ヘアカラーをするたびに、どんどん髪が傷んでいく気がします。何か良い対策はありませんか?
「艶カラー」なら、ダメージレスで艶やかな仕上がりを叶えられますよ!
艶カラーは、見た目に統一感やうるおいを与えるヘアカラーの方法です。
髪への負担を軽減しながら染められるため、ヘアカラーを繰り返しても「髪が傷んだと感じづらい」メリットがあります。
本記事では、
について解説します。
「髪に艶がほしい人」「高い頻度でヘアカラーする人」は、ぜひ参考にしてくださいね。
髪のコンディション次第で、気分は大きく変わりますよね。
つるんとした艶髪なら、自信とやる気が高まることまちがいなし♡
気分や環境の変化に合わせて、おしゃれな艶カラーを楽しみましょう!
目次
艶カラーとは「染めたあとのほうが、艶やかで潤いのある見た目になるヘアカラー」のことです。
一般的には、ヘアカラーをくり返すと、薬剤によるダメージで見た目がパサついて艶がなくなります。
艶カラーで使用する薬剤は、髪の負担を考慮したやさしい成分配合になっているため、ダメージを抑えながら髪を染められます。
さらに、髪に不足している色味を補充できるよう染料にも工夫がされているため、ムラなく髪を染めることが可能です。
「ダメージレス」「色味の補正効果」が、艶カラーの特徴でありメリットです!
艶カラー | 普通のカラー | |
艶感 | 潤いと艶がある | ほんのり艶がある |
色持ち | 色持ちが良い | 色持ちが悪い |
傷みにくさ | ダメージが少ない | ダメージがある |
艶カラーと普通のカラーの違いは「染めたときの艶感」「色持ち」「傷みにくさ」です。
普通のカラーには「ダメージレス」「色味補正」といった要素がほとんどありません。
一方で、艶カラーは髪への負担が少ないダメージレスな成分が使われているため、パサつきを感じない艶やかな仕上がりになります。
さらに、黄ばみや赤みを抑えるバイオレット・マットのカラーなど、色味補正に特化した色素構成になっていることで、色落ちの抑制も可能です。
艶カラーをするメリットは、大きく分けて3つあります。
ここからは普通のカラーにはない、艶カラーならではのメリットについて解説します。
多くの艶カラーには、色味のほかに「髪の補修成分」が含まれています。
髪をいたわりながらヘアカラーをすることで「ダメージを抑制できる」「髪表面に光沢や艶感を表現しやすい」といったメリットを得られます。
艶カラーには、髪色をバランス良く調整できる「補色」が含まれています。
補色が含まれていると、退色時の黄みや赤みを抑えられるため、色落ちが汚くなりにくいです。
ちなみに「補色」とは、色相環の反対側にある色のことで、不要な色味を打ち消す効果があります。
ヘアカラーでは、黄ばみを抑える「紫」や赤みを抑える「青緑」が使われるんですよ!
艶カラーは、髪のダメージを考慮した成分配合になっています。
ヘアカラー後に起こりやすい「パサつき」「ごわつき」が抑えられるため、染めたあとのダメージを感じづらいです。
むしろ、補修成分による効果で、染めたあとのほうが手触りが良くなったり、艶やかに見えたりすることがあります。
艶カラーには、人によってデメリットに感じる点があります。
ここからは、艶カラーで注意しておきたいデメリットについて3つ解説します。
艶カラーの薬剤は、基本的には低アルカリ(弱酸性寄り)のダメージレス処方になっています。
しかし、艶カラーのなかにはダメージレスへの考慮がされていない薬剤も存在します。
ダメージレスを重視したい人は、カウンセリングで「髪が傷まないようにしたい」と伝えておきましょう。
アルカリ性の薬剤には、髪への負担となる「アルカリ剤」が含まれています。
髪を明るくしたり発色させたりするには必要な成分ですが、配合量が多いと髪のダメージにつながります。
黒髪部分には最適な薬剤ですが、すでに傷んでいる毛先部分への使用は避けたほうが良いでしょう。
低アルカリ(弱酸性寄り)の薬剤は、髪のダメージにつながるアルカリ剤の配合量が少ない特徴があります。
すでに髪が明るくなっている部分なら、低アルカリ(弱酸性寄り)のヘアカラー剤でも十分発色するため「ダメージを抑えながら髪色を変えたい人」におすすめです。
美容院によっては、通常のヘアカラー剤に少量のヘアオイルやトリートメントを混ぜたものを、艶カラーとして打ち出しているところもあります。
このようなケースでは、艶カラーの効果を得ることが難しいです。
すべての美容室にあてはまることではないですが、上記のようなリスクがあると知っておきましょう。
艶カラーで使用する薬剤は、配合されている成分の質が良いため、普通のヘアカラー剤よりも材料コストが高めです。
そのため、艶カラーをする場合は、ヘアカラーの料金とは別に500〜2,000円ほどの追加料金が発生することもあります。
追加料金はサロンや使用する薬剤によって異なるため、あらかじめ美容院に確認してみましょう。
理想の艶カラーを叶えるには、いくつかのポイントを意識することが大切です。
ここからは、失敗しないオーダー方法を5つご紹介します。
ヘアカラーのあと、髪色はきれいだけど、肌がくすんで見えると感じたことはありませんか?
