
「ワンダーシールド」は、髪を外的ダメージから守るアウトバストリートメントとして、美容室でもよく紹介されるヘアケアアイテムです。
ただ、名前だけ聞くと
ワンダーシールドって本当に効果あるの?
乾きが早くなるって聞いたけど本当?
他の洗い流さないトリートメントと何が違うの?
こう感じている人も多いのではないでしょうか。
実際、ワンダーシールドは一般的なアウトバストリートメントとは少し役割が違い、「守るケア」に特化したヘアケアとして設計されています。
この記事では、
について、美容師目線でわかりやすく解説していきます。
「ドライヤーの時間を少しでも短くしたい」
「湿気・花粉・紫外線などのダメージが気になる」
そんな人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
ワンダーシールドは、髪をコーティングして外部ダメージから守りながら、乾かしやすい状態を作るのが特徴です。
特に、ドライヤー時間が長い人や、湿気で髪が広がりやすい人ほど効果を実感しやすいアイテムです。
ただし、すべての人にとって必須というわけではありません。
この記事では、良い点だけでなく「向いていないケース」についても美容師目線で解説していきます。
目次

ワンダーシールドは、一般的な洗い流さないトリートメントとは少し役割が違うアイテムです。
多くのアウトバストリートメントは「手触りをよくする」「まとまりを出す」といった質感ケアが中心ですが、ワンダーシールドは外的ダメージから髪を守ることに重点を置いて作られています。
つまり、仕上がりを作るというより、ダメージが増えにくい状態をつくるためのヘアケアです。
ワンダーシールドが他のアウトバストリートメントと違うと言われる理由は、髪の表面にマルチバリア構造を作る設計にあります。
髪は日常生活の中で、次のような外的刺激を受け続けています。

こうした刺激が積み重なることで、髪は少しずつ乾燥し、チリつきや広がりが出やすくなります。
髪のダメージは、一度に大きく起きるというより、日常の小さな刺激の積み重ねで増えていくことが多いです。
ワンダーシールドは、この日常のダメージ要因から髪を守る「シールド」のような役割を担うヘアケアと言えます。
最近ワンダーシールドが注目されている背景には、ヘアスタイリングの習慣の変化もあります。
今は毎日のようにヘアアイロンを使う人も多く、髪は以前より熱ダメージにさらされる時間が増えていると言われています。
さらに、

といった環境要因によって、髪の広がりやパサつきに悩む人も増えています。
そうした背景から、最近は「ダメージを補修するケア」だけでなく、ダメージを増やさないケアに注目が集まっています。

ワンダーシールドでよく言われる効果のひとつが、ドライヤー時間が短くなるという点です。
これは単なる体感ではなく、髪の状態が整うことで水分が均一に抜けやすくなることが関係しています。
髪はダメージが進むと、水分の抜け方が不均一になりやすく、結果として乾きにくくなることがあります。
ワンダーシールドは髪表面のコンディションを整えることで、ドライ時の摩擦や引っかかりを減らし、結果として乾きやすい状態を作ります。

ドライヤーの時間が長くなる原因のひとつが、髪同士の摩擦です。
髪が絡みやすい状態だと、風がうまく通らず、乾くまでの時間が長くなります。
ワンダーシールドを使うと、髪表面の滑りが整うため、
こうした変化によって、ドライ時間の短縮につながりやすくなります。
ドライヤーの時間が短くなることは、単なる時短だけではありません。
実は、熱ダメージの総量を減らすことにもつながります。
ドライヤーの熱は必要なものですが、長時間当たり続けると髪の乾燥を進めてしまうことがあります。
髪は乾かす時間が長いほどダメージが増えるわけではありませんが、熱が当たる時間が短いほど負担は減りやすいです。
ドライ時間が短くなるということは、それだけ髪への熱負担を減らせる可能性があるということです。
もうひとつ見逃せないメリットが、スタイリングのストレス軽減です。
髪が乾きやすく、まとまりやすい状態になると、朝の準備がかなり楽になります。
こうした変化は、毎日の積み重ねで考えると意外と大きな差になります。

ワンダーシールドは「熱から守る」という表現で紹介されることが多いですが、
実際には熱ダメージをゼロにするものではありません。
大切なのは、髪にかかるダメージを「完全に防ぐ」ことではなく、増えにくい状態を作ることです。
最近はストレートアイロンやカールアイロンを毎日使う人も多く、
髪は常に高温の熱にさらされる状態になっています。
その中で起きやすいのが、髪内部の構造が変化してしまう「タンパク変性」です。
これは、髪が高温の熱を受け続けることで、
といった状態につながることがあります。


