急遽、髪を暗くする必要がある。
けど、暗くするのは短期間で良い。
黒染めスプレーを使いたいのですが、バレませんかね?
黒染めスプレーを使用すると、髪に悪いことが起きますか?
結論、黒染めスプレーには様々なデメリットがあるので、安易な気持ちで使用すべきではないと思っています。
もし、間違った使い方をしてしまうと、色ムラになったり、髪を傷めてしまう可能性もあるのです。
今回は、年間5000人担当美容師SENJYUチームが、黒染めスプレーを使用する際の注意点を詳しく解説します。
本記事は、あなたは黒染めスプレーを使うべきか?が分かる内容になっています。
本記事は黒染めスプレーを否定するために書いた訳ではありません。
また、本記事の内容は全てSENJYUチームの主観なのでよろしくお願いします。
目次
黒染めスプレーとは、黒色の染料が入ったカラースプレーのことです。
薬局やスーパーで売られていて、お値段は数百円ほど。
即日、髪を暗くできるお手頃さが魅力です。
黒染めスプレーは、髪を染めている訳ではなく、黒い染料を被せているだけの効果です。
そのため、黒染め効果は一時的で、シャンプーをすると染料が落ちてしまいます。
しかし、一時的な効果だからこそ、髪を染めたくない人にとって都合が良いのです。
美容師目線で言うと、黒染めスプレーの使用は「1日だけ」にしてほしいです。
「1日だけ」と言うのは、1回使ったら数ヶ月は使用しないイメージです。
これは、黒染めスプレーを連日使用すると、様々なデメリットが発生する可能性があるからです。
黒染めスプレーにデメリットはあるのでしょうか?
美容院の黒染めと違っていつくか注意点があるのでご紹介します。
ここでは、使用する前に知っておきたい、黒染めスプレーのデメリットをご紹介します。
黒染めスプレーは、黒色の染料が霧状に出てくるので、そのまま使用すべきではありません。
服や洗面台を汚さないためにも、いくつか用意すべき物があるのです。
黒染めスプレーを使用する際、最低限準備してほしい物は以下の通りです。
素手で黒染めスプレーを使用すると、手が真っ黒に汚れてしまう可能性があるので、ビニール手袋は必須だと思って下さい。
色ムラを防ぐために、目の細かいクシを用意しましょう。
洋服や、首元が汚れないようにクロスがあると便利です。ない場合は、ラップなどで代用しましょう。
↑普通のヘアスプレーには必要ない物ですね。
黒色の染料が霧状に出てくることを考えると「汚れない対策」をする必要があるのです。
黒染めスプレー最大のデメリットは、色ムラになりやすい点だと思います。
基本的に、黒染めスプレーを使い慣れている人は少ないので、初めて使用する際、均等にスプレーするのは難しいのです。
髪が長い、毛量が多い人は特に色ムラになるリスクが高めです。
色ムラにならないように、黒染めスプレーはたっぷり使った方が良さそうですね。
そう思いますが、たっぷり使ったら使ったで、不都合な事になるかもしれません。
黒染めスプレーは、適量使用すれば自然な黒髪になるのですが、
過度に使用すると「髪を染めた感?」と「ザラザラ感」が出てしまうのです。
そのため、黒染めスプレーを過度に使用した髪は「染めた」とバレてしまうかもしれません。
色ムラを防ごうと、黒染めスプレーを沢山使いすぎると、不自然な印象になってしまう点も大きなデメリットと言えます。
基本的に、黒染めスプレーを使用すると、髪が傷んでしまうと思って下さい。
これは、染料が髪に付着することで、髪同士の摩擦が大きくなり、摩擦によって髪表面が傷ついてしまうからです。
黒染めスプレーを沢山使うほど、髪を傷めるリスクも高くなります。
黒染めスプレーは、髪を傷めるリスクがあるからこそ、1日だけの使用で終わってほしいのです。
黒染めスプレーを使用すると、洗面台が汚れます。
汚れた部分をそのまま放置すると、落とすのが難しくなるので、染料で汚れた部分はすぐ拭き取りましょう。
また、使用後にシャンプーすると、お風呂場も汚れやすいので注意して下さい。
黒染めスプレーは色を被せるだけの効果ですが、多少髪に色素が浸透してしまう可能性があります。
髪に色素が浸透してしまうと、その部分だけ中途半端に暗くなったり、色ムラになってしまいます。
さらに、黒染めスプレーの色素は、ヘアカラーの効果を阻害してしまう可能性もあるのです。
黒染めスプレーを連日使用すると、不自然な髪色、色ムラ、になってしまう可能性があるのです。
↑「とりあえずの黒染め」ならば、黒染めスプレーでOKだと思います。
軽い色ムラになってしまっても「とりあえず」の用事だったら、大きな不都合はないはず。
↑人生の一大イベント、身なりをしっかりする必要がある場合は、黒染めスプレーの使用は避けるべきです。
色ムラになってしまえば印象も悪くなりますし、色ムラを直すためだけに朝の時間を奪われてはたまりません。
なるほど!就活は人生を決める一大イベントなので、黒染めスプレーの使用は控えようと思います。
そうですね。「印象の良い髪色」になりたいならば、美容院で黒染めをしてもらいましょう。
黒染めにも種類があり、単に暗く染めるのではいけません。
もし、真っ黒な色を被せて終わりにしてしまうと「野暮ったい」「地味」な印象になってしまいます。
そのため、髪を暗く染めるには、お客様の肌色、雰囲気に似合わせたカラーの選別を行う必要があるのです。
「清潔感がある」「印象が良い」黒染めは、美容院だからこそできる技術なのです。
あの「黒染めには種類」があるって言ってましたけど、どんな黒染めがあるんですか?
では、SENJYUチームおすすめの黒染めカラーをご紹介します。
濃いブラウンを入れた黒染め。無難な仕上がりになるので、就活や面接などにおすすめです。
ブラウンより透明感のある仕上がりになります。
濃いブルーを入れる黒染めです。光に当たると青光りする点が魅力です。ややおしゃれ感が強いので、状況によっておすすめできない場合があります。
↑どの黒染めが良いかは、お客様の希望と相性で決めさせて頂きます。
短期間で黒染めを落とすこともできるのでよろしくお願い致します。
決して、黒染めスプレーを使用してはいけない訳ではありません。
しかし、黒染めスプレーは、黒く染まっただけの見た目になるので注意しましょう。
自然で、印象の良い髪色にしたい方は、美容院で染めてもらうことをおすすめします。
SENJYUチームは、お客様に似合わせた黒染めを得意にしていますので、気になる方はいつでもご連絡お待ちしています。
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