大体、3か月に1回の頻度で縮毛矯正をしているんですけど、今の頻度で良いのか分からないです。
縮毛矯正の適正な頻度ってどれぐらいですか?
次はいつ美容院に行けば良いのか?
髪の長さや、くせの強さによって頻度は異なるので、1人1人ベストな頻度で縮毛矯正をしなければいけません。
縮毛矯正は特殊なメニューのため、頻度を誤ると髪に大きな負担をかけてしまい、髪が生えかわるまで縮毛矯正をかけることができなくなる危険性もあるのです。
頻度を誤ったことが原因で髪がボロボロ…
そんな、不幸はあってはならないこと
今回は、縮毛矯正を年間800人担当するSENJYUチームが、縮毛矯正の頻度について詳しく解説させて頂きます。
そして、縮毛矯正に変わる髪が傷まないストレート技術も合わせて解説させて頂きます。
目次
縮毛矯正を1回行ったら、理論的には永久に髪はストレートのままです。
そうなんですか?でも縮毛矯正って時間が経つと落ちてきますよね?
そうなんです。永久効果は理論上の話で合って、時間と共に縮毛矯正の効果は落ちてきます。
当然のことですが、新しく生えてくる髪は縮毛矯正がかかって無いので、根元の髪が伸びてくるほど縮毛矯正の効果が無くなります。
さらに、長さや毛量によってストレート効果の感じ方も異なります。
例として、
以上の理由から、ヘアスタイルや、くせの強さで縮毛矯正の持続力は上下します。
ここでは、SENJYUが担当するお客様の縮毛矯正の頻度ざっくり割りだした平均値をご紹介します。
目安程度に覚えて頂くと幸いです。
非常に強いくせ毛の方は、3~4か月に1回のペースで縮毛矯正をする必要があります。
梅雨時期は酷いけど、それ以外の季節は強くでないくせ毛は、6か月に1回の頻度がおすすめです。
くせ毛と言うより、髪の広がりを気にしている方は1年に1回のペースでも問題ありません。
縮毛矯正をする時期は、湿気が多くなる5~6月頃がおすすめです。
私ってくせが強いから2か月経つと、くせ毛や広がりが目立ってくるんです。
メンズとか、1か月に1回の頻度で縮毛矯正をかけたいんですけど駄目ですか?
残念ながら、縮毛矯正の頻度は3か月以上短くできないと思って下さい。
まず、髪は1か月に約1cm伸びると言われています。
一方で、縮毛矯正で使用するストレートアイロンの幅が約2.8cmほど
3か月に1回のペースだと、アイロンの幅以上の髪が伸びている状態。
新しく生えた髪だけにアイロンの熱を通すことができます。
↑ここまでは問題ありません。
2か月に1回のペースだと、新しく生えた髪はアイロンの幅より短い状態。
アイロンの幅をオーバーしているので、0.8cm分の髪に2度アイロンを通すことになります。
なるほど、縮毛矯正の周期が短いと、アイロンの熱を余計に受ける箇所が多くなるってことね。
その通り!当然アイロンの熱を多く受けた分ダメージも大きくなります。
さらに、アイロンだけでなく薬剤によるダメージリスクもあるのです。
縮毛矯正する際は薬剤を髪に塗りますが、2回目以降は、1回目の縮毛矯正をした部分に薬剤が少しだけ付いてしまうのです。
↑境目の黒い線の間だけ、薬剤が2回付く
そして、薬剤が2回付いた髪は、2回分のダメージを受けていることになります。
縮毛矯正の頻度が短いほど、薬剤を2回受けてしまう箇所が多くなってしまいます。
↑境目の部分、薬剤を2回受けた箇所が3か月に1回の頻度より多くなります。
なるほど、薬剤を2回受けた箇所が多ければ、確かに髪のダメージも大きくなりますよね。
本当は境目ピッタリのところで縮毛矯正薬剤を塗り分けたいのですが、薬剤は液体、ジェル状なので不可能に近いです。
縮毛矯正の頻度が短いほど、薬剤とアイロンのダメージを過度に受けてしまうのです。
3か月が最低ラインだってことが良く分かりました。2か月でくせが気になっても我慢するしかないですね。
ですが、とっておきの秘策で縮毛矯正の頻度をコントロールすることが可能です。
SENJYUチームの髪質改善&酸熱トリートメントと併用することで、縮毛矯正の頻度をコントロールすることができます。
なるほど?詳しく教えて下さい。
髪へのダメージは無く、くせやうねりと改善するSENJYUチームが扱うストレート技術です。
仕上がりはトリートメントをしたように、艶がでて髪質も良くなります。
その効果はダメージレス縮毛矯正と言って良いほど。
↑髪質改善を挟んで、数か月後にまた縮毛矯正をする方法。
くせを我慢できないときは髪質改善をすれば良いのね!
