今回は、SENJYUチームのケアケアリスト平井洸次(ひらい こうじ)をご紹介します。
平井こうじさんは、SENJYUチーム結成時のメンバーでもあり、チームの古株でもあります。
本記事は、SENJYUチームに長く在籍する平井こうじさんが美容師になったきっかけや、毛髪ケアリスト、SENJYUチームへの想い、そして将来の目標をご紹介します。
物腰が柔らかくとても話しやすい平井さんの魅力を、たっぷり紹介させていただきます。
目次
私、平井こうじが得意な技術は「髪質改善メニュー」です。
髪質改善メニューに関しては、メンバーの中で一番知識&技術があると思っています。
髪質改善メニューは、SENJYUチームが2018年から取り入れた集客の要となるメニュー
具体的には
↑以上のメニューだけで、年間4000人近くのお客様を担当
SENJYUチームの圧倒的集客の秘密は「髪質改善メニュー」にあると言えます。
平井こうじは、髪質改善メニューで多くのお客様から指名をもらい、支持を受けています。
髪質改善メニューに関しては、チーム結成時から誰よりも勉強してきて、練習も重ねてきました!
毛髪の知識については、チームメンバーNo.1だという自負もあり、得意とする髪質改善や酸熱トリートメント、髪質診断で多くのお客様に美しく満足のいくヘアスタイルをお届けできるように日々精進しています。
チームでは、「毛髪ケアリスト」として、お客様の髪質にベストな施術やアドバイスを提供しています
毛髪知識は誰にも負けません!自らメーカーに足を運び積極的に学んでいます。
——「毛髪ケアリスト」ってあまり聞きなれない言葉なのですが、どんなことを行っているのですか?
「毛髪ケアリスト」は一言で言うと、お客様の髪の毛を綺麗にみせるプロです。
美容室での施術だけではなく、例えばホームケアに関しての悩みを聞き、美しい髪がキープできるようアドバイスをしています。
例えば、頭皮が乾燥しやすい人が洗浄系のシャンプーを使うと余計乾燥してしまったり、逆に髪がしっとりしやすい人が、しっとりタイプのシャンプーを使うと髪がベタッとしてしまったりとか。
そういうアドバイスなどもひっくるめて、施術後の美しい髪をキープしたり、そのためにやるべきこと、また家ではどんなケアをしているかを聞き、最善のケアを伝えています。
ホームケアはめちゃくちゃ大事。帰宅後もキレイな髪をキープしてほしい。そんな想いからお客様の髪に合うホームケアを伝えています。
——お客様一人ひとりにベストなホームケアを教えてくれるなんて、とってもありがたいですね!
そうですね、喜んでくれるお客様は多くいます。
あとは時々間違ったケアをしている方に、正しいケアのアドバイスをし感謝されることが多いですね。
次回お店に来る時までしっかりホームケアを行い、美しい髪を維持して来てくれるお客様も多く、とても嬉しく思っています。
——毛髪ケアリストとして、大切にしていることを教えてください。
毛髪ケアリストとして大切にしているのは、カウンセリングですね。
カウンセリングをしっかり行い、「今抱えている髪の悩みを改善すること」を意識しながら施術しています。
カウンセリングでは、ひとりひとりのお客様に合ったトリートメントやカラーやパーマを行うのですが、どういう聞き方をすれば相手が気持ちよく答えてくれるかを日々考えています。
——とても難しそうですが、カウンセリング時に心がけていることがあったら教えてください。
僕は見た目が男っぽいので、柔らかい印象になるよう必ず白い服を着ています。
あとは施術をする時は、必ず右から入るようにしています。
右から入る理由は、利き腕側は警戒心があまりないと言われているため、右利きが多いとされている右から入るようにしています。
——すごい!話す前の行動から話しやすさを心がけているんですね。 意識するようになったきっかけはありますか?
きっかけは森越さんにアドバイスをもらったからです。
平井は見た目が男っぽいからこそ、どういう風に振る舞えばお客様にとって良いのかを考え続けることが大切。
僕はヒゲを剃る気や、髪を切る気がなかったので、それをカバーし話しやすい雰囲気にするためにのアクションとして、会話だけでなく行動も意識的に取り入れるようになりました。
——チームでNo.1と言われている毛髪知識はどうやって身につけたのですか?
入社してから毛髪知識は、正直めちゃくちゃ勉強しました。
休みの日にメーカーに直接足を運び学ばせてもらったり、自分でも知らないことはないというくらいたくさん勉強しました。元々負けず嫌いの性格なので、とにかく一番になるために勉強しまくりました。
この自主的な取り組みを先輩が知っていてくれて、ありがたいことに入社1年目でGARDENのオリジナルトリートメントの開発に携わらせてもらうことができました。
——入社1年目で開発メンバー!それってかなりすごいことなんですよね?
