ブリーチをしたけど、湿気の時期になると髪がチリチリになります。
ブリーチをしたら湿気に弱い髪になった感じがします?
結論、ブリーチをしたら湿気に弱い髪になるのは事実であり、なんらかの湿気対策をすべきと思っています。
今回、年間5000人担当美容師SENJYUチームが、ブリーチをすると湿気に弱い髪になる原因と対処法を詳しく解説します。
目次
ブリーチをすると湿気に弱い髪になってしまう原因を知るために、湿気で髪がうねる、広がる根本の原因を解説します。
湿度が高いと髪がバサバサになる根本の原因は「くせ毛」です。
乾燥した時期は、小さなくせ毛は目立つことはありません。
しかし、髪が湿気を吸ってしまうと髪が膨張するので、くせ毛も強くでてしまうのです。
また、水分を吸収すると髪内部の水分バランスも崩れてしまうことも、髪がうねる、広がる原因になります。
以上のことを踏まえた上で、ブリーチ毛が湿気でバサバサになる原因を解説します。
ブリーチ毛が湿気でバサバサの髪になりやすい原因は、ブリーチ毛の性質にあります。
まず、ブリーチは髪内部の色素を削って髪を明るくするメニューです。
髪の色素を削ると、ダメージホールと言う空洞ができてしまい、水分を吸収しやすい髪になってしまうのです。
ダメージホールに水分が吸収すると髪自体が膨張し、くせ毛、うねりとなって現れます。
髪がうねってしまうと艶感が無くなり、傷んでいないのに髪がバサバサになってしまうのです。
ブリーチで色素を削ると、髪内部のタンパク質が減少し、髪自体が細くなります。
くせ毛、うねりは細い髪ほど強くでやすいので、ブリーチをして細く弱った髪はバサバサの髪になりやすい傾向があるのです。
縮毛矯正をすれば、バサバサの髪、くせ毛、うねりを直すことができますが、
ブリーチをした髪でも縮毛矯正できますか?
ブリーチ毛に縮毛矯正ができるかはケースバイケースです。
ブリーチをした時点で髪内部のタンパク質が減少しているので、縮毛矯正のかかりは悪くなっています。
さらに、縮毛矯正は髪への負担が大きいメニューなので、元々傷んでいるブリーチ毛に行うのはリスクも高めです。
無理に縮毛矯正をかけてしまうと、枝毛、切れ毛なになってしまう可能性もあるほど。
髪のことを考えるとブリーチ毛への縮毛矯正はおすすめできない、と言うのが美容師の意見です。
湿気でバサバサになったブリーチ毛はどうすれば良いのでしょうか?
ではここからは、ブリーチ毛に効果的な湿気対策をご紹介します。
湿気から髪を守る効果的なメニューは「カット」だと思っています。
なぜなら、カットラインが整っているほど、髪が収まりやすくバサバサの髪になりずらいからです。
また、カット断面が沢山あるほどバサバサになりやすいので、カット断面の少ないヘアスタイルにすることも湿気予防になるのです。
髪がダメージを受けると、ダメージホールが増えて水分を吸収しやすい髪(吸水毛)になってしまいます。
吸水毛は、くせ毛、うねりが強くでやすく、バサバサの髪になりやすい特徴があります。
そのため、ダメージケアをすることでバサバサの髪になりづらくなるのです。
ヘアアイロンを頻繁に使用すると、髪のダメージ&乾燥の原因となり、バサバサの髪が悪化してしまいます。
決して、ヘアアイロンを使用してはいけない訳ではありませんが、ブリーチをしたらヘアアイロンの頻繁な使用は控えてほしいです。
使用する場合も、160℃以下の低音に設定して、長時間の使用は避けて下さい。
せっかくブリーチをしたのに、髪チリチリ、パサパサだと綺麗に見えません。
ブリーチ後は髪のダメージケアだけでなく「湿気対策」にも力を入れてほしいです。
ダメージ&くせ毛が少ない髪になれば、綺麗なブリーチ毛になります。
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