黒染めをしてから数ヶ月…明るくなる気配がない。
黒染めをして次明るくできるまで、どれくらいの期間待てばいいの?
黒染めは一般的なカラーと比べると、明るくするのに必要な期間が長い特徴があります。
黒染めの種類にもよりますが、大体半年〜1年ほどかかることも。
この記事では年間3,500人のカラーを担当するSENJYUチームが、
を解説します。
黒染めをしてから次明るくできるまでの期間を知りたい・髪を傷めずに早く明るくする方法を知りたい人は参考にしてくださいね。
目次
黒染めしても、時間が経てば無かったことになりますよね?
いいえ、一度黒くするとなかなか明るくなりません。
一般的なカラーだと、1ヶ月ほどすれば染めたときより明るくなりますよね。
しかし黒染めの場合は、色味がかなり濃いため簡単に明るくなりません。
数ヶ月経てば若干は色落ちするものの、赤みの強い濃いブラウン止まりであることも。
たった一回の黒染めだとしても、その後数ヶ月〜数年もの間カラーに支障をきたす可能性が高いんです。
暗い状態から希望カラーを重ねるとどうなりますか?
ほとんど色の変化を感じられません。
髪にある程度の明るさがないと、希望の色味に変えることはできません。
黒染めの上に希望カラーを被せる行為を別のことで例えるなら、黒い画用紙の上にクレヨンで色を被せているのと同じ状況です。
希望の髪色を叶えるには、黒染めを明るくしてから希望色を重ねる必要があります。
黒染めが明るくなるまで、期間を空けなくてはいけないんですね。
黒染め後、どれくらいの期間で明るくなるの?
黒染め後、1ヶ月経てば茶色く戻りますか?
黒染めは一般的なカラーと比べると、明るくなるまでのスピードやタイミングが違います。
初めての黒染めを控えているなら、黒染めの特徴は把握しておきたいですよね…!
黒染め後、1ヶ月・3ヶ月・5ヶ月・1年後にどう変化していくか見ていきましょう。
11トーンの茶髪から黒染めをした体(てい)で解説します。
黒染めをして1ヶ月後だと髪の中にしっかり黒い色素が残っているので、明るさ・色味ともに大きな変化はありません。
特に3・5トーンは変化を感じづらいでしょう。
まだほとんど明るくなっていないので、上からどんなカラーを被せても黒っぽくなることが大半。
1ヶ月時点では無理にカラーを再開しない方が無難です。
黒染めをして3ヶ月経つと、ほんのり黒みがとれて茶色くなり始めます。
茶色の中でも、あずきのような赤っぽい印象の茶色です。
どうして赤茶なんですか?
黒染めに赤褐色系の色味が多く配合されているからです。
黒染めと聞くと「黒一色」で構成されているようにイメージするかもしれません。
しかし実際は、赤褐色系の色味をメインとした濃いブラウンで構成されています。
染めたては濃いブラウン=黒っぽく見えますが、色が薄れるとともに茶色っぽさが強く現れ始めます。
3ヶ月時点では、茶色味はあっても明るさはほとんど感じられません。
前提として、髪が暗い状態から色を被せると髪の明るさはカラー前より暗くなります。
明るさを求めるなら、毛先の明るさに合わせたリタッチカラーがおすすめです。
自然なダークブラウンカラーに仕上げられます。
ただしリタッチだと毛先の赤みはカバーできません。
暗くなってもいい・赤みは嫌なら、上からマット・アッシュ系の寒色カラーを被せるのがおすすめ。
濃いめのグレー・寒色ブラウンに仕上がります。
求める髪色に合わせてベストなカラーを選びましょう!
黒染めをして5ヶ月経つと、どのトーンであっても茶色味を感じられるほど明るくなります。
髪色に明るさが戻ることで、堅い印象から優しげな雰囲気に。
明るくなることでカラーの選択肢も広がります。
5ヶ月時点では、毛先に合わせたリタッチカラー・赤っぽさをやや落ち着けたナチュラルブラウンがおすすめ。
無理に色味が鮮やかな高彩度カラーを行うと、黒染めした髪・していない髪の色の差がムラっぽくなるので危険です。
失敗しやすい透明感・高彩度カラーは避けるようにしましょう。
黒染め後1年経つと、自然なブラウンヘアに仕上がります。
ただし黒染め特有の赤っぽい色味は、1年経っても消えません。
赤みの原因となる色素は髪に定着しやすく、自然な褪色では赤みを落としきれないからです。
「明るい」と感じる8〜9トーンくらいになると、極端に色味の鮮やかな高彩度カラーでなければ表現可能です。
基本的には〇〇+ブラウンのような、ブラウン主体カラーであればOK!
