就活や面接などで「黒染め」を考えている人も多いはず。
近年、カラーバターで黒染めをする人も増えてきました。
カラーバターで黒染めすると、色落ちが汚いイメージがあるんですけど?
カラーバターで黒染めをするメリットってなにかあるんですか?
カラーバターは、通常のヘアカラーと性質が大きく異なるので、様々な注意点があるのです。
染めた当日は綺麗だったけど、色落ちで髪色が汚くなってしまうのはカラーバターによくある話し。
だからこそ、安易な気持ちでカラーバターを使ってはいけないのです。
今回は、年間3500人のヘアカラーを担当するSENJYUチームが、カラーバターで黒染めをする方のために、この記事を書かせて頂きました。
黒染めカラーバターが色落ちする過程と、黒染めカラーバターのメリット&デメリットを詳しく解説します。
目次
まず、カラーバターと通常の黒染め(ヘアカラー)の違いを簡単に解説します。
まず、通常の黒染めは、髪内部にカラー色素が浸透することで髪が染まります。
髪内部までしっかり染まるため、色持ちが良いです。
しかし、通常のヘアカラーは薬剤を使用するため、髪が傷んでしまいます。
カラーバターは、髪表面にカラー色素が吸着(コーティング)することで、髪が染まります。
髪内部は染まらないため色落ち早く、数週間経つと元の髪色に戻ってしまう場合が多いです。
カラーバターはトリートメントに近いので、髪がほとんど傷みません。
染まる部分が外側か?内側か?ってことですね。
そのように覚えて頂いて大丈夫です。
↑画像はイメージです。
ブリーチ毛にカラーバターで黒染めをすると、髪が緑色になってしまうので注意が必要です。
黒に染めたのに、なぜ色落ちが緑色になるんですか?
まず、黒色のカラーバターには、青色の染料が配合されている場合が多いです。
青色の染料を入れる理由は、髪に透明感をだすためだと思って下さい。
↑青色が混ざることで、透明感のある黒髪になるのです。
確かに!青色ベースの黒染めって綺麗ですね。
しかし、この青色の染料は色落ちを汚くする原因でもあります。
どう言うことなにか?次の項目で解説していきます。
ブリーチ毛(黄色)の上に、濃い青色の染料が含まれたカラーバターで染めます。
髪色は黒色ですが、青色ベースなので光が当たると青光りします。
では、100%染まっている状態からカラーバターが色落ちする過程を見ていきましょう。
色落ちによって青の染料が減ります。
青色が減ったので、艶感も減りましたが、麗な黒髪は維持しています。
ブリーチ毛(黄色)は自毛なので変化はありません。
色落ちによって、また青の染料が減ります。
艶感がさらに減りますが、くすみ感が良い感じなので、決して汚い髪色ではありません。
しかし、黒髪ではなくなってきます。
色落ちによって、また青の染料が減ります。
艶感が減り、カラーバターの青色とブリーチ毛の黄色の割合が近くなってきました。
この段階では、艶感がまだ残っているので、ギリギリ綺麗な髪色と言えるかもしれません。
しかし、黒髪と言うには少々厳しい状態。
色落ちによって、また青の染料が減ります。
青色と黄色が合わさって、完全に緑色の髪になりました。
艶感がない、くすんだ緑色は汚い髪色と言えます。
ベースカラー(元の髪色)が黄色の髪に青色の染料を被せているので、緑色の髪になってしまう訳です。
これは、黒染めカラーバターだけでなく、青色の染料が含まれている寒色系カラーによくある事例です。
以上が、黒染めカラーバターの色落ちが緑色になってしまう原因でした。
青色は透明感がでるけど、その後が大変なんですね。
色落ちの度合いは、染まった色味、髪質によって大きく異なります。
ここで解説した、色落ちの過程&期間は全て例なのでよろしくお願いします。
また、全てのカラーバターに青色の染料が含まれている訳ではありません。
色落ちには注意が必要ですが、黒染めカラーバターにはメリットもあります。
では、どんなメリットがあるのか?この項目で詳しく解説します。
カラーバター最大の魅力は、ダメージレスで黒染めができる点です。
カラーバターには髪のダメージの原因になる薬剤が入っていません。
そのため、ダメージが原因でヘアカラーができない髪でも、カラーバターであれば染めることができる場合もあるのです。
カラーバターには染料が入っているので、多少髪は傷むとSENJYUチームは思っています。
しかし、染料によるわずかなダメージは、トリートメント成分がフォローしてくれるので、実質髪を傷めずに黒染めが可能です。
通常のヘアカラーの中には「ジアミン」と言うアレルギーリスクのある成分が含まれています。
しかし、カラーバターは薬剤が配合されていないので、アレルギーリスクのあるジアミンも含まれていません。
そのため、カラーバターはアレルギーを引き起こすリスクが低く、頭皮が弱い方でも安心して髪を染めることができるのです。
市販の黒染めだと、カラー剤の調合はほぼ不可能でした。
しかし、カラーバターは一般の方でも簡単に調合できるので、オリジナルな黒染めカラーを作りだすことが可能です。
通常のヘアカラーと結構違うんですね?
