素朴な疑問ですけど、どうして髪は傷んでしまうの?
髪が傷む原因と、傷みを直す方法を知りたいです。
では今回、年間5000人担当美容師SENJYUチームが「髪を傷めてしまう原因」を徹底解説します。
そして、原因別で髪のダメージを直す方法も併せてご紹介します。
目次
まず初めにお伝えしたいことは、カラー・パーマ・縮毛矯正は、直接髪を傷める可能性は低いと思って下さい。
え?そうなんですか?
一般的に、カラー・パーマ・縮毛矯正をする際は、アルカリ性の薬剤を使用します。
この、アルカリ性の薬剤は髪を傷めてしまう原因になると言われています。
実は、アルカリ性の薬剤が直接髪を傷めることはありません。
「アルカリ薬剤によって髪が傷む」は間違った情報と言えるのです。
ではなぜ、カラー・パーマ・縮毛矯正をすると髪が傷んでしまうの?
それは、アルカリ性の薬剤を付けた後に問題があるからです。
アルカリ性の薬剤を使用する理由は、髪を柔らかくすることで薬剤を髪内部まで浸透させるためです。
「髪を柔らかくする」と「髪が傷む」は全く意味が違うことはお分かりのはず。
髪を柔らかくすること自体は髪を傷める訳ではないのですが、
では、ここで問題です。
↑どちらが刺激に弱いと思いますか?
もちろん「B」です。
刺激に弱くなると言うことは、
↑通常のより多いなダメージを受けてしまうと言うこと
結果、髪が傷んでしまうと言うこと。
なるほど!ではアルカリ性の薬剤を使用する以上、髪がもろくなるのは仕方のないことなのね?
確かにその通りなのですが、ここで覚えてほしいことがあります。
アルカリ性の薬剤を使用するメニュー全てに言えることが
↑高い効果を発揮させるほど、髪を柔らかくします。
髪の柔らかさの調節は、薬剤の強さ、放置時間などで調節する訳ですが、難易度が高く簡単にできる訳ではありません。
もし、髪の柔らかさの調節に失敗すると、わずかな刺激でも激しいダメージを受けてしまうのです。
髪の柔らかさの調節は、後々髪が受けるダメージの量に直結するのです。
では、技術力の高い美容師さんほど髪が傷みずらいって思って良いの?
その通りです!
カラー・パーマ・縮毛矯正で髪が傷まないってことは、なにが原因で髪は傷んでしまうの?
髪を傷めてしまう原因は3つあるのでご紹介します。
髪をとかすと、クシやブラシの摩擦の影響を受けて髪が傷んでしまいます。
↑カラー・パーマ・縮毛矯正をしてから1週間以内であれば特に意識しましょう。
髪同士の摩擦は髪が乾いていても、髪が濡れていると特に摩擦が大きくなると言われています。
そのため入浴後、髪を乾かさず自然乾燥させると、髪の摩擦が大きくなり、ダメージの原因になるのです。
ドライヤー、ヘアアイロンを使用すると熱ダメージの原因になります。
熱ダメージは、髪自体が傷つく訳ではなく、髪内部のタンパク質が固まってしまうことで発生する「髪の火傷」のような状態です。
髪内部のタンパク質が固まった髪は、柔軟性がなくなり髪が硬くなってしまいます。
摩擦と熱こそが髪を傷めてしまう真の原因と言えるのです。
加えてカラー・パーマ・縮毛矯正後だとさらにダメージを受けてしまうってことね?
髪が傷む原因は良くわかりました。傷んだ髪を直してほしいです!
さっそく!と言いたい所ですが、実は髪のダメージは直すことができない事実があるのです。
え、トリートメントをすればダメージが直るはずでは?
残念ながら、トリートメントで髪のダメージを直すことはできません。
まず、髪の毛は一度傷つくと二度元に戻すことができません。
これは、髪は死んだ細胞なので自己再生能力がないからです。
死んだ細胞である証拠に、髪を切ったり引っ張ったりしても痛くないはず。
髪は自己再生できないので、傷ついた部分はそのままと言うこと。
あの、髪のダメージが直せないのなら、トリートメントは何の意味があるんですか?
「ダメージを隠している」と言う表現が正しいでしょう。
一般的なトリートメントは、髪の傷ついた部分に水分&油分が浸透することで髪を保湿します。
さらに、髪表面をコーティングする効果もあるので
↑以上の2つを行うことで「ダメージが直ったと感じる」訳です。
しかし、トリートメントの保湿&コーティング効果は永遠ではなく、一定期間で効果は落ちてしまうのです。
なるほど「ダメージを隠す」と言う表現の意味が分かりました。
髪のダメージが直せないなんて残念💦
だからと言って、ヘアケアを怠るのはNGです。
なぜなら、ダメージ毛になると、ますますダメージに弱くなるからです。
だからこそ、ダメージを受けた髪にはケアが必要なのです。
なるほど、では改めてダメージケアの方法を教えて下さい。
通常のトリートメントでもケアできますが
SENJYUチームが扱う特殊なトリートメントをご紹介します。
酸熱トリートメントは髪内部のダメージケアができる特殊なトリートメントです。
通常のトリートメントは水分&油分の補充とコーティングするだけなので効果は一時的でした。
酸熱トリートメントは特殊なトリートメント成分が髪内部に新しい結合を作りだして髪のダメージを補修します。
トリートメント成分が髪の一部になることでダメージを補修する、これは酸熱トリートメント独自の効果です。
確かに聞いたことない!
↑当てはまる方は酸熱トリートメントがおすすめ。
酵素トリートメントは「髪質を良くする」ことを重点に置いたトリートメントです。
酵素トリートメントはその名の通り「酵素」の力で、硬くなった髪をほぐして柔軟性を与えることに特化したトリートメントです。
髪質を良くすることを重点に置いているので、酸熱トリートメントより見栄えの良い仕上がりになりやすい特徴があります。
しかし、ダメージケアは酸熱トリートメントより劣ります。
↑当てはまる方は酸熱トリートメントがおすすめ。
なるほど!でも、私の髪は酸熱トリートメントと酵素トリートメントどっちが良いのか分からない?
ご安心下さい!どのメニューが良いかは我々美容師が判断します。
とりあえず時間だけ予約は髪に悩みがあるけど、何をしたら良いのか分からないお客様に向けたメニューです。
お客様が抱える髪のお悩み、ご予算を決めて適切なメニューを提案させて頂きます。
髪のダメージは蓄積型であり、放っておくとどんどん悪化してしまいます。
当然、ダメージが悪化すると、見栄えが悪くなり、スタイリングもまともにできません。
だからこそ、傷んでしまった髪は一刻も早く対処する必要があるのです。
SENJYUは髪のダメージケアを得意にした美容師です。
髪のダメージでお困りの方はいつでもご連絡下さい。
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