髪質改善ストレートと縮毛矯正、どちらをするべきか悩んでいます。
何がどう違うんでしょうか…?
💭どちらも髪をストレートにする技術ですが「メリットやデメリット」「向いている髪質」が異なります。
髪質改善ストレートは、縮毛矯正と同じく「髪をストレートにする技術」です。
しかし、使用する薬剤の性質の違いから「メリット」「向いている髪の条件」が違います。
条件がマッチしていれば、縮毛矯正より髪質改善ストレートのほうが、ダメージレスな施術が叶うためおすすめです。
本記事では、
についてご紹介します。
「クセを伸ばしてストレートヘアにしたい人」「縮毛矯正よりダメージレスな方法を知りたい人」は、ぜひ参考にしてくださいね。
髪質改善ストレートは、ダメージを抑えながら髪をまっすぐにできる技術です。
従来の縮毛矯正で「傷んだ」「ピンピンになった」と感じている人は、特に良さを実感できるはず!
髪質改善ストレートが向いている人の条件にあてはまる場合は、ぜひ検討してみてくださいね。
目次
髪質改善ストレートとは、酸性の性質の薬剤を使う縮毛矯正のことです。
髪と同じ酸性の薬剤は、ダメージを抑えながらやさしくクセを伸ばせるため、施術後の傷みを感じないメリットがあります。
従来の縮毛矯正方法で「髪が傷んだ」「ボリュームが落ちた」「ピンピンになった」と感じる人は、髪質改善ストレートがおすすめです。
髪質改善ストレートで使用する酸性の薬剤は、髪への負担が少なく、ダメージが少ないのがメリットです。
そのため、これ以上髪をダメージさせたくない「ハイダメージ毛」や、年齢とともに髪が繊細になっている「エイジング毛」に向いています。
またストレートにする作用がゆるやかであるため「縮毛矯正をかけてピンピンになるのが嫌な人」「適度なボリュームを残したい人」とも相性が良いです。
髪質改善ストレートは、髪への作用がゆるやかなため、縮毛矯正ほどクセを伸ばす力がありません。
そのため「強いクセ毛」や、キューティクルが分厚い「健康毛」は、薬剤のパワー不足が原因で、クセが残るリスクがあります。
また、適度にクセを残した仕上がりになる点から「完全なストレートヘアにしたい人」は、髪質改善ストレートの仕上がりに物足りなさを感じることもあるでしょう。
上記の条件にあてはまる場合は、縮毛矯正がおすすめです。
髪質改善ストレートと縮毛矯正の違いは、薬剤の性質です。
薬剤の違いは「仕上がり」「髪の毛との相性」に影響します。
髪質改善ストレートで使用する薬剤は「酸性」です。
弱酸性の髪と近い性質であるため、髪への負担を少なく抑えられます。
「ダメージ毛」「エイジング毛」など、施術時のダメージを最小限にしたい人には向いています。
縮毛矯正では、主に「アルカリ性」の薬剤を使用します。
アルカリは、髪の深くまで有効成分を届けるようサポートする性質があるため、髪を伸ばしづらい「健康毛」「強いクセ毛」でも髪をストレートにできます。
髪質改善ストレートと、髪質改善トリートメントの違いは「施術の目的」です。
髪質改善ストレートは、髪をまっすぐにすることが目的です。
髪内部にあるゆがんだ結合を整えて、常にまっすぐな状態を維持できるよう固定します。
髪質改善トリートメントは、ダメージ補修が目的です。
ダメージで発生した髪内部の空洞を埋める効果があり、ハリやコシを高め強い髪へと近づけられます。
悩みや目的が「ストレートにすることなのか」「ダメージをケアすることなのか」によって使い分けることが大切です。
縮毛矯正と髪質改善ストレートは、どちらもクセ毛をストレートにできるメニューです。
そのため「私の髪にはどちらがいいの?」と悩んでしまう人もいるでしょう。
ここからは、髪質改善ストレートの具体的なメリットをご紹介します。
髪質改善ストレートは、縮毛矯正よりクセを伸ばすパワーが弱めです。
そのため、自然なふんわり感のあるストレートヘアに仕上がります。
「クセを伸ばしたいけどピンピンとした仕上がりは苦手」という人には、髪質改善ストレートが向いています。
クセ毛に悩まされている人のなかには「うねりではなくボリュームが気になる」という人もいるでしょう。
髪質改善ストレートは、ボリュームの原因となるクセ毛タイプにも有効です。
自然なボリュームダウンになるため、伸びてきても縮毛矯正ほど境目が目立たないメリットもあります。
縮毛矯正後の髪はかなりダメージを負っているため、ブリーチやパーマをかけられなくなることが大半です。
一方、髪質改善ストレートの薬剤は、ハイダメージ毛にも使用できるパワーに設定されているため、その後の施術に影響を与えにくいメリットがあります。