逆に、アッシュのみ・レッドのみのような鮮やかなカラーだけだと、黒染めあり・なし部分で色の差が強く現れてしまいます。
黒染め部分がなくなるまでは、無理にカラーを行うのではなく失敗のリスクが少ない方法を選ぶことが大切です。
今すぐ明るくしたい…でも負担をかけたくないんです。
おすすめの方法はありませんか?
SENJYUチームの黒染め落としがおすすめです!
黒染めをナチュラルに明るくしたいなら、SENJYUチームの黒染め落としがおすすめ。
特殊なトリートメントを用いて黒染めの色素だけを落とせるので、髪への負担は全くありません。
さらに、ブリーチのような金髪にする行程もなく、黒染め落とし後もナチュラルな髪色をキープ可能です。
| 黒染め落とし | ブリーチ |
ダメージ | なし | 強い |
施術時間 | 1時間〜1時間半 | 2時間半〜3時間 ブリーチ後のオンカラー含む |
価格 | 11,000円(税込) | 2万円前後 |
リスク | なし | ムラになる |
黒染め落としをする際に、ひとつお願いがあります。
黒染め落としは、施術面においてほぼリスクのないメニュー。
ただ一点だけ協力してほしいことがあります。
黒染め落としで髪を明るくする場合は、なるべく黒染め後1週間〜1ヶ月以内にご来店ください。
暗めのカラーは時間と共に、髪に定着しやすくなります。
黒染め後に何ヶ月も期間を空けると定着した色素を追い出せず、明るくならない原因に。
本来明るくできるはずの髪色より1段階程度暗くなる可能性もゼロではありません。
安定的に髪を明るくするためにも、来店のタイミングにご協力ください。
卒業式が終わったらすぐに予約します!
美容院でのカラー以外に、セルフカラーを選択する人もいると思います。
ただ黒染めとブリーチをセルフで行うことは、リスクやその後のカラーへの影響を考えるとおすすめできません。
セルフの黒染め・ブリーチをおすすめしない理由について解説します。
市販の黒染めは、染料が濃い・落ちづらい特徴があります。
染料が濃くて明るくしづらい=カラーチェンジも難しくなるということ。
今後明るくするつもりがなければ問題ないかもしれないですが、
上記に当てはまる人は避けた方が無難です。
市販のブリーチは、明るくなりづらい・ダメージが強い特徴があります。
黒染めほどの濃いカラーだと、市販のブリーチで明るくするのはかなり難易度が高め。
塗布量によってムラにもなりやすいので、統一感あるカラーに戻せない…なんてことも。
自分でブリーチするのって難しそう…。
その通り。ブリーチの扱いは美容師でも「難しい」と感じるほどです。
一度市販のブリーチでムラになった髪の状態は、美容師の手でもなかなか改善できません。
今後もカラーを楽しみたい・綺麗な髪を維持したいなら、市販のブリーチは避けるようにしてみてください。
黒染めは染料が濃い特徴から、簡単に明るくならないというデメリットを抱えています。
黒染めを何トーンに設定するかによって、次明るくできるのに必要な期間は若干差があります。
各トーンが1年後にどれくらい明るくなるかまとめました。
暗くなった髪を明るくするにはブリーチ・黒染め落としが有効。
SENJYUチームのおすすめは「黒染め落とし」です。
特殊なトリートメントを用いて色素だけを落とすので、髪への負担・デメリットはほぼありません。
かなりハイトーンな色にしたい人以外は、黒染め落としが最適!
黒染め後の髪をきれいに明るくしたい・負担なく髪色を明るくしたいなら、ぜひSENJYUチームにご相談ください。
カテゴリー一覧から記事を探す
© 2016 SENJYUプロフェッショナルチーム
【掲載の記事・写真・イラストなどの無断複写・転載を禁じます】