インスタや雑誌でも話題の「98%傷まなないブリーチ」
ブリーチなのに髪がほとんど傷まない、それを可能にしたのがプレックス系、毛髪強化剤です。
今回は、プレックス系、毛髪強化剤のパイオニアであるオラプレックスをご紹介します。
傷まないブリーチのパイオニアなんですね!
パイオニアということはなにかすごい効果があるんですか?
パイオニアの名に恥じない効果やメリットがあります!
私「森越道大」がオラプレックスの圧倒的な素晴らしさを徹底解説します!
この1記事でオラプレックスの全てが分かる!
目次
オラプレックスを解説する前に、プレックス系、毛髪強化剤の基礎知識を解説させて頂きます。
プレックス系、毛髪強化剤は海外初の特殊な薬剤です。
ブリーチ剤やカラー剤に混ぜて使用すると、髪のダメージを最小限に抑えた施術が可能になるといわれています。
例としてブリーチ剤100g使うとしたら、5~7%ほどの割合でプレックス系、毛髪強化剤を一定量混ぜるだけなので、使い方は特別難しくはありません。
プレックス系、毛髪強化剤を入れたら、後はいつも通りブリーチやカラーをするだけ。
多くのプレックス系、毛髪強化剤には2剤があります。
プレックス系、毛髪強化剤の要であり、原液のような存在。
どちらかというとサブ的な立ち位置で、トリートメントのように最後の仕上げとして使用します。
メーカーさんは1剤と2剤どちらも併用することを推奨していますが、髪質によって使用しない場合もあります。
トリートメントはしていません。
ブリーチとカラーだけでこの仕上がり。
プレックス系を使うとトリートメントなしでも髪が艶々になるんですね!
絶対髪が傷まない訳ではありませんが、その仕上がりは本当に髪が傷んでいないと錯覚してしまうほどの効果があります。
プレックス系、毛髪強化剤は基本的にどんなメニューでも併用可能です。
トリートメントと共に使用するとダメージ修復効果が大幅に上げることができます。
ではここからが本題
オラプレックスはプレックス系、毛髪強化剤の1つであり、パイオニアでもあります。
プレックス系、毛髪強化剤の歴史はオラプレックスから始まりました。
2014年にオラプレックスが誕生したことで、全世界の美容業界に革命を起こしました。
プレックス系、毛髪強化剤といえばなんといってもオラプレックス!
オラプレックスは全世界、ほぼ全ての髪質に使用できる超万人向けプレックス系、毛髪強化剤です。
同じ人間でも人種によって髪質が異なりますが、オラプレックスはあらゆる髪質に対応していて、もはや人を選ばないといっても過言ではありません。
マーケティング力の素晴らしさもあると思いますが、それ以前にオラプレックスという製品その物が素晴らしいからこそ、150以上の国々に展開できたといえます。
そのため、オラプレックスは全世界で最も知名度が高く、最も支持を受けているプレックス系、毛髪強化剤なのです。
オラプレックスが日本に上陸する以前から有名な製品であったため、個人輸入で仕入れて使用する美容師さんもいたほどです。
そして、2018年ファイバープレックスほぼ同時期にオラプレックスも日本上陸。
プレックス系、毛髪強化剤のパイオニアそして数多くのメディアに取り上げられました。
「傷まないブリーチ」「ケアブリーチ」などのキャッチフレーズが話題となり、瞬く間にオラプレックスの名が全国に広まります。
併用施術の料金+1500~2000円といった感じです。
オラプレックスは他のプレックス系、毛髪強化剤と違って特殊な成分を使用しているのでやや原価が高めといわれています。
しかし、1回の使用量が少ないので、他のプレックス系、毛髪強化剤と大きな差はないと思います。
我々森越チームも、別料金でオラプレックスを使用したメニューを展開しています。
ブリーチをすると髪が強く傷む、という常識を覆して誰でも気軽にブリーチができるようになりました。
あの、なぜオラプレックスを使うと傷まないブリーチになるの?
では次の項目で、オラプレックスの仕組みを詳しく解説します。
さっそくオラプレックスの仕組みを解説…と言いたいところですが、
まず初めに、なぜブリーチをすると髪が傷むのかを簡単に解説します。
髪の毛内部は「SS結合」という、髪を支える柱が連なっています。
ブリーチでダメージを受ける前の髪はSS結合が綺麗に並んでいと思ってください。
アルカリ剤が髪に付くと、髪内部のSS結合を破壊してしまいます。
ブリーチは強いアルカリ性のため、髪への負担が大きいと言われています。
家で例えると、柱が何本か壊れている状態かしら?