ヘアカラー後に肌の色が悪く見えるのは、肌色に合ってないヘアカラーだからです。
自分の肌色の特徴を知り、相性の良いヘアカラーにしてもらいましょう。
イエベさんにおすすめな髪色は、
などの暖色カラーです。
温かみを感じる色味とオークル系の肌色とのなじみが良く、やわらかさのある仕上がりになります。
ブルベさんにおすすめな髪色は、
など、寒色カラーです。
落ち着きのある色味と透明感ある肌色とのなじみが良く、よりクリアな見た目に仕上がります。
髪質によって、ヘアカラーの仕上がりが変わることがあります。
例えば「乾燥しがちな髪の毛」「濡れてもすぐに乾く髪質」の場合、薬剤を吸い込みすぎて「髪色がにごる」仕上がりになることがあります。
髪質やヘアスタイルによっては、理想とする明るさよりも少し明るめ・暗めにするなど、調整の必要があることも知っておきましょう。
染めたあとのきれいな仕上がりをキープするには、日々のメンテナンスが重要です。
「ヘアカラー当日のシャンプーは避ける」「濡れたら早めに乾かす」など、髪への負担を軽くできるよう心がけましょう。
また、髪色や髪の状態によっては、カラーシャンプーを使用したほうが良いケースもあります。
髪質・色味によってメンテナンス方法は異なるため、担当の美容師に確認してください。
なりたい髪色によっては、ブリーチが必要になることがあります。
茶味を感じるヘアカラーならブリーチなしでも再現可能ですが、グレー・ブルーなど鮮やかな色味はブリーチが必要です。
鮮やかな髪色を楽しむにはブリーチが必要不可欠ですが、ダメージやメンテナンス面での負担が増えてしまいます。
ブリーチのありなしは、染める前に確認しておきましょう。
理想の髪色に仕上げてもらうには、担当の美容師になるべく具体的なイメージを共有することが大切です。
でも、言葉で伝えるのって難しいです。何かコツはありませんか?
イメージを正確に伝えるには、なりたい髪色の画像を3枚ほど用意してすべて見せましょう!
複数の画像を用意しておけば、それぞれの髪色に共通するポイントを美容師側に伝えることができます。
言葉で説明するより、イメージが正確に伝わりやすいためおすすめです。
髪色によっては、艶の出やすさが変わります。
ここからは、艶感が出やすいおすすめの艶カラーの一覧を7つご紹介します。
薄紫色のラベンダー系は、透明感とやわらかみのあるヘアスタイルに仕上がりになります。
黄ばみを抑制する効果があるため「色落ち後に黄色くなりやすい人」や「ブリーチありのヘアカラー」におすすめです。
青紫色のバイオレット系は、深みのあるシックな色味に仕上がります。
室内で見ると黒髪のような見た目ですが、奥行きと透明感のある仕上がりになり、重くなりすぎないメリットがあるんです。
ブラウン系は、まろやかで柔らかさのある仕上がりになります。
嫌な赤み・オレンジみを抑えた、上品なチョコレート系のブラウンが特に人気です。
茶味が髪のムラを整えてくれるため、統一感あるきれいな仕上がりを叶えられます。
緑色のオリーブ系は、カジュアルかつ華やかな雰囲気に仕上がります。
赤の反対色であるため、髪の赤みを抑えたきれいな艶感を表現しやすくなります。
「色落ちすると赤っぽくなる人」「きれいめなカジュアルカラーにしたい人」におすすめです。
ベージュ系は、まろやかでやさしげなヘアスタイルに仕上がります。
ほど良い明るさとやわらかさがあり、透き通るようなクリアな質感を表現可能です。
「イエベで肌が明るめな人」には、特におすすめな髪色です。
ベージュにくすみ要素を含ませたクレージュ系は、今風な垢抜けた印象の髪型に仕上がります。
ブルー系やオリーブほど寒色系でないため、イエベ・ブルベ関係なく取り入れやすいのも人気のポイントです。
ブルー系は、深みのあるクールな雰囲気に仕上がります。
ブリーチなしの髪に青みをのせれば濃いグレーのように発色し、ブリーチありの髪に使用すれば、透け感のあるクリアな色味を楽しめます。
ここからは、ブリーチなしで実現できる2024年におすすめの艶カラーを、施術後の写真付きで5つご紹介します。
「よりダメージレスでの艶カラーを叶えたい人」は、ぜひ参考にしてくださいね。
ほど良い温かみを感じるチョコレートブラウンです。
色ムラがない仕上がりで、統一感と艶感のあるヘアスタイルに仕上がります。
ほんのりマットなくすみを感じるオリーブベージュです。
落ち着きのある艶っぽさがあり、大人で抜け感のある雰囲気に仕上がります。
