失敗したカラーバターやカラートリートメントを自宅で落とす方法ってありませんか?
カラーバター(塩基性カラー)は時間の経過とともに、落ちずらくなってしまうからです。
ぜひ、この記事に書かれていることを「今日」実践してほしいです。
冒頭は、失敗したカラーバターを自宅で落とす方法を、SENJYUチームが解説します。
ただ、カラーバターが落ちれば良い訳ではありません。
落ちたけど、髪がチリチリに傷んでしまっては意味がありませんよね?
皆様が望んでいることは、綺麗な髪をキープしながらカラーバターを落とすこと。
記事後半は、間違ったカラーバターの落とし方まで解説させて頂きます。
↑当てはまる方必見の内容です。
この記事で解説するカラーバター落としの方法は、絶対に落とせるとは限りません。
カラーバターの性質上、どうしても落ちない時があるのでよろしくお願い致します。
目次
カラーバターを自宅で早く落とす方法を解説します。
後先考えない超ハイリスクな方法は解説しません。
髪を極力傷めないカラーバターの落とし方を解説します。
カラーバターを落とす際は、同じカラーバターを髪に塗ると、元々染まっているカラーバターを落とすことができます。
このとき使用するカラーバターは、無色の「クリア」を使用します。
髪表面に汚れがあると効果が無いので、一度シャンプーをします。
カラーバターを付ける際は、クシを使ってムラなく髪に付けます。
髪を温めると、よりカラーバターが落ちやすくなります。
そのうち、ドライヤーで温める時間は5~10分ほどで大丈夫です。
↑以上が、クリアのカラーバター、クリアのマニュキュアを使用したカラーバター落としの方法です。
ハイトーンにカラーバターを塗ると、髪が緑色になってしまう事例は良くあります。
緑色になった髪に対して、クリアのカラーバター落としは効果を発揮します。
カラーバターで髪が緑色になってしまった方は、ぜひクリアのカラーバター落としを試してみて下さい。
クリアカラーバターを使ったカラーバター落としは、髪への負担なく安全にカラーバターを落とせます。
また、頭皮に色が付かない点も嬉しいところ。
クリアのカラーバター落としは、一番安全な方法かもしれません。
現状のカラーバターを落とすのではなく、クリアを割り込ませて、色落ちしているように見せると言った方が良いかもしれません。
赤い染料の一部がクリアの染料と入れ替わったってことね。
カラーシャンプーは、補色の関係を理解して使用すると、カラーバターの色味を抑えることができます。
ムラサキシャンプーとブラウンシャンプーを1:1で混ぜて使用すると、緑色の色味を抑えることができます。
ただし、緑色の度合いによって、ブラウンシャンプー1つで緑色を抑えることができる場合もあります。
掃除用の重曹を直接使用するのは、髪や頭皮に刺激が強すぎるのでおすすめできません。
(詳しくは後述)
そのため、重曹を使用してカラーバターを落とすときは、髪への負担が少ない「重要入りの入浴剤」か「海水の素」で落としましょう。
↑頭皮に異常を感じたら、すぐに流して下さい。
まず、カラーバターは「酸性」であり、重曹と海水は「アルカリ性」です。
酸性とアルカリ性なので相性が悪く、お互いの効果を打ち消しあってしまう性質があります。
カラーバターと相性の悪い重曹&海水が髪に付くと、カラーバターの色素を重曹と海水が破壊し、カラーバターの染料を落とすことができるのです。
以上、カラーバターを自宅で安全落とす方法でした。
ここで解説した方法は、絶対カラーバターが落ちると断言できません。
また、セルフで行う以上限界値ががあると思って下さい。
ここからは、失敗リスクが非常に高く、髪や頭皮を過度に傷めてしまう、間違ったカラーバターの落とし方を解説します。
美容師としておすすめできない方法ばかりなので、ぜひ読んでほしいです。
例として「激落ちくん」の重曹は、しつこい油汚れを落とすため、強い重曹を使用しています。
強い重曹を、人体に使用するのはちょっと怖いと思うのです。
適度な強さの重曹であれば問題無いと思いますが、激落ちくんのような強力なパワーを持つ重曹を使用すると、髪や頭皮を傷めてしまいます。
カラーバターを落とすことも重要ですが、後々の髪や頭皮のことを考えると、掃除用の強力な重曹の使用はやめて下さい。
市販のブリーチを使用した、カラーバター落としはどうかやめて下さい!
市販のブリーチはどんな髪でも効果を発揮できるように、非常に強い薬剤を使用しています。
薬剤が非常に強力なので、髪を過度に傷めてしまう危険性が高く、安易な気持ちでブリーチを使用しないで下さい。
また、ブリーチは難易度が高く、僅かな塗りムラがあるだけでも、仕上がりがムラだらけになってしまうこともあります。
↑もはやカラーバターを落とすどころの話ではなくなってしまします。
失敗したら後戻りはできないので、本当に注意して下さい。
洗浄力の強いシャンプーで何度も髪を洗えば、カラーバターを落とすことができますが、頭皮や髪がの乾燥してしまいます。
それは、髪と頭皮を洗浄するためであって、カラーバターを落とすためではありません。
カラーバターを落とすためだけに、髪と頭皮を犠牲にするのは、あってはならないこと。
シャンプーは、ほど良い洗浄力の物を使用し、回数は1日2回までだと思って下さい。
カラーバターを確実に、そして綺麗に落とす方法は美容院に行くことだと思います。
しかし、下調べを行わず、なんとなくで美容室に行き、カラーバター落としをお願いしても、綺麗に落としてくれる保証はありません。
なぜなら、カラーバター落としと言う技術に慣れている美容師さんは少ないからです。
ある美容師さんにカラーバター落としをお願いしたけど
うーん、とりあえずブリーチをすればいいのかな?
↑果たしてカラーバターは綺麗に落ちるでしょうか?
カラーバター落としをお願いする際は、カラーの実績がある美容師さんにお願いしましょう。
「色を落とす」ことも大事ですが、その後のことも考えてほしいです。
後先考えないで、強引な方法でカラーバターを落とすと、
「カラーバターでオシャレを楽しむ」だったのに
「髪のダメージをどうしよう…」と、ネガティブな状況になってしまうかもしれません。
本記事で解説した安全なカラー落としを参考にして頂ければと思います。
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