その通り!カラーバターは通常のヘアカラーと性質が異なるからこそ、デメリットや注意点もあるのです。
ここでは、黒染めカラーバター独自のデメリットや注意点を解説します。
カラーバターは髪表面にカラー色素が吸着するだけなので色落ちが早く、短期間で元の色に戻ってしまいます
そのため、比較的長い期間黒染めをキープさせたい方には、カラーバターは向いていません。
先ほど解説した緑色になる事例だけでなく、
↑場合もあります。
カラーバターの黒色は、純粋な黒色ではなく、様々な色味をミックスさせて作られています。
そのため、カラーバターで染めると、ベースカラーが混ざり合って違和感のある髪色になってしまう可能性があるのです。
カラーバターはダメージが大きい髪ほど発色が良くなる特徴があり、ダメージの小さい根元は色落ちが早く、ダメージが大きい毛先の髪は色落ちが遅めです。
つまり、ダメージレベルで色落ちのスピードが異なるので、色落ちのスピードで色ムラになりやすいデメリットもあるのです。
つまり、髪が長い人ほど色ムラのリスクが高くなるんですね。
カラーバターは通常の黒染めと比べて色落ちしやすいので、服の首元や襟に色が移ってしまう可能性があります。
特に、黒色は目立ちやすいので、白い服を着る際は注意しましょう。
カラーバターで黒染めをしたら、なるべく白い服の着用は避けた方が良いかもしれません。
白いブラウスやシャツはちょっと危ないですね💦
カラーバターで髪を染めたら、自然に色落ちするまで待たないといけません。
これは、ブリーチやライトナーでカラーバターを落とすことができないからです。
つまり、カラーバターを失敗したら、お直しする方法がないのです。
自分で染めると色ムラになりやすいから、気を付けないといけませんね。
自宅でカラーバターを落とす方法はこちら
2週間以上暗い髪をキープさせたい場合は、通常の黒染めカラーをしてほしいです。
長持ちは良いけど、通常の黒染めって髪が傷むから心配なんですよね💦
そんな方にこそ、SENJYUチームのダメージレスカラーがおすすめです。
SENJYUチームは良質なカラー剤、高度なカラー技術を駆使して、髪の傷みを感じないヘアカラーを提供しています。
年間3500人のお客様にヘアカラーを提供していますが「髪が傷んだ」との声は聞いたことがありません。
黒染めをしたのにダメージを感じない!それがSENJYUチームのダメージレスカラーです。
ダメージレスに関しては、カラーバターに引けを取らないと思っています。
カラーバターは髪を傷めることなく黒髪にできる点が魅力ですが、デメリットや注意点もあるため安易な気持ちで使用しないでほしいです。
一度カラーバターで髪を染めると、落とす手段がない点も気を付けましょう。
その他、黒染め、ヘアカラーに関するご質問はSENJYUチームになんでもご相談下さい。
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