酸熱トリートメントとカラーって同時にできるの?
相性ってどうなんですか?
酸熱×ヘアカラーは少々難易度は高めですが、同時施術可能です。
実際、SENJYUチームは酸熱×ヘアカラーの同時施術をお客様に提供しています。
しかし、酸熱×カラーの同時施術には注意点があるので、誰でもできる訳ではありません。
注意点を知らずに同時施術を行うと、お互いのメニューが台無しになってしまう可能性もあるほど。
上記の内容を、年間3000人の酸熱トリートメントを担当するSENJYUチームが徹底解説します。
200種類の毛束を使って、様々な条件で色味、明るさ、色味、ダメージレベル
酸熱トリートメントとカラー剤の種類別、順番、工程、シャンプーしたらどうなるかなど、細かく検証をしました。
本記事は酸熱トリートメントとヘアカラーの相性、同時施術に関する疑問が全て分かる内容になっています。
目次
髪質を再生してしまうような仕上がりになる点が1番のメリット。
反面デメリットが…
「ヘアカラーと相性が悪い」は特に気になるデメリットだと思います。
ヘアカラーする人は沢山いますもんね。
なぜ、酸熱トリートメントはヘアカラーと相性が悪いんですか?
酸熱トリートメントとヘアカラーは性質が大きく異なるメニューだからです。
そして、相性の悪さから発生するデメリットは3つあります。
酸熱トリートメントには「グリオキシル酸」と言う成分が配合されていて、醤油ラーメンで言うところの「醤油」に該当するほど重要な成分です。
そんなグリオキシル酸はヘアカラーの色素を破壊してしまう性質があるため、カラー後に酸熱を行うとカラーが色落ちしてしまうのです。
主要な成分が色落ちの原因なので「酸熱トリートメントの色落ちは必然」と言えるのです。
↑両メニューは真逆の性質であることが分かります。
そして、酸性とアルカリ性がぶつかるとお互いの効果を打ち消してしまします。
例として
酸性がアルカリ性を打ち消して効果がヘアカラーの効果が減力。
アルカリ性が酸性の成分を打ち消して酸熱トリートメントの効果が減力。
結果、酸熱×ヘアカラーどちらを先やっても、効果減力を招くのです。
髪のPH値は5.5前後の弱酸性が正常な状態。
そこからカラーをすると、髪のPH値がアルカリ性に傾いてしまいます。
アルカリ性の影響で髪のPHが上がります。
↑髪が弱酸性でなくなること自体良くないこと。
そして、アルカリ性に傾いている状態で酸熱トリートメントを行うと問題が発生します。
アルカリ性から酸性になること自体は悪いことではありません。
問題なのは髪のPH値が急激に変化することです
アルカリ性と酸性の化学反応によって髪に熱が発生し、熱の影響で髪が傷んでしまう可能性があるのです。
以上のデメリットから、酸熱トリートメントとヘアカラーの同時施術は断られる可能性があります。
無理に同時施術しても、良い結果にならなければ意味ないですもんね💦
ただし、酸熱×カラーの同時施術が絶対に不可能な訳ではありません。
ここまで話した内容はあくまで理論上の話であり、SENJYUチームは酸熱トリートメントとヘアカラーの同時施術を可能にしています。
酸熱トリートメント&カラーの効果を問題なく発揮できる方法がこちら
↑酸熱トリートメントを半分ずつ行う方法。
酸熱トリートメント→カラーリング→酸熱戻し(酸熱処理)という流れなので、料金は1回分です。
なるほど、この方法なら酸熱×ヘアカラーが問題なくできるんですね?
メニュー化する前に検証を重ねたのでご安心下さい。
SENJYUチームは酸熱×カラーの同時施術の検証を何十回も行いました。
その結果、酸熱×カラーの同意施術をしても問題ない手法を生みだしたのです。
なぜ、この方法で同時施術が可能になるの?
PH値の振り幅が小さいからだと思います。
初めの酸熱トリートメントのパワーが半分になっている分、PH値の振り幅も半分になっているので髪への負担が少なくなると言うこと。
理論的な観点はともかく「酸熱×ヘアカラーの同時施術できる事実」は間違いありません!
メニューは「酸熱×ヘアカラー」
今日も素敵にしていただいてありがとうございました!カラーもとってもいい色にしていただいて大満足でした!出典:ライム
確かに、結果さえ良ければお客さんは問題ないですもんね。
SENJYUチームは独自の手法によって、酸熱トリートメントとヘアカラーの同時施術を可能にしました。
ただ、SENJYUチームの手法でもデメリットは存在します。
ヘアカラーの発色がわずか減少する可能性があります。
酸熱トリートメントとヘアカラーは髪内部の「コルテックス」に作用して効果を発揮すると言われます。
酸熱トリートメントをする場合はコルテックスにトリートメント成分が浸透することになります。
酸熱トリートメントを先に行うと、ヘアカラーが浸透するスペースがわずかに減少する可能性があるのです。
↑比率は例です。
しかし、極端に発色が悪くなる訳ではないので、小さなデメリットとして覚えて下さい。
では、最後にSENJYUチームの酸熱トリートメントをご紹介します。
SENJYUチームは年間3000人の酸熱トリートメントを担当していますが、約半数が酸熱×カラーの同時施術です。
いつもありがとうございます。 酸熱トリートメントでサラサラになりました。カラーの選択もアドバイスいただいたので安心でした。
出典:ライム
独自の手法で、酸熱×ヘアカラーの同時施術も数多く担当しています。
ヘアカラーと同じで相性は良くありませんが、問題なく同時施術可能です。
ヘアマニキュアは「酸性」なので、問題なく同時施術可能です。
色落ちや効果減力のリスクは無いと思って下さい。
ヘナも「酸性」なので、問題なく同時施術可能です。
色落ちや効果減力のリスクは無いと思って下さい。
SENJYUチームはカラーバターをメニュー化していないので、同時施術可能か判断できません。
しかし、理論的な観点から見るとヘアカラーより相性は悪くないのでは?と思っています。
一般的に酸熱×ヘアカラーの同時施術は難しいとされていますが、SENJYUチームは長年の検証によって「同時施術が可能」にすることができました。
しかし、美容室によって同時施術不可能な場合もあるので、気を付けて下さい。
その他、酸熱トリートメントで分からないことがあれば、SENJYUチームになんでもご相談下さい^^
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今後さらなる、経験をもとに、知識、技術の進歩により
また、更なる発見があるとは思いますが、その都度HPにてお知らせ致します^^
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