セルフはダメ？市販の黒染めで髪を暗くするデメリット3選とは？美容師が解説

もうすぐ就活だから髪を暗くしないと！

もうすぐ学校だから黒に戻さないと！

1回でもカラーをしている方であれば、誰もが経験する黒染め。

黒染めをする方法と言えば「市販の黒染めカラー」と「美容院で暗く染める」の2種類。

まあ黒だから、市販の黒染めカラーで染めれば良いよね。

と、思う方も多いはず。

美容師 森越

いえ！黒だからこそ、市販のカラー剤には注意が必要なんです！

同じ黒でも、ダメな黒色と、良い黒色があるのです。

いったいどう言うことか？

不自然に黒く染まった髪は、悪い意味で目立ち、悪い意味で目に留まります。

黒染めすると言うことは、なにか理由があるから黒染めをするんですよね？

その、なにかのために黒染めをして、悪い意味で目立ってしまうのは良くないこと。

美容師 森越

今回は、年間3500人のカラーを担当するSENJYUチームが、市販の黒染めカラーの注意点やデメリットを解説させて頂きます。

美容師 森越

そして、人前にでても恥ずかしくない、黒染めカラーについても解説させて頂きます。

市販＆美容室の黒染めの違い

まず、黒色にも種類があります。

例として、就活でも目立たない、むしろ印象の良くなる黒髪の例はこちら

• ブルーブラック

青光りの黒で、青みがかかった黒髪。

• アッシュブラック

ややくすんだアッシュ系の要素を混ぜた黒髪。

• ダークベージュ

ベースはベージュですが、就活の場合は黒に近いほど暗く染めます。

↑こうした黒髪は、市販の黒染めカラーで再現できるかと聞かれたら、ほぼ100%不可能。

なぜなら、上記の黒染めはヘアカラーに精通した美容師さんでないと再現できないからです。

美容師 森越

美容室の黒染めカラーは、お客様の要望や雰囲気に合わせて黒染めを行います。

美容師 森越

同じ黒でも、美容院ではパーソナルカラーを駆使してダークトーンに染めるのです。

美容師 森越

市販の黒染めはどんな髪でも染まるように、非常に濃い染料と強い薬剤を使っています。

つまり、市販の黒染めにパーソナルカラーなんてあったものではなく、問答無用で真っ黒に染まります。

この万人向けに黒く染まると言う点が、様々なデメリットを引き起こすので詳しく解説したいと思います。

黒染めで完全な真っ黒はありえない

日本人の髪色は「黒」だと思われがちですが、実は違います。

なぜなら、日本人の髪色は赤い色素の集合体で黒く見えているだけであって、元は髪色は赤なのです。

そして、赤色の集合体で髪が「黒」に見えても、実際は真っ黒ではなく「淡い黒」であって、完全に真っ黒の髪はありえません。

美容師 森越

以上の点を踏まえたうえで、市販の黒染めと美容院の黒染めの違いを見ていきましょう。

市販の黒染めカラーのデメリット3選

黒(暗)くなり過ぎる

美容師 森越

市販の黒染めカラーは、非常に濃い染料と、強い薬剤を使っているので、不自然なまでに真っ黒に染まりやすいのです。

そして、真っ黒な髪は像が浮いてしまうので、悪い意味で目立ちます。

↑加工ですが真っ黒な髪が不自然なのは一目瞭然。

カラーチェンジが困難

そもそも、暗く染まった髪を明るくすることは非常に難しく、ブリーチをしても綺麗に落とせない場合もあります。

美容師 森越

普通に髪を暗くしただけでも、簡単に明るくできないのに、市販の黒染めを使用すると、ますます髪を明るくできなくなる可能性があるのです。

数か月にわたってカラーチェンジできない…

なんてことにもなりかねません。

髪が過度に傷む

前述のとおり、市販の黒染めカラーはどんな髪でも染まるように非常に強い薬剤を使用しています。

そのため、髪に与えるダメージが大きく、髪が過度に傷んでしまう危険性があります。

また、髪だけでなく市販の黒染めカラー剤は、頭皮への負担も大きく、アレルギーのリスクも高め。

アレルギーによって頭皮が赤くなってしまうと、頭頂部の赤みが目立ってしまうことも。

美容師 森越

市販の黒染めの使用はよく考えてほしいです。

SENJYUチームの黒染めカラー

SENJYUチームは年間3500人のヘアカラーを担当するプロフェッショナル美容師です。

お客様の希望&ライフスタイルに合わせて黒染めカラーを提供します。

美容師 森越

印象の良い黒染めをお届けします。

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市販の黒染めを失敗された方へ

SENJYUチームは特殊なトリートメントを使用して暗く染まった髪を明るく戻す、カラー落としを提供しています。

美容師 森越

ブリーチを使わないカラー落としなので、髪への負担はありません！暗く染まった髪を自然に明るくします。

• 髪へのダメージは全くない
• ムラなく自然にカラーを落とせる
• 2～3トーンほど髪を明るくする
• カラー後1週間以内であれば効果を発揮しやすい
• 特殊なトリートメントで明るくする
• 仕上がりは艶がでて髪質が良くなる
• 施術時間は1.5～2時間

• 元の髪色を明るくする効果は無い
• 染まったカラーだけを落とす
• 髪質によって、1回の施術では完全にカラーを落とすことができない場合もある

まとめ

市販の黒染めは、失敗するリスクが非常に高いので本当に注意が必要。

暗く染まりすぎるのはもちろん、髪がチリチリに傷んでしまってはもはや、就活どころではなくなってしまう危険性があります。

• 市販の黒染めに1000円払うか？
• 美容院の黒染めに6000～8000円払うか？

夏休み明けの黒染めであれば、前者を選んでも良いかもしれません。

しかし「就職活動」は人生の分岐点。

就活失敗すると、黒染め失敗の非ではない100億倍の不幸が後々降りかかってきます。

髪を暗くしたいと思っている方へ、

市販の黒染めを使用すべきか？

今一度よく考えてほしいです。

今回は市販の黒染めについてネガティブな内容が多かったと思いますが、市販の黒染めが悪と言う訳ではありません。

就活など人生の分岐点の際に行う「黒染め」は、多少高くても確実な選択肢を選んでほしいと言うことを解説させて頂きました。

美容師 森越

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