪質改善トリートメントを選ぶのがベストです。
とはいえ薬剤を用意するのは美容師なので、お客さま側が弱酸性のものを選ぶことはできませんよね。
施術を受ける側の人にできることは、リスクを回避する努力
重要なのは、髪質改善トリートメントをしっかり理解している美容師さんにお願いすることです。
正しい知識を持たない人にリスクのある施術を任せるのは、無免許ドライバーが運転する車に乗るくらい危険な行為です。
専門的な経験のある美容師なら、弱酸性の薬剤を使ったほうがいいことを当然知っているはず。
あらかじめ、美容師のインスタやホームページなどから、予約する美容師さんが髪質改善トリートメントを得意としているのか、しっかり情報収集するようにしましょう。
髪質改善トリートメントは、正しく施術を受ければ、効果を得やすい優秀なメニューです。
しかし、髪質や理想とする状態によっては、デメリットに感じる点があるのも事実。
ここからは、髪質改善トリートメントのデメリットを3つ解説します。
髪質改善トリートメントは、髪質の見極め・使用する薬剤の判断が、かなり難しい技術です。
美容院のメニュー全般に言えることですが、施術の仕上がりは美容師の技術力で大きく変わります。
施術に失敗されてしまい効果を実感できないならまだしも、パサパサする・痛むなど逆効果なる可能性も。
仕上がりが悪くなるリスクを避けるには、髪質改善トリートメントを正しく理解した美容師にオーダーすることが大切です。
髪質改善トリートメントは、一度で大きな変化を得られるものではありません。
正しい間隔で定期的に施術することで、髪の状態が少しずつよくなるメニューです。
髪のダメージにもよりますが、1ヶ月半〜2ヶ月ペースで、5〜7回の施術が理想的。
忙しい人やコストを抑えたいと思っている人なら、負担に感じるかもしれません。
髪の悩みとかかる手間・コストを比較し、何を一番優先したいのかで、髪質改善トリートメントをおこなうか決めることが大切です。
「今のダメージをなるべく早く治したい」という人は、髪質改善トリートメントをするのがおすすめです。
髪質改善トリートメントでは、酸性の成分を髪に入れる工程があります。
このときに、酸が髪の中で色素を破壊してしまうため、ヘアカラーが退色しやすくなるんです。
対策としては、髪質改善トリートメントをおこなってからヘアカラーをするといった順番で施術すること。
髪質改善トリートメントは、一般的なトリートメントとは異なり、あとからヘアカラーをしたからといって効果がなくなるわけではありません。
髪をきれいにしつつ、ヘアカラーもキープするために、それぞれの施術タイミングには気をつけるようにしましょう。
髪質改善トリートメントの相場は、約10,000〜20,000円ほどです。
トリートメントにしては、かなり高いですよね。
しかし料金が高くなる理由が、3つあります。
まとめると、料金が高いのは施術のクオリティを維持するため!
たとえば、食べ放題と高級焼肉の味・雰囲気を比べたときに、どちらが満足できるかといえば高級焼肉ですよね。
食べ放題はコスパ重視ですが、高級焼肉は満足感重視なはず。
焼肉屋のたとえと同じで、いい技術を受けるにはある程度のコストが伴うもの。
逆に相場以下で施術を受けた場合、効果なしと感じたり、失敗によりパサパサしたりするリスクがあるかもしれません。
同じクオリティであれば安い方がお得ですが、コスパを重視しすぎて「結果が出ない」「かえって髪の状態が悪くなる」といった失敗につながらないよう、よく考えることが大切です。
髪質改善トリートメントにはマイナスな意見もありますが、ほかのトリートメントにはないメリットもあります!
