GARDEN x senjyuからのお知らせ
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GARDEN x senjyuから新店舗OPENのお知らせ
2020年11月12日、新たに東京都港区青山に新店舗をOPENし、現在【NEUTRAL DOOR】の店舗でのみの技術を
【新店舗】でもsenjyu MORIKOSHIチームの技術を提供致します。
青山店での施術をご希望の方は、こちらのページからご予約ください。
質問です!ヘアアイロンでカラーは色落ちしますか?
寒色系カラーはヘアアイロンで色落ちしてしまいます。
など
なぜ、寒色系だけが色落ちしてしまうの?
年間5000人担当、髪に関する情報を知り尽くした森越チームが、ヘアアイロンで色落ちしてしまう原因を解説します。
目次
なぜ、寒色系だけがヘアアイロンで色落ちしやすいのか?
寒色系はカラー分子が大きく、髪内部まで浸透しずらいからです。
ヘアカラーは、カラー剤に含まれているアルカリの効果によって、キューティクルが開きカラーの分子が入っていきます。
寒色系カラーはカラー分子が大きいため、髪内部まで浸透しずらくヘアアイロンの熱の影響を受けやすく、色落ちしやすい。
これが、ヘアアイロンで寒色系カラーが色落ちしてしまう原理です。
暖色系カラーは分子が小さく、髪内部までカラー分子が浸透します。
カラー分子が髪内部まで浸透するので、アイロンの熱の影響を受けずらく色落ちしにくい。
寒色系カラーが色落ちしやすい原因が分かったところで、なぜヘアアイロンは色落ちしてしまうのか、その原因を解説します。
お世辞にも良いとはいえない、低品質な値段の安いヘアアイロンは、 髪への負荷が大きく色落ちのリスクが高くなります。
しっかり形を作ろうと、つい熱を与えすぎてしまうときがありますが、熱を与えすぎると、髪内部のカラー色素が破壊され、色落ちしまいます。
アイロンの設定温度は、髪質によって異なりますが、美容師個人の意見からすると200℃を超える温度は必要なないと思っています。
濡れた髪にアイロンの熱を加えると、水分が沸騰して、髪自体も高温になり、カラー色素が破壊され色落ちしてしまう…
濡れた髪にアイロンの熱を加える行為は、
アイロン前に、オイルをつけてはいけません!
これは、水で濡れた状態でアイロンするより危険な行為!
オイル(油)の沸点は300℃以上、アイロンの130~180℃の熱に合わせて温度が上がっていきます。
濡れた状態でアイロンをすると、髪に与える熱は、水の沸点100℃に留まりますが
(この時点で相当危険!)
沸点の高いオイルでは、アイロンの熱によって100℃を超える温度を髪に与えてしまうのです。
つまり、オイルを髪につけてアイロンをすると、
ヘアアイロンで色落ちさせないコツの1つは、髪質に合わせて、設定温度を使い分ける。
上下50℃以上の開きは、髪質によって変わります。例えば、
↑以上の髪は、多少の高温でも耐えられるので、180℃でOK
↑以上の髪は、150℃前後がベスト。
↑以上の髪は、140・130℃以下で我慢してください!
先ほども少し解説しましたが、200℃以上は論外なので使う機会はないと考えてOKです!
(美容師目線)
次に、ヘアアイロンの使い方を気をつけることで、カラー色落ちを最小限に抑えることが可能。
ストレートアイロンとコテで色落ちさせない「コツ」が異なるので、それぞれ別々に解説します。
ストレートアイロンでを使用するとき、最も気をつけるポイントは、髪を強く引っ張らない!
ストレートアイロンを使用するときは、
「グイっ」と強く引っ張るのではなく、
「スルッ」と、軽くテンションをかけながら、滑らせるように使用します。
このとき、ストレートアイロンが髪に当たってもよい時間は、4~5秒
例として、ミディアムぐらいが3~4秒、ロングが5秒といったところ
ストレートアイロン同様に、髪を強く引っ張らないことを意識してやさしく巻いてください。
巻きたいところを起点に、コテを髪に当ててよい時間は5秒以内。
ここで解説した内容は、色落ちしないアイロンの使い方。
綺麗なヘアスタイルを作る方法は、別記事をご覧ください。
↓【参考記事】アイロンの使い方
↓【参考動画】ストレートアイロンの使い方
「ストレートアイロン」と「コテ」どちらが色落ちすると思いますか?
