ギシギシ、ゴワゴワの髪をサラサラにしたいです。
カラーやパーマ、アイロンの使用で、髪が傷んでギシギシ、ゴワゴワの状態に…
毎日トリートメントをしているけど、あまり効果が無い。
今行っているヘアケアで髪がサラサラにならないのならば、日ごろのヘアケアを見直すタイミングだと思うのです。
なぜなら、あなたが納得のいかない結果になっていると言うことは、間違ったヘアケアをしている可能性があるからです。
もちろん、間違ったヘアケアを続けても髪はサラサラになりませんし、それどころかますます髪質が悪くなってしまう危険性すらあります。
美容師 森越
年間5000人担当美容師のSENJYU森越チームが、髪をサラサラにする方法を詳しく解説します。
目次
髪質が悪くなるとついダメージのせいだと思ってしまいますが、髪のダメージだけがギシギシ、ゴワゴワになる原因ではありません。
なぜなら、髪が傷んでいなくてもギシギシ、ゴワゴワになる場合もあるからです。
髪が傷んでいる場合はトリートメントで対処可能ですが、もしダメージ毛で無かった場合はどうなるのか?
髪がギシギシ、ゴワゴワだからと言って、適当にトリートメントをしても髪がサラサラになるとは限りません。
なぜなら、トリートメントには種類があり、髪質別に使い分けないと全然効果を発揮できない可能性もあるからです。
ざっくり大きく分けると
以上の2つから、髪がギシギシ、ゴワゴワになる原因を探りましょう。
ダメージの原因は様々ですが、なんらかの要因でダメージを受けると、髪がギシギシ、ゴワゴワになってしまします。
髪が傷んでいないのに、傷んでいるかのごとく、ギシギシ、ゴワゴワ。
これは元々髪質や、ダメージとは異なる原因で髪質が悪くなっていると思われます。
なるほど、なぜダメージが無いのに髪がギシギシ、ゴワゴワになるんですか?
美容師 森越
では、ダメージとは関係無いけど髪質が悪くなる原因を1つずつ解説していきましょう。
くせが強い方は湿気を含むと、ダメージが無いのにダメージ毛のようにパサついたり、髪質が悪くなってしまう場合があります。
頻繁にヘアアイロンを使用している方は、アイロンの熱によって髪内部のタンパク質が熱変性を起こし、髪質が悪くなっています。ダメージとはまたニュアンスが違うので、通常のトリートメントではあまり効果を発揮できません。
例として海やプールに行くと、髪表面のキューティクルが開いてしまうことで髪の毛同士の摩擦が大きくなり、ギシギシ、ゴワゴワの髪になってしまいます。そのままほっておくと、摩擦でダメージが悪化する危険性もあります。
これはかなり珍しいケース。例として酸熱トリートメントを失敗されると、髪の毛のPH値が酸性に寄り過ぎた結果、過収斂を引き起こします。過収斂を引き起こすと、ダメージが無くても髪がバサバサ、ゴワゴワになってしまいます。
美容師 森越
以上の3つがダメージと異なる髪がギシギシ、ゴワゴワになる主な原因です。
なるほど!ダメージ毛とどうやって見極めればいいんですか?
美容師 森越
正直、ダメージとは関係のない髪質の悪さは、一般の方で見極めるのは非常に難しいと思います。
くせ毛の方は、元々くせがあるのですぐ分かると思います。
しかし、それ以外の「タンパク質の熱変性」「キューティクルが開いている」「過収斂」の見極めは一般の方ではほぼ不可能。
専門的な知識を持った美容師さんに判断してもらわないと、なぜ髪質が悪くなっているのか分からないかもしれません。
動画で分かるダメージ診断
その他、ラインや電話で簡単な髪質診断も可能です。
ではここからが本題。
美容師 森越
SENJYU森越チームが教える、自宅で髪をサラサラにする方法を解説します!