ここからは、髪質改善トリートメントのメリットを3つ解説します。
髪質改善トリートメントでは、酸と熱の化学反応により、薬剤の成分を髪に定着させやすくするため上品な艶感を表現できます。
また、一般的なトリートメントよりも髪との結合が強く、効果の持続期間も1ヶ月〜2ヶ月と長めです。
髪質改善トリートメントは、回数を重ねるほど効果も高まるので、途中でやめることなく継続することが大切です。
髪へダメージが蓄積すると、内部に空洞ができてしまい、柱のない家のようにぐらぐらと不安定な状態になります。
ダメージによる不安定な状態は、髪のうねりを作る原因になりがちです。
髪質改善トリートメントには、ダメージでできた空洞を埋めるように、新たな結合を作る効果があります。
不安定でぐらぐらした髪内部に新たな柱を作ることで、髪にハリ・コシを出し、安定した状態に戻すことが可能です。
結果として、髪全体がまとまり、ボリュームやうねりが落ち着くメリットがあるんですよ。
髪が痛むと内部の組織が壊れてしまい、しぼんだ風船のようにくたっとした状態になります。
ハリやコシのある髪と比べると、くたっとした髪は頼りないですよね…。
髪質改善トリートメントをおこなうと、髪内部で壊れた組織の代わりとなる結合ができ、芯のあるしなやかな髪になります。
たとえるなら、しぼんだ風船の中に空気をぱんぱんに入れたようなイメージ!
新たな結合ができて髪の形を支えやすい状態になると、ハリやコシがある滑らかな髪になれるんです。
髪質改善トリートメントは、ダメージを負った髪と相性がいいメニューです。
ここからは、髪の悩み別・髪質改善トリートメントのビフォーアフターをご紹介します。
くせ毛に悩むお客さまの、髪質改善トリートメント・ビフォーアフターです。
髪のばらつきや広がりがなくなり、ストレートな状態になりました。
ダメージが原因で、シルエットが膨らみやすい人におすすめです!
うねりのない状態は、艶感もしっかりきれいに表現できます!
うねりに悩むお客さまの、髪質改善トリートメント・ビフォーアフターです。
ゆるいうねりだとしても、まとまりが悪くなってボリュームアップすると、かなりストレスですよね。
髪質改善トリートメントをおこなえば、髪内部のバランスが整いうねりをカバーできます。
「縮毛矯正をするほどではないけど、うねりが気になる」という人に、おすすめです。
髪のぱさつきに悩むお客さまの、髪質改善トリートメント・ビフォーアフターです。
施術前は、毛先を中心にダメージによるざらつき・ぱさつきが強く現れていました。
髪質改善トリートメントをおこなったあとは、髪の手触りや見た目が大きく変化し、つるんとまとまりのある艶髪に仕上がっています。
質感や見た目に悩む人は、髪質改善トリートメントの効果を特に実感していただきやすいんですよ!
髪質改善トリートメントは、髪の長さに関係なく施術を受けることができ、効果もしっかり実感できます。
ここからは、髪の長さ別・髪質改善トリートメントのビフォーアフターをご紹介します。
ボブスタイルのお客さまにおこなった、髪質改善トリートメント・ビフォーアフターです。
元々まとまりを表現しやすいボブですが、髪のダメージが激しいと毛先がばらつきがちですよね。
髪質改善トリートメントをおこなえば、ダメージが大きい毛先もつるんとまとまり、きれいな丸みシルエットを表現しやすくなります。
ミディアムヘアのお客さまにおこなった、髪質改善トリートメント・ビフォーアフターです。
髪へのダメージは少ない状態でしたが、後頭部にあるへこみのようなうねりに悩んでいました。
髪質改善トリートメントをおこなったあとは、うねりが解消され、まとまりのある状態に仕上がっています。
ロングスタイルのお客さまへおこなった、髪質改善トリートメント・ビフォーアフターです。
過去にブリーチをしていたこともあり、中間から毛先にかけてダメージによるざらざらとした見た目や手触りのごわつきにお悩みでした。