さらに、髪質改善を上手く組み合わせることで、縮毛矯正の頻度を長くすることができます。
普段行っている縮毛矯正が3か月に1回だとしたら
↑中間に髪質改善を挟むことで、縮毛矯正の頻度を6か月に1回にできる。
そもそも髪質改善は髪が傷まないなら、縮毛矯正をしなくても良いのでは?
その通り!くせが強すぎない方であれば、縮毛矯正を卒業することが可能です。
SENJYUチームの髪質改善は、縮毛矯正よりストレート効果が小さいので、くせが非常に強い方には物足りないかもしれません。
もし、くせが強くて髪質改善だけでは対応できない方は、以下のプランがおすすめ。
縮毛矯正と髪質改善を交互に行うことで、髪の負担を抑えたくせ毛改善をすることができます。
など、髪質に合わせて頻度を変えることが可能。
■髪質改善 3時間 ¥19,800(税込)
2度、3度行う必要はございません。
■髪質を診断した上での施術になるため、SENJYUチームにご相談の上での施術になります。
■所要時間は2時間~3時間になります。
酸熱トリートメントは、通常のトリートメントを超えるダメージケアを発揮する特殊なトリートメントです。
本質はダメージケアですが、ダメージによって発生したくせ毛や広がりを抑えることができるので、若干ですがくせ毛改善の効果もあります。
そして、ダメージケアできる点から、縮毛矯正と好相性のメニュー。
縮毛矯正の間に酸熱トリートメントを挟むことで、ダメージケアをしながらくせ毛改善のサイクル。
弱いくせ毛の方であれば、酸熱トリートメントで縮毛矯正を卒業できる場合もあります。
さらに、先ほど解説した髪質改善と酸熱トリートメントを組み合わせて縮毛矯正を卒業する方法もあります。
酸熱トリートメントは「湿気に弱い」と言う大きな弱点があります。
そのため、湿気の時期だけ縮毛矯正or髪質改善をする方法もあります。
■酸熱トリートメント(水素トリートメント)
■約2時間 ¥11,000(税込)
最後に、くせ毛改善で忘れてはいけないのがカットです。
どんな縮毛矯正でしっかりストレートに伸ばしても、カットに難があると縮毛矯正の持続力も相対的に下がってしまうので、頻度が短くなってしまいます。
結論、くせ毛改善とカットは切っても切れない関係なのです!
日常のひと手間で、縮毛矯正の頻度を長くすることも可能です。
縮毛矯正後にすぐシャンプーをすると効果が落ちてしまうので、施術後最低24時間はシャンプーを我慢して下さい。 可能であれば、数日間シャンプーを我慢するとより効果的です。
縮毛矯正をした直後は、髪がしっかり形状記憶されていない状態なので、髪を結んだり、耳にかけたりするとストレートが崩れてしまう危険性があるので、施術後48時間は髪を結んだり、耳にかけるのを控えて下さい。
保湿力の高いシャンプーを使用すると、縮毛矯正の持続力を上げることができます。
髪が濡れた状態で放置すると、縮毛矯正の薬剤が流れでてしまう可能性があるので、入浴後は髪をしっかり乾かしましょう。
入浴後、髪の乾燥を防ぐために、ヘアオイルやクリームなどで保湿もしっかり行いましょう。
紫外線で髪がダメージを受けると、縮毛矯正の効果が落ちてしまいます。紫外線が強い時期は紫外線対策をしっかり行ってから外出しましょう。
ここまで、ヘアスタイルやくせの強さ別に縮毛矯正の頻度を解説してきましたが、全て「縮毛矯正が得意な美容師さん」を基準にしています。
縮毛矯正は非常に難易度が高いメニューのため、担当美容師さんによって技術の差がでてしまいます。
当然、縮毛矯正が苦手な美容師さんが担当すると、持続力が短く、髪を傷めてしまうリスクも高め。
つまり、縮毛矯正が得意な美容師さんが担当しないと、縮毛矯正の頻度を長くすることはできないのです。
縮毛矯正の頻度は、担当する美容師さんの技術力も大きく関係しています。
SENJYUチームは、縮毛矯正以外にもくせを改善メニューを展開しています。
縮毛矯正には数多くのデメリットあるので敬遠されがち
だからこそ、SENJYUチームは縮毛矯正だけにとらわれず、様々なメニューと組み合わせて縮毛矯正に縛られないメニューのご案内をしているのです。
SENJYUチームはお客様のお悩みを解決できるまで、しっかりサポートさせて頂きます。
本記事を読んで、SENJYUチームのくせ毛改善メニューにご興味ある方はぜひご連絡お持ちしています。
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