最近は、40代や50代の大人女性を中心にショートスタイルが流行しています。
特に、注目を集めているのが海外セレブの間で人気の「ピクシーカット」です。
流行の始まりは、1953年の映画『ローマの休日』でオードリー・ヘプバーンがしていたことによるもの。
普遍的な人気のある髪型なため、2024年にも流行の兆しが見えています。
本記事では、
についてご紹介します。
「ピクシーカットに興味がある人」は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
ピクシーカット(英語:Pixie Cut)とは、側頭部と後頭部を短く切った少年のような髪形のことです。
ベリーショートに分類される髪型で、より詳しい特徴を見てみると「やわらかく軽やかな質感」「全体の長さが5センチ程度」などがあります。
「髪が短いと、ボーイッシュな雰囲気になる」と思われがちですが、前髪の雰囲気やスタイリングによっては、清楚でフェミニンな仕上がりにもできます。
ピクシーカットの由来は古く、1953年の映画『ローマの休日』のオードリー・ヘプバーンによって世界的な人気を得た髪型です。
1950年代に主流だったロングヘアの対となる髪型で、型破りで個性ある雰囲気が流行のきっかけとなりました。
2024年現代でも流行の兆しが見えるほど、時代に左右されず色あせない特徴があります。
ピクシーカットとセシルカットの違いは、前髪の状態です。
セシルカットは、前髪が眉上で短くカットされたスタイルのみを指します。
しかし、ピクシーカットには前髪の長さに決まりがありません。
全体的なシルエットは同じですが、前髪次第でヘアスタイルの呼び方が変わるということになります。
セシルカットとは、トップや前髪がかなり短くカットされたヘアスタイルのことです。
1957年にヒットした映画「悲しみよこんにちは」で、セシル役を演じたジーン・セバーグがしていた髪型であるため、セシルカットと呼ばれるようになりました。
ベリーショートとは、耳が見えるほどサイドの髪が短い髪型の総称です。
「ショート」「ミディアム」「ロング」のように、髪の長さを指す言葉であるということ!
ピクシーカットは、ベリーショートに分類される髪型です。
さらに「軽やかな質感」「5センチ程度に切り揃えられている」といった特徴を持つスタイルのことを指します。
大胆ですっきりとした髪型のピクシーカットは「挑戦するにはハードルが高い…」と感じませんか?
実は、意外とチャレンジしやすく、似合う人が多いヘアスタイルなんです。
ここからは、ピクシーカットが似合う人の特徴をご紹介します。
ピクシーカットは、トップのシルエットに特徴がある髪型です。
おでこが広いと、髪型に奥行きができるため、立体感のある華やかな雰囲気に仕上がります。
また、おでこが広いと前髪の選択肢が増えるため、カジュアルな雰囲気だけでなく、エレガントやフェミニンな印象も楽しめます。
ピクシーカットに限らず、ショートスタイル全般にいえることですが、髪が短いとフェイスラインが強調されやすくなります。
「フェイスラインが整っている小顔の人」なら、繊細な輪郭がより美しく見え、エレガントな雰囲気に仕上がるでしょう。
逆に「ぽっちゃりさん」「エラ張りさん」は、コンプレックスが強調されやすいため、注意が必要です。
短い髪型は、肌の露出が増えて清潔感が出ることから、若々しい見た目に仕上がります。
適度に上品さや可憐さを表現できるため、40代や50代の大人世代には特におすすめです。
動きのあるピクシーカットは、華やかさがあるため「おばさん見え」するリスクも少ないんですよ!