どちらかと言えば、「ストレートアイロン」の方が色落ちしやすいと思います。
コテは、片面にだけ熱をもちますが、ストレートアイロンは、両面のプレート(鉄板)で髪をはさんで、上下から熱を加えます。
当然、両面から熱を与えた方が髪への負担が増えるので、ストレートアイロンの方が色落ちのリスクが高くなります。
髪に熱を与えながら「引っ張る」工程が、ストレートアイロンにあります。 この、「引っ張る」行為が髪によくないため、コテ以上に負荷がかかり、色落ちの原因となるのです。
高品質なアイロンを使い、正しい使い方をすれば、コテでも、ストレートアイロンでも、色落ちのリスクを最小限に抑えることができます。
ヘアアイロンでカラー色落ちを防ぐなら、ヘアアイロンの質にもこだわる必要があります。
残念ながら、安価で低品質のアイロンでは、どんな正しい使い方をしても色落ちの危険性があります。
プレートとは、アイロンの熱を発する部分。 高品質なヘアアイロンは、髪を熱から守るためにプレート部分が様々な加工がされているのですが、
安価なヘアアイロンは、ほとんど加工されていない場合が多いのです。
安価なアイロンは、設定温度にムラがあり、髪に与える熱が一定になりにくい傾向があります。 そのため、ある部分はしっかり熱が加わるが、ある部分は熱があまり加わらない…
温度のムラによって、上手くストレートにならない、またはカールにならないときがあるのです。
安価なヘアアイロンの性能は「最低限」に抑えられているので、「毛先がパサつく」「上手くセットできない」など、細かな使いずらさが沢山あるかも…
記事も後半に差し掛かったところで、1つ宣伝させてください。
「色落ち」と「ダメージ」を最小限に抑えた、近未来ストレートアイロンをご紹介します!
その名も、
ラディアントの、「ミニストレートアイロン」は、超有名美容室のトップスタイリストとの共同開発で作られた、ミニストレートアイロンです。
ラディアントミニストレートアイロンは、特殊なプレートが髪への負担を最小限に抑えます。 そのため、髪内部のカラー色素が熱変性を起こしずらいので、カラー色落ちの危険性が極めて低い。
色落ちを防ぐ共に、特殊なプレートの効果によって髪内部の熱変性を防ぎ、ダメージリスクを最小限に抑えます。
ラディアント、ミニストレートアイロンは、髪が濡れた状態で使っても、髪が傷みません! アイロンの常識を覆したこの効果の秘密は、特許技術のプレート! 具体的な構造は企業秘密ですが、乾き残しがあってもダメージなく使用可能。
安価なアイロンは温度のムラが大きく、温度を設定しても温度が上下してムラが発生します。 ラディアントミニストレートアイロンは、温度のムラがとても小さく、常に一定の温度で使用可能。
20秒以内で150℃に達するので、スイッチを入れてからすぐ使える利便性。
持ち運びに便利な小型サイズで、仕事先にも、旅行先にも使用可能アイテムです。
超高性能でありながら、開発者の要望で1万円を切る値段を実現!
販売価格
9,000円+Tax
お電話でご予約ご相談可能!
■電話・予約/044-872-8475↓ラディアント、ミニストレートアイロン公式サイト
とあるウェブサイトにて…
ヘアアイロンを高温に設定し、髪に熱を与えることで「カラー落とし」ができます。
ネットで「カラーを落とす方法」と検索すると、ヘアアイロンでカラーを落とす方法が解説されていますが、絶対やめてください!
アイロンで色落ちしてしまう原理は、髪内部のカラー色素が、高温で熱せられて色が変色し、破壊されることで色落ちしたと感じる。
(実は色落ちでなく変色)
高温で熱せられた髪は、カラー色素と共に、髪内部のタンパク質やキューティクルも破壊されます。
つまり、「アイロンでカラーを落とす」行為は、髪その物を破壊して、一緒にカラー色素を破壊しているのです。
これはまさに、髪の毛に対する「虐待」と「暴行」です。
髪の毛はあなたの身体の一部のはず!大切に扱わないといけません!
ここまで読んでくれてありがとうございます!
今日の要点を内容をまとめると、
本記事は、カラー色落ちに悩む方に向けて解説しましたが、
どんな正しい使い方をしても、どんな高品質なアイロンでも「髪に熱を与える」ことで色落ちしてしまいます。
残念ながら、絶対100%色落ちしないヘアアイロンはおそらくないかと…
ですが、色落ちを少しでも防ぐためにも、高品質なアイロンを使用して、正しい使い方で色落ちリスクを最小限に抑えましょう。
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