髪のコンディションが悪いのでなんとかしたいです。
でも「髪質改善」と「縮毛矯正」のどっちが自分に向いているのか、わかりません…。
たくさんメニューがあると、自分に向いているものを探すのも大変ですよね。
では、一緒に「髪質改善と縮毛矯正の違い」を見てみましょう!
髪質改善と縮毛矯正は、どちらも髪をきれいな状態へ整えることが目的のメニューです。
しかし、何に効果があるのかはそれぞれ異なります。
目的に合わせて施術するメニューを選ばないと「効果を得られない」「失敗リスクが高くなる」ため、注意が必要です。
本記事では、
についてご紹介します。
「髪質改善と縮毛矯正、どちらが向いているか知りたい人」は、ぜひ参考にしてくださいね!
髪の悩みや原因が、ダメージなら「髪質改善」を、くせ毛なら「縮毛矯正」を選びましょう!
それぞれ効果を発揮する髪が異なるため、不向きな髪に施術をすると逆効果となるケースがあります。
効果を実感するためには、正しくメニュー選びをすることが大切!
目次
縮毛矯正と髪質改善はどちらも「くせ毛用のメニュー」ととらえられがちですが、異なる特徴を持っています。
イコールではないので、間違えないよう注意しましょう!
ここからは、それぞれの違いについてご紹介します。
メリット | デメリット |
ダメージによるうねりを解消できる | くせ毛への効果はイマイチ |
艶やハリコシのある状態を作れる | カラーの色落ちを早める |
手触りがよくなる | 継続的な施術が必要 |
髪質改善のメリットは、ダメージした髪を健康な髪のような質感や見た目に近づけられることです。
例えるなら「髪の手術」といった位置付けのメニュー!
ダメージですかすかになった髪内部に、たんぱく質の代わりとなる成分を補充し、内部を満たすことが目的です。
ダメージによる空洞が埋まると、髪にうるおいやハリコシが戻るため「ダメージによるうねりが解消された」「ハリやコシが出た」といった変化を実感できます。
一方で、くせ毛へのストレート効果は、ほぼありません。
「髪質改善でストレートになる」と耳にすることがありますが、あくまでもストレートになるのは「ダメージ性のうねり」のみ!
ダメージに関係のないくせ毛をストレートにしたい場合は、縮毛矯正のほうが向いているでしょう。
メリット | デメリット |
どんなくせ毛もストレートになる | ダメージが強い |
半永久的に効果が持続する | 定期的なメンテナンスが必要 |
湿気の影響を受けなくなる | ブリーチやパーマとの相性が悪い |
縮毛矯正のメリットは、どんなに強いくせ毛でも、うねりのないストレートヘアになれることです。
効果を得づらいとされる「健康毛」「強いくせ毛」でもストレートになるため、幅広い髪質に向いています。
しかし、絶大な効果を得られる反面、ダメージは避けられません。
「すでに髪が傷んでいる人」や「今以上にダメージさせたくない人」にとっては、デメリットに感じられるでしょう。
| 髪質改善 | 縮毛矯正 |
薬剤成分 | 架橋成分 | 還元成分 |
目的 | ダメージ部分を補強する | ストレートヘアにする |
施術時間 | 2ヶ月 | 半永久 |
髪質改善と縮毛矯正の決定的な違いは、使用する薬剤の性質です。
髪質改善は、柱のように髪を支える役割を担う有効成分(=レブリン酸など)が配合されています。
一方で、縮毛矯正は髪の結合を切り離す有効成分(=チオグリコール酸など)の配合がメインです。
それぞれ薬剤の役割が異なるため、目的に応じて使い分ける必要があります。
髪質改善トリートメント | 縮毛矯正 |
カウンセリング | カウンセリング |
シャンプー | シャンプー |
薬剤塗布 | 一剤塗布 |
放置(加温15〜20分) | 放置(20〜30分) |
シャンプー | シャンプー |
ブロー&アイロン | ブロー&アイロン |
二剤塗布 | |
放置(5〜10分) | |
お流し | |
仕上げ |
髪質改善と縮毛矯正には、工程にも違いがあります。
髪質改善は、薬剤を塗布するのは一度だけ!
縮毛矯正と比べると工程が少ないぶん、コストや施術時間は控えめです。
ただし、二剤による固定作業がないため、効果の持続期間は2ヶ月程度と短くなります。
一方で、縮毛矯正は、薬剤を二度つけたり細かくアイロンを通したりと工程が多いため、コストや施術時間が負担になりがち。
しかし、効果の持続期間は半永久的と長く、施術頻度は少なく済むケースが多いです。
「ストレートにしたいけど髪のダメージが気になる」という理由で、髪質改善と縮毛矯正を悩む人は多いです。
実際に、どれくらいのダメージ差があるか知りたくありませんか?
