初めて行く美容院は、カウンセリングがスムーズにできるか不安です。
なぜなら、カウンセリングが上手く行くかどうかで、メニューの成功or失敗が決まってしまう可能性もあるからです。
実際、カウンセリングが上手くいかず、イメージ違いの仕上がりになってしまう事例があるほど。
今回は、美容院のカウンセリングのオーダー方法や流れが分からない方のためにこの記事を書かせて頂きました。
年間5000人担当、リピート率90%越えの美容師SENJYUチームが、美容院におけるカウンセリングをスムーズに進める方法を詳しく解説します。
また、お客様が美容師さんにやってほしいことも併せて解説させて頂きます。
目次
美容院におけるカウンセリングは、スタート〜ゴールまでの道筋を決めるために行います。
お客様がどんなお悩みを抱えていて、どんなヘアスタイルを望んでいるか?をカウンセリングで聞きだします。
もし、カウンセリングを失敗してしまうと、ゴールまでの道筋を決める方法を間違えてしまうことになります
そうなると「ゴールにたどり着けない=お悩みが解説しない&理想が叶わない」ことになってしまうのです。
↑一本でも道を間違えてしまうと、その後どんなフォローしても取り返しがつかないので、カウンセリングは失敗が許されないのです。
ただ「失敗が許されない」は美容師側の話であることを覚えてほしいです。
美容院におけるカウンセリングは美容師さんのお仕事です。
その証拠に、カット、カラー、パーマなどの料金の中にカウンセリングの代金も含まれています。
つまり、カウンセリングはカット、カラー、パーマと同じく、美容師さんが提供する「技術」の1つなのです。
お金を払ってカットorカラーをしに行ったのに「この美容師さんはカット、カラーをしてくれるのかな?」と不安に思いませんよね?
それと同じで、お客様はカウンセリングの料金を支払っているので、カウンセリングを不安に思わないでほしいです。
カウンセリングは美容師さんのお仕事ですが、全て美容師さんにまかせっきりも良くありません。
やはり、美容師さん&お客様のマンツーマンになるので、お客様にも協力してほしいことがいくつかあります。
ここでは、美容師さんが助かる&カウンセリングをスムーズに進める方法をご紹介します。
お客様は
↑だからこそ、美容院に来ている訳です。
お客様が美容院に来店をした理由である、髪のお悩み&理想&現状は美容師さんにしっかり伝えて下さい。
担当美容師さんが、お客様の髪のお悩み&理想&現状を詳しく理解できれば、どのメニューすれば良いのかが分かるのです。
髪の毛のプロである美容師さんが髪質診断を行いますが、お客様の髪の全てが分かる訳ではありません。
お客様の髪を一番よく知っているのはお客様なので、お客様からもしっかり伝えてほしいです。
初めて行く美容院ならなおさらですよね。
初めて美容院に来店されるお客様は、美容師からすると髪の履歴が一切分からない状態です。
美容師さんも髪質診断で髪の履歴を調べますが、お客様からも髪の履歴を美容師さんに教えてほしいです。
髪の履歴とは?
〇ヶ月前にカラーorパーマor縮毛矯正を〇回した、など
生まれつき猫っ毛、湿気の多い時期はくせ毛に悩む、髪質が太い、など
ヘアアイロンを〇日に1回の頻度で使用、入浴後にヘアオイルを付けているor付けていない、など
↑分かる範囲で良いので、美容師さんに情報を共有して下さい。
髪の履歴が分かることで、適切なメニューの選定、メニューの成功率が上がるのです。
カット、カラー、パーマでも、自分の理想のスタイルが分かる画像を数枚用意してくれると美容師さんは助かります。
ネットやSNS等を探せば、様々なヘアスタイルがでてくるので、自分が理想とするヘアスタイルの画像を3〜5枚ほど用意して担当美容師さんに見せてほしいです。
また、ヘアスタイルだけでなく
↑があると、お客様の好みや系統が詳しく分かるので、よりイメージしやすくなります。
好きな女優さん、モデルさんの画像も用意した方が良いってことね。
その通りです。
注意点として、画像を沢山用意しすぎると迷ってしまうので、画像は3〜5枚に留めておきましょう。
ここでは、カウンセリングで誤解されがちなこと、お客様目線で気を付けることをご紹介します。
これはお客様だけでなく、美容師さんも誤解していることですが、美容院のメニューはお客様が決めるべきではないと思っています。
なぜなら、美容師は髪の毛のお医者さん的な存在なので、メニューの選定は髪のプロである美容師さんが行うべきだからです。
実際、病院のお医者さんに対して、患者さんが「〇〇が悪いから〇〇のお薬をだしてほしい」などのやり取りはしないはず。
↑これが、美容院の本来あるべき姿。
もちろん、ヘアカラーがしたいお客様は、美容師さんに「ヘアカラーをお願いします」と言う流れになりますが、
髪のお悩み解決の場合、どのメニューを提供するべきかは、髪の毛のプロである美容師さんが決める流れが良いのです。
↑これらは、漠然としすぎてイメージ違いの失敗を引き起こす原因になります。
例えば「綺麗なブラウン」と言っても、ブラウンには様々な種類があり「綺麗」の言葉には明確な定義はありません。
もし、お客様が思っている色味と美容師さんの思っている色味がかけ離れていると、イメージ通りの仕上がりになりません。
以上のことから「良い感じ」などの漠然としたオーダーは避けて、画像を交えて具体的なオーダーをしましょう。
やはり、画像があると美容師さんもイメージしやすいですよね。
一部の美容師さんは、お客様にも専門用語を使ってしまうことがあります。
例えば
前髪のことを「バング」と呼びます。
段をだすことを「レイヤー」と呼びます。
髪をすくことを「セニング」と呼びます。
↑など、専門用語を当たり前に使う美容師さんがいますが、
これはバックルームでの美容師さん同士の会話が自然とでてしまっている状態。
美容師さんが言った専門用語が分からない場合、遠慮なく聞いて下さい。
美容師さんのミスとも言えるので
分からない状態で進んでしまうと、思いもよらない失敗を引き起こす可能性もあります。
カウンセリングをした結果「この美容師さんはちょっと違う」と思った場合、無理にメニューを行う必要はありません。
美容院のメニューは「商品」なので、お金を払ってやってもらうか?お金を払わずお帰り頂くか?の判断はお客様が決めてOKです。
カウンセリングをしたからと言って、その美容室で絶対になにかをしないといけない訳ではないのです。
それに「ちょっと違う」とお客様が思うのなら、美容師さんも同じことを思っているかもしれません。
やはり、人間同士なので相性の良し悪しは仕方ないことだと思います。
技術力は関係なく、人間同士の相性も大事ですよね。
繰り返しますが、美容院におけるカウンセリングは美容師さんのお仕事です。
お客様がカウンセリングで上手く伝えられるか?などを不安に思う必要はないのです。
なにもかも100%ではありませんが、お客様は「カウンセリングは美容師さんおまかせ」の姿勢で来店して頂ければと思います。
もし、カウンセリングがスムーズに進まなくてもお客様に非はありませんし、その日は無理にメニューをお願いする必要もありません。
SENJYUチームは、お客様が担当美容師さん相談しやすいカウンセリングを心がけています。
また、LINE&お電話でのご相談は無料なので、髪にお悩みがある方はいつでもご連絡下さい。
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