カラー剤の進化、ケアブリーチの誕生によって、空前のグラデーションカラーブームとなっています。
しかし、ブームの裏でグラデーションカラーを失敗されるお客様が急増している事実があります。
一晩経ったら、バサバサの汚い色になった…
グラデーションの境界線がガタガタ…
髪が緑色の汚い色になった…
インスタで観た綺麗なグラデーションカラーとはかけ離れた仕上がり。
一刻も早く直したいと思うところですが、グラデーションカラー失敗は対処が非常に難しく、美容室に行っても綺麗にお直しできない可能性があるのです。
今回、年間3500人のカラーを担当するSENJYUチームがグラデーションカラー失敗の原因と対処法を詳しく解説させて頂きます。
目次
グラデーションカラーとは、主に2種類のカラー剤を使用して中間と毛先を染めるデザインカラーの1つです。
根元は暗めのカラー、毛先は明るめのカラーにする場合が多く、色や明るさを変えることで立体感をだす仕上がりにすることができます。
ブリーチをする場合が多いので、一昔前はダメージの心配で敬遠されがちのカラーでしたが、近年はカラー剤の進化、ケアブリーチの誕生で誰でも気軽にグラデーションカラーが楽しめる時代になりました。
また、グラデーションカラーから派生した、バレイヤージュカラーも人気を集めています。
では、ここからが本題
グラデーションカラーの失敗例と原因を解説したいと思います。
カラーをした直後は良かったんですけど、次の日になると髪がバサバサで髪がが汚くなった…
↑これは一体どういうことか?
グラデーションカラーは、強いくせ毛の方に行うとカラーの部分がうねって汚い仕上がりになってしまう場合があります。
グラデーションカラーは、くせが無い直毛、またはコテで髪を丁寧に巻いたときは綺麗に見えます。
しかし、くせ毛でカラーの部分がうねってしまうと、色ムラに見えてしまい、お世辞にも綺麗とは言えないヘアスタイルになってしまうのです。
そのため、生まれつきくせが強い方には、グラデーションが向いていない傾向があります。
くせ毛の方でも綺麗なグラデーションカラーを維持したい方は、ヘアアイロンやコテで綺麗にセットする技術が必要だと思って下さい。
これは、グラデーションカラーに限ったことではなく、ハイライト、バレイヤージュにも同じことが言えます。
美容室では、ブローやコテで綺麗に仕上げるので、くせ毛さんでも綺麗な仕上がりにすることが可能。
しかし、セットが崩れてくせが戻ると、グラデーションカラーが色ムラに見えてしまうのです。
グラデーションカラーは、カラーの境界線がバシッとハッキリし過ぎている、またはラインがガタガタの失敗例。
境界線が綺麗にならなかったグラデーションカラーの失敗例は非常に多く、美容師さんが境界線をぼかす際のブリーチの塗り分けが上手くいかなかったことが失敗の原因です。
グラデーションカラーにおける、ブリーチの中間をぼかす技術は、グラデーションカラーの最大の難所なので、失敗例が多くなってしまうのです。
グラが綺麗に仕上がっていない状態で色落ちすると、ますます見栄えが悪くなるので、お直しは早めに行うことをおすすめします。
グラデーションカラーは、毛先を明るくするためにブリーチを行う場合が多いのですが、ブリーチは美容師さんによって技術に差がでます。
ブリーチが苦手な美容師さんが行うと、髪を過度に傷めてしまうときがあるのです。
当然、髪が過度にダメージを受けている状態だと、綺麗なグラデーションカラーになりません。
グラデーションカラーをする際、毛先部分をアッシュ系に染めたことで髪が緑色になってしまう失敗例。
これは、ベースカラー(元の髪色)とカラー剤の補色ができなかったことで発生する補色の失敗です。
ブリーチをした部分は、カラーリングの難易度が上がり、緑色になってしまうリスクも高くなります。
美容師さんが、毛先をアッシュ系に染めようとし多彩、補色が上手くいかず、髪が緑色になってしまう失敗例はハイトーンカラーの人気と共に増えています。
グラデーションカラーは、主に2種類のカラーを使用してカラーリングをしますが、中間と毛先の色の相性が悪いと違和感のある仕上がりになってしまいます。
これは、中間と毛先のカラーリングをする際、相性良い色に染めることができなかったことが失敗の原因です。
綺麗なグラデーションカラーを再現するには、色の相性、補色の関係、色彩の明度や彩度も計算に入れてカラーを行う必要があるのです。
数多くのハードルが待ち受けているのですが、
対処が非常に難しいグラデーションカラー失敗ですが、SENJYUチームはどんなカラー失敗でも対応可能です。
SENJYUチームは、他店でカラーを失敗された方に向けて「カラー失敗直し」をメインメニューとして扱っています。
他店の失敗だけでなく、セルフカラー&ブリーチの失敗も対応可能。
ここからは、グラデーションカラー失敗直しの工程を簡単に説明させて頂きます。
カラーが染まっている状態だと、再度染め直しを行う際の弊害になってしまいます。
そのため、まずは元々染まっている失敗したカラーを落とします。
SENJYUチームは、カラーを落とす際ブリーチを使用せず、ダメージゼロで染まっているカラーを落とします。
ブリーチによって過度なダメージを受けている状態だと、見栄えが悪くなってしまう他、カラーの色持ちも悪くなってしまいます。
髪のダメージがひどい場合はダメージケアも行います。
SENJYUチームのカラー失敗直しに関して分からないことがあれば、いつでもご連絡お待ちしています。
ここからは、再度グラデーションカラーを失敗されない方法を解説します。
グラデーションカラーをしてもらうときは、グラデーションカラーを得意にしている美容師さんを探しましょう。
グラデーションカラーは特殊なカラーリングであるため、美容師さん選びがとても重要になります。
近所の美容室になんとなく行くのではなく、グラデーションカラーが得意な美容師さんを見つけだすことが失敗を防ぐ方法となるのです。
以下の記事は、カラーが上手い美容師さんを探す方法を詳しく解説しています。
お客様の希望のグラデーションカラーの画像を何枚か用意しましょう。
画像を何枚か用意することで、お客様が頭の中に思い浮かべているイメージが美容師さんに伝わりやすいので、イメージ違いが発生しずらくなります。
例えば「ちょっと明るくしたい」とご希望でも、ちょっとの感覚はお客様の数だけ違います。
料理の味でも濃い・薄いは家族ですら感覚が違うのですから当然のこと。
もし、お客様がうまく伝えられないことが失敗原因ではありません。
美容師側が、確認と共有をせずにカラーをしていることが失敗原因といえます。
強気な発言したら美容師さんが嫌がりそう?そんなことはありません。
どんな美容師でもお客様が喜んでくれることが一番嬉しいんです!
(もしそう感じない場合はすぐ他店に行きましょう)
要望があるのであれば、はっきり言ってもらったほうが美容師としても助かります。
そして、しっかり細かく要望を伝えたら、あとは美容師に任せて大丈夫です。
以下の記事は、特定の分野で得意な美容師さんを探す方法を解説しているほか、美容室選びをする際に注意すべきポイントを詳しく解説しています。
グラデーションカラーは成功すると綺麗に今までにない自分に出会える感動するカラーですが、失敗するとかなり悲惨な状態になってしまいます。
再度グラデーションカラーを行うためにも、お直しは早急に行うことをおすすめします。
その他、カラー失敗お直しの方法に関して分からないことがあればなんでもご相談下さい。
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