ここからは、髪質改善と縮毛矯正のダメージの差についてご紹介します。
結論からいうと、ダメージが強いのは「縮毛矯正」です。
髪の中心まで作用するぶん、薬剤の刺激を受ける範囲も広くなるため、髪が傷みやすくなります。
「縮毛矯正をすると傷むから、セルフアイロンで乗り切ろう」と思っているなら注意!
実は、縮毛矯正より毎日のアイロンのほうが傷むんです。
薬剤による負担より、アイロンで髪を挟むことによる摩擦や熱ダメージのほうが、はるかに大きくなります。
傷みの差を考えると、年に2〜3回ほど縮毛矯正をあてたほうが、トータル的なダメージは抑えられるでしょう。
ダメージするくらいなら、縮毛矯正より髪質改善がいいですよね?
髪質によっては、縮毛矯正のほうが向いていることもあります。
ダメージを気にする人にとって、傷むことのない髪質改善の選択肢は捨て難いですよね!
しかし、向いていない髪へ無理に髪質改善をした場合、変化を実感できずコストや時間が無駄になってしまいます。
自分の髪に最適な方法を選ぶことが、ダメージレス&美髪への近道です!
髪質改善と縮毛矯正のどちらが向いているかは、髪質や目的によるため、人それぞれ異なります。
ここからは、それぞれに向いている人やおすすめの理由についてご紹介します。
髪質改善が向いているのは、以下にあてはまる人たちです。
髪質改善が向いている人に共通することは、髪内部に芯がなく、ふにゃふにゃなことです。
例えるなら、骨のないタコやイカのような状態!
芯がなく形を支えはれないため、うねったり弾力がなかったりします。
このような髪質の人に内部を補強できる髪質改善をすると、髪に芯が通ったかのようにハリやコシが生まれます。
アイロンがけ仕立てのシャツのように、髪がピシッとすることで「艶が出る」「まとまる」「手触りがいい」といった変化を得られるでしょう。
髪質改善の平均価格は、10,000〜20,000円です。
サロンによって、使う薬剤のクオリティや手順が異なるため、ややコスト差が発生します。
SENJYUチームでは、11,000円にてご予約受付中です!
髪質改善の施術時間は、1時間半〜2時間ほどです。
通常のトリートメントと比べると「放置時間」「アイロン」といった工程が必要になるため、やや時間がかかります。
髪質改善の施術周期は、2ヶ月おきがおすすめです。
一般的なトリートメントと比べると長続きするものの、半永久ではありません。
カラーやパーマと同じように、日が経つにつれて効果が薄れてきます。
きれいな状態をキープするためにも、2ヶ月ペースで継続しましょう。
髪のコンディションが整ったら、期間をあけたりやめてもOK!
縮毛矯正と比べると、髪質改善は一回の施術料金が安いです。
しかし、施術頻度は2ヶ月に一度と縮毛矯正より早くなるため、一年のトータルコストで見ると髪質改善のほうがコスパが悪く感じられます。
きれいな状態をキープするには、継続的な施術が必要!
事前に「継続できるコストや頻度か」をシュミレーションしておくと安心です。
縮毛矯正が向いているのは、以下にあてはまる人たちです。
縮毛矯正は、すべてのくせ毛を完全なストレートヘアにできるメニューです。
「健康毛」「強いくせ毛」など、ほかのメニューでは対応できない強固なくせ毛でも、うねりのないまっすぐな状態に整えられます。
ブリーチや縮毛矯正失敗などで、ハイダメージを負った髪でない限り、多くのくせ毛に悩む人に向いているといえるでしょう。
縮毛矯正の平均価格は、15,000〜20,000円です。
美容院によって中間処理トリートメントを用いたり、薬剤の質が異なったりするため、価格に差が生まれます。
SENJYUチームでは、23,100円から承っております。
縮毛矯正の所要時間は、2時間半〜4時間ほどです。
「髪の長さ」「くせの強さ」によって、薬剤の塗布や放置時間が変化するため、所要時間が異なります。
縮毛矯正の施術は、3〜6ヶ月周期でおこなうのがおすすめです。
一度施術した部位は半永久的に効果が持続しますが、根元が伸びてくると髪全体のシルエットが崩れます。
髪の長さやくせの強さにもよりますが、6ヶ月以内での施術を継続すれば、スタイリングしやすい状態をキープできるでしょう。
ここからは、SENJYUチームにて縮毛矯正や髪質改善の施術を受けたお客さまの口コミをご紹介します。
うねりのせいで髪にまとまりがないのが悩みでした。
縮毛矯正後は、指通りなめらかなさらさらヘアに!
