ヘアアイロンを頻繁に使用している方は「髪のダメージ」を気にしていると思います。
しかし、ヘアアイロンが髪に与える影響はダメージだけではないのです。
もっとありますが、いったんここまで
↑ご存知でしたか?
知らなかったです💦
今回、年間5000人担当美容師SENJYUチームが、ヘアアイロンの使いすぎると髪はどうなるのか?詳しく解説していきます。
そして、ヘアアイロンの使いすぎて傷んだ髪を直す「酵素トリートメント」もあわせてご紹介させて頂きます。
目次
ヘアアイロンを使用して「悪い意味で髪質が変わった」と思いませんか?
思います!ヘアアイロンをやりすぎてチリチリ、バサバサの髪になりました💦
これは、髪のダメージですよね?
髪のダメージもありますが「髪のタンパク変性」も原因の1つです。
髪はヘアアイロンの熱を受けると、髪内部のタンパク質が固まってしまう「タンパク変性」を引き起こします。
タンパク変性を起こした髪は、柔軟性が無くなり硬くなってしまうのです。
タンパク変性は生卵がゆで卵になる理屈と同じ。
頻繁にヘアアイロンを使用している方ほど「髪のタンパク変性」を引き起こしている可能性が高いです。
そして、タンパク変性を起こした髪は様々なのデメリットが発生します。
うわ!こんなに沢山デメリットがあるんですね💦
髪のタンパク変性で発生するデメリットを自覚している人は少ないので、ぜひ覚えてほしいです。
ヘアアイロンで髪をプレス(挟む)する際、強い力で髪をプレスすると摩擦が大きくなりキューティクルを傷つけてしまう可能性があるのです。
キューティクルは髪のダメージ悪化を防ぐ「髪のヨロイ」の役割を果たしています。
しかし、キューティクルが剥がれてしまうと、その部分だけダメージに弱くなってしまいます。
しっかりストレートにしようと、強い力でプレスしたり、引っ張っている方は要注意です。
ヘアアイロンを使いすぎて「髪が傷む」はよく聞く話だと思います。
先ほど解説した「髪のタンパク変性」とは違うんですか?
全く違う髪の異常事態です。
単純に髪が傷ついている「髪の怪我」で、通常のトリートメントで直すことができます。
髪が熱の影響で固まってしまった「髪の火傷」で、通常のトリートメントで直せません。
↑ここで覚えてほしいことは、髪のタンパク変性は対処が非常に難しいことです。
髪のダメージであれば通常のトリートメントで直すことができるのですが、髪のタンパク変性は通常のトリートメントで直すことができません。
では、どうすれば良いの💦
「酵素トリートメント」をすればタンパク変性を直すことができます。
酵素トリートメントは髪のタンパク変性を直して柔軟性のある髪に導く特殊なトリートメントです。
ヘアアイロンの使用によって硬くなってしまった髪も、酵素トリートメントをすれば柔らかな髪にすることが可能です。
その効果は、髪の毛が中学生時代のバージン毛にタイムスリップするイメージです!
どれほど効果があるのか?Before・Afterをご覧下さい。
タンパク変性だけでなく、ヘアアイロンの熱によって発生した髪のダメージも直すことも可能。
「髪のタンパク変性」と「髪のダメージ」両方にアプローチできる唯一のメニューです。
ヘアアイロンの使いすぎで、髪質が変わったと思ったらぜひ酵素トリートメントを試してほしいです。
ここまでヘアアイロンに関してネガティブな内容を解説してきましたが、決してヘアアイロンを使用してはいけない訳ではありません。
正しい使い方をすれば、髪のダメージ&タンパク変性のリスクも低くなります。
髪が濡れた状態でのヘアアイロンの使用は絶対NGです。ヘアアイロンを使用する際は髪をしっかり乾かして下さい。
髪が絡まった状態だとアイロンを上手く通すことができません。ヘアアイロンを使用する前はクシやブラシで髪をとかしてから使用しましょう。
ヘアアイロンの設定温度は150℃前後にしましょう。200℃以上の設定温度は不要だと思って下さい。
ヘアアイロンで髪を強くプレスすると髪に熱が伝わりすぎてしまうので、プレス(挟む)は優しめにしましょう。
強い力で髪を引っ張るとキューティクルを傷つけてしまいます。スライドさせるときは優しく髪を滑らせる様に使用して下さい。
2秒以上同じ箇所に熱を当てると髪が傷んでしまいますので、1箇所にアイロンを当てる時間は2秒以内にしましょう。
同じ箇所に何度もアイロンを通すと髪に負担がかかってしまいます。ウェーブorストレートにする際は1発で決めましょう。
なるほど!髪のことを考えて意識して使ってみます。
ありがとうございます!ただ、ヘアアイロンを使用する以上髪のダメージやタンパク変性のリスクは発生します。
1回のパーマor縮毛矯正の方が髪へのダメージを抑えることができます。
↑よく議論になりますが、1回のパーマor縮毛矯正の方がダントツで髪に良いと思っています。
パーマor縮毛矯正は数ヶ月に1回の頻度で良いので、髪への負担を大幅に削減できます。
ヘアアイロンを週に3回以上使用している方は、ぜひパーマor縮毛矯正にチャレンジしてほしいです。
SENJYUチームは「髪を傷めない」「持続力の長い」パーマor縮毛矯正を得意にしています。
でも、1回パーマをかけるとストレートアイロンで伸ばせなくなりますよね?
逆に、1回縮毛矯正をかけるとコテで巻きずらくなります。
確かにパーマor縮毛矯正をかけるとスタイルチェンジが難しくなるので、注意が必要です。
↑自分のライフスタイルに合った選択肢を選んでほしいです。
近年は髪に優しいことを売りにしている高級ヘアアイロンも増えてきました。
しかし、どんな高級なヘアアイロンでも、100℃を超える高温で髪を熱している事実は変わりません。
そのため、品質関係なくヘアアイロンを頻繁に使用している方は、髪のダメージ&タンパク変性を起こしていると思って下さい。
ヘアアイロンで受けたダメージはホームケアで対処できない場合があるので、サロントリートメントでのケアをおすすめします。
その他、髪のトラブルはSENJYUチームになんでもご相談下さい。
お気軽にLINEからご相談ください♪
毎日沢山の方からご連絡頂いているため
混雑時は返信が遅れますのでご了解ください
ご相談はお気軽に
SENJYUチームではインスタグラムにて最新の情報を配信しています。チェックしてみてください。
おすすめインスタグラムタイムライン
カテゴリー一覧から記事を探す
© 2016 SENJYUプロフェッショナルチーム
【掲載の記事・写真・イラストなどの無断複写・転載を禁じます】