と言うのがSENJYUチームの意見。
しかし、美容師さんによって「当日でも問題ない」「絶対2日は空ける」など、意見が分かれます。
結局、当日シャンプーOKなのか?NGなのか?分からないです💦
なぜ24時間空けてシャンプーするのか、詳しく教えてほしいです。
では、今回年間3500人のカラーを担当するSENJYUチームが、カラー後のシャンプーは24時間空ける「具体的な理由」を解説します。
本記事を読めば、なぜカラー直後のシャンプーがNGなのか?根本的な理由が明らかになります。
カラー後のシャンプーに関するQ&Aが全て分かる内容になっています。
目次
カラー後のシャンプーに関しては美容師さんによって意見が異なります。
例として
↑SENJYUチームは後者の意見に賛同しますが、前者の意見を完全否定する気もありません。
なぜなら、カラー当日にシャンプーをしても、カラーが完全に落ちてしまうことはありませんし、時間を置いてシャンプーをしても期間が経てば色落ちしてしまうからです。
では、どうすれば良いのか?
カラー後のシャンプーについては、普段から担当している美容師さんの意見を尊重しましょう。
「カラー当日のシャンプーがOK」と言えば当日にシャンプーをしても問題ありませんし
「カラー当日のシャンプーはNG」と言われれば、当日シャンプーを控えた方が良いと思います。
担当美容師さんを信頼しているのであれば「担当美容師さんの意見を尊重する」これがSENJYUチームの意見です。
しかし、美容師さんの言う通りにしたけど「色落ちが悪い」「いまいち納得できない」と感じたら、他の美容師さんの意見を取り入れても良いかもしれません。
ちなみに、SENJYUチームは「当日シャンプーNG」の立場なので、この記事ではなぜカラー当日のシャンプーは控えるべきなのかを解説します。
提として、シャンプーはカラーを色落ちさせてしまう理論的な理由があり、カラー後のシャンプーによる色落ちは避けられないと思って下さい。
ではなぜ、シャンプーでカラーが色落ちしてしまうのか?この項目で詳しく解説します。
カラーをすると、カラー色素が髪内部に浸透して髪が染まります。
カラー剤には「油分」が多く含まれています。
カラー色素は油分なので、お湯で流しても過度に色落ちすることはありません。
シャンプーを含め、石鹸や洗剤にも必ず配合されている洗浄成分のことです。
本記事では「洗浄成分=界面活性剤」だと思って下さい。
油分が分解されることで、本来混ざり合うことのない水分と油分が混ざり合います。
カラー色素は油分がメインに構成されています。
つまり、カラー色素に界面活性剤が混ざると、カラー色素が分解されてしまうのです。
分解されたカラー色素は水に溶けてしまうので、シャワーのお湯で洗い流されてしまいます。
結果、色落ちしてしまうと言うこと。
なるほど、シャンプーに界面活性剤が入っている以上、シャンプーでの色落ちは避けられないのね。
その通り!しかし、色落ちすると言っても、色落ちリスクが高いのはカラー直後だけです。
プラスチック版に、油分が含まれている絵の具を使って絵を描きます。
そして、絵を描いたプラ板を石鹸で洗いますが「A」と「B」で洗うタイミングが異なるとします。
3時間では絵の具はしっかり乾いていない「半乾き」の状態。
24時間経つと、絵の具はしっかり乾いた「固体」の状態。
↑「A」と「B」どちらが、すぐ色落ち(消える)すると思いますか?
もちろん「A」です!
正解です!そして、この理論はカラー&シャンプーにも同じことが言えるのです。
↑当然、時間経っても多少色落ちしますが
↑2の性質を理解できれば、当日のシャンプーは避けるべき理由が分かると思います。
カラー剤が液体の状態でシャンプーすれば色落ちするのは当然ですよね。
おそらく、カラー当日だと、髪内部のカラー剤は「半液体」の状態
乾ききれていない半液体状のカラー剤の上からシャンプーをしてしまうと、界面活性剤とカラー剤が混ざり合って、激しく色落ちしてしまう可能性が高いのです。
カラー剤がしっかり乾くまで、シャンプーは最低24時間待ってほしいです。
「乾く」と言う表現はちょっとおかしいですが、
実は、シャンプーをする際、最も大事なことは「すすぎ」です。
すすぎをしっかり行えば、髪と頭皮の汚れは8割落ちると言われています。
カラー後、シャンプーをせず、お湯洗いで済ませることで色落ちを防ぐことができるのです。
2〜3日間すすぎで我慢すれば、色落ちリスクを最小限に抑えることが可能です。
秋、冬だったら我慢できるかな?
「好みの髪色にする」はもちろんですが、
それ以前に「自分を綺麗にするため」が大前提としてあるはず。
無理にシャンプーを我慢して、衛生面を害してしまうのは本末転倒です。
↑になるぐらいだったら、シャンプーしましょう!
夏場、汗でベタベタの状態など、どうしても我慢できない状況であれば、カラー当日でもシャンプーをしましょう。
多少色落ちしてしまいますが、それでも完全に色が抜けきってしまうことはありません。
シャンプーも髪を綺麗にする大切なヘアケアであることを忘れないで下さい!