この後解説する、システイン酸がますます髪のダメージを悪化させてしまうのです。
システイン酸はどこから来たんですか?
活性酸素のように空気中に存在するものだと思ってください。
つまり、ブリーチをすると自動的に髪のダメージ部分にシステイン酸が付いてしまうということなのです。
システイン酸は、髪内部に存在するだけでダメージ悪化を招く成分です。
例としてブリーチ後のダメージ50%だとすると
ブリーチをするとアルカリとシステイン酸、両方からダメージを受けるってことね。
ブリーチのダメージが分かった所で、次の項目でオラプレックスの仕組みを解説します。
ここではオラプレックスブリーチをすると、髪内部でなにが起きているのかをイラスト付きで解説します。
まず、アルカリのダメージを完全にブロックすることはできません。
そのため、先ほどと同じくブリーチのアルカリ剤によってSS結合が破壊されていまいます。
この破壊されたシスチン結合に対して、オラプレックスの主要成分「ジマレイン酸」が作用します。
オラプレックスの主要成分「ジマレイン酸」が、破壊されたシスチン結合に変わりとなる新たな結合を作りだします。
破壊されたシスチン結合の代わりとなる結合を作りだすことで、髪を補強するのです。
ジマレイン酸によってできた新たな結合は、ダメージ悪化の原因となるシステイン酸をはじき返してくれます。
これによって、髪内部のダメージ悪化を防ぐことができるのです。
(%は全て例です)
ダメージは受けているけどジマレイン酸の効果で、ダメージを無かったことにしている。
ここまでがオラプレックスの仕組みと理論。
オラプレックスは他にはない特許技術の力で髪を補強します!
オラプレックス最大の魅力は何といっても、特許技術成分である「ジマレイン酸・ビスアミノプロピルグリコール」の力です。
特許ってことは凄い効果があるんですか?
他のプレックス系、毛髪強化剤には無い2つの効果があります。
多くのプレックス系、毛髪強化剤で作られる結合は、端から端まで繋ぐことはできません。
ですが、オラプレックスに含まれるジマレイン酸は、端から端まで結合を繋ぐことができるのです。
結合が端から端まで繋がっていた方が丈夫ですよね!
ジマレイン酸・ビスアミノプロピルグリコールは分子量がとても小さく、髪に深部の深部まで浸透してダメージを補修します。
他社に配合している「酸」とは比べ物にならないほど浸透性が良く、髪の奥深くのダメージまでアプローチすると思ってください。
まず、ジマレイン酸の「ジ」は日本語に例えると「超浸透」のような意味合いがあります。
次に、ビスアミノプロピルグリコールの「ビス」は「原子レベルに小さな成分同士をくっ付ける」という意味合いがあるのです。
つまり、オラプレックスは髪の内部まで浸透して、原子レベルに小さな成分をくっ付けて髪を補修するってことね。
その通り!ジマレイン酸・ビスアミノプロピルグリコールの効果は、他社にはないオラプレックス独自の強みなのです。
ブリーチを繰り返し行うことで発生するのが枝毛、切れ毛。
髪をとかすだけでブチブチと枝毛、切れ毛が発生する痛々しいあの光景…
もはやブリーチをする際、避けて通ることができない事態でしたが、オラプレックスの誕生でその心配はがなくなりました。
枝毛、切れ毛どころか、ブリーチを繰り返してもトリートメントをしたように髪質が良くなってしまう!それがオラプレックスです。
(100%枝毛、切れ毛を防ぐ訳ではありません)
オラプレックスは、髪表面に厚い油膜を張って艶々に仕上げる効果はほとんどありません。
どちらかというと、髪本来の姿を変えずに髪内部の補強メインに行います。
そのため、他の施術に使用する薬剤やトリートメントの効果を邪魔すること無く使用できるのです。
髪本来の自然な姿をキープしつつ髪内部の補強を行うため、他のメニューと併用しやすいのです。
オラプレックスは、他のメニューと併用する際は3~5%少量で済みます。
3~5%とは?
例としてブリーチ剤を100g使用する場合、3~5g(%)ファイバープレックスを使用することになります。
この、3~5%というのは他のプレックス系、毛髪強化剤に比べる少なめ(他は5~7%が平均)
プレックス系、毛髪強化剤共通は、他施術と併用する際1回の使用量が多いほど、併用する施術の効果が減力してしまうと言われています。
例として、パーマ剤に入れるとかかりが悪くなったり、カラー剤に入れると発色が悪くなったりなど。
ですがオラプレックスは、1回の使用量が少ないので、併用施術の効果を邪魔することなく使用可能です。
もちろん、1回の使用量が少ないのでコスパもGood
プレックス系、毛髪強化剤と聞くとどうしてもブリーチのイメージが強いと思いますが、オラプレックスはカットとも相性が良いのです。
カットと併用するとどんな効果があるの?