「髪はストレートにしたいけど、ブリーチやパーマも楽しみたい人」にとっては、髪質改善ストレートが向いているでしょう。
ダメージレスな髪質改善ストレートですが、髪質や求めるヘアスタイルによっては不向きなことがあります。
ここからは、髪質改善ストレートの具体的なデメリットをご紹介します。
髪質改善ストレートの薬剤は、パワーがゆるめに設定されているため、細かく縮れたような強いクセ毛には不向きです。
もし、強力なクセ毛へ髪質改善ストレートをした場合「ボリュームやクセが残る」といったリスクがあります。
強力なクセ毛には、すべてのくせ毛に対応できる縮毛矯正がおすすめです。
髪質改善ストレートは「髪質」「クセの強さ」によっては、不向きなことがあります。
施術に適している髪かどうかは、美容師側が正しく判断しなくてはいけません。
もし、美容師側が判断を誤ると、クセが伸びずうねりが残るリスクがあります。
きれいな仕上がりを叶えるには、髪質改善ストレートを得意としている美容師にお願いすることが大切です。
縮毛矯正と違い、髪質改善ストレートはブリーチをした髪にも施術可能です。
しかし「ブリーチを複数回している」「髪が傷んで切れている」など過度なダメージがある場合は、施術を断られることがあります。
施術不可な髪に髪質改善ストレートをすると「髪が千切れる」「縮れ毛になる」リスクがあるため避けましょう。
「縮毛矯正とブリーチをしたい人」は、それぞれを得意とした美容師にお願いすることが大切です。
ここからは、髪質改善ストレートの値段・施術時間についてご紹介します。
施術時の参考にしてくださいね。
髪質改善ストレートの料金相場は、20,000〜30,000円です。
縮毛矯正と同じ施術方法ですが「薬剤の浸透に時間がかかる」「薬剤コストが高い」ことから、値段がやや高くなります。
髪質改善ストレートの施術時間は、平均3時間です。
縮毛矯正と同じように、薬剤の塗布だけでなくアイロンによる熱処理も必要になるため、パーマ等と比べると時間がかかります。
また薬剤が浸透するまで時間がかかるケースも多く、目安の施術時間よりも30分ほど長くなることもあります。
ここからは、髪質改善ストレートの持ちや施術頻度の目安についてご紹介します。
施術時の参考にしてくださいね。
髪質改善ストレートは、半永久的に効果が持続します。
ただし、新たに伸びてきた部分は地毛特有のクセがあるため、3〜6ヶ月ほどで髪形が崩れやすくなるでしょう。
くせ毛の種類や髪型にもよりますが、6ヶ月が経過するまでにはメンテナンスが必要です。
髪質改善ストレートの施術頻度は、3〜6ヶ月がおすすめです。
一度ストレートにした部分は半永久的に効果が持続しますが、新たに生えてくる部分はくせ毛の状態です。
根元にうねりがあると、シルエットが崩れてまとまりが悪くなるため、定期的にメンテナンスをしましょう。
基本的に、施術の頻度は縮毛矯正と同じです。
下記の記事では、髪型別におすすめの頻度を紹介しています。
ここからは、SENJYUチームでの髪質改善ストレートの施術事例をご紹介します。
仕上がりの参考にしてくださいね。
カラーをしている髪への髪質改善ストレートです。
縮毛矯正の影響で暗くなりやすいアッシュ系カラーも、髪質改善ストレートなら適度な明るさをキープできます。
「明るい髪色を楽しみたい人」には、髪質改善ストレートとの相性が良いでしょう。
ブリーチをした髪への髪質改善ストレートです。
施術前は「くせ毛」「ブリーチのダメージによるぱさつきや広がり」を気にされていました。
ブリーチにも使えるやさしい髪質改善ストレートの薬剤により、艶やかでなめらかな仕上がりになってます。
ショートボブへの髪質改善ストレートです。
縮毛矯正をかけるとぺたんこになりやすいショートボブでも、髪質改善ストレートなら、ナチュラルな仕上がりになります。
「自然な立体感のあるやわらかいシルエットが好みの人」におすすめです。
ミディアムボブへの髪質改善ストレートです。
ボブ特有のふんわりしたシルエットを活かしながら、うねりを適度に抑えてまとまり良く仕上げています。
「軽やかな雰囲気を求める人」におすすめです。
ロングレイヤーへの髪質改善ストレートです。
「ストレートにしてぺたんこになるのが悩み」とのことで、トップがふんわりするようにカットとストレート方法で調整しています。
「こなれ感ある華やかなヘアスタイルが好きな人」におすすめです。
ここからは、髪質改善ストレートの施術工程についてご紹介します。