そうですね、抜擢いただいた時はむちゃくちゃ嬉しかったです。
同期からは正直結構浮いた存在だったと思います。(笑)
——ちなみにどんなトリートメントを開発したんですか?
誰が使っても失敗しないトリートメントを開発しました。
実はトリートメントって失敗しにくい技術ではあるんですが、失敗することもあるんです。ここでいう「失敗」っていうのは、仕上がり悪くなったり重くなったり、潤いが入らないことをさします。
その原因を考えた時に、流し残しや元々がしっとりしすぎている、などが挙げられます。
自分自身も失敗した経験があり、同じ思いをする人を作りたくなかったので、誰でも簡単にできる失敗しないトリートメントを開発しました。
——「毛髪ケアリスト」って奥が深いんですね。そもそも、平井さんはどうして美容師になろうと思ったんですか?
小学校まで話が遡ってしまうんですが、大丈夫ですかね?(笑)
僕は九州の佐賀県出身で、小学校6年間はずっと剣道をしていたんです。
というのも、小学校の頃の夢が「警察官になること」だったからなんです。でも、中学受験に失敗しそのタイミングで剣道をやめ、それと同時に警察官の夢も諦めました。
そして中学生で新しく芽生えたが「自動車整備士」。
実は僕は父を早くに亡くしているのですが、その父が自動車整備士だったこともあり、父の夢を引き継いで整備士になりたいと思い、中学卒業後は工業高校へ進学しました。
——自動車整備士と美容師は結構かけ離れているように感じるのですが、そこから美容師を目指したきっかけは?
中学同様サッカー部に入っていたのですが、そこで憧れの先輩が出来たんです。
僕はもともとファッションが大好きなんですが、その先輩がこだわりをもったおしゃれをしていて、それがとてもかっこよくて。
そんな先輩にビビっときて仲良くさせてもらっていました。
その先輩の進学先が美容学校だったのが、美容師に興味を持ったきっかけです。
——自動車整備士から美容師の夢へ変わったんですね。
変わったというよりも、美容師に興味を持ち自分を振り返った時に「自分は、人から喜ばれるのが好き」だと気付いたんです。
整備士も警察官も、そして美容師も、人から喜ばれたり笑顔にできる仕事なんだと。
あとは、工作など手先を動かし没頭できる作業も好きで、思い返せば高校では友達から市販のパーマをかけてくれと頼まれたり、文化祭や卒業式などイベントがある度にヘアセットを頼まれることが多く、それをやっている時がとっても楽しかったんですよね。
相手の笑顔が直接見れたり感じられることが、すごく楽しいし嬉しい。そういう結論に至り、美容師になろう!と決意しました。
——数ある美容室の中からSENJYUを選んだのはなぜですか?
福岡の美容学校に通いながら就活するなかで、絶対に日本の中心である東京の美容師になろうと決めていました。
実は就活では、SENJYU以外の美容室を受けていたんですが、たまたま空いた時間が出来たので、「なんならもう1社くらい見てみるか!」という軽い気持ちでSENJYUへ行ったんです。
SENJYUを利用するのは初めてだったんですが、シャンプーカットのみで訪れた美容室で想像以上に大きな衝撃を受けSENJYUに入ろうと決めたんです!
——どんな衝撃を受けたのですか?
美容室SENJYUは、ただ髪型を仕上げるだけではなく、対人(ひと)として接してくれることに感動と衝撃を覚えました!
ただのお客さんではなく「平井こうじ」という人間として向き合ってくれる姿勢に衝撃を受けたんです。
なんて気持ちの良い美容室なんだろうと。
言葉にするのが難しいですが「こういうのが美容師なんだ!」と直感で感じたんです。
——それまで受けていた他の美容室は違ったのですか?
今まで自分が入りたいと思っていた美容室は、カッコいいスタイルや、かわいいスタイルなど、自分が想像出来ないものを提供してくれることに惹かれ、それが一番良いことだと思っていました。
ただSENJYUは、もっと根っこの「対、人として接してくれている」というのが、一人の客として行った時に、本当に素晴らしくて感動してしまい、心が大きく動かされました。
技術うんぬんではなく根底にあるお客様を大切にする姿勢に衝撃を受けたんです。
そんな衝撃的な経験がありSENJYUを受け、無事入社することができました。
——無事SENJYUへ入社した平井さんですが森越さんとの出会いはいつだったんですか?
もともと銀座本店で働いており、そこでスタイリストデビューする予定だったんです。
そんな時に上司がたまたま森越さんと話しをしていて「森越さんは月間1,000万の売上をめざしているスゴイ人なんだよ。」と僕に教えてくれたんです。
美容師業界でそんな売上をめざす人は今まで見たことない!すごい!!!
