理想は艶々のブリーチ
でも、くせ毛、うねりがあって艶々にならない…
ブリーチをしている髪に縮毛矯正ってかかりますか？
美容師 森越
条件付きですが、ブリーチ毛に縮毛矯正はかかると思って下さい。
美容師 森越
ただ、本当に大切なことは縮毛矯正がかかるかではなく「艶髪ストレート」になるかと言うことです。
縮毛矯正をかける目的は「艶髪ストレートにしたいから」であって、縮毛矯正をかけたいから縮毛矯正をかける訳ではありません。
つまり、ブリーチ毛に縮毛矯正をかけても髪がチリチリに傷んでしまっては意味がないのです。
本記事は、ブリーチ毛に縮毛矯正がかかるか「艶髪ブリーチ毛」の再現方法をご紹介します。
もちろん、縮毛矯正がかかりやすい髪&かかりずらい髪の特徴も解説します。
美容師 森越
年間5000人担当美容師SENJYUチームが、ブリーチ×縮毛矯正に関する疑問を詳しく解説します。
美容師 森越
縮毛矯正に頼らず髪をストレートにする「酸熱トリートメント」も併せてご紹介します。
目次
SENJYUチームは縮毛矯正を年間800人担当していますが、ブリーチ毛に縮毛矯正をかけた例は数多くあります。
しかし、ブリーチ毛に縮毛矯正をする際に絶対に避けられないデメリットが2つあります。
美容師 森越
ブリーチ毛への縮毛矯正は、ストレート効果&持続力が減力してしまうことです。
なぜ、縮毛矯正のストレート効果&持続力が減力してしまうのでしょうか？
髪内部にはシスチン結合と行って、髪を支える柱が連なっています。
縮毛矯正は、このシスチン結合の構造を組み替えることで効果を発揮します。
ブリーチは髪内部の色素を抜いて髪を明るくしますが、色素を抜くと髪にダメージが加わるので、シスチン結合の一部を破壊してしまうのです。
美容師 森越
シスチン結合が壊れてしまうと、縮毛矯正のかかりも悪くなり、持続力も悪くなってしまうのです。
美容師 森越
つまり、シスチン結合の有無が縮毛矯正のかかり具合に関係しているのです。
美容師 森越
ここでは、縮毛矯正のかかりやすい髪&かかりずらい髪の特徴をご紹介します。
美容師 森越
ブリーチを繰り返している髪はシスチン結合が減少しているので、縮毛矯正がかかりずらい傾向にあります。
「ブリーチ〇回で縮毛矯正がかからなくなる」とかありますか？
美容師 森越
1回のブリーチで髪に加わるダメージは、美容師さんの技術と比例するので、一概に何回〜縮毛矯正がかからないなどの線引きは存在しません。
美容師 森越
ただ、ブリーチの回数が多いほど髪へのダメージも多くなるので、ブリーチを繰り返し行った髪ほど縮毛矯正のかかりは悪くなると思って下さい。
ブリーチが上手い美容師さんほど、髪へのダメージが少なく、1回のブリーチで髪色を明るくできる傾向があります。
そのため、ブリーチが上手い美容師さんが担当すれば、ブリーチ後でも縮毛矯正がかかる可能性が高いと思って下さい。
美容師 森越
ここでは、ブリーチ毛に縮毛矯正をかけるリスクや注意点を解説します。
ブリーチと縮毛矯正は、どちらも髪を傷めるリスクの高いメニューです。
無理に2つのメニューを行うと、髪がチリチリに傷んでしまう可能性もあるのです。
元々ダメージのある髪ほど、縮毛矯正のかかりが悪くなり、ストレート効果も減力してしまいます。
ブリーチをした髪はダメージがあるので、通常毛に縮毛矯正をかけるよりストレート効果が十分に発揮できないのです。
通常毛に比べて、ブリーチ毛への縮毛矯正は効果が6〜8割程度しか発揮できない感じでしょうか？
美容師 森越
髪質によって異なりますが、そんな感じに覚えておいて下さい。
縮毛矯正をするとダメージの影響で、カラーの発色&持続力も悪くなってしまうのです。
そのため「ブリーチだけの髪」と「ブリーチ&縮毛矯正をした髪」では、カラーの染まり具合が変わってしまうのです。
ブリーチ毛に縮毛矯正をする注意点はよく分かりました。ぜひ縮毛矯正をかけてほしいのですが、どこの美容室に行けば良いのでしょうか？
美容師 森越
