くせ毛のお悩みを解消する「縮毛矯正」
縮毛矯正に興味ある方が多いと思いますが、そもそも縮毛矯正ってどんなメニューなのか?
縮毛矯正をかけたことない方は、基礎的な情報を知らないと思います。
上記の疑問を年間800人の縮毛矯正を担当するSENJYUチームが詳しく解説します。
そして、かける前に知っておくべきメリット&デメリットまで詳しく解説します。
↑本記事と若干内容が異なります。
縮毛矯正は「薬剤」と「アイロン」の力を使ってくせを伸ばすメニューです。
数ある美容メニューの中でもストレート効果が最も高く、どんな強いくせでも伸ばすことが可能と思っています。
しかし、ストレート効果があるのは現状生えている髪だけであり、ストレートを維持するには定期的に縮毛矯正をかける必要があります。
本記事では縮毛矯正とストレートパーマは同じメニューだと思って下さい。
「アイロンを使用する方が縮毛矯正」「ストレートパーマはかかっているパーマを落すためのメニュー」など、美容師さんによって様々な見解があります。
しかし、メカニズムやかける目的などの共通点が多いので、本記事では同じメニューとして認識してほしいです。
縮毛矯正はアイロンを通しているので、仕上がりはトリートメントをした様に艶がでますがダメージは補修できません。
そのため、ダメージの補修を目的としたトリートメントとは性質が異なるのです。
縮毛矯正とトリートメントは「髪を綺麗にする」以外に共通点が見つかりません。
縮毛矯正の相場は1.5~2.5万円ほどです。
地域差もありますが、基本的に1回の施術で1万円を超えて当たり前のメニューで、人気店ほど値段も高くなる傾向があります。
価格設定が低い格安の縮毛矯正が存在しますが、回転率を重視しているため、効果は期待できないかもしれません。
ショート~ボブは2~3時間、ミディアム~ロングは3~3.5時間ほどかかります。
髪の長さ以外にも、くせの強さや毛量によって時間は上下します。
また、ご新規のお客様はカウンセリングに時間がかかるため、施術時間はさらに長くなります。
根元の髪も伸びてくるので、大体3~4か月の周期で縮毛矯正をかける方が多いです。
また、くせが弱い方であれば、半年や1年の頻度で済む場合もあります。
髪がダメージを受けると、縮毛矯正の効果が落ちていくので、永遠にストレートが続く訳ではありません。
しかし、一度縮毛矯正をかけている毛先はくせが伸びているので、2回目以降かけない、もしくは弱めの薬剤を使用する場合があります。
元々のダメージが強い方のほかに、ブリーチ毛やパーマ毛でもかけることができない場合もあります(後述)
縮毛矯正でくせが伸びるメカニズムを簡単に解説します。
まず、髪内部にはシスチン結合と言う、髪を支える架橋が存在します。
シスチン結合が真っ直ぐ並んでいる状態であれば、綺麗なストレートヘアになります。
しかし、シスチン結合がずれている状態だと、髪がゆがんでくせ毛になってしまいます。
↑くせ毛はシャツのボタンを掛け違えている状態
1剤でシスチン結合を切断します。
アイロンを使用してくせを伸ばしてストレートにします。
2剤で結合を戻すことで、ストレートの状態にします。
これによって、ずれた結合が真っすぐに状態になるので、ストレートヘアが維持できる仕組みになっています。
↑シャツのボタンを正しい位置に戻したイメージ。
縮毛矯正は髪内部の構造を組み替えてしまう「髪の手術」です。
縮毛矯正はくせ毛の種類問わず、どんな強いくせでも伸ばすことができます。
そのため、ストレート技術の中では最強の効果を発揮するメニューだと思って下さい。
ただ、ストレート効果が高い薬剤をほど髪のダメージも比例して大きくなってしまいます。
縮毛矯正をすると、湿気に強い髪になり、髪が濡れても元に戻ることはありません。
湿気のせいで髪がまとまらず苦戦していた方でも、まとまりがでるのでスタイリングの手間が省けます。
