カラーシャンプーの1つである「ブラウンシャンプー」
ブラウンシャンプーの効果や性質を知らず「なんとなく」で使っている方は要注意です。
なぜなら、正しい使い方をしないと効果を発揮できない可能性があるからです。
上記の疑問を、年間5000人担当美容師SENJYUチームが詳しく解説します。
目次
その名の通り、濃い「ブラウン」の染料が配合されているカラーシャンプーです。
ブラウンorベージュ系カラーの褪色を防ぐ効果があります。
また、ブラウンを補充することで褪色した際の黄ばみを防ぐ効果もあります。
その他、髪色別で相性の良いカラーシャンプーをご紹介した別記事もあるので、ぜひご覧下さい。
ブラウンシャンプーは、暗めブラウン系カラーにも使用できます。
また、ハイトーン(明るい髪)から黒染めをした髪は色落ちが早いので、濃いブラウン系で黒染めをした髪にも有効です。
ブラウンシャンプーは元の髪色を削ることはできないので、暗すぎる髪色に使用しても効果がありません。
7トーン以上の髪色から効果を発揮できると思って下さい。
ブラウンシャンプーは普通のシャンプーではないので、使い方に少しコツが必要です。
スタイリング剤やヘアオイルが髪に付いている状態だと、カラーシャンプーの効果が半減してしまいます。そのため、初めは普通のシャンプーで髪表面の汚れを落とします。
髪に水分が多いとカラーシャンプーが薄まってしまうので、カラーシャンプーを使用する前は水気を取りましょう。
カラーシャンプーは普段使用しているシャンプーより多めに使用しないと効果を発揮できません。普段使用するシャンプーの2〜3倍多めに使用しましょう。
泡立てすぎると発色が悪くなってしまうので、あまり泡立てずに髪全体に塗るような感じで使用しましょう。
髪全体にしっかりカラーシャンプーを付けないとムラになりやすいので、クシでしっかりとかしてください。目の細かいクシで毛先から優しくとかすと、仕上がりのムラを防ぐことができます。
色素を馴染ませるために10分ほど時間を起きます。ラップをするとさらに効果的です。放置時間が長すぎると髪が傷んでしまうので気をつけて下さい。
カラーシャンプーは、普通のシャンプーよりしっかり流すことを意識して下さい。
通常のトリートメントではなく、カラートリートメントの使用もおすすめです。
髪が濡れたままだとカラー色素が水分で落ちてしまうので早めに乾かしましょう。
髪色や髪質によって異なると思いますが、カラーシャンプーは3~4日に1回の頻度で使用しましょう。毎日使用した方が色持ちが良さそうな感じですが、3~4日に1回使用したときとほとんど変わりません。
カラーシャンプーの使い方を画像付きで解説した記事もあるので、ぜひご覧下さい。
ここでは、ブラウンシャンプーの間違った使い方&注意点を詳しく解説します。
メーカーによりますが、ブラウンシャンプーはカラー色素が入っているのでを毎日使用すると、髪が傷んでしまう場合があります。
そのため、使用頻度は3〜4日に1回がおすすめです。
ちなみにN.カラーシャンプーは毎日使用しても問題ありません。
ブラウンシャンプーを含め、カラーシャンプーは元の色素を削る効果はありません。
そのため、最低7トーン以上の髪色でないと、ブラウンシャンプー効果を発揮できないと思って下さい。
カラーシャンプーはシャンプーとしての洗浄力は低めで、髪と頭皮の汚れをしっかり落とすことができません。
また、カラーシャンプーを使用する前、髪と頭皮が汚れているとブラウンシャンプーの効果が落ちてしまいます。
ブラウンシャンプーを使用する前は、通常のシャンプーで汚れをしっかり落としましょう。
暖色系のブラウンは色落ちリスクが低いので、カラー当日から使用しても問題ありません。
しかし、トーンによって使い始めるタイミングが異なる場合があるので、担当美容師さんと相談しましょう。
髪質&髪色によって異なりますが、通常のシャンプーより2〜3倍多めに使用しましょう。
同じメーカーであれば混ぜて使用しても大丈夫です。
しかし、ブラウンシャンプーは他のカラーシャンプーと混ぜて使用する機会は少ないと思います。
綺麗な色を維持するには、日頃のヘアケアも大切です。
カラー後のヘアケアを詳しく解説した別記事もあるので、ぜひご覧下さい。
ブラウンシャンプーは正しい使い方をしてこそ、効果を発揮します。
ブラウンシャンプーを使用する予定がある方は、ぜひ本記事を参考にしてほしいです。
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