どのようにストレートヘアが作られていくのか知りたい人は、参考にしてくださいね。
まずは、カウンセリングにて悩みやイメージの共有をします。
理想の状態に近づけるには、
上記の3つのポイントを伝えることが大切です。
また、過去に「縮毛矯正」「ブリーチ」の施術履歴がある場合は必ず伝えましょう。
「どのタイミングで施術したか」「施術の回数」も伝えられるのが理想です。
施術前に一度髪を流します。
「スタイリング剤」「トリートメント」などの残留物を取っておくことで、薬剤の浸透が良くなり、弱い薬でも効果を得やすくなります。
一回目の薬剤を塗布します。
この薬剤は「髪内部でうねった状態の結合を切り離す」ことが目的です。
放置時間は30分〜1時間ほどです。
一回目の薬剤で切った結合を、ストレートな状態につなぎ直します。
アイロンの熱で髪内部の水分を飛ばすことで、ストレートの固定力が増すため、効果が長持ちしやすくなります。
二回目の薬剤は「ストレートにつなぎ直した結合を固定化する」ことが目的です。
放置時間は5〜10分ほどです。
二回目の薬剤を流したら、最後に髪を乾かして完成です。
髪を乾かすだけでストレートになり、まとまりの良い状態に仕上がります。
髪質改善ストレートの効果を長持ちさせるには、日々のメンテナンスが大切です。
ここからは、髪質改善ストレート後のメンテナンス方法をご紹介します。
髪質改善ストレート後は、髪同士に摩擦が起こるような洗い方を避けて、泡で撫でるように洗いましょう。
施術後の髪は一度結合が切り離されているため、内部の状態が繊細になっています。
シャンプーで強く擦ると、髪全体に負担がかかり「切れ毛」「枝毛」の原因になるため注意です。
髪質改善ストレート後は、髪を濡れたままにせず、なるべく早めに乾かすことが大切です。
施術部位は自然乾燥が進んでもストレートですが、新たに伸びてくる根元部分はクセ毛のままです。
自然乾燥が進むと根元のクセが強く現れて「ぱさつき」「シルエットが崩れる」などのリスクが高まるため、濡れたままで放置しないようにしましょう。
髪質改善ストレートは、縮毛矯正と比べると髪への負担は少なめです。
しかし、薬剤の影響で髪が乾燥しやすいため、必要以上にうるおいを奪わないことが大切です。
毎日使用するシャンプーは、マイルドな洗浄力のものを選ぶようにしましょう。
特に、洗浄力がマイルドで乾燥しづらい「アミノ酸系シャンプー」は、髪質改善ストレート後の髪と相性が良いためおすすめです。
髪質改善ストレートと相性が良い「ダメージ毛」「エイジング毛」「ゆるいクセ」なら、効果があります。
ただし「健康毛」「強いクセ毛」には薬剤のパワーが足りないため、効果が得づらいでしょう。
間違った方法で施術を行うと髪が傷む可能性があります。
具体的なまちがいは「髪の状態に合わない薬剤を選んだ」「アイロンの方法が違う」などです。
正しい施術でないと傷みの原因になるため、失敗を避けるには髪質改善ストレートを得意としている美容師に施術してもらいましょう。
施術後に髪がストレートにならなかった場合は、髪質改善ストレートを得意としている美容師に直してもらいましょう。
髪質改善ストレートで正しく効果を得るには「髪質改善ストレートに向いている髪質かどうか」正しく見極める必要があります。
知識が浅い美容師の施術だと、髪質の見極めが難しく失敗リスクがあるため、注意が必要です。
髪質改善ストレートは、メンズにも施術可能です。
ただし、アイロンで挟めるよう「髪の長さは3センチ以上」必要です。
髪質によって異なります。
仕上がりのクオリティは美容師の技術によって変わるため、美容師選びは慎重におこないましょう。
どちらもすぐれた技術ですが、どっちが良いかは髪質や求める髪型によって違います。
髪質改善ストレートが向いているのは「髪が傷みやすいダメージ毛やエイジング毛」「ゆるいくせ毛」です。
一方、縮毛矯正が向いているのは「強いくせ毛」「健康毛」です。
「自分にはどっちがいいの?」と悩む人は、美容師に相談してみましょう。
髪質改善ストレートとは、酸性の薬剤を用いるストレート施術のことです。
弱酸性の髪と近い酸性の薬剤を使用することで、ダメージを抑えながらやさしくクセを伸ばせます。
SENJYUチームでは、髪質改善ストレートを得意としています。
髪質に合わせた正しい薬剤選びで、わざとらしさのない自然な仕上がりを叶えます。
「クセ毛の悩みを解消したい人」はぜひお任せください。
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