自分の髪じゃないみたい!
すごいです♡
傷んだ感じもありません。
くせ毛と毛量によるボリュームが悩みでした。
縮毛矯正後は、ストレートになるのはもちろんですが、手触りのいいさらさらな状態に。
毛先まで艶やかにまとまっていて嬉しいです。
こちらのお客さまは、毛量を減らされすぎたりレイヤーの位置が高すぎたりすることで、「髪がぱさぱさに見える」とお悩みでした。
いろんな方向へ向いている毛先を、SENJYU式のやさしい縮毛矯正で整えることで、まとまりや艶といった統一感のある質感に仕上げています。
初めてSENJYUチームで縮毛矯正の施術を受けられたお客さまです。
ダメージに関してお悩みでしたが、髪質に適した薬剤を一から選び、負担を最小限に抑えて施術をしました。
マイルドな薬剤をメインに使用するSENJYU式の縮毛矯正では、髪のやわらかさを残したままさらさらなストレートヘアを叶えられます。
「縮毛矯正=傷む」のは昔の話!
しっかり髪の状態を判断したうえでの施術であれば、ダメージを感じることなくさらさらな髪になれるんです。
ブリーチのダメージで広がるのが悩みでしたが、施術後はまとまりのあるさらさらヘアに!
さっきまでのダメージが嘘のようです。
縮毛矯正のダメージとくせ毛が悩みでした。
施術後は艶がある手触りのいい状態に…!
こちらのお客さまは「もう少し伸ばしていきたいのに、ダメージが原因でカットせざるをえない」とお悩みでした。
悩みやご要望から、髪の内部を補強し傷まない髪作りをすることを提案し、髪質改善の施術をスタートしました。
数回、SENJYUチームにて髪質改善を続けることで内部の補強が叶い、今では「自分の髪?」とびっくりしてしまうくらいのきれいな状態に!
こちらのお客さまは、縮毛矯正に失敗されて強いダメージを負ってしまい、髪がごわついていることにお悩みでした。
今回は、ダメージでハリのない髪に弾力を復活させることを優先し、酸熱トリートメントをご提案しました。
傷んだ髪を内側から補強することで、健康な髪に近いやわらかくしなやかな状態に整えています。
十分な効果を実感するには、複数回の施術が必要ですが、一回からでも変化を実感しやすいです!
SENJYUチームでは、髪の状態に応じて一人一人に必要な方法やプランを提案します。
縮毛矯正と髪質改善は、同時施術が可能です
同時に施術するケースでは、くせ毛の部位は縮毛矯正を、すでにストレートになっている範囲は髪質改善と分けて施術します。
このように施術することで、根元のうねりと毛先のダメージを一度にケア可能に!
縮毛矯正と髪質改善のもちは、それぞれ以下の通りです。
髪質改善の効果を持続させるには、ホームケアが重要です。
「自分に合ったシャンプーやトリートメントを使う」「濡れたままにしない」など、基本的なケアを心がければ、効果が長持ちしやすくなります。
縮毛矯正後は、髪の内部・表面ともに乾燥が進み繊細な状態です。
そのままにすると切れ毛や枝毛の原因になるため、しっかり保湿することが大切!
「トリートメントを毎日する」「洗い流さないトリートメントで外側を守る」などして、髪にうるおいがある状態をキープしましょう。
髪質改善と縮毛矯正は「髪をきれいにする」という共通点がありますが、それぞれ異なる特徴を持つメニューです。
特徴が異なるぶん、向いている人や目的にも違いが生まれるため「何の悩みを解消したいか」で施術方法を選択することが大切です。
しかし、なかには「自分の悩みが何かはっきりわからない」という人もいるでしょう。
そんなときは、プロに判断をゆだねてみるのがおすすめです!
SENJYUチームでは、お客さまの目的や髪の状態に合わせて最適な方法をご提案します。
「髪のダメージ」「まとまりの悪さ」など、質感や扱いに悩んでいる人は、一度SENJYUチームにご相談ください。
目標とする仕上がりを叶えるために、一緒に最適なプランを考えましょう!
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