自宅でカラーバターをやってみたいです。
カラーバターをセルフでやる場合、様々な注意点があることを覚えておきましょう。
カラーバターは通常のヘアカラーと性質が異なるため、使い方を気を付けないと失敗する可能性があります。
もし、カラーバターを失敗してしまうと対処が難しく、美容室でもお直しを断られる可能性もあるほど。
今回は、セルフでカラーバターを行う際に覚えておきたい、使用上の注意点を解説します。
そして、失敗したときのために、お直しの方法も合わせて解説します。
年間5000人担当美容師SENJYUチームが、カラーバターに関する疑問を徹底解説します。
目次
まず、セルフでカラーバターをする際に覚えておきたい注意点をご紹介します。
カラーバターに限った話ではありませんが、セルフカラーをする時点で色ムラのリスクは絶対にあります。
後ろ髪などは、自分で染めるのが非常に難しく、塗りムラが発生しやすい箇所と言えます。
また、ブリーチを行った明るい髪色ほど色ムラのリスクも高くなります。
カラーバターは頭皮に通常のカラー剤と違って、頭皮に付くと中々落とすことができません。
もし、頭皮にカラーバターが付いてしまうと、しばらく頭皮に色が付いた状態になってしまいます。
そのため、セルフでカラーバターをする際は、頭皮に付かないように気を付けて塗る必要があるのです。
カラーバターの一番やっかいな点は、失敗しても落とす手段がないことだと思います。
通常のカラーであれば、ブリーチ&ライトナーで染まったカラーを落とすことができますが、カラーバターはブリーチ&ライトナーで落とすことができません。
カラーバターを落とす専用の薬剤は存在しないので、カラーバターで髪を染めたら自然に色落ちするまで待たないといけないのです。
カラーバターをすると美容師さんが嫌がるって聞いたことありますが、本当でしょうか?
美容師さんによりますが、嫌がる美容師さんがいるのは事実です。
美容師さんがカラーバターを嫌がる最大の理由は、通常のカラーの発色を邪魔してしまうことでしょう。
通常のヘアカラーはカラーバターとは性質が全く異なります。
そのため、アルカリカラーとカラーバターは成分的に相性が悪く、共存することができないのです。
もし、カラーバターの色素が残っている状態で、通常のヘアカラー(アルカリカラー)で染めると、残留色素が混じって綺麗に髪が染まらない可能性があるのです。
↑以上のことから、美容師さんはカラーバターの使用を嫌がる可能性があるのです。
なるほど、通常のヘアカラーをしている人は、カラーバターを使わない方が良いのですね?
ただ、しっかり色落ちした段階で美容院に行けばそこまで問題はありません。
美容師さんがカラーバターを嫌がる理由は、髪にカラーバターが残留している際の話です。
そのため、しっかり色落ちした段階で美容院に行けば、美容師さんが嫌がることはありません。
カラーバターで染めた後、3週間ほど空ければ問題なく美容室に行けるはずです。
もし、セルフでカラーバターをやる際は、一度美容師さんに相談してほしいです。
残留した染料は通常のヘアカラーの発色を邪魔してしまうかもしれないので、美容師さんもそのことを把握していれば失敗を未然に防ぐことができます。
そのため、自宅でカラーバターの使用を考えている人は、一度担当美容師さんに使用の有無を伝えた方が良いかもしれません。
セルフでカラーバターを使用する以上、失敗リスクは付きまといます。
もし、カラーバターを失敗してしまったら早急に対処しましょう。
ただ、先述のようにカラーバターを落とす薬剤は存在しないので、お直しの方法は限られてしまいます。
SENJYUチームは、カラーバターの失敗も対応していますので、気になる方はご連絡下さい。
カラーバターの失敗直しは、上からカラーを被せて染め直しを行います。
そのため、染まったカラーバターを落として元の髪色に戻すことはできないので注意して下さい。
セルフでカラーバターをする際は、注意点を守らないと後悔することになってしまいます。
また、美容師さんによってはカラーバターを嫌がる場合があることも覚えておきましょう。
SENJYUチームは、状態によってカラーバターの失敗直しも行っています。
もし、失敗して対処に困ったら、お気軽に相談してほしいです。
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