バイオレット特有の深みがあるモーヴブラウンです。
髪の黄みを抑え、シックで落ち着きのある雰囲気に仕上がります
光に透けると、ピンクやラベンダーっぽさを感じる髪色です。
女性らしい華やかなヘアスタイルに仕上がるため、フェミニン・ガーリーな系統が好きな人におすすめです。
赤みを抑えた深みのあるグレージュです。
落ち着きのある深みカラーで、髪の艶感をより表現しやすくなります。
色落ちしても赤みが出づらいため、退色とともにオレンジっぽくなる人にはおすすめです。
ここからは、ブリーチありのおすすめ艶カラーを5つご紹介します。
「鮮やかで透明感のある髪色を叶えたい人」は、ぜひ参考にしてくださいね。
深みのあるピンクラベンダーです。
落ち着きのある髪色ですが、ブリーチにより発色が鮮やかになるため、よりピンクやラベンダーなどの色味を感じやすくなります。
大人で上品な見た目になりやすい、くすみベージュです。
ベージュにほんのりアッシュのくすみを追加することで、派手すぎずナチュラルな雰囲気に仕上がります。
透明感があり、肌トーンを明るく見せてくれるメリットもあります。
ハイトーンベースの透明感あるベージュです。
ブリーチ1〜2回で明るく作ったブリーチベースに、薄めのベージュを乗せることで、さわやかで軽やかなヘアスタイルに仕上がります。
ベージュのやわらかさとグレーの透明感が、絶妙なバランスに仕上がるグレージュです。
ハイトーンカラーでありながらも、派手すぎず落ち着きのある雰囲気なため、上品で綺麗な髪色が好きな人に人気です。
まろやかでやわらかさを感じるミルクティーベージュです。
大人で華やかな髪色になるため、垢抜けた印象の髪型に仕上がります。
染めたてのきれいな状態を長持ちさせるには、日々のヘアケアも大切です。
ここからは、艶カラーを長くキープするためのホームケア方法を3つ解説します。
色落ちを防ぐためには、3日に一度の頻度でカラーシャンプーを使ってみましょう。
特に色落ちが早いブリーチありのヘアカラーは、カラーシャンプーを使用することで退色のスピードをゆるめられます。
ただし、染めている髪色によっては使用しないほうが良いケースもあるため、担当の美容師に相談してみましょう。
髪が濡れていると、キューティクルが開きっぱなしになるため、髪内部の色素が抜けやすくなります。
濡れたままで放置する時間が長いと色落ちが早まるため、お風呂上がりはなるべく早めに乾かしましょう。
ブリーチありのヘアカラーは鮮やかな髪色を楽しめますが、髪にとってのダメージは大きいです。
ダメージを負うと、パサつきが目立ち艶感がなくなります。
艶感を長くキープしたいなら、髪に負担となる行動を避けることが大切です。
「ヘアカラーの発色よりも艶を出すことが優先な人」は、なるべくブリーチなしのヘアカラーを選びましょう。
イルミナカラーとは、艶や透明感を表現できるダメージレスなヘアカラー剤のひとつです。
「艶カラー」という大きなジャンルのなかに、イルミナカラーが含まれています。ほかには「アディクシー」「アルティスト」「スロウ」などがあります。
ほかの艶カラーとイルミナカラーの大きな違いは「ブルーやバイオレットがベースに使われているため、より透明感が出しやすいこと」です。
艶カラーは、ブリーチなしでも明るめに染められます。
ただし、明るめの艶カラーのなかには、アルカリ剤が多く含まれた「ダメージの原因になりやすい」薬剤もあります。
髪を傷ませたくない人は、あらかじめ「ダメージを感じずにどれくらい明るくできるか」美容師に聞いてみましょう。
艶カラーのなかには、白髪に色をつけられるものもあります。
ただし、白髪染めほど濃く染まらずに、淡い色づきになるものが大半です。
「白髪をカバーしつつ艶のある髪色を目指したい人」は、根元を白髪染め・毛先を艶カラーで染めてみましょう。
艶カラーとは「染めたあとのほうが、艶やかで潤いのある見た目になるヘアカラー」のことです。
髪の補修成分が配合されていたり、ムラが少ない統一感のある髪色にできるように補正効果があったりなど、普通のヘアカラーとは違った特徴があります。
「艶を重視している人」「ヘアカラーを高頻度でする人」には、おすすめなヘアカラー方法です。
SENJYUチームでも「艶カラー」が可能です!
こだわりのカラー剤による「ダメージレスで艶やかな仕上がりを試したい人」は、ぜひ体験してみてください。
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