美容師 森越
ここで解説するヘアケア方法はダメージ毛に向けた内容です。
入浴前のひと手間に加えて、正しいシャンプー&トリートメントの使い方をすることで、入浴後の髪の仕上がりが全然異なる場合もあるのです。
ここでご紹介する方法は、簡単で自宅で簡単にできる方法ばかりなので、本当に髪をサラサラにしたい方はぜひ参考にして下さい。
入浴前は、目の粗いクシを使って髪をとかすことで、髪に付着した小さなゴミやほこりを落とします。
ブラッシングで髪の汚れを落とすと、シャンプーの泡立ちが良くなるほか、トリートメントの浸透も良くなります。
シャンプー&トリートメントの効果を最大限発揮できる環境を作りだすことで、入浴後の髪をサラサラに導きます。
すすぎだけで髪と頭皮の汚れは7割も落ちると言われています。
そのため、シャンプーをする前の髪のすすぎはしっかり行いましょう。
すすぎをしっかり行い、髪の汚れを落とすことで、シャンプー&トリートメントの効果を最大限発揮できる環境を作りだします。
シャンプーは泡を立てる前の原液のまま髪や頭皮に付けると、洗浄力が高すぎて負担をかけてしまいます。
そのため、シャンプーは手の平で良く泡立ててから髪や頭皮に付けましょう。
シャンプーをした後、10分ほど泡パックをするとシャンプー成分が髪に浸透しやすくなり、保湿力を高めることで、髪をサラサラにする効果を発揮します。
トリートメントは、根元につけるとベタベタしたり、重くなったりするので毛先中心に付けて下さい。
髪にしっかり馴染ませた後、10分ほどトリートメントパックすると髪の補修&保湿効果が高くなります。
さらに、湯舟やシャワーでホットタオルを作り、タオルターバンをするとより効果的。
トリートメントを流す際、しっかり流し過ぎるとトリートメント成分が落ちてしまいます。
そのため、毛先に少しだけトリートメントが残るぐらいの感覚で流しましょう。
髪が濡れている状態で放置すると髪の毛同士の摩擦が強くなり、ダメージの原因となります。
そのため、入浴後はなるべく早めに髪を乾かしましょう。
乾かすときは根元からしっかり乾かしてください。
ドライヤーで髪を乾かしたら、乾燥を防ぐためにヘアオイルでしっかり保湿します。
特に、乾燥しやすい毛先に付けると効果的。
美容師 森越
ここでは、ダメージとはまた別の理由でバサバサになっている髪を、サラサラにする方法を解説します。
くせ毛の方は保湿をしっかり行うことで、くせを和らげることができます。
その他、アイロンで伸ばすと、一時的にくせが伸びて髪がサラサラになりますが、頻繁に行うと髪がチリチリになってしまうので気をつけて下さい。
頻繁なアイロンの使用で髪内部のタンパク質が固まり、髪が硬くなってしまうとこをタンパク質の熱変性と言います。
残念ながらタンパク質の熱変性は、自宅で直すことはほぼ不可能に近く、事前の予防が大事と言えます。
↑以上に当てはまる場合は、髪がアルカリ性に傾いたことで、表面のキューティクルが開いてしまい、髪がバサバサになっている状態。
アルカリ性に傾いた髪をほっておくと見栄えが悪いだけでなく、髪同士の摩擦が大きくなるのでダメージの原因となります。
対処法は、弱酸性シャンプー&トリートメントを使用することで髪のPH値が元に戻り、キューティクルも自然に閉まります。
酸熱トリートメントや酸性パーマを失敗されると、髪の毛のPH値が酸性に寄りすぎて髪質が悪くなる「過収斂」が発生します。
こちらも弱酸性シャンプー&トリートメントを使用することで髪のPH値が元に戻り髪も正常な状態に戻ります。
髪をサラサラにする方法を自宅で試したけど、全然効果が無いと感じる方もいるかもしれません。
チリチリ、パサパサが全然直らない…
美容師 森越
やはり、ホームケアは現状維持が限界だと思うので、ダメージが強い方は自宅で髪をサラサラにするのは難しいかもしれません。
美容師 森越
ホームケアでどうしても髪がサラサラにならない場合は、サロントリートメントを試してみてはいかがでしょうか?
美容師 森越
SENJYU森越チームは数多くのトリートメントを使い分けて、髪をサラサラにするゴールを達成させます。
美容院のトリートメントは年々進化し続けていて、複数のトリートメントを使い分けることで、様々な髪質に対応できます。
ここでは、SENJYU森越チームが扱う一部のサロントリートメントをご紹介します。
酸熱トリートメントはダメージが蓄積されている髪に効果を発揮し、髪内部のダメージまで直すので髪をサラサラにすることができます。
新技術の髪質改善は髪表面のキューティクルを整えて、チリチリ、バサバサの髪をサラサラな髪へと導きます。
頻繁なアイロンの使用、縮毛矯正の繰り返しなど、アイロンの熱によって髪質が変化する「アイロンの熱変性」を直すことのできる最新のトリートメントです。
仕上がりは、バージン毛のふわふわ、サラサラの髪を再現します。
毎日のヘアケアである、シャンプー&トリートメントの種類でも、仕上がりのサラサラ感が変わります。
プロトンシャンプー&トリートメントは、ダメージ毛を修復し髪をサラサラを維持したい方におすすめ。
の無限ループ
美容師 森越
以上のサイクルを繰り返せば、生涯にわたって髪がサラサラであり続けることも夢ではありません!
今回ご紹介した日ごろのヘアケアに限界を感じたタイミングで、美容院のトリートメントもぜひ試してほしいと思っています。
SENJYU森越チームは、複数のトリートメントを髪質、お客様のご要望、ご予算に合わせて使い分けています。
また、トリートメントを提供するだけでなく、サラサラorツヤツヤを維持するホームケアの方法までしっかりご説明させて頂きます。
本記事でがきっかけで、髪のお悩みが無くなり、髪がサラサラになることを祈っています!
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