髪質改善トリートメントをおこなったあとは、髪の中間にあったざらざらとした見た目が解消され艶のある状態に仕上がっています。
画像からもわかるように、根元から毛先までつるっとした質感に仕上がっているので、指通りもかなりよくなっているんですよ。
髪のダメージは、過去の施術履歴によっても人それぞれ違います。
ここからは、髪質別・髪質改善トリートメントのビフォーアフターをご紹介します。
ブリーチをされているお客さまへの、髪質改善トリートメント・ビフォーアフターです。
かなりハイトーンのブリーチをされているので、毛先を中心としたざらつき・全体的なぱさつきにお悩みでした。
髪質改善トリートメントをおこなったあとは、根元から毛先までまとまりがあり、統一感のある見た目に仕上がっています。
明るめのカラーを繰り返しているお客さまへの、髪質改善トリートメント・ビフォーアフターです。
ブリーチはされていませんが、繰り返しおこなっているカラーにより、髪全体の見た目が悪くなっていました。
髪質改善トリートメント後は、髪にハリ・コシが戻ったり、ダメージによる細かいうねりが収まったりと見た目が大きく変化しています。
ヘアカラーも艶感が際立つダークトーンに落ち着かせて、より艶が出るよう整えています。
髪質改善トリートメントって想像以上にすごいメニューですね!一度やってみたいです。
髪質改善トリートメントは、髪質やダメージの悩みに対して、大きな変化を実感できる優秀なメニューです。
せっかくやるなら、効果を持続させしっかり実感できるようにしたいですよね。
ここからは、髪質改善トリートメントの効果を持続させる方法を3つご紹介します。
「これから髪質改善トリートメントをおこなう人」「すでに髪質改善トリートメントをおこなっている人」は、ぜひ参考にしてくださいね。
髪質改善トリートメントの効果をしっかり実感するには、定期的な施術が大切です。
目安として、2ヶ月に一度の頻度*で施術するようにしましょう。
*髪の状態によっては、1ヶ月半ペースがいいこともあります。
髪質改善トリートメントは、回数を重ねるごとに持ちがよくなりますが、一度の施術での効果持続期間は約2ヶ月です。
効果が完全に切れてから再度施術すると、次におこなう髪質改善トリートメントの持続が短くなることもあるため、2ヶ月以上の期間を空けないよう注意しましょう。
髪質改善トリートメント後は、普段以上にホームケアを意識しておこなうようにしましょう。
施術後はきれいで艶のある状態になりますが、日々のケアが足りないと元の状態に戻りやすくなってしまいます。
効果の持続期間を伸ばしたいなら、自分に合ったシャンプーを選ぶことや、濡れた状態で放置しないなどのヘアケアが大切です。
難しいことは必要なく、あたりまえのことをおこなうだけで十分です。
髪質改善トリートメントが必要になるほどダメージを蓄積している髪は、かなり繊細な状態であることが考えられます。
繊細な髪に対するヘアケアで注意すべきことは、ドライヤーの熱ダメージです。
熱の温度や風の当てかたによっては、髪にダメージを与える原因となるため、注意するようにしましょう。
可能なら、熱ダメージを受けにくい質のいいドライヤーの使用をおすすめします。
ここまでは「酸熱トリートメント=髪質改善トリートメント」として、解説してきました。
SENJYUがおこなう「髪質改善」は、酸熱トリートメントとは少し特徴が異なります。
SENJYUの髪質改善 | 髪質改善トリートメント | |
効果 | 1回目から得られる | 何度か施術して得られる |
施術頻度 | 6ヶ月ペース | 2ヶ月ペース |
効果が得られる髪質 | うねりによるボリュームが気になる髪 | ダメージでぱさつく髪 |
髪質改善トリートメントは、何度か施術が必要になることがネックに感じたり、効果がある髪質の条件が厳しいと感じる人もいるでしょう。
SENJYUの髪質改善は、施術当日から効果を実感でき、対応できる髪質条件も広いので、気軽に挑戦しやすいです!
