ファイバープレックスのCMで「脱白髪染め」が大きな反響を呼んでいます。
しかし、この脱白髪染めメニューは失敗例が多い事実をご存じでしょうか?
↑これは一体どう言うことか?
今回は、15秒のCMでは放送することのできない脱白髪染めの失敗例を、年間5000人担当美容師SENJYUチームが詳しく解説します。
失敗を防ぐ方法までしっかり解説させて頂きます。
目次
従来の白髪染めに頼らないブリーチやおしゃれ染めを使用した白髪対策のことを「脱白髪染め」と呼んでいます。
他にもあるかもしれませんが、一般的に脱白髪染めメニューは以下の通り。
従来の白髪染めに変わる新たな選択肢として注目を集める脱白髪染めですが、失敗が急増している事実があります。
実際、どんな失敗をされてしまうのか?脱白髪染めメニュー別の失敗例を見ていきましょう。
白髪ぼかしハイライトとは、ハイライトで筋状に髪を明るくして、白髪の部分とそうでない髪の境界線をぼかすことで、白髪を目立たなくする技術です。
脱白髪染めメニューの中では最もおしゃれ感が強く、今まで体験したことのないカラーを表現できると共に、カラーを楽しむことができるメニューになっています。
白髪ぼかしハイライトは、脱白髪染めメニューの代名詞とも言えて、CMでも「大人ハイライト」と言うキーワードがでてくるほど。
強いくせ毛の方にハイライトを行うと、くせが目立ってしまったり、ハイライトの部分がうねってしまう失敗例があります。
この失敗例は、強いくせ毛の方にハイライトを行った際によく発生します。
日本人の約7割がくせ毛と言われ、くせ毛の多い日本人とハイライトは相性が悪く共存が難しいのです。
もし、くせ毛さんでも綺麗な白髪ぼかしハイライトを再現する場合は、綺麗なスタイリングができないと、ハイライトの長所を活かせない可能性があります。
その他、白髪ぼかしハイライトには様々な注意点があるので詳しく知りたい方は以下の記事をご覧下さい。
ファッションカラー(おしゃれ染め)で髪色を明るくして、白髪とそうでない部分の髪をぼかす白髪対策です。
ファッションカラーを使用するので、今まで体験したことのないカラーや明るさを表現できます。
白髪ぼかしハイライトよりも難易度が低めで、性別世代を選ばずに行える脱白髪染めメニューと言えます。
そもそも、ファッションカラーは従来の白髪染めより難易度が高いので、必然的に失敗確率も上がってしまうことになります。
また、ヘアカラーは髪を明るくする分難易度も高くなり、 白髪ぼかしファッションカラーは髪色を明るくする場合が多いので「明るめのカラー=失敗しやすい」と言うことになってしまうのです。
全体ブリーチを行って髪全体を明るくして、白髪を目立たなくする技術です。
ハイライトやファッションカラー以上にぼかし効果が高く、明るさによっては「白髪が消えた」と思うほどのぼかし効果を発揮する場合もあります。
白髪ぼかしメニュー以前にブリーチは難易度が非常に高く、失敗例が数多くあります。
そのため、白髪ぼかしブリーチならではの失敗例ではなく、単純にブリーチと言う難易度が非常に高いメニューが故に、失敗リスクも非常に高いと言うことなのです。
従来の白髪染めを一切使用せずに、ファッションカラー(おしゃれ染め)だけを使用して白髪を染める技術を、白髪染めファッションカラーと呼びます。
従来の白髪染めと違ってカラーバリエーションが豊富で、明るく鮮やかなカラーを表現しながら白髪をしっかり染めることも可能です。
白髪染めの1つですが、従来の白髪染めを使用しないことで髪や頭皮の負担を最小限に抑えることができるメニューになっています。
カラー剤の選定を間違えると、白髪が上手く染まらないときがあります。
白髪染めファッションカラーは、髪質に合わせたカラー剤の選定や調合を行う技術とセンスを求められる、難易度が高めのカラーなのです。
ブリーチやハイライトなど特殊な技術を要するため難易度が高く、必然的に失敗リスクも上がってしまうのです。
従来の白髪染めは白髪がしっかり染まるように、強い薬剤を使用しています。
そのため、どんな人が塗ってもしっかり白髪が染まる場合が多く、乱暴な言い方をすると「塗るだけ」で完結する、特別な技術を必要としないメニューでした。
対して、ハイライトやブリーチは数年間練習を重ねないと、入客できないほど難易度が高めです。
「従来の白髪染め」と「脱白髪染め」の難易度の差が、失敗例が多くなっている原因の1つだと思います。
なるほど!でも失敗は嫌です💦
脱白髪染めメニューの失敗リスクが高いからと言って、失敗は仕方ないと言うことになりませんよね。
脱白髪染めメニューを失敗されないためには、事前の下調べが重要になります。
当たり前のことですが、脱白髪染めメニューが絶対に失敗する訳ではありません。
失敗されてしまった事例は、運悪く「脱白髪染めが不得意な美容師さんが担当してしまった」ことで発生する場合が多いのです。
このことから「技術力のある美容師さんに担当してもらえば、失敗されることはまずない」と言うことになります。
白髪ぼかしハイライトが得意な美容師さんを探しだす。
白髪ぼかしファッションカラーが得意な美容師さんを探しだす。
白髪ぼかしブリーチが得意な美容師さんを探しだす。
白髪染めファッションカラーが得意な美容師さんを探しだす。
それぞれの分野のスペシャリストを探しだせば、失敗されるリスクが低くなると言うことね。
その通り!特定の分野のスペシャリストを探しだす方法を解説した別記事があるので、ご興味ある方はぜひご覧下さい。
最後に、他店で脱白髪染めを失敗された方に向けて、お直しのご案内を致します。
染まったカラーをダメージゼロで落とすことをメインとしています。
今回は「失敗」と言うネガティブな内容を中心に解説しましたが、決して脱白髪染めを否定する訳ではありません。
むしろ、SENJYUチームは脱白髪染めを推奨している立場です。
しかし、脱白髪染めメニューは失敗例が多く、様々な注意点があることに関しては、美容師として全国のお客様にお伝えする義務があります。
ファイバープレックスのCMは僅か15秒。
15秒のCMでは放送できないことが沢山あるので、本記事を通して詳しく解説させて頂きました。
ファイバープレックスを駆使した、白髪染めor白髪ぼかしファッションカラーを全国に広めていきたいと思っています。
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