美容院でブリーチ×縮毛矯正をする際は、いくつか注意点があるので詳しく解説します。
ブリーチと縮毛矯正は全く異なるメニューであると同時に、難易度の高いメニューでもあります。
そのため「ブリーチをする場合はブリーチが得意な美容師さん」「縮毛矯正をする場合は縮毛矯正が得意な美容師さん」にお願いすることが望ましいです。
しかし、性質が全く異なるブリーチ&縮毛矯正どちらも得意にしている美容師さんは少なめです。
美容師 森越
美容院に行く前「ブリーチ毛への縮毛矯正は可能か？」事前に確認することをおすすめします。
ブリーチ&縮毛矯正どちらも得意にしている美容師さんっていますかね？
美容師 森越
もちろんいます！SENJYUチームはブリーチ&縮毛矯正どちらも得意にしています。
美容師 森越
SENJYUチームはヘアカラーの年間3500人、縮毛矯正を年間800人担当している美容師です。
SENJYUチームは各美容師が得意なメニューをお客様に提供するチーム制度で営業しているので、異なる2つのメニューでも数多くのお客様を担当しています。
チーム制度で運営するSENJYUチームは「〇〇メニューは苦手」など、技術の格差は基本的にありません。
同じ店舗であれば、カルテの共有も可能で、毎回カウンセリングに時間をかける必要もないのです。
SENJYUチームにはブリーチが得意な美容師さんと、縮毛矯正が得意な美容師さんが在籍しているってことですね。
美容師 森越
その通りです。SENJYUチームが髪へのダメージを最小限に抑えたダメージレスブリーチ&縮毛矯正を得意にしています。
他の美容院で、縮毛矯正はどうしても無理って言われました💦
美容師 森越
そんな方には「酸熱トリートメント」がおすすめです。
髪を補修するトリートメントで、通常のトリートメントよりもはるかに高い効果を発揮します。
ブリーチでチリチリに傷んでしまった髪も、酸熱トリートメントをすれば艶髪に直すことができます。
また、髪質によって元のくせ毛が改善する場合もあるのです。
美容師 森越
ダメージケア&くせ毛改善効果のある酸熱トリートメントは、ブリーチをした方全員にやってほしいと思っています。
酸熱トリートメントのくせ毛改善効果は、縮毛矯正より低めです。
髪質によってくせ毛が伸びない場合もあります。
美容師 森越
ダメージによる、くせ毛、うねりを抑える程度の効果だと思って下さい。
美容師 森越
その他、ブリーチ&縮毛矯正の疑問をご紹介します。
ブリーチ&縮毛矯正どちらも行う予定の場合、縮毛矯正を先に行うことをおすすめします。
これは、ブリーチ後の縮毛矯正よりも、縮毛矯正後のブリーチの方が確実に効果を発揮するからです。
しかし、どちらを先に行うべきかの明確な決まりはありません。
ブリーチ&縮毛矯正どちらが先でも当日の併用施術は不可能です。
これは、髪への負担の大きなメニューを当日中に行うのはリスクが高すぎるからです。
ブリーチ&縮毛矯正の後は、最低でも10日間は空ける必要があります。
ブリーチ&縮毛矯正を失敗されると、枝毛、切れ毛など、かなり深刻なダメージになる可能性があります。
もし、ブリーチ&縮毛矯正を失敗されたら、早急に美容院に行って直してもらいましょう。
同じ美容室でのお直しはおすすめできません。
ブリーチ毛への縮毛矯正は、かかるorかからないではなく、お客様の理想である「艶髪ストレートになるか？」で決めてほしいです。
最終的に、艶髪ストレートになることが目的ならば、縮毛矯正だけにこだわる必要はないのです。
縮毛矯正以外にも髪をストレートにするメニューはいつくか存在します。
美容師 森越
SENJYUチームは縮毛矯正に頼らないストレートメニューも提供しています。
美容師 森越
ブリーチとくせ毛改善を同時に行いたい方、その他気になることがあればなんでもご相談下さい。
自分は待てるけど、髪の毛は待ってくれません。
少しでも気になることがあれば「今」相談してほしいです！
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