ボブスタイルは、若者だけでなく40代や50代にも人気です。
なかでも、最近注目を集めているのが、海外発祥の「ヘイリーボブ」です!
女優「ヘイリー・ビーバー」がしていたことが流行のきっかけで、今や世界で人気のヘアスタイルとなりました。
本記事では、
についてご紹介します。
「プッツン感のあるヘイリーボブに興味がある人」は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
ヘイリーボブ(英語:Hailey Bob)とは、毛先をプッツンと切ったボブスタイルの髪型のことです。
「切り口が直線的」「毛先に厚みがある」などの特徴をもつヘイリーボブは、丸みやくびれといったメリハリ感がないタイトな仕上がりになります。
一見クールな雰囲気に仕上がるヘイリーボブですが、髪の長さ次第ではキュートな印象にもなれるヘアスタイルです。
ヘイリーボブは、海外モデルのヘイリー・ビーバー氏が取り入れていたボブスタイルの髪型が由来となっています。
海外で「毛先をプッツンと切ったボブ」が流行するきっかけとなった、ヘイリーの名前をとってヘイリーボブと呼ばれるようになりました。
日本でいう「聖子ちゃんカット」のようなものです。
タッセルボブとは、韓国で人気のぱつっとしたボブスタイルのことです。
呼び方は違いますが、カットの特徴はヘイリーボブとほぼ同じ!
毛先がストレートに揃っていて厚みのあるシルエットが、房飾りの「タッセル」と似ていることから、このように呼ばれるようになりました。
それぞれの髪型は、同じカット方法ですがスタイリング方法が違います。
タッセルボブは内巻きの韓国風ボブ、ヘイリーボブは外巻きの海外風ボブを指します。
切りっぱなしボブは、ワンレングス(おかっぱ頭)を現代風にアレンジしたボブのことです。
前が長くてうしろが短い「前下がり」にカットすることが多く、細くすらっとしたストレートのシルエットになる特徴があります。
前下がりにカットされていること以外、髪型の特徴はヘイリーボブと同じです。
ヘイリーボブのタイトなシルエットは「統一感やまとまりのある仕上がりを求める人」に人気です。
ここからは、ヘイリーボブが似合う人の特徴を詳しくご紹介します。
ヘイリーボブは動きのないタイトなシルエットであるため、顔のサイズや輪郭が強調されやすくなります。
「小顔の人」なら、美しい輪郭や小さな顔をより魅力的に見せられるため、相性が良いといえるでしょう。
ただし、小顔でなくても髪の長さを調整すれば、似合わせられます。
また、すらっとした印象が強調されることから「首が長い人」にもおすすめです。
髪型を大きく2つに分けると「動きのある髪型」と「動きのない髪型」があります。
ヘイリーボブは、髪に重みがあることから動きがあまり出ない髪型です。
そのため「まとまりのある仕上がりが好みの人」には向いています。
また、髪の重みでくせ毛が収まりやすいため「髪がうねりやすい人」にもおすすめです。
縮毛矯正をかけると、髪がストレートになるメリットがある一方で、毛流れや動きを出しづらくなるリスクがあります。
そのため「髪の動きをなくす縮毛矯正」と「動きのある髪型」は相性が悪い組み合わせと言えます。
ただし、ヘイリーボブのように動きのない髪型なら、縮毛矯正の特徴と一致しているため、相性が良いといえるでしょう。
むしろ、縮毛矯正をかけると毛先が揃うため、カットラインが強調された繊細な仕上がりになれます。
まとまりのある仕上がりが魅力的なヘイリーボブですが、条件次第では似合わない人がいます。
ここからは、ヘイリーボブが似合わない人の特徴をご紹介します。
ヘイリーボブは毛先に厚みを残しているため、髪が重くなり動きがほとんど出ません。
そのため、レイヤーボブのように「軽やかで動きのある髪型が好きな人」に、ヘイリーボブは不向きです。
動きがなくフェイスラインに沿うような形だと、やぼったさを感じるリスクがあります。
動きのある髪型が好きな場合は「レイヤーボブ」「くびれボブ」などがおすすめです。
ヘイリーボブは、髪にレイヤー(段差)がほとんど入っていない髪型です。
そのため「毛量が多い人」は、毛先に厚みが出過ぎてしまうことから、ボリュームのあるシルエットになるリスクがあります。
毛量が多くてもヘイリーボブにしたいなら、縮毛矯正のようにボリュームダウンできる施術やアイロンセットとの併用を検討してみましょう。
ヘイリーボブは、顔のタイプによって似合う長さが変わります。
ここからは、顔タイプ別にヘイリーボブの似合わせ方をご紹介します。
丸顔さんは、縦幅が強調される「あごより長いヘイリーボブ」がおすすめです。
顔タイプの特徴として、丸顔さんは縦幅と横幅の比率が2:3程度であるため、あごの位置でカットすると、輪郭の丸さや顔の大きさが強調されてしまいます。
顔の丸さをカバーして小顔に見せるには、あごより長めにカットして、縦長のスリムなシルエットに整えることがポイントです。
面長さんは「肩に触れる長さのヘイリーボブ」がおすすめです。
顔タイプの特徴として、面長さんは縦幅と横幅の比率が3:2程度のため、あごの位置でカットすると顔が間伸びして見えます。
肩の位置でカットすれば、髪の長さに対して顔が短く見えるため、小顔効果が得られますよ!
