ブリーチNG？市販のカラー落としは後悔します！注意点と危険性を美容師が解説！

• カラーを失敗された。
• 思っていた色と違う。
• 暗すぎるから明るくしたい。

一刻も早く直したいから、市販のカラー落としを使いたい…

美容師 森越

そのお気持ちは良く分かります。失敗されたカラーでは外にでるのも嫌になってしまいますよね。

美容師 森越

ですが、市販のカラー落としは美容師の立場からするとおすすめできません。

本記事は、不安を大きくさせたい訳ではありません。

また、市販のカラー落としを否定する訳でもありません。

美容師 森越

美容師だからこそ分かる、市販のカラー落としの注意点と危険性をお伝えしたいのです。

自体が悪化してからではもう遅い、なぜなら時間は巻き戻せないから！

美容師 森越

今回は、年間3500人のカラーを担当している森越チームが、カラーを失敗された方に向けてこの記事を書かせて頂きました。

• カラーを失敗された。
• 市販のカラー落とし薬剤を使用して失敗した。
• 一刻も早くカラーを落としたい。

カラー失敗、カラーを落としたい方必見の内容です。

市販のカラー落とし薬剤とは

コンビニや薬局で目にするブリーチ剤や、ハイトーンのカラー剤を「市販のカラー落とし」だと思っています。

カラー落としは、明るいトーンの色を入れるか、ブリーチを使って強制的にカラーを脱色させればカラーは落とせます。

美容師 森越

つまり、市販のカラー落としでも、美容院でのカラー落としでも、カラーを落とす方法と原理は同じなのです。

ではなぜ、市販のカラー落としを使ってはいけないの？

注意！市販のカラー落とし薬剤の危険性

美容師 森越

市販のカラー落としは薬剤のパワーが強すぎるため、髪と頭皮に過度な負担がかかる危険性があります。

人の髪は千差万別で、髪が太い方もいれば、細い方もいます。

美容院では髪質の状態に合わせて薬剤の強さを調整して使用するのですが、

市販のカラー落としはどんな髪質でもカラーを落とすことができるように、とても強い薬剤を使用しています。

薬剤のパワーが強いということは、それだけ副作用も大きくなり、髪と頭皮に負担がかかります。

• 強い薬剤を使用する必要がない方には、過度な負担がかかる。
• 根元毛先がムラになりやすい。
• 明るすぎる仕上がりになるかも。
• 失敗したときの代償が大きい。

美容師 森越

万人向けで作られている市販のカラー落としは、様々な注意点があることを忘れないでください。

ブリーチによるカラー落とし失敗の危険性

美容師 森越

市販のカラー落としで一番怖いのが「ブリーチ失敗」です！

• かなり深刻な色ムラになる。
• 髪が強く傷む。
• 枝毛、切れ毛になるかも。
• 頭皮も強く傷む。
• 失敗すると、お直しが非常に難しい。
• 美容室によってお直しを断られる場合もある。
• 綺麗に直せる保証がない。

市販のブリーチを否定しているのではなく、失敗する危険性をお伝えしています。

美容師 森越

ブリーチ失敗は、後戻りができないほど深刻な事態に発展する危険性があります。

カラーの知識が豊富で、普段からお客様にもブリーチを提供している美容師でさえ、セルフでのブリーチは避ける方もいます。

これは、セルフブリーチがどれだけ難しいのか、そして失敗するとどれだけ大変な事態になるのか、よく知っているからです。

市販のブリーチ剤を使用する前に

ブリーチを使用したカラー落としは非常に難しく、失敗すると、本当に大変な事態に発展する可能性があります。

美容師 森越

市販のブリーチの使用は今一度よく考えてほしいです！

ライトナー(脱染剤)もブリーチ(脱色剤)どちらも注意が必要！

• ブリーチは薬剤のパワー(強)
• ライトナーは薬剤のパワー(中)

↑だと思ってください。

つまり、ライトナーの方が薬剤のパワーが下がったことで、ブリーチより難易度が低いので安全に使用できる。

と、他の記事で書かれていましたが、

美容師 森越

残念ながら、ライトナーのカラー落としも非常に難しいです。

• かなり深刻な色ムラになる。
• 髪が強く傷む。
• 枝毛、切れ毛になるかも。
• 頭皮も強く傷む。
• 失敗すると、お直しが非常に難しい。
• 美容室によってお直しを断られる場合もある。
• 綺麗に直せないかもしれない。

ブリーチの失敗と全く同じですね…

美容師 森越

ライトナーも扱いが本当に難しいので、ブリーチより安全にカラー落としができるとは思っていません。

扱いの難しさはブリーチより下がったともいえますが…

市販のカラー落としを安全に使用する方法ってあるの？

あの、市販のカラー落としを安全に使用する方法ってありますか？

美容師 森越

経験と実績を積んだ後、市販のカラー落としで使用されている薬剤の知識を身につければ、安全に使用できると思います。

• 数十回単位で市販のカラー落とし薬剤を使用している。
• 市販のカラー落としで使用されている薬剤の種類をしっかり理解している。
• 自分の髪質やダメージレベルをよく理解している。
• その他、美容師並みにカラーの知識を持ち合わせている。

↑以上、全ての項目に当てはまった方であれば、安全に使用できるのではないか？ と森越チームは思っています。

絶対無理ですよね…

結論

「カラー落とし」は極めて専門的で、難易度が高い技術です。

美容師 森越

専門知識を持たない方は、どうか安易な気持ちで市販のカラー落としを使用しないでほしいです！

ダメージゼロのカラー落とし

美容師 森越

森越チームは、ダメージゼロでカラーを落とす技術を提供しています。

• 薬剤を使用しないカラー落とし。
• 髪へのダメージは全くない。
• 色むらなく自然にカラーを落とせる。
• 2トーンほど髪を明るくする。
• カラー後1週間以内であれば効果を発揮しやすい。
• 特殊なトリートメントで明るくする。
• 仕上がりは艶がでて髪質が良くなる。

ダメージゼロなんて最高ですね！どれほどカラーが落ちるんですか？

美容師 森越

では、森越チームのカラー失敗直しBefore・Afterをご覧ください

自然な感じに色が落ちていますね！しかも髪が艶々で綺麗になってる！

美容師 森越

森越チームのカラー落としは素晴らしい技術ですが、注意点もあります。

• ブリーチほど脱色力はない。
• 髪質によって2トーンも上がらないお客様もいる。
• カラー後2～3週間以上経つと効果を発揮できない可能性がある。

完璧な技術ではないことを覚えてください。

美容師 森越

カラーを失敗されてお困りの方は、できるだけ早めの対処をおすすめします。

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その他、間違ったカラー落としの方法

市販のカラー落とし以外にも、美容師目線でおすすめできないカラー落としの方法はいくつか存在します。

• 紫外線に当てる。
• アイロンで熱を与える。
• 何度もシャンプーをする。
• 髪を乾かさずに、濡れたまま放置する。

• 自分で染め直す。
• 同じ美容師さんお直しをお願いする。
• 返金交渉せずに放置する。

まとめ

今回は、市販のカラー落としの注意点と危険性を詳しく解説しました。

市販のカラー落としは、使ってはいけない訳ではないのですが、注意点や危険性が多すぎると思うのです。

もし安全に使用したい場合は、自分が美容師並みの知識を身につけほしい…

でも、普通に考えてそんなことはできませんよね？

美容師 森越

カラー落とし専門的な技術なので、美容師さんにお任せしてほしい、というのが本記事の結論になります。

森越チームは年間1000人のカラー失敗直しを担当しています。

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