パーマとヘアカラーを当日中にやってもらえますか?
結論、パーマとヘアカラーの同時施術は状況によって可能であり、同時施術を行なっている美容室は数多く存在します。
しかし、パーマとヘアカラーの同時施術にはいくつか注意点があるので「できれば期間を空けてからやってほしい」と言うのが美容師の本音です。
なるほど、ではパーマとヘアカラーの同時施術注意点を教えて下さい
上記の疑問を年間1000人のパーマを担当するSENJYUチームが徹底解説します。
目次
まず大前提として、パーマとヘアカラーは相性が悪いことを覚えておいて下さい。
相性が悪いがゆえに、同時施術を行うと両メニューに悪影響を及ぼす可能性があります。
パーマ薬剤の中にはカラー染料を分解してしまう成分が含まれています。
そのため、ヘアカラーの後にパーマをすると、ヘアカラーの色落ちリスクが非常に高いのです。
場合によって、染まったカラーがほとんど色落ちしてしまう可能性もあります。
例えヘアカラーをしてから1週間以上期間を空けたとしても、パーマ薬剤はカラーの色落ちリスクは高めです。
そのため、カラー後にパーマを行うのは現実的ではないのです。
パーマをかけた直後にヘアカラーを行うと、形状記憶されていないパーマの効果が落ちてしまうと言われています。
しかし、ヘアカラーでかかっているパーマが完全に落ちてしまうことはほとんどありません。
もし、パーマとカラーの同時施術を行うならばパーマを先に行う方が現実的です。
パーマをかけて1週間以上経つとパーマの形状がほぼ固定されるので、ヘアカラーをしてもパーマが落ちることはほとんどありません。
パーマとカラーの同時施術で一番心配なのことが「髪への負担」です。
パーマとヘアカラーの同時施術を行うことで髪に与えるダメージは「パーマ×ヘアカラーのダメージ」とは限りません。
なぜなら、パーマとヘアカラーどちらも髪を軟化(髪を柔らかく)させる薬剤を使用しているからです。
パーマorヘアカラーどちらか一方の薬剤を使用するだけで、髪は一時的に外的刺激に弱い状態になってしまいます。
もし、当日中にパーマとヘアカラー薬剤の両方を使用してしまうと、軟化×軟化でますます外的刺激に弱くなってしまうのです。
同時施術を行うと2倍ダメージを受けしまうのはもちろん「2倍ダメージに弱い髪になる」デメリットが発生するのです。
家に帰った後もリスクが続いてしまうってことね?
同時施術をする際は「絶対にパーマが先」です。
カラーを先に行ってしまうと、染まったヘアカラーがほとんど色落ちしてしまう非常にもったいない、無意味な結果になってしまいます。
パーマは髪内部の構造を変えてしまうメニューですが、ヘアカラーは髪内部にカラー染料を浸透させるだけなので、髪の構造は変わっていません。
↑以上のことを考えると、パーマを先に行うべき理由がなんとなく分かると思います。
パーマはかけてから1週間ほどでウェーブが固定化されるので、1週間ほど期間を空けることをおすすめします。
ヘアカラーは期間を空けても色落ちのリスクがあることを覚えておいて下さい。ある程度カラーが色落ちした際にパーマを行う方が良いかもしれません。
どれぐらい空けた方が良いかは美容師さんによって意見が分かれますが、パーマとカラーどちらも最低1週間は空けるべきだと思っています。
髪が激しく傷んでいる場合はパーマとヘアカラーの同時施術は不可能です。
パーマとヘアカラーの同時施術を行う際は、パーマとヘアカラーのダメージに耐えられる髪でないといけません。
もし、激しく傷んでいる髪にパーマとヘアカラーの同時施術を行うと、パーマのかかりが悪い、カラーの発色も悪い 両メニューまともに効果を発揮できない結果で終わってしまう可能性もあります。
パーマとヘアカラーの同時施術は「ある程度の健康毛」「元々ダメージに強い髪質」である必要があります。
パーマとヘアカラーの同時施術は「不可能ではない」と言うのが結論ですが、できれば期間を空けてから行ってほしいです。
やはり、髪への負担を考えるとパーマとヘアカラーの同時施術は美容師としておすすめはできません。
もしパーマとヘアカラーの同時施術をご希望の方は、担当美容師さんとしっかり相談してから行いましょう。
期間を空けた方がパーマ&ヘアカラー両メニューの効果を有効に発揮することができます。
その他、パーマ&ヘアカラーに関して分からないことがあればなんでもご相談下さい。
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