似合う人が多いピクシーカットですが、条件によっては不向きな人もいます。
ここからは、ピクシーカットが似合わない人の特徴について詳しくご紹介します。
ピクシーカットのように、髪が短く輪郭が強調される髪型にすると、顔の面積が悪目立ちします。
「顔が大きい人」の場合、頭でっかちな印象を与えやすいため、注意が必要です。
どうしても「顔が大きい人」が髪を短くする場合は、肩あたりの長さでカットすることで、バランスが整いやすいでしょう
髪が短くトップにボリュームが出るような髪型は、全体的に縦長の印象に仕上がります。
「面長な人」の場合、顔が間延びしたような仕上がりになり、きつい見た目になるリスクがあります。
面長感をカバーしながら、髪を短くしたい場合は「長めの前髪を作る」「耳が隠れる長さにする」といった工夫が必要です。
フェミニンな雰囲気にもなれるピクシーカットですが「愛らしくキュートな雰囲気が好きな人」には不向きです。
ピクシーカットは、髪が短くすっきりとしているため、「上品」「かっこいい」「きれい」な印象が強く現れ、キュートな印象とはかけ離れてしまいます。
「キュートな雰囲気が好きな人」「可愛らしい服装が多い人」は、ショートボブなどのやや長さのある髪型の方が向いているでしょう。
フェイスラインが強調されるピクシーカットは、顔タイプに応じたカット方法を取り入れてもらうことが大切です。
ここからは、顔のタイプ別にピクシーカットの似合わせ方をご紹介します。
丸顔さんは、トップに動きを出して立体感のあるシルエットに仕上げましょう。
髪型で高さを出すことで、顔の丸い印象をカバーして、バランスの良い卵型に仕上げられます。
面長さんは、髪型と顔タイプがどちらも縦長なため、横へのボリュームが少なく、バランスが悪く見えがちです。
面長さんがピクシーカットにすると「髪型」と「顔タイプ」どちらも縦長なため、タイトすぎる仕上がりになりがちです。
縦長すぎるシルエットは「きつい」印象を与えてしまう見た目になることも。
タイトな雰囲気をカバーするには、ボリュームが横に出るよう動きを出してみましょう。
カール感を得られるパーマとの組み合わせもおすすめです!
ベース顔さんは、顔の輪郭が四角く角張った印象になり、メンズライクな見た目になりがちです。
ピクシーカットで女性らしさを感じるシルエットにするためには、束感や動きなどのメリハリをつけてみましょう。
髪に動きを出すことで、視線が上に集まり、輪郭の悪目立ちをカバーできます。
ここからは、髪のスタイル別にピクシーカットの似合わせ方をご紹介します。
スタイル選びの参考にしてくださいね。
大人カジュアルな雰囲気のピクシーカットには、眉が見えるアシンメトリーバング(左右で長さが違う前髪)がおすすめです。
適度に肌が見え、垢抜け感とこなれ感を表現できます。
「眉が見えることに抵抗がある人」は、長めのアシメバングでも良いですよ!
前髪を作らず大人ヘルシーな雰囲気にしたい場合は、根元を立ち上げた、かきあげバングがおすすめです。
動きのあるピクシーカットと、立体感のあるフロントバングで、バランスの整った上品な雰囲気に仕上がります。
「すっきりさわやかな雰囲気にしたい人」は、耳から下を刈り上げたピクシーカットがおすすめです。
毛量が多くもっさりしやすい首元を刈り上げることで、タイトで引き締まったシルエットに仕上がります。
襟足だけでなく「サイドもすっきり仕上げたい人」は、ツーブロックにしたピクシーカットがおすすめです。
髪の内側になる部分が刈り上げられることで、全体的にタイトで引き締まった雰囲気に仕上がります。
全体的なボリュームが抑えられるため「髪を短くするとボリュームが出やすい人」にもおすすめです。
「個性的でアイコニックな雰囲気に仕上げたい人」は、アシンメトリーなピクシーカットを取り入れてみましょう。
片方のサイドは刈り上げてすっきり仕上げ、もう片方は耳が見える長さにするスタイルが人気です。
「手軽にアシンメトリーを取り入れたい人」は、前髪だけ左右で長さを変えてみるのも良いでしょう。
ピクシーカットのように短いヘアスタイルは、髪の長さの違いや全体のバランスが崩れるだけで印象が大きく変わります。
ここからは、ピクシーカットの失敗しない切り方をご紹介します。
同じピクシーカットでも「髪の長さ」「質感」「前髪」によって、雰囲気が変わります。
まずは、自分がなりたいイメージを決めましょう。
「きれいで上品」「クールでかっこいい」など、ざっくりしたイメージで大丈夫です。
なりたいイメージが決まったら、理想の状態に近いヘアスタイルを用意しましょう。
可能なら3枚ほど準備しておくのがおすすめです。
