くせ毛の原因やメカニズムはご存じでしょうか?
実は、良く知られているくせ毛のメカニズムは、100年前の情報だった!
と言うことで、今回は最新のくせ毛のメカニズムを解説します。
最新のくせ毛のメカニズムってなんですか?
結論、髪の柔らかいところが曲がり、硬いことろが伸びる、これが真相だと思っています。
↑いきなりこれだけ見ても良く分からないと思うので、詳しくは後述します。
今回は、従来の常識を覆すくせ毛の真の原因を徹底解説すると共に、
真の原因から導きだす、本当のくせ毛の直し方をご紹介します。
今までやってたストレート技術ってなんなの?
↑従来の理論が完全に否定される!?
年間5000人担当するSENJYU森越チームが、くせ毛の真実を詳しく解説させて頂きます。
本記事は、既存のくせ毛のメカニズムや原因を否定するために書いた訳ではありません。
また、今回解説する内容が100%正しいとは限りません。
目次
↑なんとなく聞いたことあります。
では、くせ毛のメカニズムはご存じでしょうか?
くせ毛のメカニズム???うーん💦ちょっと分からないです。
一般的にくせ毛は、毛穴の形がゆがんでいるから、生えてくる髪もゆがんでしまい、結果的にくせ毛になると言われています。
そして、ゆがんだ髪は、髪内部のSS結合がズレていると言われています。
髪内部は、シスチン結合と言う架橋が髪を支えています。
直毛の場合、髪内簿のシスチン結合は、真っ直ぐ綺麗に並んでいる状態。
くせ毛のシスチン結合は、毛穴の圧迫によって、シスチン結合もゆがんでいると言われています。
↑赤と青の結合が、掛け違えているため、シスチン結合のズレでくせ毛になる、と言うこと。
つまり、くせ毛のシスチン結合は、シャツのボタンを掛け違えている様な状態ってなのかしら?
この2つをよく覚えておいて下さい。
でも、SENJYU森越チームは、ここで説明したくせ毛の原因とは全く異なる理論があるんですよね?
その通り!断定できませんが従来の常識を覆す「くせ毛の原因の新たな説」を次の項目で解説させて頂きます。
ここからが本題。
まず、髪を生成する大元は「細胞」です。
頭皮細胞が髪を生成するから髪が生えてくる訳です。
東西南北の頭皮細胞が髪を生成することで、1本の髪が生成されることになります。
東西南北の頭皮細胞の働きが一定だとします。
頭皮細胞の活動がそれぞれ、25%ずつであれば頭皮細胞の働きが一定と言うこと。
東西南北の髪の硬さが同じなので、髪の断面は丸くなります。
↑では、東西南北で頭皮細胞の活動の「%」がバラバラだったらどうなるか?
頭皮細胞の働きが、東西南北でムラがあるとします。
キューティクルが極端に硬い部分と、柔らかい部分に分かれたことで、生えてくる髪もゆがんでしまうのです。
この状態で髪内部を見てみましょう。
髪のキューティクルの硬度にムラができたことで、右側が柔らかい、左側はしっかりしている(硬い)
重力は下に向かって働いている状態で、髪はどちらに傾くと思いますか?
もちろん右側です。
結果、くせ毛の原因となる。
髪表面の柔らかい部分と硬い部分がバラバラなので、くせ毛になってしまうと言うことです。
この理論が正しければ、毛穴の形は、くせ毛とは無関係になるのです。
繰り返しまずが、断定している訳ではありません。
説の1つとして覚えて下さい。
あの、なぜ毛穴の形&シスチン結合が、くせ毛の原因ではないと思っているんですか?
では、その理由を次の項目で詳しく解説します。
まずは、以下の画像をご覧下さい。
A、B共に同じ髪ですが、形が全く異なります。
同じ髪で、最もくせが強い部分の断面。
髪ハート型にゆがんでいるのが分かります。
こちらは、先ほどの5ミリずれたところの髪の断面。
髪が楕円形にゆがんでいます。
髪は1か月で約1センチ伸びます。
つまり、先ほどの画像の髪は2~3週間の差で生えてくる髪なのです。
わずか、数週間の差で生えてきた髪の形が全く違う、と言うことを覚えておいて下さい。
もし、毛穴のゆがみがくせ毛の原因であれば、数週間で毛穴の形は変化するでしょうか?
これほど短期間で毛穴の形が大きく変化するとは思えないのです。
確かに!
くせ毛は、毛穴のゆがみによって発生する、と言うことを先ほど解説しました。
毛穴の形は年齢と共に変化する場合があります。
しかし、わずか数週間で髪の断面を大きく変えるほどくせ毛の形が変化するのは、明らかに不自然。
結果、毛穴の形はくせ毛と関係無いと思うのです。
では、なぜわずか5ミリ離れた場所の髪の形が違うんですか?
頭皮細胞の活動が数週間で変化したことで、生成される髪の形状も異なったのではないか?と思うのです。
頭皮細胞の形の変化ならあり得るかもってことね?
細胞の活動は、睡眠時間や、ホルモンバランスの分泌量などで上下するので、あり得ると思うのです。
今度は、こちらの動画をご覧下さい。
↑爪を立てて髪を引っ張ると、髪がうねる(くせ毛になる)
これ、子供のころやったことあります。
髪が近くにあったらやってみて下さい。
で、これがなにを意味するんですか?