また「前髪を広めに作る」「おくれ毛を作る」などの、横幅を広く見せる工夫も有効です。
ベース顔さんは「リップ〜あごくらいの長さでカットしたヘイリーボブ」がおすすめです。
もしリップラインより短くカットすると、エラが見えて角張った輪郭が強調されやすくなります。
丸みのないシルエットは「男らしい」「凛々しい」雰囲気になるため、かわいらしい仕上がりにしたい場合はNG!
リップの位置より下側でカットすれば、エラの悪目立ちをカバーでき、女性らしい丸さのある雰囲気に仕上げられます。
ヘイリーボブは「髪の長さ」や「前髪あり・なし」次第で、それぞれ違った雰囲気を楽しめます。
ここからは、髪の長さ別におすすめなヘイリーボブの似合わせ方をご紹介します。
前髪ありのヘイリーボブは、サイドバング(前髪横のおくれ毛)を作って、顔まわりに動きを作るのがおすすめです。
動きが控えめなヘイリーボブは、悪くいえばのっぺりとした印象になるリスクがあります。
顔まわりにふんわり感や毛流れを作れば、華やかさが増して垢抜けた印象になれます。
前髪なしのヘイリーボブは、サイドの長さよりやや短めのフロントバング(顔まわりの髪)を作りましょう。
サイドとフロントの髪が同じ長さだと、クールで知的な雰囲気になる一方で、素朴すぎる印象になるリスクがあります。
少し長さに差をつけてメリハリ感を出せば、華やかで大人上品な仕上がりに近づくでしょう。
また、フロントバングの根元に立ち上がりをつければ、よりおしゃれな雰囲気に仕上がります。
顎くらいの長さに揃えると、プツッと感が一番強調されます。
フェイスラインに沿うタイトな仕上がりを活かし、まとまりのある仕上がりを活かしてみましょう。
メリハリ感を表現したい場合は、前髪をあげたり、巻いたりして動きを出すこともおすすめです。
顎下くらいの長さがあると、毛先がゆれ動くことでほんのり軽さを表現可能です。
首元はイングラデーションでキュッと引き締め、サイドには自然な軽さを活かした抜け感のあるスタイルに仕上げてみましょう。
前と後ろで違った雰囲気になることで、メリハリ感のある引き締まった印象になります。
顎下2センチのヘイリーボブは、カジュアルな雰囲気に仕上がります。
ただしスタイリング次第で、キュート系にもきれい系にもなれるメリットがあります。
ストレートの仕上がりはもちろん、内巻きのコロンとしたフォルムも魅力的ですよ。
スタイリングで変化をつけて楽しんでみましょう。
顎下3センチのヘイリーボブは、上品で大人な雰囲気に仕上がります。
肩にぎりぎり触れるほどの長さがあるため「片サイドだけ耳にかけメリハリを出す」「毛先だけ外ハネにして抜け感を出す」など、スタイリングの幅が広がります。
また「髪を結びたい人」にもおすすめです。
肩に触れる長さがあると、ぱつっと感がやわらぎ、やわらかな雰囲気に仕上がります。
カジュアル・フェミニン系のテイストに近づくため、顔まわりだけにレイヤーを入れるなど動きを出してみても良いでしょう。
スタイリングは、外ハネや波巻きが人気です。
ヘイリーボブは、髪の長さ次第で雰囲気が大きく変わるため、失敗しない切り方を知っておくことが大切です。
ここからは、ヘイリーボブの失敗しない切り方(オーダーの仕方)についてご紹介します。
同じヘイリーボブでも、髪の長さが違うと「キレイ系」「ナチュラル系」「カジュアル系」「モード系」などイメージが変わります。
まずは、自分のなりたいイメージがどの系統か決めておきましょう。
