「ヘアカラーをする人」と言うのは分かるけど、具体的にどんな職業なのか知らない方もいるはず。
日本だとカラーリストの認知度が低いですが、ヘアカラーに興味ある方であれば「カラーリスト」の存在はぜひ知っておくべきだと思います。
なぜなら「カラーリスト」が担当すると、理想のヘアカラーの再現性が高くなる可能性があるからです。
今回、年間3500人のカラーを担当するSENJYUチームが、カラーリストとはなにか?カラーリストを指名するメリットを詳しく解説します。
目次
カラーリストは、その名の通りヘアカラーに特化した美容師です。
HPやネット予約サイト等では、肩書きに「カラーリスト」と記載されていますが、スタイリストと同じ美容師です。
カラーリストは、カラー薬剤の知識はもちろん、感覚的な才能が必要とされる場合もあります。
「カラーリスト」と「スタイリスト」双方とも美容師免許を所持しているプロの美容師ですが、業務内容などが異なる場合が多いので詳しく解説していきます。
一般の美容師よりもヘアカラーの技術や知識が豊富でヘアカラー技術を専門として働いている美容師のことを、カラーリストと言います。
カラーリストになる方は、スタイリストとしてある程度のスキルを身につけてから転向した人と、アシスタントからカラーリストになった人など、様々です。
カラーリストは、カットを含めヘアカラー以外のメニューは一切行わない場合が多いです。
一般的に、お客様に提供するカウンセリングから全てのメニューを1人で行う美容師のことを、スタイリストと言います。
アシスタント業務からスタートし、数々のテストに合格しながらスタイリストとしてデビューします。
ヘアカラーも業務の1つですが、ヘアカラーが得意でないスタイリストもいます。
カラーリスト最大強みは、ヘアカラーに特化した職人であることです。
カラーリスト最大の強み、圧倒的なヘアカラーの再現力&技術力があることです。
カラーリストは、豊富な色彩知識がないと務まらないので、ヘアカラーの提案力も高いです。
中には「パーソナルカラー検定」や「色彩検定」の資格を保有し、肌や瞳の色を総合的に見極めてヘアカラーを提案してくれる場合もあります。
カラーリストは、希望のヘアカラーの再現性だけでなく、髪のダメージを最小限に抑えたカラーも得意です。
特に、ブリーチやハイトーンカラーは髪への負担が大きいので、ダメージを気にしている方にも、カラーリストが担当することで、髪へのダメージを最小限に抑えたカラーが可能になります。
また、カラーリストが在籍する美容室は、髪へのダメージが少ない高品質なカラー剤を使用している場合も多いです。
美容室によって経験の浅いアシスタントがカラーを塗ると、技術力の関係で塗りムラや、しっかり染まらない場合があるのです。
しかし、カラーリスト指名だと塗る作業をアシスタント1人に任せるケースは少ないので、塗りムラが発生するリスクが低くなるのです。
一般のスタイリストやアシスタントと比べて、カラーを塗布している回数が多いので薬剤を塗るスピードが早い場合が多いです。
そのため、お客様が美容室に滞在している時間も短くなりますので、喜ばれるポイントです。
ヘアカラー専門店で働いているカラーリストの場合は、1時間に2人のカラーを塗布してシャンプーまで行うので、全体的な施術スピード力は一般のスタイリストよりも優れていると言えます。
カットやパーマ等、他のメニューの知識がスタイリストよりも少ないので、ヘアスタイルをトータルで提案することが難しいです。
もちろん、ハイライトなどの技術では全体のトータルヘアスタイルによってハイライトを入れる箇所と量が異なるので、勉強が必要になります。
カラーリストに施術してもらうと必然的にカットは別の担当者、または別の美容室で行わないといけない場合があります。
まだ少ないですが、一般の美容室にカラーリストを在籍させているお店もあるので、その場合は別日に美容室に行かなくても時間差でカットや別の施術も行ってもらえます。
「画像」と「動画」に特化したアプリである、インスタグラムの「#ダブルカラー」「#アッシュカラー」などで好みのカラーを探すことができます。
ネットの予約サイトから、選択肢をカラーリストだけに絞って検索して人気のカラーリストを探し出す方法もあります。美容室にカラーリストが在籍している場合は、口コミやブログなどを見て魅力を感じたら予約してみましょう。
その他、優秀なカラーリスト(美容師)を探す方法を解説した別記事があるので、ご覧下さい。
あえてカラーリストという働き方を選ぶ理由は人それぞれですが、共するのは「ヘアカラー技術が得意、または好き」と言った理由です。
また、ヘアカラーを重点的に勉強することで「ヘアカラーのスペシャリストになれる」のも、カラーリストを選ぶ理由だと思います。
スタイリストになるには、多くの技術の習得が必要なので長期間を要します。
対するカラーリストは、最低限の薬剤選定の知識、塗布方法が理解できていればなることができます。
ただ、最後まで1人で施術する必要があるので「美容師として最低限の技術」は必須と言えます。
例として、
↑以上の技術ができないとカラーリストは務まらないと思って下さい。
ヘアカラーの発色は、お客様1人1人髪質によって大きく異なるので、それを計算して薬剤を作ります。
髪質に合わせて、要望通りのヘアカラーを再現するのは非常に難しいですが、その分やりがいもあります。
もし、自分が表現したカラーをお客様が喜んで下さると、その分嬉しい気持ちにもなります。
カラー技術は、美容師が行う技術の中ではとても奥が深くて難しい技術です。
特に、日本人の髪はメラニン色素が多く含まれているので、ハイトーンになるほどカラーの再現も難しくなります。
そのため、髪とカラー薬剤にに関する幅広い知識とスキルを持っていないと、お客様の理想を叶えるカラーリストになれません。
年代性別問わずヘアカラーをしている人は多く、カラーリストはとても需要のある職業だと思います。
最近では、カラーリストだけが在籍するカラー専門店も多くあるので、一度美容師を離れてブランクがある美容師の復帰の場としても注目があります。
白髪染めを専門としたカラー専門店も、白髪染め世代のお客様にはニーズがあるので、同世代のカラーリストが在籍していたら、髪や頭皮の悩みも打ち明けやすいです。
また、一般の美容室にカラーリストが在籍しているケースもあります。
カラーリストとしてある程度の経験を積んだら、独立してフリーランスとして活躍する働き方もあります。
実は、美容先進国であるフランスやアメリカでは「スタイリスト」「カラーリスト」と分業するのが当たり前。
日本の美容師さんの様に、カットからカラーまで全て1人でこなす働き方は珍しいと言われています。
つまり、1つ1つメニューに対して、プロフェッショナルが担当するのが未来の働き方と言えるのです。
SENJYUチームは「スタイリスト」「カラーリスト」の分業の様に、プロフェッショナル制度を導入しています。
ヘアカラーが需要のあるからこそ、必然的にカラーリストは誕生したのです。
カットとヘアカラーを両立するのが当たり前の日本では「カラーリスト」の存在意義がよく分らない方もいるはず。
しかし「カラーリスト」の存在意義が分らない方にこそ、カラーリストを指名してほしいと思っています。
いつもよりワンランク上のヘアカラーをしてもらいたいときが、カラーリストの出番です!
お客様が理想としているヘアカラーは、SENJYUチームの「NANA」が再現します!
その他、カラーに関して分らないことがあればなんでもご相談下さい。
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