数枚のイメージスタイルが用意されていれば、それぞれの髪型に共通する点が美容師に伝わりやすく、より理想に近い状態に仕上がるでしょう。
髪を短くすると、それまでは感じることのなかった悩みが気になることもあります。
髪質やくせ毛など「髪に関する悩みがある人」はカウンセリング時に伝えておきましょう。
「右側だけはねる」「襟足の生え方が気になる」など、詳しく説明できるとより理想的です。
短いヘアスタイルは、少しの長さの変化でイメージが大きく変わります。
過去に苦手だと感じた髪型や、好みでないと感じるヘアスタイルがあれば、カウンセリング時に伝えておきましょう。
苦手な髪型を伝えておくことで、イメージ違いによる失敗リスクを回避しやすくなります。
ピクシーカットは、華やかで自分らしさを表現できる髪型なため、芸能人や海外女優にも取り入れられています。
ここからは、ピクシーカットを取り入れている芸能人や海外女優をご紹介します。
すっきり短くカットされたピクシーカットが特徴のオードリー・ヘプバーンさん。
一見カジュアルな髪型に見えますが、清楚で可憐な雰囲気があります。
前髪も「ベビー・バングス」と呼ばれる、個性的な短め前髪が特徴です。
明るめのブロンドヘアと、襟足が長いピクシーカットが特徴のリアーナ・フェンティさん。
全体的に束感のある立体的なシルエットが特徴で、クールでかっこいい雰囲気に仕上がっています。
全体的にエアリーっぽさを感じるピクシーカットのジェニファー・ローレンスさん。
サイドがすっきり刈り上げており、ボーイッシュな雰囲気に仕上がっています。
また、どこか可憐さを感じられる、アンニュイな印象も表現しています。
動きの少ないピクシーカットのナタリー・ポートマンさん。
前髪は生え際のギリギリで短くカットし、タイトでストレートな雰囲気に仕上がっています。
型にはまらない個性のあるシルエットが魅力的です。
骨格の丸みを最大限に生かしたピクシーカットのウィニー・ハーロウさん。
フロントバングはアシンメトリーにカットし、髪全体は動きを控えめにして、タイトで引き締まった質感を表現しています。
明るめのブロンドヘアと、短いフロントバングを立ち上げたシルエットが特徴のケイト・ハドソンさん。
髪全体を短くタイトに仕上げ、フロントバングをアップにすることで、清潔感ある上品な雰囲気に仕上げています。
軽さと動きがあるシルエットが特徴のエマ・トンプソンさん。
グレイヘアのエレガントな雰囲気と、大人カジュアルなピクシーカットのバランスが良く、高貴な印象に仕上がっています。
バーバースタイルのような、骨格を最大限に生かしたピクシーカットスタイルのアギネスディーンさん。
7:3パートに髪を分け、毛流れに沿ったタイトなシルエットが特徴的です。
トップからサイドにかけて短くカットされたトリンドル玲奈さん。
60年代の海外女優スタイルを思わせるアイコニックなピクシーカットが特徴で、可憐らしい雰囲気を感じさせます。
ピクシーカットは、海外女優やセレブに多く見られるヘアスタイルであるため、日本人には不向きと思われがちです。
しかし、実際はピクシーカットは日本人にも似合います。
特に「おでこが広い人」「フェイスラインが整っている人」「40代や50代の女性」とは相性が良いです。
ピクシーカットは40代や50代にも似合います。
むしろ、若々しく上品なイメージになることから、大人世代には特におすすめなヘアスタイルです。
ピクシーカットは短く軽い質感に仕上がる髪型なため、「毛量が多い人」でも似合います。
ただし「毛量が多い人」のなかには、髪が硬く動きが出づらい人もいるでしょう。
このようなケースでは、パーマやアイロンでのスタイリングと組み合わせて、ヘアセットをするのがおすすめです。
ピクシーカットは「おでこが狭い人」でも似合います。
ただし、短い前髪だと髪が浮き上がりやすく、まとまりが悪くなるリスクがあるため、カットする長さに注意しましょう。
「エラが張っている人」でもピクシーカットの似合わせは可能です。
ただし、骨格が角張っているため、髪型で丸みを帯びた女性らしいシルエットに整えることが大切です。
ピクシーカット(英語:Pixie Cut)とは、側頭部と後頭部を短く切った少年のような髪形のことです。
カジュアルでボーイッシュな雰囲気になりやすいと思われがちですが、前髪やシルエットの雰囲気次第で、女性らしく清楚な雰囲気にも仕上げられます。
SENJYUチームは、ピクシーカットを得意としています。
海外セレブのような「可憐な雰囲気のピクシーカットにしてみたい人」は、ぜひSENJYUチームにお任せください。
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