白髪が黄ばむ原因とは？綺麗なグレイヘアにする方法を美容師が解説！

白髪が黄ばんで汚い💦

真っ白になるはずが黄ばんでしまった。

シャツの襟にできる黄ばみの様で見栄えが悪い。

黄ばんだ白髪は、なんらかの対処をしないと永遠に直らないと思って下さい。

しかし、白髪の黄ばみ消す方法が分からない方もいるはず。

美容師 森越

今回「白髪の黄ばみ」でお悩みの方に向けて、年間3500人のヘアカラーを担当するSENJYUチームがこの記事を書かせて頂きました。

美容師 森越

本記事は、白髪が黄ばんでしまう原因と、白髪の黄ばみを消す方法を解説します。

白髪が黄ばむ原因とは

美容師 森越

まず、白髪が黄ばむ根本的な原因を詳しく解説します。

「メラニン色素」で髪が着色される

髪が生成された直後は無色透明の白髪ですが「メラニン色素」によって着色されます。

そのメラニン色素には「黒の色素＝ユーメラニン」と「黄の色素＝フェオメラニン」の2種類が存在します。

ユーメラニンとフェオメラニンは「メラノサイト」で生成されています。

↑個数は例です。

メラニン色素の比率は個人差がありますが、日本人の髪は「ユーメラニン＝黒の色素」が多い傾向があります。

↑比率は例です。

当然、黒髪の状態だと黄ばみなど発生しません。

メラノサイトの機能が低下すると

美容師 森越

メラノサイトの機能が低下すると、髪が着色されないので「白髪」になると言われます。

美容師 森越

そして「黒の色素」と「黄の色素」どちらの生成も止まると、完全な白髪(グレイヘア)になります。

↑個数は例です。

「黒の色素」と「黄の色素」どちらも存在しないので、白髪が黄ばむことはありません。

綺麗なグレイヘアになれば良いのですが、白髪が黄ばんでしまうケースもあります。

フェオメラニンで「白髪が黄ばむ」

美容師 森越

黒の色素が皆無で、黄の色素が中途半端に生成されると、白髪は黄ばんでしまいます。

↑個数は例です。

黒の色素の生成は止まっているけど「黄の色素」だけ中途半端に生成されている状態。

美容師 森越

結果、黄の色素の影響で白髪が黄ばんでしまう訳です。

黄ばみはブロンドヘアの素質がある？

生まれつきブロンドヘア(金髪)の人の髪は「黒の色素」が非常に少なく「黄色の色素」が強くでます。

そのため、生まれつきブロンドヘアの人は黄色い髪に見える訳です。

美容師 森越

つまり、ブロンドヘアと黄ばんだ白髪は髪内部の構造が似ている可能性があるのです。

そいうえばブロンドヘアって黄色い髪でしたね。

その他、白髪が黄ばむ原因

美容師 森越

その他、白髪が黄ばんでしまう原因はいくつかあります。

要は「アルカリ性」が髪に付くと白髪が黄ばむってこと？

美容師 森越

いえ、アルカリ性が髪に付いた後、さらに熱が加わると白髪が黄ばんでしまうと言われています。

• パーマやカラーの後にドライ&ヘアアイロンを使用する
• 汗をシャワーで流した後、髪をドライする
• 海やプールに入った後、髪をドライする

↑「白髪＋アルカリ性＋熱＝白髪が黄ばむ」

白髪の黄ばみを取る方法

白髪の黄ばみを取りたいんですけど、どうしたら良いですか？

美容師 森越

では、ここで白髪の黄ばみを取る3つの方法をご紹介します。

ムラサキシャンプーを使う

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美容師 森越

ムラサキシャンプーを使用すると白髪の黄ばみが取ることができます。

なぜ、ムラサキシャンプーで黄ばみが取れるの？

カラーには特定の色が混ざるとお互いの色を打ち消し合う「補色効果」と言うものがあります。

カラーチャートで見る「補色」は正反対にある色です。

↑黄色の補色(反対色)は紫色であることが分かります。

美容師 森越

黄色の補色である紫色を入れると、黄ばみを取ることができます。

ムラサキシャンプーは髪質によって濃く入りすぎたり、綺麗に黄ばみが取れない場合があります。

そのため、ムラサキシャンプーは黄ばみ取りではなく「黄ばみ予防」として使ってほしいです。

綺麗に黄ばみを取りたいんですけど…

美容師 森越

ぜひ、美容院に行きましょう！

髪に「やさしい脱白髪染め」

美容師 森越

「やさしい脱白髪染め」はファッションカラーをメインに使用して白髪を隠すメニューです。

白髪の黄ばみだけ取るのではなく、白髪自体を無くして黄ばみも一緒に消してしまう方法です。

ファッションカラーをメインに使用するので、従来の白髪染めより低リスクで白髪を染めることができます。

また、髪全体を明るくして白髪をぼかすことも可能です。

白髪染めをやめたくてグレイヘア(全頭白髪)にしたけど、黄ばみが嫌で白髪染めに戻りたい。

そんな方にぜひ「やさしい脱白髪染め」はおすすめです。

紫色のヘアマニキュアを被せる

黄色の補色である紫色のヘアマニキュア被せると、白髪の黄ばみを取ることができます。

クリア(透明)を混ぜた紫色を被せるので、濃く入りすぎることはありません。

仕上がりは、黄ばみが消えて淡い青みをが加わり、品のあるグレイヘアになります。

ムラサキシャンプーと違って、確実に黄ばみを消せる方法と言えます。

まとめ

最後まで読んでくれた方は分かると思いますが、白髪の黄ばみは生まれつきの髪質が影響しているのでセルフでは対処が難しいです。

白髪の黄ばみを綺麗に消したい際は、ぜひ美容師さんに相談してみましょう。

美容師 森越

SENJYUチームは「脱白髪染め」による白髪対策を積極的に行っています。

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