「寒色系」カラーは色落ちしやすいと言われています。
なぜ、寒色系は色落ちしやすいんですか?
カラー色素の大きさが関係しています。
カラー色素のサイズは、髪内部に浸透する度合いが変化します。
単純に、カラー色素が大きいと浸透が悪くなります。
そして、カラー色素が小さいほど髪内部まで浸透することになります。
カラー色素が外側にあると、シャンプーや水の影響を受けやすいので、色落ちのリスクが上がってしまうのです。
結果、寒色系カラーはシャンプーで色落ちしやすいと言うこと。
寒色系でも色持ちを良くしたいですけど…難しいですかね?
良いシャンプーを使用したりカラー方法を工夫したりすれば、寒色系カラーでも色持ちが良くなるんですよ。
ここでは、カラー後にぜひ使ってほしいシャンプーと「ちょっと微妙?」と思うシャンプーをご紹介します。
カラー後は、ぜひ「アミノ酸シャンプー」を使ってほしいです。
アミノ酸シャンプーは髪と頭皮への負担が少ない程よい洗浄力なので、界面活性剤による色落ちリスクが低めです。
また、保湿力が高いので髪の乾燥を抑えて色持ちを良くする効果も発揮します。
できれば、市販でおすすめのアミノ酸シャンプーも知りたいな〜
アルカリは髪を膨潤させる効果があるので、カラー色素が流失してしまう可能性があります。 石鹸シャンプーは「アルカリ性」と言われているので、カラー後の使用はおすすめできません。
洗浄力が高ければ高いほど、界面活性剤の油分(カラー色素)を分解するパワーも強くなります。市販のシャンプーは基本洗浄力が強いので気をつけましょう。
↑品質が悪い訳ではなく「カラー後に向いていない」と言う感じで覚えて下さい。
なるほど、ぜひ参考にします。
良いシャンプーを見つけたら、洗い方も工夫しましょう。
熱いお湯ほど色落ちリスクが上がるので、カラー後数日間はお湯の温度を低めに設定しましょう。
髪よりも頭皮を洗うことを意識しましょう。
泡パックは髪の保湿力を高める効果がありますが、同時に色落ちのリスクも上がるので、カラー後数日間は避けて下さい。
髪が濡れた状態で放置すると、色落ちの原因になるので、入浴後は早めに髪を乾かしましょう。
髪の乾燥は色落ちの原因になるので、ドライヤー前後にヘアオイルを使用して髪を保湿しましょう。
以上の点を守れば、色持ちが良くなります。
当日でも良い感じがしますが、カラージャンプーにも界面活性剤が入っているので、最低でも24時間空けて下さい。
カラーシャンプーを使用する頻度は2〜3日に1回です。
カラーシャンプーに関して詳しく解説した別記事があるので、ぜひご覧下さい。
ここまでは、カラー後の色落ちを抑えるためにいつ・どんなふうにシャンプーをすれば良いかを解説しました。
ヘアケアの方法は、色落ちに関係してくるため大切です。
しかし、ヘアケアと同じくらい大切なことがあります。
そもそも色落ちしづらいカラーをすることです。
SENJYUチームでは、色落ちしづらい&色落ちしてもきれいな状態でいられる「髪質改善カラー」をおすすめしています。
「髪質改善カラー」って、ほかの店のカラーと何が違うんでしょうか?
良い質問です!違いをまとめた表を用意したので、見てください。
髪質改善カラー | 普通のカラー | |
色持ち | ◎ | △ |
発色 | ◎ | ◯ |
刺激の少なさ | ◎ | ◯ 〜 △ |
色落ち後の見た目 | ◯ | △ 〜 × |
最近では、発色を重視するなら髪へのダメージは仕方がないという雰囲気もあります。
しかしSENJYUチームは、美しい髪できれいなカラーを楽しむことが大切だと考えています。
いくら発色が良くても、ボロボロの髪なら魅力も半減ですからね。
SENJYUチームの髪質改善カラーなら、
といった3つの工夫をしているので、
カラーを繰り返しているのに、傷んだ感じがない。
髪が元気なので、色落ちしても汚く見えない。むしろきれい!
髪の状態が良いので、色落ちもしづらい!
といった実感を得られるんですよ。
カラーを長く楽しむためには、髪の状態や色落ちまで考えることが大切。
今後もカラーを楽しめるように、先のことまで考えて行えるのが「髪質改善カラー」です。
髪質改善をされたお客さまの、リアルの声を紹介します。
色持ちが良いカラーを楽しみたい人は、ぜひ髪質改善カラーを検討してくださいね。
シャンプーをするタイミングや、使用するシャンプーの品質に気を遣うことは、綺麗なカラーを維持する上で重要な要素です。
しかし、シャンプー以外のホームケアも手を抜いてはいけません。
色落ちを防ぐ方法を詳しく解説した別記事もあるので、ぜひご覧下さい。
その他、色落ち予防に関して分からないことがあればSENJYUチームになんでもご相談下さい。
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