なりたいイメージが決まったら、自分の理想に近い写真を探してみましょう。
このときに、スタイル写真を2〜3枚ほど用意しておくのがおすすめです。
数枚用意すると、それぞれのスタイルに共通する特徴が、美容師側に正しく伝わります。
担当美容師とのイメージ共有がうまくいけば、理想の状態により近づけやすいでしょう。
「髪に関する悩みがある人」は、オーダー時に伝えるようにしましょう。
事前に悩みを伝えることで、髪質に合わせた扱いやすさも考慮されたヘアスタイルにしてもらえます。
どのように伝えたらいいかわからない人は、下記の一覧を参考にしてくださいね。
過去に苦手だと感じる髪型があった場合は、必ず伝えましょう。
人によって「丸いシルエットが苦手」「動きのないシルエットは苦手」など、好みのスタイルは違います。
あらかじめ好きではない髪型の特徴を伝えておくことで、それらを考慮したヘアスタイルに整えてもらいやすくなります。
苦手なイメージを伝えることは、理想の状態を伝えるよりも大切です!
ここからは、ヘイリー・ボブを取り入れている芸能人・有名人・アイドルをご紹介します。
スタイル選びの参考にしてくださいね。
ヘイリー・ビーバーさんは、あごより長いセンター分けのボブスタイルが特徴的です。
無駄のないシンプルなヘアスタイルが、フェイスラインや顔のパーツを強調して、美しく見せます。
「波巻き」「ストレート」「外ハネ」などのスタイリング方法で、それぞれ違った雰囲気に仕上がっています。
ぱつっとカットされた短めの前髪と、艶やかな黒髪が特徴の広瀬すずさん。
基本的にボブが多いですが「長めのストレートボブ」「短くガーリーな丸みボブ」などさまざまなヘアスタイルをされています。
「髪の長さで印象がどのようになるか知りたい人」は、参考に確認してみても良いでしょう。
前髪なしで、長めのヘイリーボブが特徴の滝沢カレンさん。
スタイリングでは、タイトなシルエットを活かしたストレートヘアや、毛先付近を少しくびれさせた外ハネボブが多いです。
髪色が明るめのブラウンヘアであるため、カジュアルさのなかに大人きれいな雰囲気も感じられます。
ヘイリーボブは、40代や50代にも似合います。
特に、大人上品な仕上がりになる「顎下2センチ以上の長めのヘイリーボブ」が人気です。
ヘイリーボブは「毛量が多い人」にも似合います。
ただし、ノースタイリングだと髪が膨らみやすいため、工夫が必要です。
具体的には「アイロンでボリュームを抑える」「縮毛矯正をかけて髪をストレートにする」などのスタイリング・施術を取り入れましょう。
顎より短いショートボブなら、ノーセットで結婚式に参加しても問題ありません。
結べる長さがあるなら、ヘアセットすることが望ましいでしょう。
ハーフアップにアクセサリーをプラスするだけでも、十分華やかになるためおすすめですよ。
ヘイリーボブは、女優ヘイリー・ビーバーがしていたことで有名になったヘアスタイルです。
髪型の特徴としては「ストレートなカットライン」「タイトなシルエット」があります。
に似合いやすく、日本でも人気が広まっています。
SENJYUチームは、ヘイリーボブのカットが得意です。
骨格に合わせた長さやシルエット選びで、あなたに似合うヘアスタイルをご提案します。
大人上品な仕上がりになる「ヘイリーボブをやってみたい人」は、ぜひSENJYUチームにご相談くださいね。
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