パーマをかけたけど「左右非対称」になった方へ
左側or右側のカールだけゆるい感じがします。
かけ直しをお願いした方が良いですよね?
パーマ失敗されたのならば、かけ直しをお願いしても問題ありません。
ただ、パーマのかけ直しには注意点があるほか、そもそも左右非対称ではなかった可能性もあります。
今回は、年間5000人担当美容師SENJYUチームが、パーマが左右非対称になってしまった原因と対処法を詳しく解説します。
目次
まず、パーマが左右非対称になったと感じるお客様へ
そもそも、本当に左右非対称なのか?を調べる所から始めましょう。
実は、左右非対称に見えているだけの可能性もあるのです。
パーマドライは少々コツが必要で、間違った方法で髪を乾かしてしまうと左右非対称になってしまいます。
つまり、本当は左右対称にパーマがかかっているけど、ドライに問題があることで左右非対称になってしまったと言うこと。
パーマ初心者の方は、ドライが上手くいかず仕上がりが左右非対称になってしまうことがあるのです。
パーマドライに苦手意識を持っている方へ
一度、髪を軽く濡らしてからもう一度乾かしてほしいです。
パーマドライのコツは、髪をおろした自然な状態で乾かすことです。
「ねじって乾かすとパーマが長持ちする」と教える美容師さんがいますが、SENJYUチームはおすすめしていません。
なぜなら、パーマをかけた後の自然の状態が一番綺麗なシルエットなので、それを指でねじってしまうと綺麗な状態を崩してしまうからです。
さらに、指でねじると髪が引っ張られるので、髪に負担がかかり、むしろパーマが落ちてしまう可能性もあります。
もし、毎日髪を強く&長くねじりながら乾かしている人は、その「ねじって乾かしていることが原因でパーマが落ちてしまっている」かもしれません。
左右どちらかのパーマが落ちてしまうと、パーマは左右非対称になってしまいます。
ねじって乾かす方法が100%間違っている訳ではありません。
強く&長くねじりながら乾かすのがNGと言うことです。
もし、髪をねじって乾かすならば、強く引っ張らない、やさしく&ゆるくを意識して乾かしましょう。
自然に乾かしたけど…
やっぱり左右非対称です💦
であれば「パーマ失敗」なので、パーマをかけ直しましょう。
ここで、なぜパーマが左右非対称になってしまったのか?
考えられる原因を3つご紹介します。
パーマをかける際、ウェーブを作るために薬剤を使用します。
しかし、左右の髪どちらか薬剤をしっかり付けることができなかった(塗りムラ)になってしまうことがあります。
そうなると、片側の髪だけウェーブが上手くかからず、左右非対称になってしまうのです。
同じお客様でも左右の髪質が絶対同じとは限りません。
なんらかの要因で、左右で髪質が異なる場合があるのです。
例として
↑上記に当てはまる場合「左右で髪質が異なる」こと前提でパーマをかける必要があります。
左右で髪質が異なる状態でパーマをかけるには薬剤の強さを変えたり、ロッド(髪を巻く道具)の太さを変える必要があるのですが、それができていないと左右非対称になってしまいます。
パーマをかける際、中間〜毛先の髪に軽さを出すために髪をすく(セニング)をすることがあります。
その際、左右の髪どちらかをすきすぎると、片側の髪が軽くなりすぎてしまうことがあります。
そうなると、軽い部分だけウェーブが強くでてしまうので、左右非対称になってしまうのです。
パーマが左右非対称だったら、かけ直してくれますよね?
多くの美容院は「無料お直し期間」があるので、遠慮なくお直しをお願いしましょう。
ただし、無料お直しを避けるべきケースもあるので注意してほしいです。
以下に当てはまる場合は、同じ美容室で無料お直しをお願いしても問題ありません。
左右非対称だけど…
↑パーマの不満点が「左右非対称のみ」であれば、同じ美容室でかけ直しを行っても問題ありません。
しかし、パーマのかけ直しは「無料お直し期間内」でお願いしましょう。
期間がすぎてしまうと、無料お直しが難しくなります。
続いて、以下に当てはまる場合は、同じ美容室でのパーマのかけ直しは避けるべきだと思っています。
左右非対称だけど…
↑左右非対称以外にも色々不満点がある場合、同じ美容室でのかけ直しは避けた方が良いかもしれません。
パーマは難易度が高いメニューなので、美容師さんによって得意不得意が分かれます。
もし、パーマが苦手な美容師さんが担当する、綺麗にお直しできない可能性があるのです。
同じ美容室でのお直しに抵抗を感じたら、無料でもお直しは避けるべきだと思っています。
ここでは、他店でパーマをかけ直す際の注意点を解説します。
左右非対称に限らず、パーマのかけ直しはパーマが得意な美容師さんにお願いしましょう。
先述のように、パーマは難易度の高いメニューのため、美容師さんによって失敗リスクがあります。
他店でかけ直しのお願いをしても、パーマが苦手な美容師さんに当たってしまうと、再度失敗されてしまう可能性があるのです。
パーマが得意な美容師さんはどうやって探せば良いのでしょうか?
詳しく解説した記事があるので、ぜひご覧下さい。
ここでは、他店でパーマかけ直しをする際、美容師さんにお伝えしてほしいことをご紹介します。
数週間すぎてしまった場合「〇月の上旬」など、おおまかで良いのでパーマをかけた時期を伝えて下さい。
コールドパーマ、デジタルパーマ、酸性パーマなど、どんなパーマを行ったか?教えてほしいです。
どんなパーマスタイルを望んでいたかが分かる画像を3〜5枚ほど担当美容師さんに見せて、イメージを共有してほしいです。
↑分かる範囲内でお伝えしてほしいです。
パーマのかかりが左右非対称になっただけであれば、イージーミスなので同じ美容室でかけ直しをお願いしましょう。
美容室は一定の確率でお直しされるお客様が来ること前提で営業をしています。
SENJYUチームは、パーマ失敗直し&かけ直しを得意にしている美容師です。
パーマ後になにか髪のお悩みがあれば、SENJYUチームになんでもご相談下さい。
今抱える髪のお悩みは「今」相談してほしいです!
相談することは「解決」への第一歩です。
SENJYUチームはリピート率90%超えの美容師集団。
お電話&LINEでのご相談は無料です✨
カテゴリー一覧から記事を探す
© 2016 SENJYUプロフェッショナルチーム
【掲載の記事・写真・イラストなどの無断複写・転載を禁じます】