今回ご紹介するボタニエンス・フォルムメイクは、酸熱トリートメント&縮毛矯正を融合させた効果を持ちます。
ダメージケアをしながら髪がストレートになるっていうこと?
その通り!さながら、酸熱トリートメント&ストレートといえます。
なるほど、ボタニエンス・フォルムメイクについて詳しく知りたいです!
では今回私「森越道大」が、ボタニエンス・フォルムメイクについて詳しく解説させて頂きます。
目次
酸熱トリートメントと縮毛矯正の基礎知識を解説させて頂きます。
酸熱トリートメントとは、別名「髪質改善」ともいわれ、マツコ会議で取り上げられたことで全国的に有名になりました。
通常のトリートメントは髪表面をコーティングが主な効果でしたが、酸熱トリートメントは髪内部まで補修する効果があります。
髪の毛ではなく、身体の一部で例えると
補修できる部分が、髪の外側か?内側か?ということね。
髪内部までダメージケアをすることで、劇的な艶髪、美髪効果を発揮します。
縮毛矯正は薬剤とへアイロンを使用して髪をストレートにする技術です。
ダメージケアの効果はなく、薬剤を使用するので多少髪が傷みます。
髪がバサバサ、ゴワゴワになるなど
では、ここから本題に入ります。
ボタニエンス・フォルムメイクは、サンコールさんからだされているトリートメントです。
酸熱トリートメントによく似ていますが、少し違う技術です。
なるほど、酸熱トリートメントと縮毛矯正を足して2で割った技術と考えてよいですか?
ここではそのように考えても大丈夫です。
↑正しい使い方をすれば、ハイダメージ毛でも使用可能。
縮毛矯正の要素を持ちながら、髪へのダメージはほとんどありません。
髪への負担がほとんどないので、ハイダメージ毛でも安心して使用できます。
トリートメント&ストレート効果こそ、ボタニエンス・フォルムメイクの最大の魅力です!
ダメージケアと同時に、ストレートにもできるなんて最高です!
縮毛矯正は1回目の薬剤で髪を柔らかくした後、2回目の薬剤で髪を元に戻す工程がありますが、1、2回と薬剤を使用する工程が髪を傷めてしまう原因でした。
ボタニエンス・フォルムメイクも薬剤を使用しますが、トリートメント成分を大量に入れることで、髪への負担を0に近い状態にしているのです。
薬剤のダメージはトリートメントで帳消しにしてしまう発想です!
100%髪が傷まない訳ではありません。詳細はこの後解説します。
酸熱トリートメントなみにダメージケア効果を発揮して、縮毛矯正並みに見栄えも良くなる。
ボタニエンス・フォルムメイクは、本当の髪質改善といえます!
髪に柔らかさをだす効果がとても高く、ふわふわの髪に導くトリートメントです。
髪に柔軟性を与える効果は、ボタニエンス・フォルムメイクの大きなメリットの1つです。
髪の柔軟性は、レブリン酸の力があってこそです。
レブリン酸とは?
まず、酸熱トリートメントに含まれる「酸」には多く分けて2種類があります。
2つの違いはなんですか?
グリオキシル酸は髪にハリとコシを与える効果があり、レブリン酸は髪に柔軟性を与える効果があります。
「髪にハリとコシを与える」は、場合によってデメリットにもなります。
以上の髪質にグリオキシル酸配合の酸熱トリートメントを使用すると、髪が硬くなってしまう危険性があります。
髪が硬くなるとなにか悪いことが起きるんですか?