髪質改善トリートメントをやるか悩んでいる人は、SENJYUの髪質改善もぜひ検討してみてください。
どちらがいいか悩んでいる人は、カウンセリングでお伝えすることも可能です。
ざっくり工程を説明すると、こんな流れです。
ここからは、施術の流れを詳しく解説していきます。
まずは、シャンプーで髪についた残留物を除去します。
シャンプー前の髪には、ヘアオイルや皮脂がくっついた状態です。
残留がある状態だと、元の状態より髪のくせがゆるく見えたり、逆に強く見えることもあり、正しい髪質を判断できません。
髪質に合った薬剤を正確に選ぶためには、大切な工程なんですよ。
髪のダメージが強い場合は、ベーストリートメントで毛先を保護します。
なぜなら、すでにダメージを負った状態だと、薬剤の力に髪が耐えられずチリチリになるリスクがあるからです。
また何度か髪質改善をおこなっている場合は、根元の薬剤が誤って毛先につかないよう、過去の施術部分に塗布することもあります。
くせやうねりなど施術が必要な部分に、髪質改善の薬剤を塗布します。
塗布後、15〜20分ほどおいて、くせが伸びていれば一度薬剤を流します。
髪の形をストレートにするために、アイロンやブローで熱を加えていきます。
熱を与えることで髪のなかの水素同士が結合し、ストレートの状態を保ちやすくなるんですよ。
髪に熱を与えたら、ストレートの状態をキープするために、2度目の薬剤を塗布します。
1度目の薬剤でうねった結合を切り、アイロンの熱でまっすぐに整えて、2度目の薬剤で固定するイメージです。
5分ほどおいて固定が完成したら、シャンプー台で薬剤を流します。
ここまでで髪質改善の工程は終了しているので、あとは乾かすだけ!
髪を乾かし、最後は冷風で仕上げます。
冷風をあてることで、髪のキューティクルが引き締まり、艶っぽく仕上がります。
最後に、トリートメントで毛先を整えるように仕上げれば完成です。
施術当日から、乾かすだけで髪のボリュームが落ち着き、扱いやすい髪になります。
酸熱トリートメントを用いた髪質改善トリートメントは、何度か施術する必要があります。
目安として、2ヶ月おきに5〜7回ほどの施術が必要です。
SENJYUの髪質改善では、独自の技術で一回目から高い効果を得られます!
髪質改善トリートメント(酸熱トリートメント)の効果は、2ヶ月ほどです。
2ヶ月を超えると効果が薄れてしまうので、定期的な施術が必要になります。
SENJYUの髪質改善は、独自の技術で形のキープ力を高めているので、6ヶ月間効果が持続します!
髪質改善トリートメントは使い方を誤らなければ、非常に効果的なメニューです。
しかし、美容院のメニューとしては登場してから日が浅いので、使いこなせていない美容師さんがいるのも事実です。
失敗リスクがゼロではないため、やめたほうがいいと言われるのだと思います。
SENJYUは、髪質改善系メニューを得意としています!
髪質改善トリートメントは、男性(メンズ)でも施術できます。
ただし、髪型によっては髪質改善トリートメントとの相性が悪い可能性もあるため、美容師さんに相談してみましょう。
髪質改善トリートメントなら、施術後にカラーやブリーチをしても効果がなくなることはありません。
ただし、カラーの直後に髪質改善トリートメントをすると色落ちしてしまうので、同日施術は避けたほうがいいでしょう。
ブリーチカラーの色合いを楽しめる期間である2週間を超えたタイミングで、トリートメントの施術をするのがおすすめです。
髪質改善トリートメントとは、髪の見た目や質感がきれいになるメニューの総称です。
一般的には「髪質改善トリートメント=酸熱トリートメント」という認識ですが、詳しい施術内容はサロンによって異なります。
効果を得られる条件がきびしい点から「髪質改善トリートメントは意味ない」「騙された」と、思う人がいるようです。
髪質改善トリートメントの効果をしっかり実感したいなら、技術が高い美容師を選ぶことが大切!
髪質を正確に見極められる美容師にお願いすると、正しく効果を得られるため一概に「髪質改善トリートメントが意味ない」というわけではありません。
SENJYUは、髪質改善トリートメントを得意としています!
もし髪質改善トリートメントに向いていない髪でも、別のメニューでお悩みに対応できるので、扱いやすい状態を叶えられます!
まずはカウンセリングにて、お悩みを聞かせてください。
あなたの髪質に合った施術をおこない、扱いやすくきれいな髪を叶えましょう!
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