髪質が良くなることでカットがしやすくなり、より綺麗なスタイルを作りだすことができるのです。
薬剤を使用するメニューだけでなく、カット技術との併用できる点もオラプレックス独自の強みでもあります。
森越チームはオラプレックスを使用した髪質改善カットを提供しています(要予約)
プレックス系、毛髪強化剤はオラプレックスとファイバープレックスの2つが特にに有名で、両者の違いが気になる方もいると思います。
この項目では、森越チームが実際に使用した際に感じた点や、インタビューの情報を元に「特にここが違う」と思うポイントを解説します。
この項目は、オラプレックスとファイバープレックス、どちらが勝っているかを比較するのではなく両者の個性を比較しています。
そのため「〇〇するときは〇〇プレックスが良い」という考えは持たないでください。
オラプレックスは髪に柔軟性を与える効果が高めです。
ファイバープレックスは髪にハリコシをだす効果が高めです。
端から端まで結合を繋ぐのは、オラプレックス独自の効果です。
理論的にはオラプレックスの結合の方が、ダメージの修復力が高いことになりますが、ファイバープレックスより優れている訳ではないと思います。
やはり髪質別の相性や、仕上がりの違いなどがあるので、個性の違いとしてみてほしいです。
↑分かりやすいように記事内の結合は端から端まで繋がっています。
オラプレックスは幅広いメニューと併用しやすく、万能に使えるプレックス系、毛髪強化剤であり、特定のメニューと相性が良い訳ではありません。
一方、ファイバープレックスはブリーチ1つに特化している印象が強いです。
万能に使用するならオラプレックス、ブリーチをするならファイバープレックスってことね?
ここではそのように考えて大丈夫です。
ですが、お客様の髪質や求めている仕上がりによって相性があるので100%その限りではありません。
ここでは、オラプレックスにしかない独自のデメリットを解説します。
オラプレックスは他のメニューとの併用しやすいように、髪質を変化させない自然な仕上がりになります。
そのため、艶々、ツルツルの肌触りの良い髪を求めてしまうと、ちょっと物足りないかもしれません。
どんな髪表面をコーティングしても、表面の保護である以上効果は一時的。
オラプレックスは、半永久に効果を発揮する髪内部を徹底的にアプローチするのです。
ファイバープレックスは基本的に1剤と2剤の併用すること前提なので、バラでの購入は不可能です。
ちょっと専門的な話しですが、システアミン系のパーマ剤との併用するとパーマの効果が減力してしまう可能性があります。
オラプレックスとシステアミン系のパーマ剤との併用は避けてください。
ですが、種類によっては併用しても問題ない場合もあるとの事です。
ファイバープレックスは数多くの施術と併用可能ですが、マニキュア・ヘナとは相性が悪いので併用は避けましょう。
オラプレックスは不正流出品が萬栄している可能性あります。
不正流出品が全て偽物という訳ではありませんが、信頼性のないサイトで販売されいるオラプレックスには注意してください。
ここで解説する内容は、オラプレックスを含めその他毛髪強化剤にも共通するデメリットです。
オラプレックスは特定のメニューの難易度を下げる効果はありません。
オラプレックスを使いこなすには大元の技術力が必須といえます。
今までにないプレックス系、毛髪強化剤というジャンルなので、効果やメリットを詳しく説明しないといけません。
ここまで読んでくれた美容師さんへ
ぜひこの記事を参考にして、オラプレックスにある真の素晴らしさをお客様に教えてあげてください!
オラプレックスシャンプー・トリートメントは、美容室で行うオラプレックスの効果を家で再現できます。
先ほど解説した、特許技術成分であるジマレイン酸を配合しているシャンプー・トリートメントです。
美容院に行きたいけど事情があって行けない方や、お試しでオラプレックスを使用してみたい方にシャンプー・トリートメントはおすすめです。
プレックス系、毛髪強化剤は1つ1つ個性があるので、オラプレックスが頂点に君臨している訳ではないと思っています。
しかし、展開している国や生産量が世界1である事実は変わりません。
全世界から支持されるオラプレックスを試してみたい方はぜひご連絡ください!
森越チームはオラプレックスを駆使して、ダメージを最小限に抑えるメニューを展開しています。
オラプレックスは青山店で提供しています。
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