もうひとつの大きな問題が、髪内部の水分蒸発です。
髪は適度な水分を保っていることで、柔らかさやツヤを維持できます。
しかし高温のアイロンを繰り返し使うと、水分が急激に抜けやすくなり、
といった悩みにつながることがあります。
アイロンのダメージは、温度よりも回数で積み重なることが多いです。

ここでワンダーシールドが果たすのは、熱を完全に遮断することではなく、
髪表面をコーティングすることで、熱や摩擦によるダメージを増やしにくくするという役割です。
つまり、
という位置付けのヘアケアになります。

ここまで読んで、「結局ワンダーシールドは何をしてくれるの?」と感じている人もいるかもしれません。
シンプルに言うと、ワンダーシールドの役割は髪のダメージをこれ以上増やしにくくすることです。
多くのヘアケアは「ダメージを補修する」ことにフォーカスしていますが、
ワンダーシールドはダメージが増える原因を減らすという方向のケアになります。
まず理解しておきたいのが、ワンダーシールドは魔法のヘアケアではないということです。
ヘアアイロンやドライヤーの熱、紫外線、摩擦などを完全に防ぐことはできません。
ただし、髪表面にバリアを作ることで、
こうした影響を受けにくい状態にすることは可能です。
髪のダメージは「防ぐ」というより、増やさない工夫の積み重ねで変わってきます。
ワンダーシールドは、髪表面に薄い保護層を作ることで、外部刺激が直接髪に触れにくい状態を作ります。
その結果、
といったメリットが生まれます。
特に、毎日スタイリングをする人ほど、こうした小さな差が積み重なっていきます。

ワンダーシールドは「守るケア」として紹介されることが多いですが、
実際には髪表面のコンディションを整える成分設計によって、その効果が成り立っています。
特徴的なのは、髪を重くコーティングするタイプではなく、軽い保護膜を作るタイプの処方になっている点です。
ワンダーシールドは、髪の表面に薄い保護膜を作ることで、
などの外的ダメージを受けにくい状態に整えます。
この保護膜があることで、ドライヤーの風が髪全体に通りやすくなり、結果として乾きやすさにもつながります。
アウトバストリートメントの中には、油分が多くベタつきや重さが出やすいものもあります。
しかしワンダーシールドはミストタイプのため、髪全体に均一に広がりやすく、軽い質感を保ちやすいのが特徴です。
そのため、
こうした髪質でも使いやすい設計になっています。
オイル系トリートメントが重く感じる人には、ミストタイプのワンダーシールドが合うケースも多いです。

ワンダーシールドは、髪を劇的に変えるタイプの商品ではありません。
ただし、日常的に受けるダメージを減らすという意味では、非常に理にかなったヘアケアです。
特に、
こうした悩みがある人にとっては、日々のスタイリングを安定させるサポートになる可能性があります。
ワンダーシールドを使えば、どんな髪でも一瞬で美髪になるわけではありません。
ただ、ダメージを増やしにくい状態を作るという意味では、毎日のヘアケアのベースとして使いやすいアイテムです。
ヘアケアには「補修」と「予防」の考え方があります。
ワンダーシールドは、その中でも予防寄りのヘアケアと言えるでしょう。
ダメージが気になってから対処するより、ダメージを増やさない習慣を作ることの方が、結果的に髪は扱いやすくなります。

最後に、ワンダーシールドが向いている人を整理しておきます。
こうした条件に当てはまる人なら、ワンダーシールドのメリットを実感しやすいでしょう。

ワンダーシールドは、一般的なアウトバストリートメントと比べると少し価格が高く感じるかもしれません。
ただし、この商品は仕上がりを作るというより、ダメージを増やさないためのケアとして考えると価値がわかりやすいです。
実際に使っている人からは、
といった「日常の扱いやすさ」が評価されることが多いアイテムです。
特に、毎日アイロンを使う人や湿気で広がりやすい髪質の人ほど、違いを感じやすい傾向があります。

ワンダーシールドは、髪を外的ダメージから守るためのアウトバストリートメントです。
髪を劇的に変えるというより、ダメージが増えにくい状態を作ることで、日々のスタイリングを安定させる役割があります。
特に次のような人には、相性が良いヘアケアと言えるでしょう。
ヘアケアは「補修」だけでなく、ダメージを増やさない習慣を作ることも大切です。
毎日スタイリングする人ほど、こうしたケアの差が積み重なっていきます。
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