↑この辺りはなんとなく分かると思います。
しかし「ダメージが小さい」「綺麗に染まる」だけでは説明できないほどヘアカラーは奥が深い技術なんです。
なんとなく美容室の方が良さそうで終わってほしくない。
今回は年間3500人のヘアカラーを担当する森越チームが、市販のヘアカラーと美容室のヘアカラーの違いを解説します。
市販のカラーを否定するために書いた訳ではありません。
なぜなら、必ず美容室のカラー方が市販のカラーより優れていると断然できない事実もあるからです。
最終的なゴールは綺麗に染まることだと思います。
では、その「髪を綺麗に染める」というゴールを達成するにはどうしたら良いのか?
気になる方はぜひこの先もお読みください。
目次
↑ざっくり説明するとこんな感じで髪を染めます。
髪が染まる原理は同じかもしれませんが、美容師からするとそれだけで同じにされては困ると思います。
ですが、細かな違い1つ1つを深掘りすると1日経っても終わらないので「特にここが違う」と美容師的に思うポイントだけを詳しく解説していきます。
カラー薬剤が調合可能かどうかで、美容室のカラーと市販のカラーは全く異なります。
調合して要望通りのカラーをするってことですよね?
その通り!ベースカラー(元々の髪色)を計算に入れながら希望のカラーを再現するのです。
薬剤を調合できるかどうかで、カラーの選択肢は無限大に広がります。
そのため、美容室で行うヘアカラーの方が市販のカラーに比べて望んでいるカラーにできる可能性が高いことは言うまでもありません。
補色の関係を理解して行うパーソナルヘアカラーは髪に負担が少なく、綺麗な色味をだすことができます。
一般的にベースカラーの色味を打ち消す反対色のことを補色といって、ヘアカラーする際に必要な知識の1つです。
補色の知識なくして、綺麗なカラーは再現不可能といってもよいほどです。
美容室で行うヘアカラーは、補色の関係を理解したうえで適切なカラー剤同士を調合して髪を染めます。
根元から毛先まで同じ色で染めたほうが綺麗なカラーになると思われがちですがこれは大きな間違いです。
根元から毛先まで全く同じ色味のカラーをすると、光が当たりやすい根元付近が明るく見えてしまいます。
光の当たり方を計算に入れると、根元が暗め、毛先が明るめに染めることで綺麗なヘアカラーをすることができるのです。
美容院で行うヘアカラーは光の当たり方を計算に入れて、根元、中間、毛先3色のカラーで髪を染めます。
(根元、毛先の2色の場合もあり)
光の計算を入れてカラー剤を使い分けることができるのは美容室ならではの技術です。
実際仕上がりは僅かな差だと思いますが、その僅かな差でも綺麗に見せる技術が美容室のヘアカラーの強みなのです。
市販のカラー剤は、どんな髪でも染まるように強めに薬剤を使用しています。
どんな髪色でも染まるほど強い薬剤を使用するということは、その分髪を傷めてしまうということでもあります。
↑強い薬剤ほど手っ取り早く染めることができますが、代償が大きいのでおすすめできません。
例として、ダメージが進行している毛先と、ダメージがほとんどない根元で使用する薬剤を変えてカラーをしています。
美容室のヘアカラーは髪質に合わせてダメージコントロールができる点が大きな強みでもあります。
森越チームはジアミン除去剤とプレックス剤を使用してカラーを行っています。
ジアミンはカラーをする際、なくてはならない成分であると同時に、髪にダメージを与える成分でもあります。
ジアミンはカラーをすると、どんなしっかり流しても髪内部に残留してしまいます。
こうした残留ジアミンは、今まで除去することが不可能とされていました。
ジアミン除去剤の誕生によって、髪内部に残留するジアミンを除去することができるようになったのです。
ジアミン除去は美容室で行う独自の技術です。
有名な所だと「ファイバープレックス」や「オラプレックス」などがあります。
プレックス系は髪のダメージを修復しながらカラーをすることができる魔法のような薬剤です。
トリートメントなしでこの仕上がり。
絶対に髪が傷まない訳ではありませんが、上手に使いこなせばほとんど髪を傷めないブリーチやカラーを行うことが可能です。
プレックス系はカラーを極めた美容師が使うからこそ意味があるのです。
ジアミン除去剤とプレックス系を使用するカラーは別料金がかかります。
ここまで読むと美容室のヘアカラーの方が圧倒的に良いと感じますが、決してその限りではありません。
ヘアカラーは担当美容師さんの技術力によって、大きく結果が変わるでメニューです。
担当美容師さんの技術力がないと、綺麗なカラーが再現できる保証はありません。
例として、どちらがカラーの成功率が高いと思いますか?
↑本当にケースバイケースだと思いますが、必ずしも美容師さんの方がカラー絶対に良い訳ではないことを覚えてほしいです。
最後に森越チームのカラー技術を軽くご紹介します。
森越チームはダメージレスカラーを得意としています。
ベースカラーの計算、ダメージコントロール、必要であればジアミン除去剤とプレックス系を使用する森越チームのカラー技術は髪のダメージを最小限に抑えたダメージレスカラーです。
絶対に髪が傷まない訳ではありませんが、ダメージをほとんど感じないヘアカラーを提供しています。
共通点は「染まる原理」だけではないかと個人的に思うほど。
カラーのこだわっている森越チームだからこそ、市販のカラーと美容室のカラーの違いをお伝えさせて頂きました。
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