それが僕の率直な感想でした。
——普通の美容師は月間どのくらいの売上をあげるものなんですか?
参考までに150万以上の売上があればトップスタイリストになれるんです。
この数字から見ても、1,000万を目指す森越さんに対して本気で尊敬したし、この話を聞いて、まじか、と衝撃を受けました。
僕が東京に出てきた理由を思い返してみると、そういうスゴイ世界を見たい、という思いを強く持っていたので、スタイリストになる前に森越さんと一緒に働いてみたい!と強く思いました。
その後、森越さんのいる武蔵小杉の店舗へ移動させてもらい、アシスタントにつかせてもらえるようになりました。
——スペシャリストチームに誘われた時の気持ちは?
「え、本当に僕でいいんですか?」という気持ちでした。(笑)
実は僕、一度森越さんのアシスタントを外されていたんですよ。
でもその時もずっと諦めなかったんです。
森越さんと一緒に働きもっと学びたい!いくらしかられても、絶対についていく!
そんな思いで追いかけていた時期があったので、誘われた時の喜びはひとしおでした。
そういった経験があったので、誘われた時はめちゃくちゃ嬉しかったです。
ーー実際にチームに入ってみてどうですか?
毎日「まだまだだな。」って思います。
どうしてかというと、森越さんや戸梶さんがすごすぎるから。
昔は自分はなんでもできるタイプだと思っていたんですが、2人を見るとその差に落ち込んだりしてしまいます。
ただ、落ち込むだけでは成長できないので、自問自答しながらあのときどうするのがベストだったかを常に考え次に生かしています。
毎日振り返って、次に生かしています。
ーー目標とする森越さんは、平井さんにとってどんな人ですか?
森越さんは、僕の人生の分岐点にいた人ですね。分岐点にいたのが、森越さんでめちゃくちゃ良かったなって思っています。
その当時、自分自身が25〜35歳の間で美容業界や地元の人に影響を与えられるような人になるために、何をすべきか考えていた時期だったんです。
そんな中で、目標とする森越さんからお誘い頂き、このチャンスを逃しちゃいけない、これは自分の中の人生のターニングポイントだ!と思いました。
今まで森越さんが全て教えてもらったことを信じて、 SENJYUチームに入る決断をしました。
ーーそんな尊敬できる先輩に囲まれる中で成長したと感じることはありますか?
成長かどうかはわかりませんが、SENJYUチームに入って今までよりもさらに「お客様に喜んでもらうこと」を考えるようになりました。
SENJYUチームは、パーマに失敗したお客様が多く、チームメンバー全員が「お客様を笑顔にしたい」と思いながら働いています。
僕自身も、自分が一番得意とする、毛髪のアドバイスでお客様を笑顔にしよう!と全力で取り組んでいます。
銀座の店舗にいた時は、美容師の世界を見てみたいという気持ちが多かったが、森越チームに入って「お客様さまを喜ばせる」ことを強く意識し行動しています。
ーー最後に、平井さんの今後の目標を教えてください。
僕、やりたいことや目標がたくさんあるんですよ!
ざっくり分けると2つあって、チームでの自分のスタイルの確立、そして一番大きな目標は地元への貢献です。
ーー素敵な目標ですね。それぞれ聞かせてください。
ーーSENJYUチームでの目標である、自分のスタイルの確立はどういった目標ですか?
自分が得意とする毛髪知識を活用し、毛髪ケアリストとして髪を傷めないポイントスタイルの提案を強化していきたいと思っています。
例えば8トーンくらいの明るい髪色のお客様がマンネリを感じた時に、髪を傷めずもっとおしゃれを楽しめるヘアスタイルの提案をできるようにしたいです。
最終的には、全部平井さんにお任せしたい!、というお客様を増やしたいです。
ーー最後に、地元への貢献について教えてください。
これは結構大きな目標なんですが、地元の人に勇気を与えられる人になりたいと思っています。
自分の活躍する姿を見て、「平井は昔はどうしようもない奴だったけど、最近すごいな!自分も負けないように頑張ろう!」そう、思われるような存在になりたいと思っています。
そのためには、まず実績を出すことが大切なので目の前のことに全力で取り組んでいきます!
あとは、1人で育ててくれた母親に親孝行をするのも目標です。
僕のチャレンジを、快くOKしいつも応援してくれる母親。親に対する感謝の気持ちを大切に親孝行をしていきたいと思っています。
ーーとても素敵な目標ですね!きっと夢や目標達成のために日々奮闘する平井さんの姿こそ、一番の親孝行になっている気がします。
本日は、美容師になる夢からSENJYUチームでの活躍まで、たくさんお話いただき本当にありがとうございました!
髪の悩みを抱える人は、ぜひ「毛髪ケアリスト」平井さんに施術してもらってはいかがでしょうか?
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