髪にハリとコシを与えることが、必ずしも良い影響を与える訳ではありません。
元々髪にハリとコシがある、または髪質が硬い方には、グリオキシル酸配合の酸熱トリートメントは不向きということになります。
なるほど、では髪に元々ハリとコシがある人はレブリン酸が向いているということなんですね。
その通り!レブリン酸は、グリオキシル酸のデメリットをカバーしているのです。
以上に当てはまった方は、レブリン酸配合の酸熱トリートメントがおすすめ。
以上に当てはまった方は、グリオキシル酸配合の酸熱トリートメントがおすすめ。
「酸」の種類は髪質によって、メリット・デメリットになるのです。
ボタニエンス・フォルムメイクはカラーの色落ちを防ぎます。
グリオキシル酸配合の酸熱トリートメントはカラーの色落ちの心配がありましたが、レブリン酸配合のボタニエンス・フォルムメイクはカラーの色落ちを防ぎます。
頻繁にカラーをする方に、ボタニエンス・フォルムメイクはおすすめです。
臭いが苦手で酸熱トリートメントを諦めていた方にもおすすめです。
しかし、2回目に使用するトリートメントには薬剤の臭いが僅かにします。
酸熱トリートメント特有の臭いとは全く別の臭いです。
縮毛矯正の薬剤とは異なりますが、薬剤である以上髪に負担がかかっているので、理論的にはわずかに髪が傷んでいることになります。
しかし、ボタニエンス・フォルムメイクは縮毛矯正とは異なる技術なので、縮毛矯正のように髪は傷みません。
レブリン酸は髪に柔軟性を与える効果の高い成分ですが、ハリとコシを与える効果はほとんどありません。
ダメージで細く弱っている髪や、エイジング毛などは、効果を発揮しずらい傾向にあります。
ボタニエンス・フォルムメイクはトリートメントですが、縮毛矯正の要素も入っている分、ダメージケアの効果が下がっているといえます。
ボタニエンス・フォルムメイクは従来の酸熱トリートメントをはるかに超えるストレート効果を発揮しますが、縮毛矯正並みのストレート効果は期待できません。
ストレート効果と持続力共に、縮毛矯正未満だと思ってください。
ここで解説する内容は、美容師さん向けなので専門用語がでてきます。
↑これら縮毛矯正の要素の混じった酸熱トリートメントと、ボタニエンス・フォルムメイクとの違いはなにか?
アシッドシェイパーやレブリミットの本質は酸熱トリートメントです。
一方、ボタニエンス・フォルムメイクは、より縮毛矯正の要素が強いといえます。
結論だけいうと、酸化剤を使用する点が大きな違いです。
アシッドシェイパー、レブリミット含む。
では、続いてボタニエンス・フォルムメイクの工程を見てみましょう。
違いは分かりましたか?
縮毛矯正のように2液をつけています。
その通り!ボタニエンス・フォルムメイクは縮毛矯正のように、2液(酸化剤)を使用しているのです。
酸化剤とは、一度柔らかくした髪を元に戻すために使用する薬剤であり、酸熱トリートメントでは本来使用しません。
しかし、縮毛矯正要素の強いボタニエンス・フォルムメイクは、1回目のトリートメントの中にシスチン結合を切断する効果があるため、酸化剤を必要とします。
シスチン結合を切断して2液(酸化剤)を使用する点は、縮毛矯正によく似ています。
アシッドシェイパー、レブリミットは酸熱トリートメントと縮毛矯正の中間。
ボタニエンス・フォルムメイクはさらにその中間、ということです。
これがボタニエンス・フォルムメイクの立ち位置です。
限りなく縮毛矯正領域に近いので、酸熱トリートメントではないと思っています。
ですが、縮毛矯正ほど髪は傷まない、それどころか酸熱トリートメントに次ぐダメージケアの効果があります。
ボタニエンス・フォルムメイクは、酸熱トリートメントと縮毛矯正を進化させた新技術ともいえます!
ボタニエンス・ヘアオイルは、ホームケアとして使用できます。
「重さ」ではなく、本当にくせを毛改善効果を発揮しています。
ボタニエンス・ヘアオイルに含まれるドコサラクトンという成分は、傷ついたキューティクルに吸着しドライヤーの熱によって化学反応を発生させます。
そして、くせやうねりの原因である、傷ついたキューティクルを補修してくせ毛改善効果を発揮するのです。
普段使用しているヘアオイルの使い方と全く同じです。
ボタニエンス・ヘアオイルはシャンプー・トリートメントに混ぜて使用すると、くせ毛改善効果を発揮するシャンプー・トリートメントになるのです。
どんなシャンプー・トリートメントに配合しても、くせ毛改善効果を発揮すると断言はできません。
地域差もありますが、ボタニエンス・フォルムメイクのお値段は8000~12000円が相場です。
今回は、ボタニエンス・フォルムメイクについて解決させて頂きました。
本記事は専門的な解説がでてきましたが、ボタニエンス・フォルムメイクの効果は本当にシンプル。
くせを直してダメージケアをする、それがボタニエンス・フォルムメイクです。
本記事では酸熱トリートメントなのか?縮毛矯正なのか?
深く語りましたが、一般の方であればあまり気にする必要はないと思います。
そんなときこそ、ボタニエンス・フォルムメイクの出番です!
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