毎日のヘアアイロンを使用するより、縮毛矯正1回の方が髪に加わるダメージは少なくて済みます。
そのため、髪へのダメージを気にしている方ほど、縮毛矯正の方がおすすめなのです。
ただ、コテでカールは作りずらいので、コテを使用する方には縮毛矯正はおすすめできません。
もし、コテで髪を巻いてもウェーブが作りずらく、すぐ落ちてしまいます。
「縮毛矯正は髪が強く傷む」イメージが強いですが、これは大きな誤解です。
縮毛矯正は、正しい工程と薬剤知識を元に行えば、髪へのダメージはほとんどありません。
実際、SENJYUチームは年間800人の縮毛矯正を担当していますが、髪が傷んだとの声は聞いたことがありません。
いつも通っている美容室の縮毛矯正は、髪がチリチリに傷んでしまいます。
ダメージを気にしている方は、他の美容室に相談してみるのも良いかもしれません。
ここでは、かける前に知っておくべき縮毛矯正のデメリットを詳しく解説します。
縮毛矯正を行う以上、髪へのダメージは避けては通れません。
縮毛矯正は薬剤を使用するので、髪へのダメージは絶対にあります。
例え技術力のある美容師さんが縮毛矯正を行っても、繰り返しかけることでダメージが蓄積されてしまうのです。
さらに、ダメージが強い髪ほど縮毛矯正のかかりが悪くなり、持続力も落ちてしまいます。
縮毛矯正を定期的に行う場合は、トリートメントでのアフターケアが必須だと思って下さい。
縮毛矯正は150~180℃のアイロンを髪に通すので、髪が熱変性を起こして硬くなってしまうことがあります。
髪の熱変性で髪が硬くなってしまうと、様々なデメリットを引き起こします。
↑髪のダメージと違うんですか?
「髪の熱変性」は髪のダメージと全く違う髪の異常事態です。
縮毛矯正は髪内部のシスチン結合に作用して効果を発揮します。
しかし、ブリーチ毛はシスチン結合が損傷しているので、縮毛矯正のかかりが悪くなります。
さらに、何度もブリーチした髪だと、縮毛矯正をかけることができない可能性が高いです。
縮毛矯正をかけた髪には、コールドパーマをかけることができません。
逆も然りで、コールドパーマをかけた髪には、縮毛矯正をかけることができません。
もし、縮毛矯正とパーマどちらも行う場合は、デジタルパーマをかけましょう。
簡単に説明すると、縮毛矯正をパーマ化させたメニューなので、縮毛矯正をかけた髪でも問題無くかけることができます。
しかし、デジタルパーマは通常のパーマ(コールドパーマ)と違ってメニュー化していない美容室もあります。
縮毛矯正は難易度の高いメニューであるため、失敗事例が多いです。
↑様々な失敗例がありますが、1番多いのが「髪のダメージ」
特に、縮毛矯正を失敗された髪は深刻なダメージを受けている場合が多いです。
SENJYUチームは、髪が傷まないダメージレス縮毛矯正「髪質改善」を提供しています。
SENJYUチームの髪質改善は、ダメージゼロでくせを伸ばしてストレートにする最新メニューです。
SENJYUチームは、従来の縮毛矯正に変わる「髪質改善」を数多くのお客様に提供しています。
メニュー名は「髪質改善」です。
また、縮毛矯正よりストレート効果は無いので、くせが非常に強い方は縮毛矯正のご案内をしています。
■髪質改善 3時間 ¥19,800(税込)
2度、3度行う必要はございません。
■髪質を診断した上での施術になるため、SENJYUチームにご相談の上での施術になります。
■所要時間は2時間~3時間になります。
これは、縮毛矯正の技術によってストレート効果や持続力が全く異なるからです。
同じ「縮毛矯正」でも担当美容師さんによって全く別のメニューのなってしまうこともあるのです。
縮毛矯正に興味がある方へ、理想の縮毛矯正をかけてもらうためにも美容師さんを慎重に行いましょう。
その他、縮毛矯正に関して分からないことがあればなんでもご相談下さい。
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