ヘアカラーをしたけど…
ヘアカラーの色持ちが悪くて困っています💦
色持ちを良くする秘訣ってありませんか?
実は、ヘアカラーの色持ちを良くする秘訣は「染める前」にあるのです。
↑期間は例です。
染めた後だと、ホームケアを頑張っても意味がないかも?
色持ちを良くするにはホームけケアも大切です。
しかし、それ以上に大切なことは美容師さんの技術であることを覚えてほしいです。
今回は、年間5000人担当美容師SENJYUチームが、ヘアカラーの色持ちを良くする方法を詳しく解説します。
色持ちを良くしたいと思っている方は必見の内容です。
通常のヘアカラー(アルカリカラー)で染めたとき限定の話で解説します。
一般の方でも分かりやすく解釈できるように、髪の脱色&染まり具合を「%」で表記しています。
私達プロの美容師さんからすると、少々語弊のある内容になっている箇所があるかもしれませんがご了承下さい。
目次
まず、ヘアカラーの中には2種類の薬剤が含まれています。
元の髪色を削るために配合されている。
髪色を染めるために配合されている。
↑カラー剤の中にもブリーチが入ってるんですか?
そうなんです。ブリーチで色を抜く工程は、ヘアカラーをする際に重要になります。
例として、染める前の黒髪に赤色のカラー染料を被せても、髪を赤色に染めることができません。
なぜなら、元の黒色が邪魔をして赤色が分からないからです。
これは、黒い画用紙の上から赤いクレヨンで絵を描いても分からないのと同じ理屈になります。
黒髪のままでは髪が染まらないので、脱色剤(ブリーチ)を使って髪を明るくします。
髪が明るくなれば、髪を染めることができるのです。
↑黒い画用紙も黄色に脱色すれば、赤いクレヨンで絵を描くことが可能。
脱色剤(ブリーチ)で髪色を削らないと、ヘアカラーはできないと思って下さい。
結論、カラーの色持ちが悪い人はブリーチ(脱色)に問題があった可能性が高いです。
元の髪色が100%だとして、ヘアカラーをして50%の明るさで髪を染めるとします。
50%の髪色に染める際は
↑上記が理想。
ベースカラーが30%の場合、50%の染料を被せても30%にしか染まりません。
この場合、ブリーチ不足が原因の暗すぎるカラー失敗になると言えます。
つまり、希望のトーンに染める際は、同じトーンに脱色(ブリーチ)をする必要があるってことですね?
その通りです。
先ほどとは逆で、70%に脱色をしてしまった例を見てみましょう。
必要以上に脱色(ブリーチ)をしてしまったオーバーブリーチの状況。
ただ、この場合は50%の染料を使っても50%の髪色に染めることができます。
30-50は足りないけど、70-50は20余るので染める分には問題ないと言うこと。
↑理想は50%に染めることだから、問題なさそうですけど?
この後に問題があるんです。
↑期間は例です。
ブリーチで50%しか明るくなっていない髪に比べて、髪色を削りすぎてしまった70%の髪色の方が色持ちが悪くなります。
つまり、色持ちの良し悪しは髪の脱色具合で決まるのです。
希望の髪色(トーン)が50%ならば、50%ジャストの脱色(ブリーチ)をすることで、色持ちが良いカラーを再現可能。
もし、50%のブリーチで良いのに70、80%のブリーチをしてしまうと、オーバーブリーチとなり色持ちも悪くなってしまいます。
決して「明るくする=悪い」と言う訳ではありません。
オンカラーをする前は、適切なトーン(明るさ)までブリーチをしないと綺麗に染まらない、色持ちも悪くなると言うことです。
分かりやすく解説するために「%」の表記を使っています。
「%」の表記はSENJYUチーム独自の解釈だと思って下さい。
同じパワーのブリーチ剤を使用しても、髪質によって脱色される度合いは異なります。
そのため、脱色(ブリーチ)で希望の明るさにする場合、髪質別でブリーチのパワーを調節する必要があるのです。
どんな髪質だと色が抜けやすい&抜けずらいとかあるんですか?
一例をご紹介します。
↑なんか難しそうですね💦
非常に難しいです!そのため、髪質に合わせたブリーチ薬剤の調節は一朝一夕で身に付く技術ではないのです。
カラー剤と髪質をしっかり理解して、圧倒的なヘアカラーの経験値がある美容師さんのみ再現できる技術と言えます。
色落ちが早いだけでなく、髪のダメージも大きくなってしまいます。
さらに、ダメージが大きいほど色落ちも早くなるデメリットもあります。
以上のことから、オーバーブリーチは悪いことしかないと言えるのです。
SENJYUチームは髪のダメージを最小限に抑えたダメージレスカラーを得意にしています。
髪のダメージは色落ちの大敵。
そのため、色持ちを良くする秘訣はダメージさせないことが最も重要と言えるのです。
SENJYUチームは、本記事で解説した脱色のコントロール、プレックス剤やアフタートリートメントを駆使して、ダメージを感じないヘアカラーを提供しています。
↑全て色持ちを良くする方法なのですが、
それ以前に、今のカラーは色持ちが良いカラーなのか?
脱色のコントロールを意識してカラーをしているか?
もし、色持ちが悪くて困っている人は、今のヘアカラーに問題があるかもしれません。
その場合、次も同じ美容室でカラーをすべきか?よく考える必要があると言えます。
ヘアカラーは髪に色を被せるだけのメニューではありません。
染める前の脱色(ブリーチ)で色持ちの良さが決まる可能性があるのです。
もし、普段から色持ちが悪くて困っている方は、大元のヘアカラーに問題があるかもしれません。
大元のヘアカラーに問題がある場合、アフターケアを頑張っても色持ちの早さが変わらないなんてこともあります。
ヘアカラー色落ちでお悩みの方は、年間5000人担当SENJYUチームになんでもご相談下さい。
相談は「解決」への第一歩!
後ではなく「今」相談してほしいです♪♪
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