縮毛矯正をした髪を明るくしたい！ブリーチなしもできる？

縮毛矯正をかけた髪を明るくすことは可能ですか？

くせ毛も直してブリーチorハイライトもしたいです。

美容師 森越

結論、縮毛矯正をした髪でも明るくできますが、絶対ではありません。

髪質によってどうしても明るくできない場合もあるのです。

もし、無理に髪を明るくすると、髪がチリチリになるほど傷んでしまう可能性もあるほど。

では明るくできる人と、明るくできない人との違いはなにか？

美容師 森越

今回、年間5000人担当美容師SENJYUチームが、縮毛矯正をした後「明るくできる髪&明るくできない髪」の違いを詳しく解説します。

美容師 森越

もし、明るくできない髪に当てはまった人でも「明るくできる髪」にする方法まで解説します。

髪を明るくするほど、髪のダメージも大きくなる

大前提として覚えてほしいことは、髪を明るくするとダメージを受けてしまいます。

なぜなら、髪を明るくするには髪内部の色素を削る必要があり、色素を削るほど髪のダメージも比例して大きくなってしまうからです。

明るい髪(ハイトーン)にするほどダメージも大きくなるので、縮毛矯正をした後に髪を明るくする場合、ある程度のダメージは覚悟しないといけません。

縮毛矯正をかけた髪を明るくできるか？

美容師 森越

縮毛矯正をした後でも、髪を明るくできる人の特徴を見ていきましょう。

「明るくできる髪」の特徴

• 縮毛矯正の履歴が2〜3回と少ない
• 太い毛、髪質がしっかりしている
• ダメージがほとんどない

↑当てはまるほど、縮毛矯正をかけていても明るくできる可能性が高いと思って下さい。

髪質がしっかりしている人ほど明るくできるってことでしょうか？

美容師 森越

その通りです。

「明るくできない髪」の特徴

• 縮毛矯正の履歴が4〜6回とかなり多い
• 軟毛、細毛、弱々しい髪質
• ダメージが蓄積されている髪
• １本の髪を濡らして引っ張ったとき、ゴムのように伸びる髪

↑当てはまるほど、髪を明るくできないと思って下さい。

縮毛矯正後に限らず、ダメージが大きいほど髪を明るくするのが難しくなります。

縮毛矯正をした当日に髪を明るくできるか？

美容師 森越

当日髪を明るくできるかは、入れるカラーの明るさによって異なります。

ヘアカラーのみで髪を明るくするなら、当日中に明るくできると思って下さい。

しかし、髪質的な問題で当日の同時施術不可能と判断した場合、期間を空けてからでないと髪を明るくできません。

また、髪への負担の大きいブリーチは、縮毛矯正との同時施術は不可能です。

「ブリーチなし」でも明るくできるか？

ブリーチなしでも明るくすることはできますか？

美容師 森越

ブリーチなしでも髪を明るくすることはできますが、明るくなる度合いは限定的だと思って下さい。

ブリーチなしで明るくする場合、ヘアカラーのみで髪を明るくすることになります。

ヘアカラーのみだと明るくなりずらいので、ブリーチほど髪を明るくすることができません。

「明るくできない」髪だったらどうする？

髪がかなり傷んでいて💦多分明るくするのは難しそうです…

美容師 森越

そんな方におすすめのメニューがあります。

酸熱トリートメントでケアをする

美容師 森越

縮毛矯正で髪が傷んでしまった方は「酸熱トリートメント」をしましょう。

酸熱トリートメントは髪内部のダメージを補修できる特殊なトリートメントで、縮毛矯正で受けたダメージも直すことができます。

もし、髪を明るくできないほど傷んでいても酸熱トリートメントでダメージを補修すれば、縮毛矯正をした後でも髪を明るくできる可能性が高くなります。

酸熱トリートメント！早速やってみます！

縮毛矯正をかけた髪を明るくするデメリット

元々髪質がしっかりしていた人も、酸熱トリートメントで明るくできる髪にした人も、

縮毛矯正をかけた髪を明るくする際は、いくつかのデメリットがあるのです。

美容師 森越

ここでは、縮毛矯正をした後に髪を明るくするデメリットを解説します。

髪が明るくなりずらい

縮毛矯正をかけた髪は、ヘアカラー本来の効果が発揮しずらくなります。

そのため、縮毛矯正をした後だと、思った以上に髪が明るくならない場合があるのです。

色ムラ、毛先だけ濃く染まりやすい

ダメージを受けた髪ほどカラー色素を吸収しやすい特徴があります。

そのため、縮毛矯正をかけた後に髪を明るくすると、色ムラになりやすいデメリットがあるのです。

また、縮毛矯正をかけた毛先だけ極端に濃く染まってしまう場合もあります。

縮毛矯正の効果が落ちるかも

カラー&ブリーチを使って髪を明るくすると、元々かけていた縮毛矯正の効果が落ちてしまう場合があります。

髪は明るくなったけどくせ毛、うねりが元に戻ってしまう可能性もあるのです。

まとめ

SENJYUチームは年間800人の縮毛矯正を担当していますが、縮毛矯正をした後にカラー&ブリーチで髪を明るくした例は沢山あります。

しかし、縮毛矯正後のカラー&ブリーチにはデメリットや注意点もあることを覚えておいて下さい。

なにより、縮毛矯正をした後、髪を明るくできれば良いとは思っていません。

なぜなら、髪が明るくなってもチリチリ、パサパサに傷んでしまったら意味がないからです。

髪を明るくすることだけでなく「綺麗な髪を維持する」ことも忘れないで下さい。

美容師 森越

SENJYUチームは縮毛矯正&ヘアカラーどちらも得意にしている美容師です。

美容師 森越

縮毛矯正後に気になること、お悩みがあればなんでもご相談下さい。

後ではなく「今」相談してほしいです♪♪

相談することは「解決」への第一歩です。

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