爪を立てた方の髪が硬くなると言うことです。
では、ここで先ほど解説した「くせ毛の真の原因」を思い出して下さい。
つまり、爪でキューティクルの一方を硬くすることで髪がうねる現象と
くせ毛の真の原因(説)の理屈が一致するのです。
一方の髪(キューティクル)を硬くすることで、くせ毛になることを証明しているのです。
実は、冒頭で解説した「シスチン結合」によるくせ毛の理論は、100年ほど前、パーマがこの世に初めて誕生した際に生まれた理論なのです。
100年以上前と言うことは、電子顕微鏡も無かった時代?(もしくは今より精度が低い)と思われます。
まだ、蒸気機関車が走っていて、飛行機に乗るのは命がけと言われた時代の「シスチン結合の理論」が、この令和時代までずっと語り続かれている訳です。
さすがに古すぎる理論だと思いませんか?
確かに!さすがに100年前の理論は信用性に欠けると言うか💦
なぜ、再研究されないのかは分かりません。
(されてるかもですが)
しかし、100年前の理論を鵜呑みにしてはいけないことは分かりますよね。
もちろん、学者でないので、100年前の理論を否定できる立場では無いのですが。
縮毛矯正やストレートパーマは、髪内部のシスチン結合を切って、再結合させることでくせが伸びると言われています。
しかし、今回解説した「キューティクルの硬度のムラ」がくせ毛の真の原因であれば、
キューティクルの硬度のムラを無くして、キューティクルの硬度を一定にすれば、くせ毛が直る真の解決策と言えるのかもしれません。
(もちろん断定はできませんが)
なるほど、では髪のキューティクルの硬い部分と柔らかい部分を無くす方法を教えて下さい。
縮毛矯正は?と思いますが、この後解説します。
水(アクア)と特殊なトリートメントを用いる、最新のトリートメント技術。
縮毛矯正ほどではありませんが、くせ伸ばしの効果があります。
髪表面のキューティクルに柔軟性を与えることで、くせを伸ばしている可能性があります。
ちなみに、サイエンスアクアは酸熱トリートメントと間違われやすいですが、両者は全く無関係。
特殊な薬剤で、髪表面のキューティクルを整える技術です(トリートメントではない)
くせ毛改善に関しては、ボリュームを抑える程度の効果があります。
髪表面のキューティクルを整える効果が、キューティクルの硬度のムラを一定にしているのではないかと?
なぜ、サイエンスアクアと新技術の髪質改善は、くせが直るんですか?
両者とも、キューティクルに作用しているからです。
サイエンスアクアと新技術の髪質改善は、どちらも髪表面のキューティクルにアプローチする技術です。
そのため、バランスの崩れたキューティクルの硬度を一定にする効果があるから、くせが伸びる可能性が考えられます。
しかし、サイエンスアクアと新技術の髪質改善どちらも、ストレートパーマや縮毛矯正並みにくせは伸びません。
縮毛矯正やストレートパーマは、髪内部のシスチン結合を組み替えて髪をストレートにすると言われています。
しかし、今回解説した「くせ毛の真の原因」が正しいとしたら、アイロンを通したとき髪表面のキューティクルの硬度を一定にしているからくせが伸びるのではないか?と思うのです。
え?そんなこと言ったら、家でのアイロンも縮毛矯正と同じになっちゃいますよね?
そうならない様に薬剤を使っているのです。
まず、縮毛矯正とストレートパーマの1剤は、髪表面のキューティクルを軟化させる。
髪が柔らかい状態でアイロンを通すことで、半永久的にキューティクルの硬度を一定にします。
そして、薬剤の力で柔らかくなった髪を2剤で元に戻して、髪を元の状態に戻します。
以上が縮毛矯正とストレートパーマの仕組みの「新たな説」だと思うのです。
先ほど解説した理論が本当だとすると、シスチン結合を組み替えてくせが伸びる理論は否定されることになります。
と言うより、そもそもシスチン結合なんて存在しないのでは?と言う疑惑まで生まれてしまいます。
あの、シスチン結合ってなんのためにあるんですか?
シスチン結合は髪を支える大黒柱の機能を果たしています。しかし、くせ毛のメカニズムとは一切無関係かもしれません。
髪がダメージを受けると、髪がうねったり、広がったりした経験はありませんか?
これは、髪がダメージによって引き起こされる「ダメージのくせ毛」です。
この、ダメージによって発生するくせ毛は、キューティクルの硬度とは無関係の可能性があります。
以下の画像はダメージの髪の断面です。
ヒビ割れの部分は「髪のダメージ」です。
ダメージ毛のヒビ割れの部分は、水分を吸収します。
では、ヒビ割れの部分に水分が溜まるとどうなるか?
ヒビ割れが多い部分にだけ水分が溜まると、髪内部のバランスが崩れ、くせ毛になると思うのです。
なるほど、髪内部の水分量が一定でないから、髪がゆがむ理屈は分かります。
その、髪内部のヒビ割れを埋める技術は3つあります。
もちろん、3つだけではりあません。
これは、分かりますよね。
毛穴の形やシスチン結合でなく、キューティクルがくせ毛の元凶かもしれないのです。
くせ毛の対処法は、キューティクル着目することが重要なのかもしれません。
今回解説した内容は全て推測であり、説の1つとして覚えておいて下さい。
現状のくせ毛の理論を否定する気はありませんので、よろしくお願いします。
と言うのも、今回の記事内容はSENJYU森越チームが調べて得た情報では無いからです。
本記事は「こんな説もあるんだ?」的な感じで覚えておいて下さい。
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