サミートリートメント(酸熱)は、最も使用頻度の高い酸熱トリートメントです。
酸熱トリートメント年間3000人の功績は、サミートリートメントが大きく支えてくれました!
サミートリートメントの検証は、今まで何度か行ってきました。
今日のお題は、
ブリーチ毛にサミートリートメントって効果あるんですか?
今回は、ブリーチ毛に対してサミートリートメントの効果と相性を徹底解説します。
目次
まず、ブリーチとサミートリートメントの併用施術は不可能です。
ブリーチとサミートリートメント含む酸熱トリートメントは、当日の併用施術はできません。
ブリーチ後、2週間以上間を空ければ酸熱トリートメントが可能になります。
ブリーチ毛に酸熱トリートメントを行えば、ブリーチによる髪のダメージを補修し扱いやすい髪へ導く!
サミートリートメントはダメージがあるほど効果を発揮するからです。
酸熱トリートメントは、髪にダメージに対してアプローチする技術なので、ブリーチ毛=ダメージ毛には、必然的に効果を発揮しやすいことになります。
ダメージがあるほど効果を発揮するということは、逆にとらえるとダメージがなければ効果を発揮できないデメリットがあります。
サミートリートメントは、ダメージを直すための技術です。
まずダメージ毛は、髪内部のタンパク質が破壊されて、ボロボロ、スカスカの状態。
髪内部のタンパク質が破壊されか髪には、ダメージホールが沢山あります。
そこにサミートリートメントを使用すると、ダメージホールにサミートリートメントの成分が浸透します。
ダメージホールに浸透したサミートリートメントに、ドライヤーとアイロンで熱を加えるとダメージホールを修復。
酸熱トリートメントは、ドライヤーとアイロンによる熱処理が重要な工程になります。
ダメージを修復した髪は、艶髪ストレートになる。
これが、酸熱トリートメントの大まかな原理です。
サミートリートメント(酸熱)の原理をさらに詳しく解説。
サミートリートメントが、ブリーチ毛にどれほど効果を発揮するのか?
実際にブリーチ毛を使って検証しました。
ブリーチをしていない根元10センチのダメージレベルは3~4ほど。
ブリーチ毛である根元10センチ以降のダメージレベルは8以上。
毛先はブリーチによるダメージが酷く、かなり扱いずらい髪質といえます。
ブリーチ以外に、カラーやアイロンのダメージもプラスされている髪質です。
全体はブラウン系のカラーをしていて、インナーカラーでハイライトもプラスされています。
サミートリートメントは色落ちするデメリットがあります。色落ち具合も合わせて見ていきましょう。
やや太めで、しっかりした髪質なので、毛先がチリチリのエイジング毛にはなりにくい「ダメージに強い髪」です。
髪質的に、トリートメントをしても「サラサラ」になるタイプの髪ではありません。
ではここから施術に移ります
今回、モデルを担当するのは、森越チーム専属のアシスタントの「千葉さん」
そして施術を行うのは、同じく森越チーム専属のアシスタントの「樋上(ひがみ)君」
まず、サミートリートメントを行う前のプレシャンプー。
使用するシャンプーはサミートリートメント専用の「サミーシャンプー」
サミーシャンプーは、サミートリートメントの効果をより発揮しやすくするために、髪のPH値を調節する役割があります。
ここで、髪質チェック。
サミーシャンプーの影響で、髪が少し硬くなっています。
サミーシャンプーを使用すると、髪の毛のPH値は変化して髪が硬くなりますが、トリートメントとをすると元に戻るので、特に心配はいりません。
髪質診断をした結果、10%のサミートリートメントを使用するとのこと。
濃度は、髪質やダメージレベルに合わせて変えます。
ここで濃度選定を誤ると、髪が硬くなったり、傷んだり、重大なデメリットに繋がります。
サミートリートメント(酸熱)を髪全体ににつけていきます。
トリートメントは泡状ででてきて、一般的なトリートメントとかなり異なる印象があります。
サミーメントを髪全体に塗ったら、キャップを被せて15分放置します。
キャップを被せてしっかり保温をするることで、トリートメントをしっかり浸透させます。
15分経ちました。
髪内部までトリートメントが浸透したことを確認してから流します。
本日2度目の髪質チェックに入ります。
ここでの髪質チェックは、髪内部までトリートメントが浸透しているか確かめるもの。
チェックは簡単にできないそうです。
勉強のため、1年目のアシスタントを呼び出して髪質を一緒にチェック。
ただ、流して終わりではないんですね。
髪を触ってみると、施術前の硬い髪質が柔らかくないっています。
サミートリートメントの効果で、柔軟性を取り戻しました。
1年目のアシスタントたちも柔軟性をチェック。
トリートメントを流し終わったら、ドライに入ります。
ブロー前の髪です。
この時点で艶がでていています。
しかし、色落ちもかなりしています。
ブローはサミートリートメントの熱変性を発生させるため、最も重要な工程です。
最も重要な工程であるためか、最も難易度の高い工程でもあるそうです。
ブローは美容師の腕が試される技術です。
ブローによってサミートリートメントが熱変性を起こし、ダメージが修復していきます。
最後の工程、アイロンを入れます。
アイロンはどちらというと、髪に艶を与えるためだけにいれるため、ブローの段階でほぼ施術は終了しているようです。
アイロンで髪全体に艶をだたら終了。
結果は見事、艶髪のストレートになりました。
Before・After画像を見てお分かりの通り、1時間ほどの施術で見違えるほど髪質が良くなりました。
施術前のバサバサで硬い髪質に柔軟性を与え、扱いやすい髪質になりました。
元々、髪質はしっかりしていたので、エイジング毛のケアというよりは、ブリーチ毛に艶を与えた印象が強いです。
ダメージケアに関しては、期待を裏切らない劇的なハリツヤの効果を発揮。
画像を見ると施術前と、施術後で、かなり色落ちしたことが分かります。
カラーをされている方は、ある程度の色落ちは覚悟で行わないといけません。
アッシュ系が特に色落ちしやすい傾向にあります。
以前書いた記事でもご紹介していますが、森越チームは色落ちを防ぐ酸熱トリートメントを生み出しているので、色落ちが心配な方はご相談ください。
森越チーム「色落ちを防ぐ酸熱トリートメント」
酸熱トリートメントは独特な臭いがするデメリットがありますが、個人的な感想として施術中に臭いが気になることはありませんでした。
臭いに関しては個人差がありますが、臭いに敏感でない人にであればそこまで気にならないのではないか?と思います。
サミートリートメント(酸熱)は1回で終わません。
髪内部までしっかりダメージケアをする場合、1か月半~2か月間の頻度で2~5回ほど行う必要があります。
今回、施術で使用したサミートリートメント(酸熱)専用のシャンプー&トリートメント。
ホームケアとして使用すれば、サミートリートメントの持続力を大幅に上げる効果があります。
サミートリートメントは、ブリーチ毛のようなハイダメージの方にこそ試してほしい技術です。
ブリーチ毛でなくも、ダメージでお悩みの方もぜひお試しください!
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